日本橋まで見に行ってきました。
都内は他でも演っていましたが、映画館の入っている
コレド室町がなかなか寄り道のしがいがありそうだったので。
でも見終わった後、ご飯を食べて直帰
遊んで帰る気にはなれなかったし、早く家で
こうして感想を打ち込みたくて。
この映画は「見たい」というより「見ねば!」と思っていました。
冷戦下の中南米で革命に身を投じた日系人、という
プロフィールに、当然ながらCHの海原を重ねずにはいられませんでした。
ユニオンの総帥というラスボスとなってしまった海原ですが
彼にだって革命の理想に燃えた若き日があったはず
それを想像するヒントになるのではないかと。
ただ……ここから先は見終わった後の感想(なのでネタバレ注意)なのですが
あくまでこれ、日本とキューバの合作なんですよね。
なので革命体制礼賛、ビバ・クーバ、ビバ・ゲバラに傾かざるをえない
その辺のバイアスは見る際にちゃんと補正しておかないと。
日系ボリビア人のフレディが、医師になるためにキューバに留学後
如何にして革命とヒューマニズムに目覚めていくかという
店主本来のお目当てについては、本稿とは関係ないのでばっさり割愛【苦笑】
彼がキューバで学ぶ間に母国ではクーデターが発生
お約束のように親米軍事独裁政権が樹立されるわけですが
フレディは他のボリビア人留学生とともに、学業半ばで
母国を救うための「革命支援隊」に志願するのですけれど……
これって、映画の初めに触れられていた『ピッグス湾事件』
(キューバ革命直後、米が亡命キューバ人による部隊を
侵攻させ革命の転覆を狙うが失敗)と構図はほぼ同じなんですよね。
しかも、軍事政権下での圧政については言及されているものの
それに対するフレディらの蜂起の中で、現地のボリビア人の
存在の何と希薄なものか……もちろん「キューバ映画」でもあるので
彼らに協力する貧しい農民、という姿も書かれているけど
ボリビアの山中で彼の舞台を襲撃した政府軍の中にいた
フレディの幼馴染みの方が
よりリアルなボリビア人の姿だったんじゃないでしょうか。
こういうのを見ると、また日本の学生運動や
「あさま山荘」といったそのなれの果てを取り上げた
テレビ番組などを見るたびに思うのは
『革命』というのはプチブルの自己満足なんじゃないかということ。
フレディの父は日本からの移民ですが、苦労の末小さな村に
雑貨店を開いた、云わば結果的に「中産階級」に納まった人物
英文学崩れなので、どうしても「貴族」「中産」「労働者」の
3分割で考えてしまいがち
一方のフレディの幼馴染み、ティトは同じ村でも
小さな粗末な家で暮らし、病気でも医者にかかれない。
「階級・階層」という点でどちらによりシンパシーを感じるかというと
自分の場合、ティトの方なんですよね……店主自身は
大学院まで行かせてもらいましたけど、元をたどれば
ウチの両親の50年前は、ざっくり言ってしまえば
朝ドラ『ひよっこ』のみね子の弟妹と同じようなもんでしたから。
映画の後半ではクソでしたが、フレディの留学生仲間のベラスコもそう。
彼はただ奨学金がもらえるからキューバに来ただけであって
左翼運動に盛り上がろうとする仲間たちに向かって
「君たちは本当の貧しさを知らない」と捨て台詞。
結局、本当に貧しく力のない人間は
体制に順応しなければ生きていけない。
大人になって健康になって、軍隊に入って
その中で出世の道を得られたティトもそう。
ならば、フレディやゲバラが目指した「解放」は
外からの勝手な押しつけに過ぎないのだろうか――
現在、ボリビアをはじめ中南米各国から親米軍事政権は一掃され
ピノチェト訴追のように、彼らの行ったことは人権侵害だということは
一定のコンセンサスを得られているわけですが
だからといってゲバラがしたことが正しかったかというと
歴史はそんなに簡単に白黒つけられるわけじゃないんですよね。
店主がCH二次をやるにあたって、撩のことを
「挫折した元・革命の闘士」と位置付けているのも、その辺があるからのこと。
確かにフレディはゲリラ名「エルネスト・メディコ」≒「誠実な医師」に
恥じない生き方をし、その名前に殉じたかもしれない。
でもそれは一個人にとっては美談であっても
彼を取り巻く何ものかに翻弄された生涯といえるかもしれない
――そう考えると海原が闇堕ちしたのも何となく判るわ
彼もどこかで若くして生命を落とせば
「革命の英雄」で終われたのかもしれないし
逆にフレディももし生き延びることがあったら
海原になりえたかもしれないのだから。
都内は他でも演っていましたが、映画館の入っている
コレド室町がなかなか寄り道のしがいがありそうだったので。
でも見終わった後、ご飯を食べて直帰
遊んで帰る気にはなれなかったし、早く家で
こうして感想を打ち込みたくて。
この映画は「見たい」というより「見ねば!」と思っていました。
冷戦下の中南米で革命に身を投じた日系人、という
プロフィールに、当然ながらCHの海原を重ねずにはいられませんでした。
ユニオンの総帥というラスボスとなってしまった海原ですが
彼にだって革命の理想に燃えた若き日があったはず
それを想像するヒントになるのではないかと。
ただ……ここから先は見終わった後の感想(なのでネタバレ注意)なのですが
あくまでこれ、日本とキューバの合作なんですよね。
なので革命体制礼賛、ビバ・クーバ、ビバ・ゲバラに傾かざるをえない
その辺のバイアスは見る際にちゃんと補正しておかないと。
日系ボリビア人のフレディが、医師になるためにキューバに留学後
如何にして革命とヒューマニズムに目覚めていくかという
店主本来のお目当てについては、本稿とは関係ないのでばっさり割愛【苦笑】
彼がキューバで学ぶ間に母国ではクーデターが発生
お約束のように親米軍事独裁政権が樹立されるわけですが
フレディは他のボリビア人留学生とともに、学業半ばで
母国を救うための「革命支援隊」に志願するのですけれど……
これって、映画の初めに触れられていた『ピッグス湾事件』
(キューバ革命直後、米が亡命キューバ人による部隊を
侵攻させ革命の転覆を狙うが失敗)と構図はほぼ同じなんですよね。
しかも、軍事政権下での圧政については言及されているものの
それに対するフレディらの蜂起の中で、現地のボリビア人の
存在の何と希薄なものか……もちろん「キューバ映画」でもあるので
彼らに協力する貧しい農民、という姿も書かれているけど
ボリビアの山中で彼の舞台を襲撃した政府軍の中にいた
フレディの幼馴染みの方が
よりリアルなボリビア人の姿だったんじゃないでしょうか。
こういうのを見ると、また日本の学生運動や
「あさま山荘」といったそのなれの果てを取り上げた
テレビ番組などを見るたびに思うのは
『革命』というのはプチブルの自己満足なんじゃないかということ。
フレディの父は日本からの移民ですが、苦労の末小さな村に
雑貨店を開いた、云わば結果的に「中産階級」に納まった人物
英文学崩れなので、どうしても「貴族」「中産」「労働者」の
3分割で考えてしまいがち
一方のフレディの幼馴染み、ティトは同じ村でも
小さな粗末な家で暮らし、病気でも医者にかかれない。
「階級・階層」という点でどちらによりシンパシーを感じるかというと
自分の場合、ティトの方なんですよね……店主自身は
大学院まで行かせてもらいましたけど、元をたどれば
ウチの両親の50年前は、ざっくり言ってしまえば
朝ドラ『ひよっこ』のみね子の弟妹と同じようなもんでしたから。
映画の後半ではクソでしたが、フレディの留学生仲間のベラスコもそう。
彼はただ奨学金がもらえるからキューバに来ただけであって
左翼運動に盛り上がろうとする仲間たちに向かって
「君たちは本当の貧しさを知らない」と捨て台詞。
結局、本当に貧しく力のない人間は
体制に順応しなければ生きていけない。
大人になって健康になって、軍隊に入って
その中で出世の道を得られたティトもそう。
ならば、フレディやゲバラが目指した「解放」は
外からの勝手な押しつけに過ぎないのだろうか――
現在、ボリビアをはじめ中南米各国から親米軍事政権は一掃され
ピノチェト訴追のように、彼らの行ったことは人権侵害だということは
一定のコンセンサスを得られているわけですが
だからといってゲバラがしたことが正しかったかというと
歴史はそんなに簡単に白黒つけられるわけじゃないんですよね。
店主がCH二次をやるにあたって、撩のことを
「挫折した元・革命の闘士」と位置付けているのも、その辺があるからのこと。
確かにフレディはゲリラ名「エルネスト・メディコ」≒「誠実な医師」に
恥じない生き方をし、その名前に殉じたかもしれない。
でもそれは一個人にとっては美談であっても
彼を取り巻く何ものかに翻弄された生涯といえるかもしれない
――そう考えると海原が闇堕ちしたのも何となく判るわ
彼もどこかで若くして生命を落とせば
「革命の英雄」で終われたのかもしれないし
逆にフレディももし生き延びることがあったら
海原になりえたかもしれないのだから。
http://hinoyama.espace-sarou.com/
移転前の職場では出勤前の寄り道先に困ることなく
いろいろ買い物を済ませることができましたが
今は本屋こそ掃いて捨てるほど【苦笑】ありますが
それ以外となると……
映画だって、メジャー作品から単館上映の洋画まで
いろいろ選べて、1本見てから会社、なんてこともできましたけど
今それができるのは、岩波ホールのお堅い作品くらい
(いや、そういうのもいい取材なんですけどね)
でも、そこで中米・グァテマラの映画が演るっていうんなら
CHファンとしては見に行くしかないでしょう!
ということで、最近何かと中米づいてるんですよね。
先日たまたま図書館で見つけたマヤ文明の本がなかなかヒットでしたし
あぶデカでさえも、敵方のモデルとなったマラ・サルバトルチャは
もともとはエルサルバドル内戦で米国に逃れた難民の
互助組織だったそうですし(移民の互助会がマフィア化するのは
イタリアにしても中国にしても同様のこと)
幸い、1日は映画サービスデーということで
ちょっとだけ早起きして行ってきました。
(岩波はレディースデーなんていう
フェミニズムを曲解したものはやらないのですよw
といいつつ、水曜しか映画を見に行かない店主)
もしかしたら希望の上映回はすでに埋まってるかと
心配もありましたが、意外とすんなり席ゲット。
グアテマラといえば、店主がここでも前々から語っているように
撩の育った国を実際の地図に当てはめるなら、
メキシコと国境を接しているという地理的な点←かずえさん回参照
撩がまだ幼かった60年代にすでに内戦が始まっていたという
歴史的な点(余所は70年代以降)においても
ここしかないと考えている国でもあります。
そして、そこに生きる先住民のマヤ族はいわば
撩たちの“隣人”だったんじゃないかと。
なので、映画の中で断片の積み重ねではありますが
まるでドキュメンタリーのように克明に描かれる彼らの生活
――農園でのコーヒー摘み、粗末な台所、火の山に捧げられる祈り
等々、心のHDDにキャプチャするつもりで食い入るように見てきました。
でも、この映画は決してそういう民族誌的な作品ではないのですよ。
物語としては、コーヒー農園の小作人の娘・マリアは
農園主との縁談がまとまってはいるが、一方で彼女自身は
そこで働く青年に想いを寄せていて、でもそいつが
「アメリカに連れてってやる(からヤらせろ)」というロクデナシ【泣】
で、その甘言にころっと騙されて身体を許してしまったマリアだったが
案の定その馬鹿野郎は一人で勝手に国境へ、残された彼女は
彼の子供を宿していて、このままじゃ結婚どころか
家族ごと農園から追い出されかねなくて……とまぁ以下自粛。
そのラストは、決して「それでも彼女は、生まれ育ったこの地で
苦難の中を、力強く生き抜いていくのだった」なんて
予定調和なナレーションを付けてしまっては絶対ダメ!
現実を忘れさせてくれるエンタメではなく
むしろその現実を見るものに突きつけ、行動を迫ってくる。
で、巧いことロビーにはグァテマラ関係のNGOのパンフとか
置いてあるんですけどね【苦笑】 何このマッチポンプw
実際、この監督が意図したのはまさに告発なのだそう。
グァテマラでは今も貧しさゆえに多数の乳幼児が誘拐され
国外に売り飛ばされていて、それにかつて
公の医療・福祉関係者も関わっていたとか。
撩や海原じゃなくても反旗を翻したくなりますよ、それだけ腐ってりゃ。
なので、いくらグァテマラが多くの日本人にとって馴染みの薄い国とはいえ
「わたしは、この熱い大地から生まれた」だなんてただただ
民族っぽさを煽るだけの配給側のコピーは間違ってると思う。
決してそれは、今自分たちがどっぷりつかっている現代文明から
かけ離れた世界のエキゾチックかつ可哀そう(≒上から目線)な
お話じゃないんですよ。店主は飲みませんけれど
あなたが、もしかしたらうちのオカンが飲んでるコーヒーだって
農場主イグナシオの畑で、マリアが植え
ダメ男のペペが摘み取ったものかもしれない。
でも店主がそう思えるのは、たまたま
彼らの隣人でもあり、そして自分たちの隣人でもある
冴羽撩というキャラクターを知っているからなのかも……
そこまでは作者の北条センセも意図してはいなかったと思うけど
撩のおかげで、この世界の片隅の理不尽を
他人事でなく感じられるとするなら
フィクションの力ってのは大きいなぁと。
その理不尽そのものについては、店主自身も
何もすることはできませんけどね【泣】
ただ、こうして「理不尽だ!」と発信することで
何かできる人に届くかもしれない。
それもきっと、撩ちゃんが繋いでくれた縁なんでしょうね。
================================
さてさて、一方で神奈川・本郷台(大船寄りの横浜)では
明治初年にグァテマラに渡ったという日本人の写真家
屋須弘平についての企画展が27日まで開催中です
http://www.earthplaza.jp/ai1ec_event/yasu_2016_1_23?instance_id=
ある意味で撩や海原の先輩でもある方ですねw
そっち方面の方は足を運んでみてはいかがでしょうか
店主も少々遠いですが、やりくりしてぜひ行ってみたいと思っています。
ってお出かけするたび出費がかさむんだよなぁ
当分無駄遣いできないっていうのに【号泣】
移転前の職場では出勤前の寄り道先に困ることなく
いろいろ買い物を済ませることができましたが
今は本屋こそ掃いて捨てるほど【苦笑】ありますが
それ以外となると……
映画だって、メジャー作品から単館上映の洋画まで
いろいろ選べて、1本見てから会社、なんてこともできましたけど
今それができるのは、岩波ホールのお堅い作品くらい
(いや、そういうのもいい取材なんですけどね)
でも、そこで中米・グァテマラの映画が演るっていうんなら
CHファンとしては見に行くしかないでしょう!
