久々のゼロナイネタです
これはサイボーグ009カテじゃないと。

というわけで、さいたま市立漫画会館の企画展
『石ノ森章太郎の萬画ワールド』に行ってきました。
全国にマンガ関係の博物館は数あれど
県内にもあったことはこの企画展があるまで知りませんでした。
なんでも明治期から戦前にかけて活躍した
日本初の職業漫画家・北沢楽天の旧宅跡だそうで
漫画といっても現在の新聞の政治面に載っている
時事ネタ一コマ漫画の元祖といえる方だそうですが、
それがめぐりめぐって戦後『神様』手塚治虫や
石ノ森『御大』に繋がっていったものかと。

さて、大宮のいわゆる盆栽町に来たのは今回が初めてですが
駅からすぐ入ると閑静な住宅街。
関東大震災後、都内の盆栽園が移ってきたことから
この町名がついただけあって、だから一軒一軒の敷地が
広いのかと思ったら、必ずしも盆栽園ばかりではないようで
つまりはこの辺は大宮の高級住宅地ですか。
なかなかこういうハイソなところには縁が無いので
きょろきょろと辺りを見回してしまいました←不審人物

さて、本題の石ノ森章太郎展ですが
やっぱりお目当てはサイボーグ009.
やはり御大の代表作かつライフワークであるだけあって
最も多くの枚数がこちらに貸し出されていました。
もうすでに石巻の萬画館は再オープンしたというのに
何だか申し訳ないような気分です。
さて、60年代からずっと描き続けていただけあって
画風は初期からずいぶんと変化しており
その違いをじっくり見てみるのも面白かったですね。
また、同年代でも少年誌掲載の『ディノニクス編』と
少女誌の『エッダ編』がかなり違ったのも意外でした。
そんな中、店主の中で引っかかったのが
『JUN―章太郎のファンタジーワールド』に掲載された009イラスト。
その中でも巨大な石像の009がところどころ崩れかかっているのを
ジュンが見上げているという絵を見ながら
当時御大はシリーズをどうしたかったんだろうと
ゼロナイファンとして心をざわつかせずにはいられませんでした。

さて、曲がりなりにも一ファンとして気になるのは
神山監督作品の映画版。
見に行かなきゃなーと思ってるんですが……うーん
一時期の熱が冷めちゃったと言ってしまえばそれまでなんですが
設定として「それはどーよ」というのもいろいろありましたので。
でもその辺は同人業界としては冷静に受け止めてるとは思います
TVシリーズだけでも3作あって、それぞれ設定がまちまちなので
要はパラレルとして受け止めていられていますから。
「ウチは新ゼロ」「当店は平成ゼロ」
「この作品は新ゼロ設定、こっちは平ゼロ設定」
などとその辺の区別はちゃんと出来ているので
それに『神山ゼロ』が加わっただけかと。
まぁ、どれだけそっちの設定で書かれる方が出ますやら。

それより大きいのは、御大御自ら原案の『完結編』
いくら後出しだとしても、生みの親によるものである以上
無視できない“聖典”となってしまうわけで。
以前、バ●チでCHのプレストーリーをやるとかいう
話がありましたが、ぶっちゃけその比じゃないですよ。
真の「原作後」を書くのならその『完結編』後でなければなりませんが
ゼロナイほどの大ネタだったら『カタストロフ落ち』もありうるしなぁ
エヴァ劇場版みたいな。
神々との戦いで既存の世界が総て滅んでしまったら
「原作後」というのがそもそもありえませんし【泣】
サイボーグ戦士たちの、それでもきわめて「人間」らしい
なんてことのない日常ネタが好きなんだよぉ……
しかも、聞いた話ではかなり激萎えな設定だそうで
買おうかどうかこの期に及んで迷っています。
せっかく財布の紐も多少は緩められるようになったというのに……

本当は書く方にも手を出したかったんですけどね。
でもF1やらバレエやらベルリンやら
一から身につけなければならない知識がいろいろあったので
それに追われている間にCHとヨリを戻してしまいました【苦笑】
設定とかいろいろ考えついていたんですが……
さーて、またぼちぼちお勉強を始めましょうかねぇ。
ようやくDiaryNoteがつながったので
わざわざ凹むようなネタを書くこともあるまい。