ということで、最近何かと中米づいてるんですよね。
先日たまたま図書館で見つけたマヤ文明の本がなかなかヒットでしたし
あぶデカでさえも、敵方のモデルとなったマラ・サルバトルチャは
もともとはエルサルバドル内戦で米国に逃れた難民の
互助組織だったそうですし(移民の互助会がマフィア化するのは
イタリアにしても中国にしても同様のこと)
幸い、1日は映画サービスデーということで
ちょっとだけ早起きして行ってきました。
(岩波はレディースデーなんていう
フェミニズムを曲解したものはやらないのですよw
といいつつ、水曜しか映画を見に行かない店主)
もしかしたら希望の上映回はすでに埋まってるかと
心配もありましたが、意外とすんなり席ゲット。
グアテマラといえば、店主がここでも前々から語っているように
撩の育った国を実際の地図に当てはめるなら、
メキシコと国境を接しているという地理的な点←かずえさん回参照
撩がまだ幼かった60年代にすでに内戦が始まっていたという
歴史的な点(余所は70年代以降)においても
ここしかないと考えている国でもあります。
そして、そこに生きる先住民のマヤ族はいわば
撩たちの“隣人”だったんじゃないかと。
なので、映画の中で断片の積み重ねではありますが
まるでドキュメンタリーのように克明に描かれる彼らの生活
――農園でのコーヒー摘み、粗末な台所、火の山に捧げられる祈り
等々、心のHDDにキャプチャするつもりで食い入るように見てきました。
でも、この映画は決してそういう民族誌的な作品ではないのですよ。
物語としては、コーヒー農園の小作人の娘・マリアは
農園主との縁談がまとまってはいるが、一方で彼女自身は
そこで働く青年に想いを寄せていて、でもそいつが
「アメリカに連れてってやる(からヤらせろ)」というロクデナシ【泣】
で、その甘言にころっと騙されて身体を許してしまったマリアだったが
案の定その馬鹿野郎は一人で勝手に国境へ、残された彼女は
彼の子供を宿していて、このままじゃ結婚どころか
家族ごと農園から追い出されかねなくて……とまぁ以下自粛。
そのラストは、決して「それでも彼女は、生まれ育ったこの地で
苦難の中を、力強く生き抜いていくのだった」なんて
予定調和なナレーションを付けてしまっては絶対ダメ!
現実を忘れさせてくれるエンタメではなく
むしろその現実を見るものに突きつけ、行動を迫ってくる。
で、巧いことロビーにはグァテマラ関係のNGOのパンフとか
置いてあるんですけどね【苦笑】 何このマッチポンプw
実際、この監督が意図したのはまさに告発なのだそう。
グァテマラでは今も貧しさゆえに多数の乳幼児が誘拐され
国外に売り飛ばされていて、それにかつて
公の医療・福祉関係者も関わっていたとか。
撩や海原じゃなくても反旗を翻したくなりますよ、それだけ腐ってりゃ。
なので、いくらグァテマラが多くの日本人にとって馴染みの薄い国とはいえ
「わたしは、この熱い大地から生まれた」だなんてただただ
民族っぽさを煽るだけの配給側のコピーは間違ってると思う。
決してそれは、今自分たちがどっぷりつかっている現代文明から
かけ離れた世界のエキゾチックかつ可哀そう(≒上から目線)な
お話じゃないんですよ。店主は飲みませんけれど
あなたが、もしかしたらうちのオカンが飲んでるコーヒーだって
農場主イグナシオの畑で、マリアが植え
ダメ男のペペが摘み取ったものかもしれない。
でも店主がそう思えるのは、たまたま
彼らの隣人でもあり、そして自分たちの隣人でもある
冴羽撩というキャラクターを知っているからなのかも……
そこまでは作者の北条センセも意図してはいなかったと思うけど
撩のおかげで、この世界の片隅の理不尽を
他人事でなく感じられるとするなら
フィクションの力ってのは大きいなぁと。
その理不尽そのものについては、店主自身も
何もすることはできませんけどね【泣】
ただ、こうして「理不尽だ!」と発信することで
何かできる人に届くかもしれない。
それもきっと、撩ちゃんが繋いでくれた縁なんでしょうね。
================================
さてさて、一方で神奈川・本郷台(大船寄りの横浜)では
明治初年にグァテマラに渡ったという日本人の写真家
屋須弘平についての企画展が27日まで開催中です
http://www.earthplaza.jp/ai1ec_event/yasu_2016_1_23?instance_id=
ある意味で撩や海原の先輩でもある方ですねw
そっち方面の方は足を運んでみてはいかがでしょうか
店主も少々遠いですが、やりくりしてぜひ行ってみたいと思っています。
ってお出かけするたび出費がかさむんだよなぁ
当分無駄遣いできないっていうのに【号泣】
「さらば」だなんて関係ないねッ
2016年2月18日 映画
休みが水曜に当たるのをずーっと楽しみにしていました。
あれだけTVで煽られちゃ見に行かないわけにいかないじゃないですか
というわけで、ようやく行ってきました『さらば あぶない刑事』
でもちょっと、不安が無かったと言ったら嘘になります
前作もかなり酷評していたので、自分。
『踊る~』を経由してしまった現在、あぶデカの
今となっては荒唐無稽としか言いようのないドンパチ刑事アクションを
素直に楽しめるのかどうなのか……
楽しめました【笑】
確かに刑事ネタ警察【苦笑】としては「ありえねー」満載ではあります
あの二人が30年間ずっと港署勤務っていうこと自体とか。
序盤に出てくるブラックマーケットだって、あれを例えば
自分がCH’で書くかといったら……いや
あまりにも荒唐無稽で自粛しますよ【冷汗】
でもそこにタカとユージが颯爽と現れるだけで
リアルじゃないにもかかわらずリアリティが感じられるというか
もう、これはこういう世界なんだと没入できるんですよね、
『踊る~』とも『相棒』とも、もちろん現実とも独立した
ある種の並行世界としての“あぶ刑事ワールド”というかw
それは、あえて“港署”を後景にしたのも利いてるのかも。
だって、似合いませんもんあの二人には
明るく小奇麗な、会社のオフィスのような刑事部屋と
そこに詰めているのが揃いも揃ってダークスーツばっかという光景は。
パパさんやナカさんといった先輩刑事方は一足先に退職
“筋肉”谷村刑事も別署に異動(でもおかげで
展開の手助けになっているし、彼自身の出番も出来たわけで)
と、署内で絡まなければならないメンバーも
淋しいけどほとんどいなくなってしまったからこそ
二人の単独行動→アクションに重点を置けたのかなと。
おかげでがっつり堪能させていただきましたよ
久々に「スタイリッシュなアクション」はかくあるべしというのをw
大袈裟にドリフトで交差点を曲がる覆面車に胸アツ!
軽快にステップを踏むユージに「待ってましたっ!」
そして、ハーレーに跨りショットガンを構えるタカに
キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
(あ、店主ユージ派です。あしからず)
ああ、そうそう、これなのよと、すっかりご無沙汰だった
アクション魂に火を点けさせていただきました♪
それと同時に、ここまでがっつりと
ホモソーシャルなバディものってのも久しぶりだなと
(詳しくはグーグル先生かウィキ教授に)
あの「恋多き男」鷹山が年貢を納めようと思った恋人・夏海(菜々緒)ですら
結果的には添え物だったし、彼がユージの窮地に駆けつけるさまは
「結局タカのSweetheartはユージだったか【苦笑】」
という感慨を抱かせるものでありました。
(そーゆーの苦手だからこそ敏感に感じ取ってしまうというか……
でもユージが絶対受けだよね【泣】 ケガするのも攫われるのももっぱらだし)
バディムービーはもちろん始まりは男同士のストーリーではありましたが
日本では90年代以降、男女バディというのが男男に匹敵する
大きな流れになっているんじゃないでしょうか、『トリック』みたいな。
でもそれって、タフなハードボイルド・ウーマンというのが
日本のドラマ/映画界に増えたかというと、決してそうではなくて
反対にハードボイルドさそのものが日本の映画/ドラマから
失われつつあったということなのかもしれません。
(あ、店主の言う「ハードボイルド」というのは、一般的な定義というより
あぶデカ・CH・ルパン三世に共通する“アレ”のことです;笑)
そんな中で久々に「スタイリッシュ」という言葉の似合う
カッコいい男たちを堪能させていただきました。
……女としては悔しいんですけどね【泣】
こういう“ハードボイルド”って、いい女は裏切るか死ぬかという
基本的に女を信用しない世界であって、そこで残れるのは
薫みたいに「女扱いされていない」女だけですから。
こういう世界に触れ、憧れながら同時に
「このカッコよさを傷つけずに、どうすれば女を
この世界の一員として描けるか」というのが
CH’を書く上で常に頭の中にあり続けるテーマですし
それ以前に、店主が物語書きに片足を突っ込んだときからの
永遠の至上命題なんですから。
もちろん女性キャラがカッコよく活躍している作品は
同性として嬉しく思います。でも久々に、ガツンと「ロイター板」になる
カッコいい男たちを目にして、燃えるものがありましたねw
「なにくそ根性」ってのも時には必要ですから。
でも、これで本当に「さらば」というのは淋しすぎるというあなた
いいえ、あぶデカの扉は今開け放たれたばかりです。
TV版全76話、TVSP1本、映画全7作(『さらば』含む)が
あなたを待っていますから。BOXでまとめ買いもよし
かさばるの覚悟でマガジン大人買いもよし
じっくり反芻するだけの手応えはあるはずですよ。
っていう自分もマジでDVD検討中【苦笑】
まだCHだって全話消化できてないのに……
ほとぼりが冷めるまで待つとするか。
冷めなかったらそのときはそのときでw
あれだけTVで煽られちゃ見に行かないわけにいかないじゃないですか
というわけで、ようやく行ってきました『さらば あぶない刑事』
でもちょっと、不安が無かったと言ったら嘘になります
前作もかなり酷評していたので、自分。
『踊る~』を経由してしまった現在、あぶデカの
今となっては荒唐無稽としか言いようのないドンパチ刑事アクションを
素直に楽しめるのかどうなのか……
楽しめました【笑】
確かに刑事ネタ警察【苦笑】としては「ありえねー」満載ではあります
あの二人が30年間ずっと港署勤務っていうこと自体とか。
序盤に出てくるブラックマーケットだって、あれを例えば
自分がCH’で書くかといったら……いや
あまりにも荒唐無稽で自粛しますよ【冷汗】
でもそこにタカとユージが颯爽と現れるだけで
リアルじゃないにもかかわらずリアリティが感じられるというか
もう、これはこういう世界なんだと没入できるんですよね、
『踊る~』とも『相棒』とも、もちろん現実とも独立した
ある種の並行世界としての“あぶ刑事ワールド”というかw
それは、あえて“港署”を後景にしたのも利いてるのかも。
だって、似合いませんもんあの二人には
明るく小奇麗な、会社のオフィスのような刑事部屋と
そこに詰めているのが揃いも揃ってダークスーツばっかという光景は。
パパさんやナカさんといった先輩刑事方は一足先に退職
“筋肉”谷村刑事も別署に異動(でもおかげで
展開の手助けになっているし、彼自身の出番も出来たわけで)
と、署内で絡まなければならないメンバーも
淋しいけどほとんどいなくなってしまったからこそ
二人の単独行動→アクションに重点を置けたのかなと。
おかげでがっつり堪能させていただきましたよ
久々に「スタイリッシュなアクション」はかくあるべしというのをw
大袈裟にドリフトで交差点を曲がる覆面車に胸アツ!
軽快にステップを踏むユージに「待ってましたっ!」
そして、ハーレーに跨りショットガンを構えるタカに
キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
(あ、店主ユージ派です。あしからず)
ああ、そうそう、これなのよと、すっかりご無沙汰だった
アクション魂に火を点けさせていただきました♪
それと同時に、ここまでがっつりと
ホモソーシャルなバディものってのも久しぶりだなと
(詳しくはグーグル先生かウィキ教授に)
あの「恋多き男」鷹山が年貢を納めようと思った恋人・夏海(菜々緒)ですら
結果的には添え物だったし、彼がユージの窮地に駆けつけるさまは
「結局タカのSweetheartはユージだったか【苦笑】」
という感慨を抱かせるものでありました。
(そーゆーの苦手だからこそ敏感に感じ取ってしまうというか……
でもユージが絶対受けだよね【泣】 ケガするのも攫われるのももっぱらだし)
バディムービーはもちろん始まりは男同士のストーリーではありましたが
日本では90年代以降、男女バディというのが男男に匹敵する
大きな流れになっているんじゃないでしょうか、『トリック』みたいな。
でもそれって、タフなハードボイルド・ウーマンというのが
日本のドラマ/映画界に増えたかというと、決してそうではなくて
反対にハードボイルドさそのものが日本の映画/ドラマから
失われつつあったということなのかもしれません。
(あ、店主の言う「ハードボイルド」というのは、一般的な定義というより
あぶデカ・CH・ルパン三世に共通する“アレ”のことです;笑)
そんな中で久々に「スタイリッシュ」という言葉の似合う
カッコいい男たちを堪能させていただきました。
……女としては悔しいんですけどね【泣】
こういう“ハードボイルド”って、いい女は裏切るか死ぬかという
基本的に女を信用しない世界であって、そこで残れるのは
薫みたいに「女扱いされていない」女だけですから。
こういう世界に触れ、憧れながら同時に
「このカッコよさを傷つけずに、どうすれば女を
この世界の一員として描けるか」というのが
CH’を書く上で常に頭の中にあり続けるテーマですし
それ以前に、店主が物語書きに片足を突っ込んだときからの
永遠の至上命題なんですから。
もちろん女性キャラがカッコよく活躍している作品は
同性として嬉しく思います。でも久々に、ガツンと「ロイター板」になる
カッコいい男たちを目にして、燃えるものがありましたねw
「なにくそ根性」ってのも時には必要ですから。
でも、これで本当に「さらば」というのは淋しすぎるというあなた
いいえ、あぶデカの扉は今開け放たれたばかりです。
TV版全76話、TVSP1本、映画全7作(『さらば』含む)が
あなたを待っていますから。BOXでまとめ買いもよし
かさばるの覚悟でマガジン大人買いもよし
じっくり反芻するだけの手応えはあるはずですよ。
っていう自分もマジでDVD検討中【苦笑】
まだCHだって全話消化できてないのに……
ほとぼりが冷めるまで待つとするか。
冷めなかったらそのときはそのときでw
狙撃手映画は必須科目
2015年11月21日 映画
映画ネタは久々というか、あんまり見ないからなぁ最近。
週末のTV洋画劇場には家にほとんどいなかったし
いてもやるのは、すでに見てしまった人気作とか
初放送でも店主のあまり興味の無いのとか。
そもそも最近はメジャー作品にあまり心惹かれないしなぁw
そんな中、一人(?)気を吐いてるのがテレ東の午後ロー
作品チョイスがかーなーりツボだったりします。
先日は見られませんでしたが『コマンドー』やってたり
と思ったらずいぶん前に『フレンチコネクション』見てたり。
木曜のゴールデン枠が無くなった分、余計気合入ってるのかも。
なわけで、たまたまその日休みだったので
楽しみにしてたのが『山猫は眠らない』
主人公がベテランの狙撃手、そして舞台が中米パナマの密林
というだけでCHファンとしては見ないわけにはいかないでしょう!