<空自松島基地>救難機ヘリに「サイボーグ009」 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100916-00000013-maiall-soci
これを書かずに何で書く【爆】
空を飛ぶものだからじぇったんかと思いきや、飛ばないジョーでした。
でも、一応日本を守る部隊ですからねぇ。
ジョーも半分は異国の血ですが、日本国籍の日本代表ですから。
そうそう、GyaOで初回だけですが新ゼロの配信やってるそうで。
わ~い、和彦さんのジョーが聞けるぞ♪

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定点観測upしました。
NHKハイビジョンでやってる『名曲探偵アマデウス』
http://www.nhk.or.jp/amadeus/
夏休み中はよく朝っぱらの再放送を見てましたが
土曜にもハイビジョンでやってるんですね。
クラシックを多少勉強したいなとは思うんですが
聞いたことはあっても題名を知らないという曲ばかりなんで
この番組でまずはせっせと聞いて覚えてます。
ドビュッシー聞きながら『Asphalt Moon』に似てるとか【爆】
今日の(再)放送で取り上げられたのはショパンの『練習曲集』作品10.
これを聞きながらふと、アルベルトの十八番はショパンかもしれない
などと久々に彼のことを思い出してしまいました。

ピアニスト、アルベルト・ハインリヒのイメージはキラキラした技巧と繊細さ。
(すいません、ピアノ習ったことすらないです;苦笑)
生粋のベルリナーでありながら、ドイツロマン派や後の国民楽派のような
重厚さはちょっと似合わない。かといってフランスの
例えばドビュッシーのような軽やかさもちょっと物足りない。
となるとショパンやリストが一番イメージでしょうか。
番組を見ながら、音楽学校以来のショパンの練習曲で
機械の指を懸命に、かつてと同じ動きができるようになるまで
引き続けるアルベルトの姿が浮かんでなりませんでした。
(ピアノはもちろんベヒシュタイン)
そんなアルベルトに最もぴったりなのは、やっぱり『革命』でしょう。
ショパンも彼も祖国の自由と平和を求めていたんですから。
そんな激情と無力感をピアノにぶつけていたんじゃないでしょうか。
だとしたら『別れの曲』は不自由でも幸福だったヒルダさんとの日々を
思い出しながら奏でているのでしょうか・・・
ウチは生存パラレル志向ですが。

そもそもピアノという楽器自体、アルベルトに相応しいのかもしれません。
鍵盤を押すだけで音が出る、という構造は機械的といえば機械的。
その機械的な楽器をいかにして歌わしめるか、というのが
ピアニストのいわば永遠のテーマなんですから。

そういやF1雑誌もバレエの本もずいぶんご無沙汰です。
ルグリの番組もHDDに録っておいたのに・・・そろそろ見ないと。
ようやくゼミ発表が済んだーっ♪
まだ残り少しが来週に持ち越しになったんですが
それだって数ページをそれまでに読んで
5分程度にまとめればいいだけの話なので
これでようやくネットに接続できます【笑】

CHは春休みの間にコツコツ書き溜めてましたが
こっちは相変わらずさっぱりです【爆】
F1もバレエもまだまだテキストとして書くには知識不足ですし
そもそも原作が全然揃っていません【泣】
予算さえあればブクオフに行けるのですが。
最近じゃフランス語をちゃんと文法からやりたいと思ってますし
仏文科のところに行ってテキストサンプル拾ってこようかしら。

そんなわけで手頃な入門書の類があれば一にも二にも飛びついてしまいます。
この本はちょっと情報としては古いのですが
(スーパーアグリもホンダも撤退、KERS搭載などレギュレーションも大きく変化)
とりあえずアップデートは自分でするとして、それ以前の根本的な基礎知識を
仕入れるにはもってこいな本じゃないでしょうか。
ただ、この本だけでハリケーン・ジョーが書けるかというと
まだまだ全然足りません。これでようやくF1雑誌が読めるという程度で
やっぱり『F1の教科書』買わなくちゃ。ただ、同じ講談社の『FOMURA ONE 2009』
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3793435
とちょっと迷い中。『F1 Kindergarten』シリーズということで
これ以後も店主のような初心者向けのF1本を出してくれるんでしょうか。
ちなみに、数あるF1雑誌の中で店主が立ち読みしてるのは『Grand Prix Special』
http://www.sonymagazines.jp/grandprix/
連載コラムなんかはわりと初心者向けで、一年買って手元に置いとけば
それだけでかなりの情報量になるかも。