んなわけで、ほぼロケハンのつもりで見てましたけど
実は違うところで撮ってるということはないでしょうねぇ、フィリピンとかw
まぁ、若かりし日の撩がいたジャングルの“雰囲気”は映っているはず。
店主の勝手な設定ですが、撩も一時期はゲリラの中で
専門の狙撃兵だったんじゃないかと考えています、
そういう専門職に人員を割ける余裕があればの話ですが。
だいぶ身体もがっしりしつつあるけど、まだまだ大の大人の
しかもプロフェッショナルと互角に渡り合うには早すぎるという頃
とすればローティーンくらいの齢ですかね。
その点、狙撃手なら銃さえしっかり保持できれば
(それが意外と難しいかもしれませんが)
体格差のハンディはそれほど弱点にはなりませんし
現にソ連では第2次大戦で名を上げた女性スナイパーもいるほど。
もちろん狙撃を成功させての離脱の際には、劇中にもあるように
離れているとはいえ敵からの反撃を食らうわけで
その際の実戦能力も必要ではあったわけですけど、
でも狙撃手の運用の定番のツーマンセルで、海原と一緒に
(もしかしたらマリィー父かもしれないが)
何度も死線をくぐり抜けてきたのかもなぁと、以上妄想。
なのでディテールは頑張ってガン見ですw
途中、ストーリーを追う方が楽しくなってしまって
見落としている箇所も多いかとは思いますけど、
銃弾を空気抵抗を減らすために磨きをかけたり
虫に襲われないようにと川の中で睡眠をとったり、等々。
また、スタンスとしては少々違いますけど
主人公の放った銃弾が、敵のスコープを通り抜けて
その頭をぶち抜くシーンに、思わず「書きてぇ!」と【苦笑】
この描写はどうやら、ベトナムでの米軍の伝説的スナイパーの
ほぼ神話となっている逸話から来た“定番”なのだとか。
この後で『アメリカン・スナイパー』見たら気が重くなるだろうなぁ……
とは思うものの、やっぱりその辺も併せて勉強しておかなければ
ならないので、関連書籍を今度読んでみることにします。
『野火』も映画化されましたが、これも見たら充分
仕事に差し障りのあるレベルなのだそうで、活字に逃げよう。
とまぁ、最近は読む本はもっぱら「参考文献」ばかり
もともと本好きのくせに、小説にはあまり手を出さず
歴史とか各国文化とか、やりもしないスポーツや料理の本ばかり
読んでいた小中学生だったので、今さら当然なのですが
最近ではフィクションですら、そういう選び方読み方しかしていませんね。
専門書を読むより「空気」を感じることができるので。
ただ、銃器の薀蓄やエロネタ【爆】など読者の一部や
下手すりゃ大多数が知っているにもかかわらず
作者は経験として知っていないものに対しては
執筆のためにせっせと知識を仕入れなければならないのは当然なのですが
実際の戦場やその精神的後遺症など、ほとんどの読者や
原作者ですら【苦笑】顧みない裏設定についても
調べるべきだと己に課すのは――やっぱり、作品に対して
誠実でありたい、というのもありますし……
もう一つ、本音を言えば『ファンタジー警察』が怖いから、というのも【笑】
そもそも店主自身がその一員ですしw
所属はミステリー署警察小説捜査課、それ以前に
時代・歴史小説署捜査総務係(和洋・時代問わず捜査の補助を担当)
及び本庁国際捜査共助課(英語担当)に在籍していたので
現在もその当時の経験を期待されている模様【爆】
週末のTV洋画劇場には家にほとんどいなかったし
いてもやるのは、すでに見てしまった人気作とか
初放送でも店主のあまり興味の無いのとか。
そもそも最近はメジャー作品にあまり心惹かれないしなぁw
そんな中、一人(?)気を吐いてるのがテレ東の午後ロー
作品チョイスがかーなーりツボだったりします。
先日は見られませんでしたが『コマンドー』やってたり
と思ったらずいぶん前に『フレンチコネクション』見てたり。
木曜のゴールデン枠が無くなった分、余計気合入ってるのかも。
なわけで、たまたまその日休みだったので
楽しみにしてたのが『山猫は眠らない』
主人公がベテランの狙撃手、そして舞台が中米パナマの密林
というだけでCHファンとしては見ないわけにはいかないでしょう!
んなわけで、ほぼロケハンのつもりで見てましたけど
実は違うところで撮ってるということはないでしょうねぇ、フィリピンとかw
まぁ、若かりし日の撩がいたジャングルの“雰囲気”は映っているはず。
店主の勝手な設定ですが、撩も一時期はゲリラの中で
専門の狙撃兵だったんじゃないかと考えています、
そういう専門職に人員を割ける余裕があればの話ですが。
だいぶ身体もがっしりしつつあるけど、まだまだ大の大人の
しかもプロフェッショナルと互角に渡り合うには早すぎるという頃
とすればローティーンくらいの齢ですかね。
その点、狙撃手なら銃さえしっかり保持できれば
(それが意外と難しいかもしれませんが)
体格差のハンディはそれほど弱点にはなりませんし
現にソ連では第2次大戦で名を上げた女性スナイパーもいるほど。
もちろん狙撃を成功させての離脱の際には、劇中にもあるように
離れているとはいえ敵からの反撃を食らうわけで
その際の実戦能力も必要ではあったわけですけど、
でも狙撃手の運用の定番のツーマンセルで、海原と一緒に
(もしかしたらマリィー父かもしれないが)
何度も死線をくぐり抜けてきたのかもなぁと、以上妄想。
なのでディテールは頑張ってガン見ですw
途中、ストーリーを追う方が楽しくなってしまって
見落としている箇所も多いかとは思いますけど、
銃弾を空気抵抗を減らすために磨きをかけたり
虫に襲われないようにと川の中で睡眠をとったり、等々。
また、スタンスとしては少々違いますけど
主人公の放った銃弾が、敵のスコープを通り抜けて
その頭をぶち抜くシーンに、思わず「書きてぇ!」と【苦笑】
この描写はどうやら、ベトナムでの米軍の伝説的スナイパーの
ほぼ神話となっている逸話から来た“定番”なのだとか。
この後で『アメリカン・スナイパー』見たら気が重くなるだろうなぁ……
とは思うものの、やっぱりその辺も併せて勉強しておかなければ
ならないので、関連書籍を今度読んでみることにします。
『野火』も映画化されましたが、これも見たら充分
仕事に差し障りのあるレベルなのだそうで、活字に逃げよう。
とまぁ、最近は読む本はもっぱら「参考文献」ばかり
もともと本好きのくせに、小説にはあまり手を出さず
歴史とか各国文化とか、やりもしないスポーツや料理の本ばかり
読んでいた小中学生だったので、今さら当然なのですが
最近ではフィクションですら、そういう選び方読み方しかしていませんね。
専門書を読むより「空気」を感じることができるので。
ただ、銃器の薀蓄やエロネタ【爆】など読者の一部や
下手すりゃ大多数が知っているにもかかわらず
作者は経験として知っていないものに対しては
執筆のためにせっせと知識を仕入れなければならないのは当然なのですが
実際の戦場やその精神的後遺症など、ほとんどの読者や
原作者ですら【苦笑】顧みない裏設定についても
調べるべきだと己に課すのは――やっぱり、作品に対して
誠実でありたい、というのもありますし……
もう一つ、本音を言えば『ファンタジー警察』が怖いから、というのも【笑】
そもそも店主自身がその一員ですしw
所属はミステリー署警察小説捜査課、それ以前に
時代・歴史小説署捜査総務係(和洋・時代問わず捜査の補助を担当)
及び本庁国際捜査共助課(英語担当)に在籍していたので
現在もその当時の経験を期待されている模様【爆】
これ以上ない箱根駅伝ナビw
2013年1月4日 映画
久々の映画レヴューです。
店主、「箱根を見ないと年が明けない」という
箱根駅伝好きでして(他の駅伝は見ない;笑)
昨日一昨日も実家のコタツで最終区は半ば寝落ちしながら
日体大の30年ぶりVを見守っていました。
で、このタイミングにこの映画ですよw
UHF独立局とはいえ、これ以上
視聴率の取れるタイミングがどこにある!
というか日テレ放送しろよ、ハウルじゃなくてさ【爆】
前々から箱根直前=その年最後の金ローにこれをやれば
どんなドキュメンタリーなんかより年明け早々の箱根の
いい番宣になると思っていたんですけどねぇ。
ってこれ、今まで日テレ(BS含む)でやりましたっけ?
本編自体は思いっきり日本テレビおよび読売新聞社の
全面協力なんですけれど。
そんなわけで、店主的に見物だったのは
『箱根駅伝への道』的な前半よりも
むしろ予選会以降の後半、TVの前で絶叫しまくりでした。
店主、地上波ではありますが予選会から毎年チェックしてますが
まさに中継で映る立川の自衛隊駐屯地の風景そのもの!
それは正月の本大会の様子も同様でした。
沿道および中継所に並ぶ人垣、
大手町のスタート地点に集合する各校応援団、
その中を走る選手の姿、そしてスポンサーののぼり【笑】
まさに店主が昨日一昨日と見ていた光景そのもの!
映画ならではのカットもありましたが
中継でおなじみのシーンの忠実度は
店主のような箱根ファンなら唸らずにはいられないでしょうw
やっぱ箱根はいいよねぇ♪
首位攻防だけでなく、下位には下位で
シード権争いという見物もありますし
それ以前に襷が繋がるかどうかという瀬戸際のドラマもある。
4位で落胆する大学もいれば5位でガッツポーズのチームもある。
TVや新聞ではある選手の物語を掘り下げたりするけれど
そこを走る20チーム×10=200選手全員に物語があるし
さらに走れなかった選手にもある。
ここから世界に羽ばたく選手もいれば
この日を最後にシューズを脱ぐ選手もいるわけで、
まだ彼らはそこそこ20年ちょっとしか生きていないけれど
箱根路はまさに人生の縮図といっても過言ではないはず。
無事シード権を確保した寛政大学の一年後も
見たくないと言ったら嘘になりますが、この続きは
箱根を走る本物のランナーたちに投影してみるってのも
悪くはないんじゃないでしょうか。
あ、そうそう。
彼らのユニフォームって黒を基調としたものでしたが
同じく新興チームながらここ数年は連続出場を果たしている
上武大のユニに似てますよねぇ……?
店主、「箱根を見ないと年が明けない」という
箱根駅伝好きでして(他の駅伝は見ない;笑)
昨日一昨日も実家のコタツで最終区は半ば寝落ちしながら
日体大の30年ぶりVを見守っていました。
で、このタイミングにこの映画ですよw
UHF独立局とはいえ、これ以上
視聴率の取れるタイミングがどこにある!
というか日テレ放送しろよ、ハウルじゃなくてさ【爆】
前々から箱根直前=その年最後の金ローにこれをやれば
どんなドキュメンタリーなんかより年明け早々の箱根の
いい番宣になると思っていたんですけどねぇ。
ってこれ、今まで日テレ(BS含む)でやりましたっけ?
本編自体は思いっきり日本テレビおよび読売新聞社の
全面協力なんですけれど。
そんなわけで、店主的に見物だったのは
『箱根駅伝への道』的な前半よりも
むしろ予選会以降の後半、TVの前で絶叫しまくりでした。
店主、地上波ではありますが予選会から毎年チェックしてますが
まさに中継で映る立川の自衛隊駐屯地の風景そのもの!
それは正月の本大会の様子も同様でした。
沿道および中継所に並ぶ人垣、
大手町のスタート地点に集合する各校応援団、
その中を走る選手の姿、そしてスポンサーののぼり【笑】
まさに店主が昨日一昨日と見ていた光景そのもの!
映画ならではのカットもありましたが
中継でおなじみのシーンの忠実度は
店主のような箱根ファンなら唸らずにはいられないでしょうw
やっぱ箱根はいいよねぇ♪
首位攻防だけでなく、下位には下位で
シード権争いという見物もありますし
それ以前に襷が繋がるかどうかという瀬戸際のドラマもある。
4位で落胆する大学もいれば5位でガッツポーズのチームもある。
TVや新聞ではある選手の物語を掘り下げたりするけれど
そこを走る20チーム×10=200選手全員に物語があるし
さらに走れなかった選手にもある。
ここから世界に羽ばたく選手もいれば
この日を最後にシューズを脱ぐ選手もいるわけで、
まだ彼らはそこそこ20年ちょっとしか生きていないけれど
箱根路はまさに人生の縮図といっても過言ではないはず。
無事シード権を確保した寛政大学の一年後も
見たくないと言ったら嘘になりますが、この続きは
箱根を走る本物のランナーたちに投影してみるってのも
悪くはないんじゃないでしょうか。
あ、そうそう。
彼らのユニフォームって黒を基調としたものでしたが
同じく新興チームながらここ数年は連続出場を果たしている
上武大のユニに似てますよねぇ……?
Leonardesque Punk版三銃士?