バレエに関しては、まずは地元の図書館に『Swan~白鳥』が全巻あるので
それをまずはコンプリートしてみてから。少女マンガですが
一通り読めば知ったかぶりできそうなほど、濃いです。
もしゼロナイ二次創作やるんだったら、以前考えていたブログサイトではなくHard-Luck Cafeにゼロナイコンテンツを増設する形で行こうかなと考え中。もちろん、今のCH’がとりあえず一段落ついたらの話ですが。

とはいうものの、知識がまるでないorz
ハリケーンジョーが書きたいのに、モータースポーツは全くの素人。
なのでこないだのF1日本グランプリぐらいTVで見たかったのに
なんでその日に限って学会なのよ!
先日紹介した『F1の教科書』はその名のとおり格好の入門書ですが
やっぱりチームの内幕を知らなきゃF1を多少知ってる人は騙せないでしょう。
取り上げられている『スーパーアグリ』は今年のシーズン半ばで撤退を余儀なくされた“失敗”ですが、その裏側を通してF1界における“成功”を垣間見られるんじゃないのかな、と。

店主が『サイボーグ009』二次創作において
特に『ハリケーン・ジョー』というサブジャンルに惹かれるのかというと、
その一つにF1というシステムがサイボーグ・島村ジョーとよく似ているからかもしれない。
数あるモータースポーツの中でF1グランプリというのは
エンジン・シャーシが1メーカーのみのインディなどと違い
各チーム、各メーカーがレギュレーションの枠の中で技術を競い合うという
ともすればハードの面に眼が行きがちですが、
実際のところ、マシンを動かしているのは人間。
本番のハンドルを握るのはチームに2人だけのドライバーですが
その裏にはテストドライバーはじめピットのスタッフ、
そしてラボでマシンの開発を支えるエンジニアなど
数多くの人間が関わって初めてサーキットを走ることができるわけです。
結局のところ、スーパーアグリの失敗もマシンや成績がどうのこうのというより
スポンサー不足というヒューマンファクターによるものだったのですから。
そういう、片や最先端の技術、片や濃密な人間関係という世界は
まさに人間でありなおかつ機械でもあるジョーにとっての天職なのではないでしょうか。

とはいうものの、F1の記事を注意深く読むようになって気づいたのは
この国におけるモータースポーツの注目度の低さ!
GPがあってもスポーツ面の隅っこに小さく結果だけですから。
CM露出だって、ハミルトンとバトンと・・・3つくらいだよ
現役F1ドライバーが出演してるのは。
さすがにブリジストンは単独タイヤサプライヤーだけあって
ドライバータイトルに一番近い選手を出せるのね

なかなかの快進撃を続けている中嶋Jrなんて一般の知名度はどれくらいなんだろう?
むしろ現在浪人中のタクマが頑張ってCM出てるもんね【笑】
F1ってのはハンドボールやホッケーなどのようなマイナー競技では決してなく
むしろ誰もが知っているスポーツなのだから
メディアもそれなりの扱いをしてほしい、と勉強中の身としては強く思います。
企業側もCMに出してあげればいいのに。世界で活躍する日本のサムライは
メジャーリーグやサッカー欧州組ばかりじゃないんですから。

とりあえず、来年タクマがF1を走れることを願っております。

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あと買った本は『覚書・幕末の水戸藩』
図書館にあったのを借りたのですが、ネタ用に手元にあった方が便利かなと思って。
ってどっちもCHじゃないじゃない!
ということで、定点観測でリハビリ中です。更新いたしました。
そのうちパッと消えてしまいそうな泡沫カテゴリーですが、増えてきたので作ってみました。ちなみにゼロナイ=『サイボーグ009』(作品名)、009=島村ジョーってことで一応区別。
でもDiaryNoteっていったんMy日記テーマを10個登録しちゃった場合、そのうちどれかをいったん削除→新テーマ設定、が難しいったらありゃしない。削除したテーマの記事を一つひとつ別のカテゴリーに移さなくちゃならないんですよ。これがもし100も記事があったらどうするんですか!そこまで増えたら削除しないと思うけど

で、本題その1。
ツタンカーメン王に娘?=胎児のミイラにDNA鑑定実施へ−エジプト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000154-jij-int
Yahoo!ニュース・考古学トピックスから。
ツタンカーメンといえばゼロナイファン的には『ファラオウイルス』!
『未来都市(コンピュートピア)』と並ぶ93ラヴ前提エピソードですが、ツタンカーメンの妃・アンケセナーメンの夢を見たフランちゃんのいじらしいこと♪
さて、そこからこの二人の子供らしいミイラが見つかったそうですが、死産だったんですか・・・しかも2人とも。ツタンカーメン自身、暗殺説が囁かれるくらいですからもしかしたら何らかの陰謀があったのかもしれませんが。
子供同士の政略結婚でしたが夫婦仲は良かったとWikiにもありますし・・・そう思うと胸が痛いです。しかもアンケセナーメンは夫の死後、後継の王の妃に納まったそうです。年の差は20歳ほどあった様子・・・それも政略結婚とはいえ、何を思ってまだ若い彼女は二度目の結婚に赴いたのでしょう。
さて、もう一方の二人も子孫の存在が公式で確定していますが、ということはツタンカーメンのようなもう一つの悲しい結果も回避できたということですよね。

その2、日曜にテレ朝で映画『ザ・コア』がやりますが
その吹き替えで井上和彦さんのお名前に反応してしまった店主はおバカです【爆】
って前にも見たんだよねぇ、しかもやっぱり吹き替え目当てで。
でもまだその頃はそこまで井上さんファンというわけじゃありませんでした。
ただ、いい声ですよねぇ。
洋画吹き替えの場合、アニメのような王子さま然としたようなキャラやクールな役柄というより、むしろ山岡士郎っぽい兄ちゃん入ったような役が多いので
そっちの方の井上さん好きな店主はついつい見てしまいたくなります。
でもTBSのドラマも見てるからなぁ、ベタな医療ドラマ【笑】
まるみえのナレーションで満足しますか、毎週お声が聞けますし。

その3。母が勤める病院に若い先生が入ったのですが、お名前が島村先生
女医さんですが。
『ファッションセンターしまむら』ぐらいじゃあまりに身近すぎて萌えませんでしたが
だって我が家の服の半分以上が『しまむら』 これはもうジャストミート!
だって医者ネタってジャンル問わずパラレルの定番ですから CHでも見かけた
なので母の話に島村先生が出るたび、今後全然関係ないところで勝手に萌えてることでしょう。
昨夜(っていうか今朝?)しらじらと外が明るくなるまで眠れなかったのは
3時過ぎまでゼロナイ二次創作の長編ものを読んでたせいもありますが
その後も興奮でなかなか寝付けませんでした。
アレを読んでしまうと自分が書こうとしているものが何とも浅薄に思えて・・・
ただ、そのボリュームとズッシリとした手応えに圧倒されたものの
じゃあ気に入ったかというと、どうも・・・
確かにあんな話、自分に書けませんが、かといって書こうとは思いません。
なんか、閉じちゃってるんですよねぇ世界が。
ゼロナイワールドで完結してしまっているというか。

ここまで考えて、自分がなぜ後期短編が好きなのか
ハリケーンジョーと舞姫フランソワーズに萌えるのか、判ったような気がします。
そこには現実世界との接点があるから。
サイボーグたちも自分たちと同じような日常を送っていて
彼らと自分たちと同じような普通の人間たちが絡み合い
その延長上に自分たちの住む世界があるんじゃないかと
錯覚してしまえそうだから。
何しろ新宿という地名、桜田門という駅名にすら萌えられる店主ですので。
もちろん原作長編的なドンパチ込みのネタもストックにありますが
そこでもベルリンの壁崩壊であったりナチスの負の遺産であったりバルカン半島での民族紛争であったりと思いっきり現実のザラザラした手触りのあるネタばかりです。
それは原作だって同じで、ベトナム戦争が激しさを増すころ
作者はサイボーグたちを彼の地に降り立たせてますから。