2012年11月12日 映画
はい、どうしても三銃士ネタには
絡まずにはいられないゆーめいです【笑】
といっても原作に手を出したことは無し
映画はK. サザーランド主演のやつを見たくらいで
もっぱら小さい頃見た『アニメ三銃士』がデフォなやつですが。
それだけ世界中で親しまれている作品ですから
映像化するにあたっては何かしら斬新な切り口が必要
というわけで『ダ・ヴィンチの飛行船』だそうです。
公開当時「これで本当に三銃士として成立するのか?」と
心配になりましたが、まぁ確かに映像的な目新しさはありましたが
飛行船はただのギミック、本筋としてはちゃんと
『王妃の首飾り』事件だったので一安心。
なのでレヴューといっても、原作や旧来の三銃士ものと
どこが違うかということの羅列になってしまいますが
まずは、首飾り事件でアンヌ王妃は全くのシロだったことが挙げられるかと。
その分、ニセの恋文を置いて首飾りを盗み出すミレディの活躍が
原作以上にフィーチャーされることに。
主演は何と言ってもミラ・ジョヴォヴィッチですからね、銃士を差し置いて。
条件がいいからとバッキンガム公爵についたり
リシュリューと二重スパイを働いたりと
「元祖・不二子ちゃん」の面目躍如【笑】
そのバッキンガム公爵ことジョージ・ヴィリアーズですが
両刀使い【爆】であったジェームズ1世の色小姓からのし上がったという
史実に最も忠実だったんじゃないでしょうか、O. ブルームは。
それにしても悪役ばっかギャラかけてるよなぁ今回は。
それにひきかえ、我らがルイ13世がヘタレなお子様だったのは
史実・原作としても仕方のないこと【泣】
ただ、同世代のダルタニャンと身分を超えた友情チックだったのは
今まで無かったような気が。
さて、また原作との絡みで気になっていたのは
コンスタンスが「マダム」なのか「マドモワゼル」なのか。
はっきりと作中では描かれていませんでしたが
プライヴェートのときは髪を下ろしていた辺りからも
未婚ととってよさそうな気が。
もっとも、向こうでは髪型でそれほどはっきりと
未婚・既婚を見分けられるわけではなさそうですが
ボナシューも出てこなかったので、独身でFAかと。
そのコンスタンス、原作では哀れ途中で死んでしまいますが
映画では助かって何よりです。
やっぱりこの辺は現代の観客の感覚に合わせないと。
死んでしまうといえばミレディもなんですが……
あんな「死に方」した時点で、自作ではまんまと生きていたと
なるんじゃないかと踏んでいましたが
まさかラストで次のネタ振りをするとは【苦笑】
でも、ああやって大風呂敷を広げたやつにかぎって
これ一作で終わってしまう、なんてこともあるようですが。
そして何より……これが言いたいがために
残りの文章を取ってつけたようなもの。
リシュリュー枢機卿のお声が千葉繁さんだとはっ!!
ロシュフォール伯爵ですよアニメ三銃士の!
CMでシゲさんの声を聞いてまさかと思いましたもの
本編にも出演するんじゃないのかと。
でもそれがリシュリュー閣下だとは……
ぼんやりと声だけ聞いているとロシュフォールに聞こえましたもの【笑】
でも、アニメ三銃士で育った世代にとって
ロシュフォールがあんな悪役だと知ってビックリでした。
シゲさん演じるロシュはむしろ憎めない悪役でしたもんね
場合によってはアトスと共同戦線張ったりして。
――いったい、どういう経緯で今回のキャスティングだったんでしょうか?
そんなわけで、店主としては思いっきりアトス推しで見ていました
たとえお声が神谷さんでなくても。
最初、4対40でリシュリューの衛兵たちとやり合ったときの
剣術スタイルもかなり店主の中でのアトスにぴったりでしたし。
剣だけでなく体当たりなどで大人数を蹴散らす超実践的ケンカ殺法【笑】
アニメ三銃士では冷静沈着な三銃士のリーダー格でしたが
実は酒好き博奕好きの女嫌いという原作キャラが
なおさら神谷キャラだよなぁと惚れ直してしまいましたもの。
一方、今回の映画のダルは原作同様、普通に一旗揚げるために
ガスコーニュからパリに出てきましたが
三谷版だと父親の敵(=ロシュ)を討つために銃士になったんでしたっけ。
その設定だとむしろカオリンだよなぁと思ったりw
原作ではかなりアトスとダルが仲よさそうだしなぁ……と
三銃士ネタになるとついつい脱線しそうになってしまいます。
この映画のように、実際に『三銃士』の原作を踏襲していなくても
(これはその中でもかなり逸脱している部類かもしれませんが)
あからさまにその設定を頂いたものは枚挙にいとまがないかと
店主も二,三挙げられますし。
それだけキャラクターがきっちりしていて、かつ魅力的なんでしょうね
『三銃士』ネタは。店主もいつかチャレンジしてみたいのですが……
絡まずにはいられないゆーめいです【笑】
といっても原作に手を出したことは無し
映画はK. サザーランド主演のやつを見たくらいで
もっぱら小さい頃見た『アニメ三銃士』がデフォなやつですが。
それだけ世界中で親しまれている作品ですから
映像化するにあたっては何かしら斬新な切り口が必要
というわけで『ダ・ヴィンチの飛行船』だそうです。
公開当時「これで本当に三銃士として成立するのか?」と
心配になりましたが、まぁ確かに映像的な目新しさはありましたが
飛行船はただのギミック、本筋としてはちゃんと
『王妃の首飾り』事件だったので一安心。
なのでレヴューといっても、原作や旧来の三銃士ものと
どこが違うかということの羅列になってしまいますが
まずは、首飾り事件でアンヌ王妃は全くのシロだったことが挙げられるかと。
その分、ニセの恋文を置いて首飾りを盗み出すミレディの活躍が
原作以上にフィーチャーされることに。
主演は何と言ってもミラ・ジョヴォヴィッチですからね、銃士を差し置いて。
条件がいいからとバッキンガム公爵についたり
リシュリューと二重スパイを働いたりと
「元祖・不二子ちゃん」の面目躍如【笑】
そのバッキンガム公爵ことジョージ・ヴィリアーズですが
両刀使い【爆】であったジェームズ1世の色小姓からのし上がったという
史実に最も忠実だったんじゃないでしょうか、O. ブルームは。
それにしても悪役ばっかギャラかけてるよなぁ今回は。
それにひきかえ、我らがルイ13世がヘタレなお子様だったのは
史実・原作としても仕方のないこと【泣】
ただ、同世代のダルタニャンと身分を超えた友情チックだったのは
今まで無かったような気が。
さて、また原作との絡みで気になっていたのは
コンスタンスが「マダム」なのか「マドモワゼル」なのか。
はっきりと作中では描かれていませんでしたが
プライヴェートのときは髪を下ろしていた辺りからも
未婚ととってよさそうな気が。
もっとも、向こうでは髪型でそれほどはっきりと
未婚・既婚を見分けられるわけではなさそうですが
ボナシューも出てこなかったので、独身でFAかと。
そのコンスタンス、原作では哀れ途中で死んでしまいますが
映画では助かって何よりです。
やっぱりこの辺は現代の観客の感覚に合わせないと。
死んでしまうといえばミレディもなんですが……
あんな「死に方」した時点で、自作ではまんまと生きていたと
なるんじゃないかと踏んでいましたが
まさかラストで次のネタ振りをするとは【苦笑】
でも、ああやって大風呂敷を広げたやつにかぎって
これ一作で終わってしまう、なんてこともあるようですが。
そして何より……これが言いたいがために
残りの文章を取ってつけたようなもの。
リシュリュー枢機卿のお声が千葉繁さんだとはっ!!
ロシュフォール伯爵ですよアニメ三銃士の!
CMでシゲさんの声を聞いてまさかと思いましたもの
本編にも出演するんじゃないのかと。
でもそれがリシュリュー閣下だとは……
ぼんやりと声だけ聞いているとロシュフォールに聞こえましたもの【笑】
でも、アニメ三銃士で育った世代にとって
ロシュフォールがあんな悪役だと知ってビックリでした。
シゲさん演じるロシュはむしろ憎めない悪役でしたもんね
場合によってはアトスと共同戦線張ったりして。
――いったい、どういう経緯で今回のキャスティングだったんでしょうか?
そんなわけで、店主としては思いっきりアトス推しで見ていました
たとえお声が神谷さんでなくても。
最初、4対40でリシュリューの衛兵たちとやり合ったときの
剣術スタイルもかなり店主の中でのアトスにぴったりでしたし。
剣だけでなく体当たりなどで大人数を蹴散らす超実践的ケンカ殺法【笑】
アニメ三銃士では冷静沈着な三銃士のリーダー格でしたが
実は酒好き博奕好きの女嫌いという原作キャラが
なおさら神谷キャラだよなぁと惚れ直してしまいましたもの。
一方、今回の映画のダルは原作同様、普通に一旗揚げるために
ガスコーニュからパリに出てきましたが
三谷版だと父親の敵(=ロシュ)を討つために銃士になったんでしたっけ。
その設定だとむしろカオリンだよなぁと思ったりw
原作ではかなりアトスとダルが仲よさそうだしなぁ……と
三銃士ネタになるとついつい脱線しそうになってしまいます。
この映画のように、実際に『三銃士』の原作を踏襲していなくても
(これはその中でもかなり逸脱している部類かもしれませんが)
あからさまにその設定を頂いたものは枚挙にいとまがないかと
店主も二,三挙げられますし。
それだけキャラクターがきっちりしていて、かつ魅力的なんでしょうね
『三銃士』ネタは。店主もいつかチャレンジしてみたいのですが……
これで本当のLAST DANCE
2012年11月7日 映画
ようやく母と見に行ってきました『踊る大捜査線THE FINAL』
もうCMでも見かけなくなって、上映が終わってしまったかと
心配しましたが、実家の方ではまだやっていました。
日頃、映画はTVでタダで見れるのを待つ我が家にとって
『踊る』シリーズは劇場版第1作から欠かさず劇場で見てきた
云わば特別な作品。だからこそその最期も見届けねば。
まだまだ見てない&どうせそのうちにやるTV放映を
待っている人のためになるべくネタバレに配慮しますが
先行のTV版で『踊る』はすでにオワコンなのでは?と
この場でも書きましたが、さすがは劇場版
その後『相棒』などに流れた我々デカ好きも納得するだけの
さすがはラストに相応しい大ネタを持ってきたといえるのでは。
でもそこに湾岸署内のプチ事件もサブプロットとして絡めてくるのは
『踊る』THE MOVIEのお約束。
その辺の硬軟のバランスこそ『踊る』の原点でしょう。
今回の犯人役として慎吾ちゃんが
公開前から大々的にアナウンスされてましたが
ホントにヤツでいいのかと少々危惧しておりました。
でも、犯人とはいえ置物みたいな役だったので
そういう点ではネームヴァリューと実力のバランスのとれた
いい配置だったのではと思います【笑】
犯罪を犯さざるをえなかった側の、いわゆる「腹芸」的なところは
共犯者の方がしっかり担当していましたし。
それにしても、気になったのはバナナ。
D●LEのステマか?と思われた方も多いのでは【爆】
慎吾ちゃんがCMキャラを務めているからというのもあるんでしょうが
室井さんに言わせるってのも……ヲイ。
ただ、『踊る』というメディアだからこそ
パロディとしてのステマとしてネタにできたのかもしれません。
他でアレをやってしまったら不愉快以外の何ものでもないでしょう
カエル急便だってあれは架空の会社なんだし。
で、さて。ここからはもっぱら“同人”的視点になってしまいますが
アオスミとしての結末をはっきりと書き込まなかったのは
後は我々に委ねられたと受け取っていいんでしょうか?
結局、すみれさんは青島の懇願どおり警察に残ったのか……
最後の刑事部屋のシーンにいなかったから、それは無いのかも【泣】
でも、CMでアオスミファンをモノの見事に騙してくれた
唐揚げ屋夫婦の「俊ちゃん!」「すみれ!」には
いや~、萌えた萌えた♪ オフィシャルとしては一生分の
萌えを提供してくれたんじゃないでしょうか←公式には期待しない主義
『学園エヴァ』あたりが意識にあったんじゃないかと思いますが
パラレルでもいいのであれでだれか書いてくれないでしょうか【泣】
既に実行に移されている方がいたら教えてくださいw
ここから先、いよいよ『踊る』同人は
「原作以上」という新たなフェーズに正式移行していきます。
「同僚」という肩書が失われてしまった以上、あの二人が
このまま離れ離れになってしまうのか、それとも
新たな肩書で関係を繋ぎなおしていくのか、というモチーフは
店主もさんざん『ごとしの』や『槇冴』で萌えてきましたが
まさにアオスミもそういう展開になっていくことでしょう。
そして、それぞれの中にある二人の無数の「その後」の
積み重ねの中から「王道パターン」が生まれていくのでは。
もしかしたら、TVシリーズの盛り上がりをリアルタイムで経験したように
二次創作の試行錯誤もまたその場に立ち会えると思うと
なかなか感無量というものでもあります。
CHもパトも、完結してからハマったものばかりですので。
さーて、久々に『踊る』サイトでもあさってみますかねぇw
もうCMでも見かけなくなって、上映が終わってしまったかと
心配しましたが、実家の方ではまだやっていました。
日頃、映画はTVでタダで見れるのを待つ我が家にとって
『踊る』シリーズは劇場版第1作から欠かさず劇場で見てきた
云わば特別な作品。だからこそその最期も見届けねば。
まだまだ見てない&どうせそのうちにやるTV放映を
待っている人のためになるべくネタバレに配慮しますが
先行のTV版で『踊る』はすでにオワコンなのでは?と
この場でも書きましたが、さすがは劇場版
その後『相棒』などに流れた我々デカ好きも納得するだけの
さすがはラストに相応しい大ネタを持ってきたといえるのでは。
でもそこに湾岸署内のプチ事件もサブプロットとして絡めてくるのは
『踊る』THE MOVIEのお約束。
その辺の硬軟のバランスこそ『踊る』の原点でしょう。
今回の犯人役として慎吾ちゃんが
公開前から大々的にアナウンスされてましたが
ホントにヤツでいいのかと少々危惧しておりました。
でも、犯人とはいえ置物みたいな役だったので
そういう点ではネームヴァリューと実力のバランスのとれた
いい配置だったのではと思います【笑】
犯罪を犯さざるをえなかった側の、いわゆる「腹芸」的なところは
共犯者の方がしっかり担当していましたし。
それにしても、気になったのはバナナ。
D●LEのステマか?と思われた方も多いのでは【爆】
慎吾ちゃんがCMキャラを務めているからというのもあるんでしょうが
室井さんに言わせるってのも……ヲイ。
ただ、『踊る』というメディアだからこそ
パロディとしてのステマとしてネタにできたのかもしれません。
他でアレをやってしまったら不愉快以外の何ものでもないでしょう
カエル急便だってあれは架空の会社なんだし。
で、さて。ここからはもっぱら“同人”的視点になってしまいますが
アオスミとしての結末をはっきりと書き込まなかったのは
後は我々に委ねられたと受け取っていいんでしょうか?