でもこういった日常性やリアリティに対するあくなき追求ってのは
おそらく遡ればパトに辿り着くんだろうなぁ。
かつてほどの情熱はもう無いにせよ、与えた影響はやはり偉大だ・・・。
BSでやっていたのでついつい見てしまいました。
だって1964年なんだもん。ゼロナイファンにとっては記念すべきアニバーサリーイヤーでしょう。

巨匠・市川崑監督の映像美もさることながら、ついつい目が行ってしまうのは、それぞれのメンバーの出身国の選手たち【爆】開会式の入場行進も、やれフランスだそれイギリスだとそれだけで興奮状態。思わずそれっぽい姿を探してしまったり【激爆】
思えばまだまだ日本にとって外国というものが身近ではなかった時代。そんな中、各国から集まったサイボーグたちという設定はかなり斬新だったはず。

東京五輪の時は、東西ドイツは統一行進を行ってたんですね。最近お隣の分断国家でやったりやらなかったりしているような。旗もおなじみのドイツの三色旗に五輪のマークを付けたもの。そういえば映画の中でも選手に東西の区別はなく、表彰式の際も国家の代わりに第九を流してました。
ですがその一方で依然としてベルリンの壁は存在し、当時もそれを越えようとしていくつもの尊い命が失われたのも事実。そんな中の統一チーム“ごっこ”は、004じゃなくとも「けっ、そんなの偽善じゃねぇか」と思ってしまいます。ちなみに本当の意味での統一チームによる参加となったのは、確か92年のバルセロナからだったでしょうか。
USAの大選手団の直後にUSSR・ソビエト連邦がケンカを売るようにまた大選手団で入場してくるというように、昔懐かしい冷戦を彷彿とさせる平和の祭典でもありました。

そんな大国の選手団と同じくらい、市川監督がスポットを当てていたのはアフリカの小国。各国が相次いで独立して『アフリカの年』と呼ばれたのが1960年。だから64年の東京大会では今回が初参加というチームもかなりおりました。各国鮮やかな民族衣装を身にまとっての行進は今も同じ。しかしまだまだほんの数人のみのさみしい入場でした。カメルーンなんて今ではサッカーの強豪なのに・・・。

でも、オリンピックを通して映し出されたのは当時の東京の、そして日本の光の部分。まだまだ当時の日本には影がまだ残っていたのでは、とジョーの身の上を思うたびに考えてしまうのですが。オリンピックを間近に控えての国を挙げての大興奮を、不良少年島村ジョーはどのように眺めていたんでしょうか?

といっても、やはりオリンピックの掲げる理想をゼロナイファンであれば素直に信じていたい。閉会式の絵は良かった、毎回おなじみですが、各国の選手が国の違い関係なしにみんな一緒に入場してくる、そんな光景が彼ら9人の結束と重なって見えました。何でこれが競技場の外で未だに実現されないものか。
最後にスクリーン(うちでは未だにブラウン管)に映し出された「この作りだされた平和を夢のままにしていいのだろうか」
という言葉にゼロナイと相通じるものを感じたのは店主だけではないはず。

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ってそろそろこのブログに『サイボーグ009』カテゴリ作った方がいいかも。
まだまだ増えるだろうし、この状況じゃ【笑】
本屋でいい本見つけちゃいました。『F1の教科書
[http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32062340]
F1トヨタ全面協力のこの本があれば
ドシロウトの店主にもハリケーン・ジョーネタが書ける!
ハリケーン・ジョー:009のF1レーサーとしてのニックネーム
つまりは「セナ=音速の貴公子」みたいなもの?
アニメ版ではジョーは元レーサーという設定。
二次設定でもその設定を活かしたレーサー・ジョーの日常ネタがある種のサブジャンルとして存在。
無論、店主の好物の一つでもある。