結局、すみれさんは青島の懇願どおり警察に残ったのか……
最後の刑事部屋のシーンにいなかったから、それは無いのかも【泣】
でも、CMでアオスミファンをモノの見事に騙してくれた
唐揚げ屋夫婦の「俊ちゃん!」「すみれ!」には
いや~、萌えた萌えた♪ オフィシャルとしては一生分の
萌えを提供してくれたんじゃないでしょうか←公式には期待しない主義
『学園エヴァ』あたりが意識にあったんじゃないかと思いますが
パラレルでもいいのであれでだれか書いてくれないでしょうか【泣】
既に実行に移されている方がいたら教えてくださいw
ここから先、いよいよ『踊る』同人は
「原作以上」という新たなフェーズに正式移行していきます。
「同僚」という肩書が失われてしまった以上、あの二人が
このまま離れ離れになってしまうのか、それとも
新たな肩書で関係を繋ぎなおしていくのか、というモチーフは
店主もさんざん『ごとしの』や『槇冴』で萌えてきましたが
まさにアオスミもそういう展開になっていくことでしょう。
そして、それぞれの中にある二人の無数の「その後」の
積み重ねの中から「王道パターン」が生まれていくのでは。
もしかしたら、TVシリーズの盛り上がりをリアルタイムで経験したように
二次創作の試行錯誤もまたその場に立ち会えると思うと
なかなか感無量というものでもあります。
CHもパトも、完結してからハマったものばかりですので。
さーて、久々に『踊る』サイトでもあさってみますかねぇw
臨場 劇場版:たぶん間違った感想
2012年7月19日 映画 コメント (2)
ども、失業生活満喫中です【爆】
親はさっさと仕事探せと言いますが、探してますよ一応。
でもこのご時世、そんなすぐに見つかりそうもないので
しばらくは酸いも甘いも含めて刻み付けたいと思います。
だって何事も経験ですし、これも取材のうち【笑】
というわけで、今日は第1回目の失業認定日だったのですが
せっかくバスに乗って遠出してきたわけですし
水曜日だったので映画を見に行こうかなと。
レディースデイですので無職の身には有難かったです。
これもプー子の役得ですね。
『外事警察』はもう終わってしまったので『臨場』
ぜったい映画館で見たかったんですよ。
パンフ目当てというのもありますが【苦笑】
いつものように重役出勤で現場に直行して
私服のジャケットから鑑識の制服に着替えるときの
インナーのタンクトップから伸びる逞しい二の腕に
萌えたその瞬間から、内野聖陽鑑賞タイムの始まり【爆】
まーとにかく格好いいのですが……
やっぱり重ね合わせてしまうんだよなぁ、冴羽氏と。
以前Tさまからとある写真を「北条さんが描けば撩になるっぽい」と
紹介していただいたときから、ひそかに実写版のキャストは
内野さんを置いて他にありえない!と思っています。
まして倉石検視官の格好は、ラフなジャケットにタンクトップ
(襟ぐりの開き方が撩っぽい)
ワークパンツの裾をブーツに突っ込むというのも
ヤツの過去からすればアリでしょう。
それに自分の恩師に対してもタメ口ですし
撩は教授には敬語使ってますけどねぇ。
映画中での、倉石が夜景を見下ろすシーンは完璧撩でした【笑】
それ以外の隠れた萌えツボといえば、部下の小坂さんとの絡み。
どう見てもLOVEだろ。
もちろん、そういう話ではないってことは判ってるんですけどね
パンフでも松下さんは「そういう気持ちはない」って言ってましたし。
でも二次創作視点だと、そこにラヴを補完したくなる……
だれか書いてないですかねぇ【苦笑】
店主の中でキャスティング的に
RKとダブってしまうというのもありますが、
自分にとって、その二人から恋愛要素を抜いたのが
倉石と小坂の関係であり、そっちの方が下手なラヴより
店主の萌えツボなのかもしれません。
恋のときめきなんてのは店主、判らないっつーか忘れちまいましたし
それよりこういう師弟というか相棒関係の方が
自分の中ではぐっと具体的に迫ってくるものがあります。
そういやオフィシャルブックの中で松下さんが小坂さんのことを
「努力し続ける人」って言ってましたが、
それってまさにカオリンでもありますよね。
で、なるべくネタバレはしないよう心掛けたいのですが
あのラスト……やっぱり完結編、なんですかねぇ?
TVシリーズ続章のあのラストも意味深でしたが
今回はそれをはっきりとした形で描いてしまったような気が。
スタッフも、集大成のつもりで作ったって言ってましたし……
倉石もそうですが、立原管理官も無傷じゃいられないと思うんですよ
そもそもあの大失態の発端は彼の考えだったわけですから。
だとすると、もう次はないんじゃないのかなぁ。
あれも倉石らしいラストだと自分では思いますし
我田引水ではありますが、共振するとこ大でしたから。
でも、もし続編が決まって、その宣伝のために
日曜洋画劇場で放送ってときには
あのシーンだけきれいにカットするんだろうなぁ、
映画の宣伝用の再放送でも、件のラストシーンは
きれいさっぱりでしたから。
そんなわけで、キリリクと相まって
店主の中でオヤジ撩ブーム来てます【爆】
いつまでもカッコよく、というのもいいのですが
ボロボロになっても最後の最後まで、という
引退間近のベテラン選手のような姿にたまらなく萌えです。
===================================
拍手レス
7/17 23:00・suzuさま
親はさっさと仕事探せと言いますが、探してますよ一応。
でもこのご時世、そんなすぐに見つかりそうもないので
しばらくは酸いも甘いも含めて刻み付けたいと思います。
だって何事も経験ですし、これも取材のうち【笑】
というわけで、今日は第1回目の失業認定日だったのですが
せっかくバスに乗って遠出してきたわけですし
水曜日だったので映画を見に行こうかなと。
レディースデイですので無職の身には有難かったです。
これもプー子の役得ですね。
『外事警察』はもう終わってしまったので『臨場』
ぜったい映画館で見たかったんですよ。
パンフ目当てというのもありますが【苦笑】
いつものように重役出勤で現場に直行して
私服のジャケットから鑑識の制服に着替えるときの
インナーのタンクトップから伸びる逞しい二の腕に
萌えたその瞬間から、内野聖陽鑑賞タイムの始まり【爆】
まーとにかく格好いいのですが……
やっぱり重ね合わせてしまうんだよなぁ、冴羽氏と。
以前Tさまからとある写真を「北条さんが描けば撩になるっぽい」と
紹介していただいたときから、ひそかに実写版のキャストは
内野さんを置いて他にありえない!と思っています。
まして倉石検視官の格好は、ラフなジャケットにタンクトップ
(襟ぐりの開き方が撩っぽい)
ワークパンツの裾をブーツに突っ込むというのも
ヤツの過去からすればアリでしょう。
それに自分の恩師に対してもタメ口ですし
撩は教授には敬語使ってますけどねぇ。
映画中での、倉石が夜景を見下ろすシーンは完璧撩でした【笑】
それ以外の隠れた萌えツボといえば、部下の小坂さんとの絡み。
どう見てもLOVEだろ。
もちろん、そういう話ではないってことは判ってるんですけどね
パンフでも松下さんは「そういう気持ちはない」って言ってましたし。
でも二次創作視点だと、そこにラヴを補完したくなる……
だれか書いてないですかねぇ【苦笑】
店主の中でキャスティング的に
RKとダブってしまうというのもありますが、
自分にとって、その二人から恋愛要素を抜いたのが
倉石と小坂の関係であり、そっちの方が下手なラヴより
店主の萌えツボなのかもしれません。
恋のときめきなんてのは店主、判らないっつーか忘れちまいましたし
それよりこういう師弟というか相棒関係の方が
自分の中ではぐっと具体的に迫ってくるものがあります。
そういやオフィシャルブックの中で松下さんが小坂さんのことを
「努力し続ける人」って言ってましたが、
それってまさにカオリンでもありますよね。
で、なるべくネタバレはしないよう心掛けたいのですが
あのラスト……やっぱり完結編、なんですかねぇ?
TVシリーズ続章のあのラストも意味深でしたが
今回はそれをはっきりとした形で描いてしまったような気が。
スタッフも、集大成のつもりで作ったって言ってましたし……
倉石もそうですが、立原管理官も無傷じゃいられないと思うんですよ
そもそもあの大失態の発端は彼の考えだったわけですから。
だとすると、もう次はないんじゃないのかなぁ。
あれも倉石らしいラストだと自分では思いますし
我田引水ではありますが、共振するとこ大でしたから。
でも、もし続編が決まって、その宣伝のために
日曜洋画劇場で放送ってときには
あのシーンだけきれいにカットするんだろうなぁ、
映画の宣伝用の再放送でも、件のラストシーンは
きれいさっぱりでしたから。
そんなわけで、キリリクと相まって
店主の中でオヤジ撩ブーム来てます【爆】
いつまでもカッコよく、というのもいいのですが
ボロボロになっても最後の最後まで、という
引退間近のベテラン選手のような姿にたまらなく萌えです。
===================================
拍手レス
7/17 23:00・suzuさま
キリリクにご感想ありがとうございますm(_ _)m
大変お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
あんな感じでよろしかったでしょうか?
関東の田舎者ですが、何か
2012年5月13日 映画
すいません、久々の更新
しかも5月になってからは初めてです。
しばらく鬱々としてて、あっちで精一杯になっていました。
本当はGW中のことから書きたかったのですが
どうしてもこの映画について語りたくて。
関西人はどんな感想を抱くだろうかと。
見ながら、自分は関東の人間としてしか
この映画を見れないと痛切に思いました。
堤真一演じる会計検査官・松平が「帰れ!」と
罵声を浴びせられるシーンは見ていて泣きたくなりましたもの。
東京ばかりなぜこんなにも嫌われるのかと。
でも、そう言っておきながら店主、田舎者ですから
東京のことを好きか嫌いかと言われれば、嫌いです。
その嫌いな東京に10年も通学しておいて
しかも今ではそこで働いてはいますが、
通うには良いところかもしれませんが
人の生活するところではないでしょう。
だから、引っ越すときも都内は候補に入れませんでした。
家賃高いってのもありますし、自分が都民だなんておこがましいですので。
ですが、ただ闇雲にアンチが張れる関西と違って
関東の田舎者の東京嫌いは
自分自身が東京に依存しているからこそ厄介なんです。
主要産業である近郊農業も、東京という一大消費地が
すぐそばにあるから成り立っていますし
映るテレビも東京の関東キー局、
ドームツアーに参戦するにしても、一番近くは東京ドーム。
最近では西武ドームという可能性もありますが
実はいったん都内に出ないと行けなかったりする。
それくらい、特に埼玉は交通の横の連携が取れないほど
東京に依存しているんですよ。
それでも東京が嫌いだというのは
コバンザメが宿主のサメに噛みつくようなもの、
自分で自分の首を絞めるの覚悟なわけですから。
だいたい、同じ関東というだけで
東京と一緒くたにされてしまうのは
特に栃木人としてはいかがなものかと思います。
関東って、決して余所が思うほど一枚板ではないんですよね。
例えばプロ野球だって、関西=阪神というほど
(とはいってもオリックスもあるし、昔は近鉄も南海もありましたが)
関東=巨人というわけではないのはご存じのとおり。
南関東にはそれぞれロッテ・横浜・西武と地元球団がありますし
(そこの地元民が必ずしもファンというわけではないけれど)
東京という街自体、余所者の集合体なので
関西出身の阪神ファンや名古屋出身の中日ファン、なんてのもごろごろ。
それに、そっちの出身でも親がそうでもないにもかかわらず
他球団のファンという人もいますしね。
とまぁ、それくらい関東地方といってもバラバラ。
辛うじて群馬・栃木・茨城は北関東として括れるかもしれませんが
南だと千葉・埼玉・神奈川で叩きあっているというか【汗】
それでも、東京が叩かれようものなら
関東一致団結して東京の盾になりますけどね。
要は、東京を叩いていいのはオレらだけだということなのかも。
そういや、先週は『阪急電車』と
最近のCX土曜プレミアムは関西映画づいていますが
あの映画だって、舞台が関西だから成り立ったというか
あれが例えば都電荒川線だったらどうなっただろうかと。
関西だと、東京都の物理的・文化的距離感から
エキゾチシズムというと語弊がありますが
東京一極集中と、その背景にある現代社会に対する
アンチテーゼ的な意味を持ちうるのかもと思うのですよ。
でもそれが東京近郊だと、すっかり現代社会の
一部になってしまっているような気がして。
だからこそ、特に東京に近すぎるがために『顔』の見えづらい埼玉県が
アニメの舞台としての、云わば『ヲタ・ツーリズム』に力を入れるのは
「東京の一部」ではない埼玉をアピールしたいのだと思いますが
でも一方でそれらの舞台が埼玉である必然性もあまり感じられないような。
某らきすただって、別に千葉の神社でも栃木でも違わないような【爆】
その辺がすでに『色』のある関西に敵わないところかと。
――そういえばふと、関西でも大阪以外
京都、神戸(あえて兵庫から独立扱い)はタイマン張れるからともかくとして
それ以外の、例えば奈良や和歌山……はちょっと遠いとしても
大阪寄りの京都や兵庫は、大阪に対して
店主が東京に対して抱いているような複雑な対抗心を
抱いてはいないのだろうか。
店主の関西出身の友人は大阪ではなく、大阪寄りの兵庫なのですが
彼女がさも大阪の人間のように語っていたのが
今となっては少々違和感を感じえませんでした。
自分は東京人のふりなんて、たとえ代理としてでもできませんので。
しかも5月になってからは初めてです。
しばらく鬱々としてて、あっちで精一杯になっていました。
本当はGW中のことから書きたかったのですが
どうしてもこの映画について語りたくて。
関西人はどんな感想を抱くだろうかと。
見ながら、自分は関東の人間としてしか
この映画を見れないと痛切に思いました。
堤真一演じる会計検査官・松平が「帰れ!」と
罵声を浴びせられるシーンは見ていて泣きたくなりましたもの。
東京ばかりなぜこんなにも嫌われるのかと。
でも、そう言っておきながら店主、田舎者ですから
東京のことを好きか嫌いかと言われれば、嫌いです。
その嫌いな東京に10年も通学しておいて
しかも今ではそこで働いてはいますが、
通うには良いところかもしれませんが
人の生活するところではないでしょう。
だから、引っ越すときも都内は候補に入れませんでした。
家賃高いってのもありますし、自分が都民だなんておこがましいですので。
ですが、ただ闇雲にアンチが張れる関西と違って
関東の田舎者の東京嫌いは
自分自身が東京に依存しているからこそ厄介なんです。
主要産業である近郊農業も、東京という一大消費地が
すぐそばにあるから成り立っていますし
映るテレビも東京の関東キー局、
ドームツアーに参戦するにしても、一番近くは東京ドーム。
最近では西武ドームという可能性もありますが
実はいったん都内に出ないと行けなかったりする。
それくらい、特に埼玉は交通の横の連携が取れないほど
東京に依存しているんですよ。
それでも東京が嫌いだというのは
コバンザメが宿主のサメに噛みつくようなもの、
自分で自分の首を絞めるの覚悟なわけですから。
だいたい、同じ関東というだけで
東京と一緒くたにされてしまうのは
特に栃木人としてはいかがなものかと思います。
関東って、決して余所が思うほど一枚板ではないんですよね。
例えばプロ野球だって、関西=阪神というほど
(とはいってもオリックスもあるし、昔は近鉄も南海もありましたが)
関東=巨人というわけではないのはご存じのとおり。
南関東にはそれぞれロッテ・横浜・西武と地元球団がありますし
(そこの地元民が必ずしもファンというわけではないけれど)
東京という街自体、余所者の集合体なので
関西出身の阪神ファンや名古屋出身の中日ファン、なんてのもごろごろ。
それに、そっちの出身でも親がそうでもないにもかかわらず
他球団のファンという人もいますしね。
とまぁ、それくらい関東地方といってもバラバラ。
辛うじて群馬・栃木・茨城は北関東として括れるかもしれませんが
南だと千葉・埼玉・神奈川で叩きあっているというか【汗】
それでも、東京が叩かれようものなら
関東一致団結して東京の盾になりますけどね。
要は、東京を叩いていいのはオレらだけだということなのかも。
そういや、先週は『阪急電車』と
最近のCX土曜プレミアムは関西映画づいていますが
あの映画だって、舞台が関西だから成り立ったというか
あれが例えば都電荒川線だったらどうなっただろうかと。
関西だと、東京都の物理的・文化的距離感から
エキゾチシズムというと語弊がありますが
東京一極集中と、その背景にある現代社会に対する
アンチテーゼ的な意味を持ちうるのかもと思うのですよ。
でもそれが東京近郊だと、すっかり現代社会の
一部になってしまっているような気がして。
だからこそ、特に東京に近すぎるがために『顔』の見えづらい埼玉県が
アニメの舞台としての、云わば『ヲタ・ツーリズム』に力を入れるのは
「東京の一部」ではない埼玉をアピールしたいのだと思いますが
でも一方でそれらの舞台が埼玉である必然性もあまり感じられないような。
某らきすただって、別に千葉の神社でも栃木でも違わないような【爆】
その辺がすでに『色』のある関西に敵わないところかと。
――そういえばふと、関西でも大阪以外
京都、神戸(あえて兵庫から独立扱い)はタイマン張れるからともかくとして
それ以外の、例えば奈良や和歌山……はちょっと遠いとしても
大阪寄りの京都や兵庫は、大阪に対して
店主が東京に対して抱いているような複雑な対抗心を
抱いてはいないのだろうか。
店主の関西出身の友人は大阪ではなく、大阪寄りの兵庫なのですが
彼女がさも大阪の人間のように語っていたのが
今となっては少々違和感を感じえませんでした。
自分は東京人のふりなんて、たとえ代理としてでもできませんので。
また見てしまいました
2012年4月30日 映画 コメント (2)
これ実は見るの4度目なんですよね。
しかも劇場で2回【爆】 というのも最初に見に行ったシネコンで
パンフが売り切れてしまっていたからなんですが
それでもBSで1回、そして地上波でということで
自分の中でラピュタ化しています【笑】
それでもなんでまた見てしまうのかというと
はっきり言って薫ちゃんが出てるから。
それだけ亀山薫巡査部長に飢えております【泣】
やっぱり右京さんと薫ちゃんの二人で『相棒』なんですよ
バディたるもの、これくらいウェットじゃなくては。
薫ちゃんは右京さん大好きだし、右京さんもなんだかんだ言って
薫ちゃんのことを誰より信頼しているし
(↑あ、でも決して腐ではありませんよ!)