いや、マジで買ってしまいたいと思ってしまいました【爆】

最近すっかりメインのシテハンそっちのけでゼロナイにハマっております。
どのくらいハマってるかというと、こないだ買ったTUBEの新曲
「これで何かCHネタ書けないか」というより
頭の中でサイボーグたちに置き換えて妄想して萌えてます【轟爆】
しかも早々とブログはどこがいいか無料サイトあさってますし【笑】
でも、日常ネタメインでやろうと思っても
必要とされる知識をほとんど持ってないことに気がついて愕然。
上述のF1もそうですしバレエもそうピアノもそう。
使えそうだなと思うのは、学部の時第2外国語としてとっていて
院試の時にちょこと勉強し直したわずかばかりのドイツ語のみ。
そもそも幼児体験としてアニメ版に触れてたファンの中にはその延長上で
自然にF1やバレエに興味を持つようになった方もいるでしょうし
そんな方々と比べれば店主の付け焼刃はバレバレでしょう。
ということでしが、本屋でやたらとドイツのガイドブックとか
立ち読みしまくってます(なんでベルリン単品のが無いんだ!)
でも、そういうのって苦にならないんですよね。
CH書く時だって銃器関係の知識を一から集めまくりましたし。
ということで最近は東西ドイツ統一あたりのことをお勉強中です。
記憶にあると思ってて、意外と知らなかったりするんですよね。

でも問題は、いつまでこの情熱が持続するかということ。
目標は来年の2009年。『サイボーグ009』誕生45年であると同時に
2“009”年ですしね!
一番手っ取り早い方法は文庫版ででも全巻揃えること。「これだけ投資したんだから」という経済観念にも訴えることができて一石二鳥【笑】
でもやっとCH完全版全巻揃え終わったら今度はゼロナイかよ。
って来年はそれどころではないかもしれないんだし。

ということで、ますは全国の004ファンを代弁して
EURO2008、ドイツ決勝進出おめでとう!
『無敵艦隊』スペインを打ち破れ!

相変わらず断続的に続くサイボーグ009熱。
もちろん最愛カップリングは93なんですが、
公式カプ至上主義の店主がその次に好きなのは、
004ことアルベルト・ハインリヒ×彼の亡き恋人ヒルダの、通称アルヒル
彼女はアルベルトとともにベルリンの壁を越えようとするものの失敗、命を落としてしまいます。一方、彼は瀕死の重傷を負い、体の大部分を機械化されてしまうのですが。
そんな一見クールなニヒリストのアルベルトが、実は胸の中には今も亡きヒルダがいる、という悲恋を愛でるのが正しいアルヒルの鑑賞法、だと思います。
(でもアルベルトの周りにはけっこう女性キャラがついて回るのよね、
ヨミ編のビーナ然り、海底ピラミッド編の人魚然り)
でもそんな中、たまには目先を変えようとアルヒルサイト巡りをしていた時
偶然目にしたのがこんな企画、
ベルリンの壁で死んだはずのヒルダがサイボーグとなって復活!?というパラレル。
この企画に身震いするほど萌えたのは言うまでもありません。
だって妄想するからには愛するキャラクターに幸せになってほしいもの。
・・・って実はCH’とやってることは同じじゃありません?
ヒルダと槇兄はともにストーリーの途中で早々と死んでしまうものの、その不在が他のキャラクターに与える影響の大きいキャラ。
早い話がこの人の不在が物語の大前提。
その大前提を己の嗜好とキャラへの愛ゆえに捻じ曲げることにもちろん不安もありましたが、別ジャンルながら結構盛況な様子のこの企画にちょっとした勇気を得られました。そしてイマジネーションへの刺激も・・・。
そんなわけでこっそりブログかなんかでアルヒル二次創作サイト作ってしまうかもしれません【泣】93なんかよりよっぽどニッチだから参入の余地はありそうだし、まして生存パラレル専業となるとまず無いでしょうから。

拍手レス
6/19 13:34のお客様
コメントありがとうございますm(_ _)m
これは店主の、というよりkids同盟のMさま宛てでしょうか?
(ウチのRKは娘にメロメロというより手を焼いてますから:笑)
店主もMさまの描かれるお子様ネタの今後を楽しみにしております。
Mさまになりかわりお礼申し上げます。

今日のCHなつれづれ:午後が休講だったので『相棒』劇場版を池袋で再見。
地元のシネコンではパンフが買えなかったというのもありますが【笑】
もう一度見に行きたいと思わせる映画に出会えたのはこれが初めて。
しかも池袋での上映が今日でラストということで、
金欠にめげず見に行きました、とここまでは全然CHじゃありません。
本編前にだらだらと続く予告編の中で店主の耳が反応したのは
カンフーパンダ
この予告編のナレーションが、予想つくとは思いますが神谷さんでした。
なのでこれから映画を見に行くCHファンの皆様、予告編も要チェック!です。
『サイボーグ009』熱に浮かされてからはや一月。
いつもの一過性のマイブームのように、自然にその熱が冷めてしまったというわけではなく、そんなことをやってたら本業にもサイトの更新にも差し障る、というわけで強制終了してしまったのが実際のところです。なので今でも、009島村ジョーの哀愁を帯びたその横顔を目にするたびに、胸がキュンと締めつけられてしまいます。

もちろん『サイボーグ009』といえば石ノ森章太郎の代表作であり生涯をかけた大作であることは言うまでもありませんが、それを飛び越えて日本の漫画界およびフィクション全体に及ぼした影響も大きいはず。
なにしろ『サイボーグ』という言葉自体、ゼロナイによって科学者やSFファンのみならず、日本のお茶の間に浸透してったのですから。ということはゼロナイがなければ攻殻機動隊も最終兵器彼女も無かったわけだ【爆】

そんな小康状態にあった店主でしたが、ETV特集『石ノ森章太郎 サイボーグ009を作った男』を番組欄に見つけた時には我を忘れましたよ。ただ、裏番組の映画も見たかったのでビデオに録って、親のいないうちにこっそり見ました。
店主がハマったきっかけの『とことん!石ノ森章太郎』ではゼロナイトークが聞けなかったので、その点を期待してたんですが・・・
超ハイブロウ。BSアニメ/マンガ夜話の延長上を期待してはいけませんでした。何しろ語る人が養老孟司先生だわ姜尚中氏だわ、名越康文はサブカルネタには斎藤環かどっちか出てくるから判るけど【爆】
そんなわけで、いままで同人誌的興味とか『萌え』とかでゼロナイを語ってたのが恥ずかしくなるような番組でした。うーん、話が深過ぎるというか、店主とはまったく方向性が違ってて総括できないんですけど。
でも、なんでここまで『サイボーグ009』にハマったかという理由を理屈で考えてみると、彼らは店主の萌え属性の なんて用語使ってしまうのも何なんですがハイブリッドなんですよね。人間であり機械でもある。ということは人間でもなければ機械でもない。でもここにもう一つの意味を付け加えるなら、機械より強く、人間よりも優しい、それが彼らサイボーグなのではないかと。
なので姜先生が彼らのハイブリディティについて語ったとき 彼も在日=日韓のある意味ハイブリッドですもんね 妙に腑に落ちました。

あと、原作漫画を効果音&吹き替え付きで読めるというのはなかなか新鮮でした【笑】でも店主@声ヲタとしましては、声優陣の使い回しはどうかと。
江森浩子さんは赤ちゃんから大人の女性まで演じられる、そういう意味では使い勝手のいい声優さんですけどね。でも001=003ってのはすぐ判りましたよ【爆】
あと、ヨミ編ラストはアニメ(平成ゼロ)で見たかった・・・
原作の行間ならぬコマ間がうまく表現されてましたよね、あれは。

そして、やっぱりハリウッドが狙ってるのか。
確かにあの国際色豊かなメンツを実写化するとしたら、海外資本で作るしかないですもんね。でも最近日本アニメのハリウッド化ってカスですもん。DBなんてキャスティング段階で失敗目に見えてますし。
アメリカさんに『サイボーグ009』の持つ深い悲しみや虚無感なんかを理解し表現できるのか、その点さえクリアしてもらえれば逆に興味はあるんですけどね。

今回のメインはどちらかといえば天使編&神々の戦い編、つまり未完の完結編。
その辺のところは『大きな物語』が苦手な店主にはどうしても語りづらいところがあります。むしろ店主の好きなエピソードは短編の、それも誰も赤い防護服(というんですよアレは、ええ)を着ないようなお話なので。短いからこそ切り口は鋭いですし、サイボーグ戦士たちの日常を垣間見れるという二次創作的興味もあります【笑】
ところで完結版は石ノ森先生の遺した構想メモを元に小説として出版されてますが(第一部/三部作が既刊)ちゃんと完結するんでしょうか?二度あることは三度ある、またも未完ということはありませんように。