神戸くんだとまだまだピリピリしたものがあるような気が
未だに「杉下さん」呼ばわりですもんねぇ、そこがいくない。
そして、右京さんと薫ちゃんとまた違った意味で
それぞれの相棒でもあるたまきさん美和子ちゃん、
「宿敵」と書いて「とも」と呼ぶ【笑】薫ちゃんとイタミンなどなど
寺脇さん降板を機にリストラされてしまった要素が
これでもかと詰め込んであるのが『劇場版I』なんですよ【涙】
その後の方向性としてはキャラの掘り下げを排して
謎解きに純化していきたかったように思うのですが、
結局、夾雑物として排除されてしまったものこそが
店主にとって、そしておそらく少なからぬファンにとっては
『相棒』らしさだったのではないでしょうか。
今度の相棒は成宮か……見るのか、オレ?
さて、今年はやたらと見なくてはいけない映画が山ほど。
まず『踊る』は毎回劇場にも見に行ってますし
さらには『外事警察』、そして『臨場』まで!!
ファンとしてはスクリーンでご尊顔を拝しないといけないでしょう
渡部さんも、内野さんも。
……チケット代、かさみそうだな【泣】
====================================
定点観測upしました。
しかも劇場で2回【爆】 というのも最初に見に行ったシネコンで
パンフが売り切れてしまっていたからなんですが
それでもBSで1回、そして地上波でということで
自分の中でラピュタ化しています【笑】
それでもなんでまた見てしまうのかというと
はっきり言って薫ちゃんが出てるから。
それだけ亀山薫巡査部長に飢えております【泣】
やっぱり右京さんと薫ちゃんの二人で『相棒』なんですよ
バディたるもの、これくらいウェットじゃなくては。
薫ちゃんは右京さん大好きだし、右京さんもなんだかんだ言って
薫ちゃんのことを誰より信頼しているし
(↑あ、でも決して腐ではありませんよ!)
神戸くんだとまだまだピリピリしたものがあるような気が
未だに「杉下さん」呼ばわりですもんねぇ、そこがいくない。
そして、右京さんと薫ちゃんとまた違った意味で
それぞれの相棒でもあるたまきさん美和子ちゃん、
「宿敵」と書いて「とも」と呼ぶ【笑】薫ちゃんとイタミンなどなど
寺脇さん降板を機にリストラされてしまった要素が
これでもかと詰め込んであるのが『劇場版I』なんですよ【涙】
その後の方向性としてはキャラの掘り下げを排して
謎解きに純化していきたかったように思うのですが、
結局、夾雑物として排除されてしまったものこそが
店主にとって、そしておそらく少なからぬファンにとっては
『相棒』らしさだったのではないでしょうか。
今度の相棒は成宮か……見るのか、オレ?
さて、今年はやたらと見なくてはいけない映画が山ほど。
まず『踊る』は毎回劇場にも見に行ってますし
さらには『外事警察』、そして『臨場』まで!!
ファンとしてはスクリーンでご尊顔を拝しないといけないでしょう
渡部さんも、内野さんも。
……チケット代、かさみそうだな【泣】
====================================
定点観測upしました。
お勉強にならないギリシア神話
2012年4月23日 映画 コメント (2)
今回の日曜洋画劇場は
新作『タイタンの逆襲』の宣伝なんでしょうけど
『聖闘士星矢Ω』の番宣かと思ったのは
店主だけでしょうか。
メインキャラである青銅聖闘士の中で
ペルセウス伝説関係が
ペガサスとアンドロメダの二人もいますし
もちろんその両方とも『タイタンの戦い』にも出ています。
でも……それをきっかけに
神話ヲタクへの道を歩みだした店主にとって
ツッコミどころも多々ありました。
まず、ケフェウス王が治めるのはアルゴスではなくエチオピア。
まぁこの辺は、映像化にあたって物語をコンパクトにまとめるためにも
よくある脚色であり、許容範囲のうちかと。
あと、アクリシオス(こっちはちゃんとアルゴスの王)は
ペルセウスの義父ではなく実の祖父です。
そもそもは王が「自分の孫に殺される」という神託を恐れて
一人娘のダナエを閉じ込めてしまうんですよね。
でもその美しさに惹かれたゼウスが『黄金の雨』になって
彼女のもとに忍び込み、生まれたのがペルセウスというわけです。
で、実際に王はペルセウスに殺されてしまいます
ほとんど不幸な事故(円盤投げの円盤に当たる)で。
ちなみに、夫の姿に化けてまんまと寝取ったというのは
同じくギリシア神話を代表する英雄、ヘラクレスの生い立ち。
はてさて、映画では彼を導く存在として
イオという女性が登場しましたが、誰?
神話だとゼウスに犯された上に牛の姿に変えられた上に
各地を彷徨わされた可哀そうな女性です【泣】
一方で、神話上のペルセウスの冒険には
西遊記の観音菩薩のように常にアテナの守護があり
そういう意味では彼こそ聖闘士のはしりだったわけですが【笑】
つまりはイオのポジションこそアテナだったんじゃないか?
それと、カップリングはやっぱりペルセウス×アンドロメダじゃないと。
いくらこっちでは手を出さなかったとはいえ
自分の言い寄った女を息子にくれてやるかね【爆】
決定的なツッコミとしましては、ラストで
神話どおりアンドロメダが生贄にされるシーン、
彼女の手首を繋いでいるのが鎖ではなくロープ。
そこはチェーンだろ!?と叫びたくなったのは
聖闘士星矢世代だけではないでしょう。
アルゴスの街を襲った怪物クラーケンも
もともとは北欧の民間伝承上の怪物でギリシア関係なし。
ジンというのもイスラムの妖精で
(『アラジン』のランプの精の名前がジーニーなのも「ジン」から)
だから中東風の格好をしていたんでしょうけど
ギリシア神話ネタだったらギリシアだけで完結してくれないと。
だからといってイオみたいな無関係なキャラ入れられても困りますが。
そんなわけで、たぶん元ネタを知らない人がこれを見たら
原作を読んで「あれ?」と思うところは多々あったはず。
なんてグチグチ言ってると、いわゆる『原作厨』と同じになってしまいますが
知っている人にしかできない楽しみ方も。
オリンポスのシーンで十二神(たぶん)が輪になっていましたが
あのイケメンはおそらくアポロンだろうし
モデル座りしていた美女はアフロディーテに違いないし
ゼウスにペルセウスのことをご注進に来たのはヘルメスかと。
ちゃんとそれとして登場したのがゼウスとハデスのみだったのが少々残念。
そして星矢世代=80年代アニメで育った人たちにとってもお楽しみが。
内海賢二と千葉繁、データ放送にもクレジットされていませんでしたが
この声は聞いただけで判りますよ、特に千葉さんのあのハイテンションは【笑】
思わず「北斗の拳かよ」と突っ込みたくなりました。
にしては一人足りないんですけどね……。
新作『タイタンの逆襲』の宣伝なんでしょうけど
『聖闘士星矢Ω』の番宣かと思ったのは
店主だけでしょうか。
メインキャラである青銅聖闘士の中で
ペルセウス伝説関係が
ペガサスとアンドロメダの二人もいますし
もちろんその両方とも『タイタンの戦い』にも出ています。
でも……それをきっかけに
神話ヲタクへの道を歩みだした店主にとって
ツッコミどころも多々ありました。
まず、ケフェウス王が治めるのはアルゴスではなくエチオピア。
まぁこの辺は、映像化にあたって物語をコンパクトにまとめるためにも
よくある脚色であり、許容範囲のうちかと。
あと、アクリシオス(こっちはちゃんとアルゴスの王)は
ペルセウスの義父ではなく実の祖父です。
そもそもは王が「自分の孫に殺される」という神託を恐れて
一人娘のダナエを閉じ込めてしまうんですよね。
でもその美しさに惹かれたゼウスが『黄金の雨』になって
彼女のもとに忍び込み、生まれたのがペルセウスというわけです。
で、実際に王はペルセウスに殺されてしまいます
ほとんど不幸な事故(円盤投げの円盤に当たる)で。
ちなみに、夫の姿に化けてまんまと寝取ったというのは
同じくギリシア神話を代表する英雄、ヘラクレスの生い立ち。
はてさて、映画では彼を導く存在として
イオという女性が登場しましたが、誰?
神話だとゼウスに犯された上に牛の姿に変えられた上に
各地を彷徨わされた可哀そうな女性です【泣】
一方で、神話上のペルセウスの冒険には
西遊記の観音菩薩のように常にアテナの守護があり
そういう意味では彼こそ聖闘士のはしりだったわけですが【笑】
つまりはイオのポジションこそアテナだったんじゃないか?
それと、カップリングはやっぱりペルセウス×アンドロメダじゃないと。
いくらこっちでは手を出さなかったとはいえ
自分の言い寄った女を息子にくれてやるかね【爆】
決定的なツッコミとしましては、ラストで
神話どおりアンドロメダが生贄にされるシーン、
彼女の手首を繋いでいるのが鎖ではなくロープ。
そこはチェーンだろ!?と叫びたくなったのは
聖闘士星矢世代だけではないでしょう。
アルゴスの街を襲った怪物クラーケンも
もともとは北欧の民間伝承上の怪物でギリシア関係なし。
ジンというのもイスラムの妖精で
(『アラジン』のランプの精の名前がジーニーなのも「ジン」から)
だから中東風の格好をしていたんでしょうけど
ギリシア神話ネタだったらギリシアだけで完結してくれないと。
だからといってイオみたいな無関係なキャラ入れられても困りますが。
そんなわけで、たぶん元ネタを知らない人がこれを見たら
原作を読んで「あれ?」と思うところは多々あったはず。
なんてグチグチ言ってると、いわゆる『原作厨』と同じになってしまいますが
知っている人にしかできない楽しみ方も。
オリンポスのシーンで十二神(たぶん)が輪になっていましたが
あのイケメンはおそらくアポロンだろうし
モデル座りしていた美女はアフロディーテに違いないし
ゼウスにペルセウスのことをご注進に来たのはヘルメスかと。
ちゃんとそれとして登場したのがゼウスとハデスのみだったのが少々残念。
そして星矢世代=80年代アニメで育った人たちにとってもお楽しみが。
内海賢二と千葉繁、データ放送にもクレジットされていませんでしたが
この声は聞いただけで判りますよ、特に千葉さんのあのハイテンションは【笑】
思わず「北斗の拳かよ」と突っ込みたくなりました。
にしては一人足りないんですけどね……。
粘土が無ければ煉瓦は出来ない!