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サイボーグ絡みでいくつか。
自作のサイボーグネタ用に買った『サイボーグ・フェミニズム』ですが
これを機に読み直すと、ゼロナイに当てはまるところもちらほら。例えば、
サイボーグは、エデンの園を夢見ることもない。・・・
サイボーグならば、そのような黙示的プロセスじたいを破壊できるのではないか。
この辺は完結編を意識させますね
彼らが国家社会主義をはじめ軍事制度や家父長的資本主義の私生児である・・・。
しかし、私生児たちは・・・自分の親たちに不義理を働く。
父=ブラックゴーストですね。でもギルモア博士はどうなの?
『サイボーグ・フェミニズム』ダナ・ハラウェイ著、巽孝之・小谷真理訳

この本では3つのアメリカのサイボーグSFが挙げられてますが、まさかゼロナイも読んでたんじゃないでしょうかハラウェイ教授?

ついでに。
『僕の彼女はサイボーグ』なんて映画が公開されるようですが
ありゃサイボーグじゃないでしょ、いくら生体材料使ってても。
サイボーグは語源的に「cybernetic organization」、つまり電子制御と有機体のハイブリッドなわけですが、韓国はともかく日本では、言外の意味として『元・人間』という定義が加わるわけで。
人間の心と機械の体、その相克こそサイボーグ、なんですけどねぇ。
やっとロータリーの応募書類を書き上げて一段落のゆーめいです。っていうか間に合ったというだけで果たしてあんな小論文で良かったのだろうか?とはいえシェイクスピアが世のため人のために役立つのかといったら、はっきし言って「店主の自己満足」でしかありませんから。

そんなここ数日の修羅場でしたが、その間にハマってしまいました
サイボーグ009』に【爆】
言わずと知れた石ノ森章太郎の傑作、氏の作品の中からベスト1を挙げるとしたらやっぱりこれになるんじゃないでしょうか。手塚治虫だとアトムとBJどっちを取るか迷うとこですが
事のきっかけは先週、没後10年ということで放送されていた『とことん石ノ森章太郎』でやってたんですよ、いわゆる『新ゼロ』と『平ゼロ』が。
そこから一気に二次創作サイトの海へ【爆】
おかげで小論文の大詰めでは一パラグラフ書くごとにサイト覗いてました。確か昨年の論文締め切りのときは現実逃避にコナンサイトをあさってましたが【激爆】
というわけで、まだ文庫版で23巻ある原作には一切手をつけてません【轟爆】とはいえ、アニメ数話見た印象とWikipediaのキャラ紹介さえ見れば読めないことはないです。原作っぽいのが多いかなと思いきや、意外と日常ネタが主流ですし。その辺はどこの同人も同じこと【笑】
カップリングとしては王道派の店主はもちろん93、つまり009・ジョー×003・フランソワーズです(009のカップリングはコードネーム下一けたで)
でも、ただでさえTUBEが好きパトが好きCHが好きと「趣味が古い」と言われますが(TUBEはまだまだ現在進行形だっつーの!)それ以上さかのぼってどうすんだ、店主!?平成ゼロだってとっくに終わってしまってますし・・・
確か友人Kがかつて「ジョーが好き」と言ってたんだよなぁ。ここのブログ読んでたら、旧交温めついでにご教授願いたいものです。
というわけで、ようやくバタバタからも解放され1週間だけ春休みらしきものも貰えたので、今週はひたすらファンサイトをさすらいたいと思います。
ってどんどんCHから遠くなる・・・【泣】

009×CHなツッコミ【爆】
完全版2巻のvsジェネラルとの決戦でヤツがひざまづいた時、
香ちゃんは次の展開が読めていたに違いない。
そして次の瞬間、心の中で「お前は004か!?」と突っ込んだはず。
(そんな余裕ないか?)
  004=アルベルト・ハインリヒ
左手の五本の指はマシンガン、左手側面はレーザーナイフ、大腿部にマイクロミサイルを装備という『歩く武器庫』、またの名を『死神』。
TVシリーズ第1作(旧ゼロ)は68年だから、もしかしたら見てたかもしれないですね【爆】

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