2012年3月19日 映画
別に、そんなにシャーロキアンってわけではないです。
ただ推理小説好きとしてその原点は知っておかないとと
新潮文庫版で挑戦中の身ではありますし(『事件簿』までは行った)
ベアリング・グールド著のホームズの『伝記』に
ぶっ飛んだ一人でもあります。
でも今ならあの実証妄想主義は理解できるんだよなぁ……
そんな半端なホームズ好きの店主として
これが『ホームズもの』として成り立つか否かというと
……微妙。
まぁ確かに、ロバート・ダウニー・Jr.演じるホームズの
あのエキセントリックぶりは、いくら既存のホームズの
「冷静沈着・頭脳明晰」ぶりからはかけ離れていても
原作からしてああいう解釈もできなくもないような。
それにジュード・ロウのめちゃくちゃ頼りになるワトソン君も
医者は医者でも“軍医”だったんだから
あれくらいの腕っ節もあって当然でしょう、
原作では用心棒代わりに連れていっている感じもありましたし。
ただ、キャラの特徴はそれはそれで掴めているんだから
せめてプロットも原作を踏襲してほしかった。
敵が「五人の女性を次々と手にかけた連続殺人犯」だったら
いっそvs切り裂きジャックでもよかったんじゃないでしょうか、
『フロム・ヘル』みたいに。被害者の数もちょうど合ってますし。
あと、自分的に納得いかないのが
ワトソンの婚約者のメアリー・モースタンと
ホームズが初対面だったこと。
メアリー嬢は長編『四つの署名』の依頼人なんだから
そのときにホームズと逢っているはず。
しかもワトソンが挨拶に行くはずだったメアリーの両親も
すでに亡くなっていたんじゃないでしょうか。
せっかく家庭教師っていう設定は採用していたのに
それ以外は無視されていたのがホームズファンとして残念です。
それと、もっと読んだことのある人だけがにやりとできるようなネタを
散りばめてほしかった。せっかくあれだけの読者がいる古典なんだから。
今回のタイトルにしたセリフも原作からなんですけどね。
それ以外、いいところを挙げるとするならば
大英帝国繁栄の陰の灰色な空気感を
音楽を含めてよく表しているところ。
この辺はさすがイギリスの監督だと思います。
でも、地下ボクシングと精肉工場も純然たる監督の趣味でしょうけどね。
真っ二つになった豚の断面にモザイクをかけなかった
日曜洋画劇場の英断には感服しました【笑】
アイリーン・アドラーが実は女泥棒という
『不二子ちゃん』キャラだったのにはさすがに受けた。
しかも声が沢城みゆきだし【爆】
あと、声ネタ的にはブラックウッド卿とその実父のトマス卿が
大塚明夫&周夫のリアル親子ってのが狙いすぎ。
息子の方は予告ナレを務めるほどの日曜洋画劇場の常連ですが
(アクション・エンタメ・ムービー中心だからなぁ)
最近、親父さんの方はこの手のキャスティングが多いような
『ブレイド』シリーズといい。
――何だか見ていてアニメの『名探偵ホームズ』が見たくなりました。
キャラクターはきちんと押さえつつも、プロットは完全オリジナルという点では
今回の映画とあまり変わらないような。
確か今、『シャドウゲーム』公開記念でGyaOで無料でやっていたっけ。
新作万歳【笑】
=======================================
定点観測upしました。
ただ推理小説好きとしてその原点は知っておかないとと
新潮文庫版で挑戦中の身ではありますし(『事件簿』までは行った)
ベアリング・グールド著のホームズの『伝記』に
ぶっ飛んだ一人でもあります。
でも今ならあの実証妄想主義は理解できるんだよなぁ……
そんな半端なホームズ好きの店主として
これが『ホームズもの』として成り立つか否かというと
……微妙。
まぁ確かに、ロバート・ダウニー・Jr.演じるホームズの
あのエキセントリックぶりは、いくら既存のホームズの
「冷静沈着・頭脳明晰」ぶりからはかけ離れていても
原作からしてああいう解釈もできなくもないような。
それにジュード・ロウのめちゃくちゃ頼りになるワトソン君も
医者は医者でも“軍医”だったんだから
あれくらいの腕っ節もあって当然でしょう、
原作では用心棒代わりに連れていっている感じもありましたし。
ただ、キャラの特徴はそれはそれで掴めているんだから
せめてプロットも原作を踏襲してほしかった。
敵が「五人の女性を次々と手にかけた連続殺人犯」だったら
いっそvs切り裂きジャックでもよかったんじゃないでしょうか、
『フロム・ヘル』みたいに。被害者の数もちょうど合ってますし。
あと、自分的に納得いかないのが
ワトソンの婚約者のメアリー・モースタンと
ホームズが初対面だったこと。
メアリー嬢は長編『四つの署名』の依頼人なんだから
そのときにホームズと逢っているはず。
しかもワトソンが挨拶に行くはずだったメアリーの両親も
すでに亡くなっていたんじゃないでしょうか。
せっかく家庭教師っていう設定は採用していたのに
それ以外は無視されていたのがホームズファンとして残念です。
それと、もっと読んだことのある人だけがにやりとできるようなネタを
散りばめてほしかった。せっかくあれだけの読者がいる古典なんだから。
今回のタイトルにしたセリフも原作からなんですけどね。
それ以外、いいところを挙げるとするならば
大英帝国繁栄の陰の灰色な空気感を
音楽を含めてよく表しているところ。
この辺はさすがイギリスの監督だと思います。
でも、地下ボクシングと精肉工場も純然たる監督の趣味でしょうけどね。
真っ二つになった豚の断面にモザイクをかけなかった
日曜洋画劇場の英断には感服しました【笑】
アイリーン・アドラーが実は女泥棒という
『不二子ちゃん』キャラだったのにはさすがに受けた。
しかも声が沢城みゆきだし【爆】
あと、声ネタ的にはブラックウッド卿とその実父のトマス卿が
大塚明夫&周夫のリアル親子ってのが狙いすぎ。
息子の方は予告ナレを務めるほどの日曜洋画劇場の常連ですが
(アクション・エンタメ・ムービー中心だからなぁ)
最近、親父さんの方はこの手のキャスティングが多いような
『ブレイド』シリーズといい。
――何だか見ていてアニメの『名探偵ホームズ』が見たくなりました。
キャラクターはきちんと押さえつつも、プロットは完全オリジナルという点では
今回の映画とあまり変わらないような。
確か今、『シャドウゲーム』公開記念でGyaOで無料でやっていたっけ。
新作万歳【笑】
=======================================
定点観測upしました。
それいけスマート【笑】
2011年12月12日 映画
いやぁ、久々に映画見て笑った笑ったw
ここまでバカバカしい映画も最近なかったよな
『裸の銃を持つ男』か『ホットショット』シリーズ以来だと思ったら
監督のピーター・シーガルは『裸の銃を持つ男』の3や
『ナッティー・プロフェッサー』の2などを手がけた
おバカ映画のプロだったわけで。
まぁ確かに笑いのツボが微妙ではあるかも。
というか、スパイアクションとして見るべきか
コメディ映画として見るべきかの線引きはちょっと難しい。
前者二つは最初からパロディだと判って見られるわけですが
こっちはアクション自体もわりと本格的ですしね。
そしてこの主役のスマート自体が微妙に優秀というか
ダメダメスパイといわれている割には
ストーリーの進行を止めない程度に銃も格闘もそこそこできるし
それに、情報分析官としてもけっこう優秀なんですよね。
報告書が長くなってしまうのは手短にまとめられないということではありますが
少なくとも生の情報を垂れ流しているだけではない、
ちゃんとそこから解釈を引き出せているんですから。
でも、元ネタのテレビシリーズ『それいけスマート』自体
当時のスパイ映画をパロったコメディなんですから仕方ない。
にしても、その当時は映画007だけでなく
テレビドラマでもスパイものが花盛りだったわけで
映画化されているだけでも『スパイ大作戦』や『おしゃれ探偵』
そして忘れちゃいけない『ナポレオン・ソロ』
冷戦当時、いったい西側諸国はどれだけ秘密諜報組織を抱えていたのか【爆】
今だったら仕分けの対象でしょうね、絶対。
でも、声ヲタの店主としましては
ついつい吹替えが気になってしまうわけで
主役のスマート(スティーブ・カレル)に江原正士。
S.カレル自身あまりなじみのない役者ではありましたが
さすがベテラン江原、真顔でギャグをぶっとばしております。
でも、それ以上に気になったのがカメオな面々。
ビル・マーレイがちょびっとだけ顔を出しているのですが
それを当てているのがCEの内海くんこと安原義人。
大統領役が内海賢二に、最後ちょっとだけ出てくる
ロボットのハイミー(TV版のメインキャラ)に玄田哲章
そして、チョイというわけではないのですが
前半の敵であるテロリスト・クリスティックが何と田中秀幸!!
実は、見ながら日曜洋画劇場のHPチェックしてなかったら
そのことには全く気がつきませんでした。
HPには不定期で吹替えの舞台裏が載っているんですよね。
でもどの役だかはなかったので、耳をダンボにして
それっぽい声は絶対に聞き逃さないようにしていました。
そして後からwikiで確認。よかった、間違ってなかった。
田中さんの悪役ってのも珍しいのですが
こういう役柄だとちゃんとクレジットされないから
今まで気がつかなかっただけだったのか。
悪人とはいえ田中さんらしいキザな感じのキャラで
訳あって自作で悪役をやらせてしまっていたので
こういう感じの声だったのかと改めて脳内吹替えしておりました。
でも……これだけの面子が揃って個人的に思うのは
何でここで神谷明がいないんだ【爆】
確かに、洋画吹替えよりアニメが主の声優さんではありますが
それでもTVシリーズ一本吹き替えてましたからねぇ、
それ繋がりで007も2本当ててますし。
田中さん、玄田さんは言わずと知れたCH繋がり
内海さんはもちろん北斗のラオウ
そして安原さんはテアトル・エコー時代の同僚ですし
実はCEに引き続き、当初は撩の声としてノミネートされていたとか。
これはただの偶然か、それとも何かに引き寄せられたのか
うーん……ただの気のせいか?
ここまでバカバカしい映画も最近なかったよな
『裸の銃を持つ男』か『ホットショット』シリーズ以来だと思ったら
監督のピーター・シーガルは『裸の銃を持つ男』の3や
『ナッティー・プロフェッサー』の2などを手がけた
おバカ映画のプロだったわけで。
まぁ確かに笑いのツボが微妙ではあるかも。
というか、スパイアクションとして見るべきか
コメディ映画として見るべきかの線引きはちょっと難しい。
前者二つは最初からパロディだと判って見られるわけですが
こっちはアクション自体もわりと本格的ですしね。
そしてこの主役のスマート自体が微妙に優秀というか
ダメダメスパイといわれている割には
ストーリーの進行を止めない程度に銃も格闘もそこそこできるし
それに、情報分析官としてもけっこう優秀なんですよね。
報告書が長くなってしまうのは手短にまとめられないということではありますが
少なくとも生の情報を垂れ流しているだけではない、
ちゃんとそこから解釈を引き出せているんですから。
でも、元ネタのテレビシリーズ『それいけスマート』自体
当時のスパイ映画をパロったコメディなんですから仕方ない。
にしても、その当時は映画007だけでなく
テレビドラマでもスパイものが花盛りだったわけで
映画化されているだけでも『スパイ大作戦』や『おしゃれ探偵』
そして忘れちゃいけない『ナポレオン・ソロ』
冷戦当時、いったい西側諸国はどれだけ秘密諜報組織を抱えていたのか【爆】
今だったら仕分けの対象でしょうね、絶対。
でも、声ヲタの店主としましては
ついつい吹替えが気になってしまうわけで
主役のスマート(スティーブ・カレル)に江原正士。
S.カレル自身あまりなじみのない役者ではありましたが
さすがベテラン江原、真顔でギャグをぶっとばしております。
でも、それ以上に気になったのがカメオな面々。
ビル・マーレイがちょびっとだけ顔を出しているのですが
それを当てているのがCEの内海くんこと安原義人。
大統領役が内海賢二に、最後ちょっとだけ出てくる
ロボットのハイミー(TV版のメインキャラ)に玄田哲章
そして、チョイというわけではないのですが
前半の敵であるテロリスト・クリスティックが何と田中秀幸!!
実は、見ながら日曜洋画劇場のHPチェックしてなかったら
そのことには全く気がつきませんでした。
HPには不定期で吹替えの舞台裏が載っているんですよね。
でもどの役だかはなかったので、耳をダンボにして
それっぽい声は絶対に聞き逃さないようにしていました。
そして後からwikiで確認。よかった、間違ってなかった。
田中さんの悪役ってのも珍しいのですが
こういう役柄だとちゃんとクレジットされないから
今まで気がつかなかっただけだったのか。
悪人とはいえ田中さんらしいキザな感じのキャラで
訳あって自作で悪役をやらせてしまっていたので
こういう感じの声だったのかと改めて脳内吹替えしておりました。
でも……これだけの面子が揃って個人的に思うのは
何でここで神谷明がいないんだ【爆】
確かに、洋画吹替えよりアニメが主の声優さんではありますが
それでもTVシリーズ一本吹き替えてましたからねぇ、
それ繋がりで007も2本当ててますし。
田中さん、玄田さんは言わずと知れたCH繋がり
内海さんはもちろん北斗のラオウ
そして安原さんはテアトル・エコー時代の同僚ですし
実はCEに引き続き、当初は撩の声としてノミネートされていたとか。
これはただの偶然か、それとも何かに引き寄せられたのか
うーん……ただの気のせいか?
何だか最近、「真っ最中は楽しいのに
終わってから不満が募る」ということばかり続きます。
先々月のTUBEの野外だってそう。
あの曲で最後締めるなよ……聞くたびにうんざりするのに。
そして『ゴールデンスランバー』
楽しみにしてたんですよ、実は
見てる間もけっこう楽しませていただきましたし。
でも、終わった途端にもやもやが……何なんだ、この後味の悪さは?
結局、何一つ謎は解けていないんですよね。
首相暗殺の黒幕は何となく推測できますが
じゃあ堺雅人の偽物は何者だったのか
彼に近づいた相武紗季の正体は何だったのか
そもそも大森南朋は敵なのか味方なのか
そして、香川照之はいったいどれだけ陰謀に加担しているのか
――真相を知っているのか、それとも
シナリオ通り踊らされていただけなのか
その辺がまーったく見えてこない。
あまりにも巨悪過ぎて畳めない大風呂敷を
広げてしまったのがよく判る。
元ネタのケネディ暗殺だって謎だらけだし。
でも、同じ巨悪でも『相棒』だったら
事態そのものは解決されなくても
少なくとも謎はきっちり解き明かします。
なぜならそれがミステリーなんですから。
これはミステリーだったんじゃないのか?
店主はそのつもりで見ていたんですけどね。
ということは、まさに羊頭狗肉
いや、犬というほど不味くはなかったとは思いますが
でも牛でも豚でも、羊じゃなかったらジンギスカンとは呼べないんだよ!!
確かに、逃走ムービーとしてみれば
最後まで逃げ切ったという結末はハッピーエンドなのかもしれません。
でも、確かに生きて逃げ切ったとはいえ
仕事も友人も、顔も名前も総て
ただ命一つと引き換えにせざるを得ないというのなら
そこまでして逃げる意味はあったんでしょうか。
店主のように失うものなど何もない人間ならともかく……
====================================
定点観測upしました。
終わってから不満が募る」ということばかり続きます。
先々月のTUBEの野外だってそう。
あの曲で最後締めるなよ……聞くたびにうんざりするのに。
そして『ゴールデンスランバー』
楽しみにしてたんですよ、実は
見てる間もけっこう楽しませていただきましたし。
でも、終わった途端にもやもやが……何なんだ、この後味の悪さは?
結局、何一つ謎は解けていないんですよね。
首相暗殺の黒幕は何となく推測できますが
じゃあ堺雅人の偽物は何者だったのか
彼に近づいた相武紗季の正体は何だったのか
そもそも大森南朋は敵なのか味方なのか
そして、香川照之はいったいどれだけ陰謀に加担しているのか
――真相を知っているのか、それとも
シナリオ通り踊らされていただけなのか
その辺がまーったく見えてこない。
あまりにも巨悪過ぎて畳めない大風呂敷を
広げてしまったのがよく判る。
元ネタのケネディ暗殺だって謎だらけだし。
でも、同じ巨悪でも『相棒』だったら
事態そのものは解決されなくても
少なくとも謎はきっちり解き明かします。
なぜならそれがミステリーなんですから。
これはミステリーだったんじゃないのか?
店主はそのつもりで見ていたんですけどね。
ということは、まさに羊頭狗肉
いや、犬というほど不味くはなかったとは思いますが
でも牛でも豚でも、羊じゃなかったらジンギスカンとは呼べないんだよ!!
確かに、逃走ムービーとしてみれば
最後まで逃げ切ったという結末はハッピーエンドなのかもしれません。
でも、確かに生きて逃げ切ったとはいえ
仕事も友人も、顔も名前も総て
ただ命一つと引き換えにせざるを得ないというのなら
そこまでして逃げる意味はあったんでしょうか。
店主のように失うものなど何もない人間ならともかく……
====================================
定点観測upしました。
やっぱ『コンボイ』でしょ!
2011年7月25日 映画
オプティマスじゃドコモのスマホだろーが、と
80年代に子供時代を送った人間としては言いたくなります。
そうそう、元は日本のおもちゃなんだよ。
だからサムが初めてトランスフォームしたカマロ
=バンブルビーを見たときに「これ絶対日本製」と言ったのは
半分は本当ということになりますかね。
監督はマイケル・ベイながら、製作総指揮はスピルバーグ
最近はプロデューサー業に専念することが多いようですが
久々に往年のスピルバーグ作品を思わせる
ハリウッドらしい娯楽作品を見たなという気がします。
やっぱりアクションシーンは他人の迷惑考えずに
あちこちぶっ壊してなんぼでしょう【爆】
思いっきり車踏み潰してたり
人のいるビルに突っ込んだりしてましたもんね。
昔はこういうシーンよくありましたよねぇ、トゥルーライズとか。
そういうところがアメリカの独善的なところなんだと
突っ込まれても致し方ないのかもしれませんが、
最近のちまちました爆発シーンじゃ物足りなかったのも事実で
フィクションはフィクションとして大いに楽しみましょう。
そして、スピルバーグらしさが感じられたのが
ところどころに挿し込まれるクスリとさせるシーン。
例えば砂漠の戦闘シーンの真っ最中で
クレジットカードが無ければ国防総省につなげないと言い張る
カタールの電話交換手とか(でもこれ実話らしい、wikiによれば)
このタイミングが絶妙なんですよね。
でも、これの劇場服吹替え版のオプティマス=コンボイの声を
玄田哲章さんが担当すると聞いて喜んだ覚えがあります。
だってもともとのアニメ版も玄田さんでしたもんね。
最近の玄田さん絡みのオファーって
「この声はこの人じゃないと!」という思い入れが感じられます。
シュワ州知事のCMもそうでしたし。
最近、プロの声優さんが蔑ろにされることが多いような気がするので
声にこだわりを持つ人間として、こういう愛ある起用はうれしくなります。
そんなわけでもともと日本から始まったトランスフォーマーですが
やっぱりアメリカじゃないと映画化は無理だったでしょうね。
それはCG技術云々というのとは別に
「車が変身する」ということに対する思い入れというか。
それは特に、今の日本の若い連中には判らないだろうなぁ。
アメリカではいわゆる草食系のサム君だって
車に対してはひとかたならぬ思いというのがありますもの。
もちろんそれは車なしではどこにも行けない
アメリカのライフスタイルというものもあるかもしれませんが
同じような日本の田舎だって、車がただの移動の手段になっているような。
本来、車というのはそれ以上の相棒だったはず
車を見れば持ち主が判る、そんな存在だったはず。
そこまで車というものを身近に感じられなければ
この映画は作れないし理解できないんじゃないでしょうか。
さて、見ていて久々にジーノに乗りたくなりました【泣】
店主のジーノだったらどんなロボットにトランスフォームするでしょうか。
80年代に子供時代を送った人間としては言いたくなります。
そうそう、元は日本のおもちゃなんだよ。
だからサムが初めてトランスフォームしたカマロ
=バンブルビーを見たときに「これ絶対日本製」と言ったのは
半分は本当ということになりますかね。
監督はマイケル・ベイながら、製作総指揮はスピルバーグ
最近はプロデューサー業に専念することが多いようですが
久々に往年のスピルバーグ作品を思わせる
ハリウッドらしい娯楽作品を見たなという気がします。
やっぱりアクションシーンは他人の迷惑考えずに
あちこちぶっ壊してなんぼでしょう【爆】
思いっきり車踏み潰してたり
人のいるビルに突っ込んだりしてましたもんね。
昔はこういうシーンよくありましたよねぇ、トゥルーライズとか。
そういうところがアメリカの独善的なところなんだと
突っ込まれても致し方ないのかもしれませんが、
最近のちまちました爆発シーンじゃ物足りなかったのも事実で
フィクションはフィクションとして大いに楽しみましょう。
そして、スピルバーグらしさが感じられたのが
ところどころに挿し込まれるクスリとさせるシーン。
例えば砂漠の戦闘シーンの真っ最中で
クレジットカードが無ければ国防総省につなげないと言い張る
カタールの電話交換手とか(でもこれ実話らしい、wikiによれば)
このタイミングが絶妙なんですよね。
でも、これの劇場服吹替え版のオプティマス=コンボイの声を
玄田哲章さんが担当すると聞いて喜んだ覚えがあります。
だってもともとのアニメ版も玄田さんでしたもんね。
最近の玄田さん絡みのオファーって
「この声はこの人じゃないと!」という思い入れが感じられます。
シュワ州知事のCMもそうでしたし。
最近、プロの声優さんが蔑ろにされることが多いような気がするので
声にこだわりを持つ人間として、こういう愛ある起用はうれしくなります。
そんなわけでもともと日本から始まったトランスフォーマーですが
やっぱりアメリカじゃないと映画化は無理だったでしょうね。
それはCG技術云々というのとは別に
「車が変身する」ということに対する思い入れというか。
それは特に、今の日本の若い連中には判らないだろうなぁ。
アメリカではいわゆる草食系のサム君だって
車に対してはひとかたならぬ思いというのがありますもの。
もちろんそれは車なしではどこにも行けない
アメリカのライフスタイルというものもあるかもしれませんが
同じような日本の田舎だって、車がただの移動の手段になっているような。
本来、車というのはそれ以上の相棒だったはず
車を見れば持ち主が判る、そんな存在だったはず。
そこまで車というものを身近に感じられなければ
この映画は作れないし理解できないんじゃないでしょうか。
さて、見ていて久々にジーノに乗りたくなりました【泣】
店主のジーノだったらどんなロボットにトランスフォームするでしょうか。
帰ってきたリターンズ
2011年2月6日 映画 コメント (4)
BS日テレで昼からやってたもんですから見てしまいました。
いやー、懐かしい♪
といってもリアルタイムでハマってたわけではないのですが。
この映画の宣伝のための夏休み集中再放送で
モノの見事にのめり込んでしまいました、あぶ刑事に。
なんだかんだいって80年代についつい惹かれてしまうんですかねぇ
CHといいTUBEといい(こっちはまだまだ現役ですよ!)
もー、ファンのツボを刺激しまくりでした!
「女と犯罪者は気まぐれ」などなど
いちいちメモを取っておきたいようなイカしたセリフに
相変わらずの恭サマ走り【笑】←実はユージファン
トオルくんも昨今の活躍ぶりはどこへやら
二人の前では「一生ついてきます!」の舎弟っぷり。
そうそう、これこそあぶ刑事よねっ、と
思わせられっぱなしの2時間でした。
でも、一方であの当時にしてはかなり先端のギミック使ってますよね。
PCが今どきジャンクヤードに置かれているような
ブラウン管ディスプレイなのはご愛嬌として
すでにインターネットが登場したり
携帯電話あり(ポケベルと併用ってのが96年ですが)
HMDでのヴァーチャルリアリティあり
このぐらいの頃のこともCH’で書く機会が多いもので
その辺の考証資料としても興味深く見てしまいました。
あと、やっぱり気になってしまうのは銃器関係【苦笑】
タカはおなじみのガバメント
ユージは……キングコブラですか、美樹さんと同じ。
それにショットガンあり、サブマシンガン(どうやらウージーらしい)あり
あれ、この銃ってもしかしてアナコンダ?などなど
細かいところに目が行きがちに。
どういうときにどういう武器を使うのかっていうのは
性能的なリアリティとは別におさえておきたいですし。
だって、ユージなんてリボルバーのくせに
いったい何連発かましてんのよ【爆】
銃を使うシチュエーションでも、何で車のタイヤ狙わないんだよ!とか
クレーンにロープで海の上に吊り下げられていたら
あのロープ狙えば一発で助け出せるだろう(落ちるけど)などなど
要求が某No.1スイーパー並みに【轟爆】
そりゃいくらタカでも無理ってもんでしょう。
まぁ、そんなこんなで痛快アクション好きとしては
存分に楽しませてもらいましたが
この映画こそ『刑事ドラマ』最後のひと華だったのかもしれません。
かの『踊る大捜査線』がこの翌年でしたからねぇ。
踊る~以後のいわゆる刑事ドラマは
エド・マクベイン的警察小説のドラマ版
云わば『警察ドラマ』として、
それ以前の刑事ドラマとは別ジャンルだと考えています。
刑事が銃撃戦やったりしない、取調室にカツ丼が出ない【笑】
その代わり描かれるのは、本庁をはじめとする上との確執といった
「警察も公務員なんだよ」的な人間ドラマ。
そのひとつの極致として『相棒』があるわけなんですけどね。
店主自身、踊る~好き、そしてパトファンとして
好きですけどね、こういう世界。
だからCH’で槇村を描いてきているわけで。
その一方でハチャメチャなアクションも好きですから
その辺は撩と香たちに、という役割分担はしているつもりです。
スイーパーにリアリティ求める方が間違ってますから【核爆】
いやー、懐かしい♪
といってもリアルタイムでハマってたわけではないのですが。
この映画の宣伝のための夏休み集中再放送で
モノの見事にのめり込んでしまいました、あぶ刑事に。
なんだかんだいって80年代についつい惹かれてしまうんですかねぇ
CHといいTUBEといい(こっちはまだまだ現役ですよ!)
もー、ファンのツボを刺激しまくりでした!
「女と犯罪者は気まぐれ」などなど
いちいちメモを取っておきたいようなイカしたセリフに
相変わらずの恭サマ走り【笑】←実はユージファン
トオルくんも昨今の活躍ぶりはどこへやら
二人の前では「一生ついてきます!」の舎弟っぷり。
そうそう、これこそあぶ刑事よねっ、と
思わせられっぱなしの2時間でした。
でも、一方であの当時にしてはかなり先端のギミック使ってますよね。
PCが今どきジャンクヤードに置かれているような
ブラウン管ディスプレイなのはご愛嬌として
すでにインターネットが登場したり
携帯電話あり(ポケベルと併用ってのが96年ですが)
HMDでのヴァーチャルリアリティあり
このぐらいの頃のこともCH’で書く機会が多いもので
その辺の考証資料としても興味深く見てしまいました。
あと、やっぱり気になってしまうのは銃器関係【苦笑】
タカはおなじみのガバメント
ユージは……キングコブラですか、美樹さんと同じ。
それにショットガンあり、サブマシンガン(どうやらウージーらしい)あり
あれ、この銃ってもしかしてアナコンダ?などなど
細かいところに目が行きがちに。
どういうときにどういう武器を使うのかっていうのは
性能的なリアリティとは別におさえておきたいですし。
だって、ユージなんてリボルバーのくせに
いったい何連発かましてんのよ【爆】
銃を使うシチュエーションでも、何で車のタイヤ狙わないんだよ!とか
クレーンにロープで海の上に吊り下げられていたら
あのロープ狙えば一発で助け出せるだろう(落ちるけど)などなど
要求が某No.1スイーパー並みに【轟爆】
そりゃいくらタカでも無理ってもんでしょう。
まぁ、そんなこんなで痛快アクション好きとしては
存分に楽しませてもらいましたが
この映画こそ『刑事ドラマ』最後のひと華だったのかもしれません。
かの『踊る大捜査線』がこの翌年でしたからねぇ。
踊る~以後のいわゆる刑事ドラマは
エド・マクベイン的警察小説のドラマ版
云わば『警察ドラマ』として、
それ以前の刑事ドラマとは別ジャンルだと考えています。
刑事が銃撃戦やったりしない、取調室にカツ丼が出ない【笑】
その代わり描かれるのは、本庁をはじめとする上との確執といった
「警察も公務員なんだよ」的な人間ドラマ。
そのひとつの極致として『相棒』があるわけなんですけどね。
店主自身、踊る~好き、そしてパトファンとして
好きですけどね、こういう世界。
だからCH’で槇村を描いてきているわけで。
その一方でハチャメチャなアクションも好きですから
その辺は撩と香たちに、という役割分担はしているつもりです。
スイーパーにリアリティ求める方が間違ってますから【核爆】
XXXパンクの世界?
2010年12月14日 映画
面白そうだったので録画しておいたのですが
冒頭から「日曜洋画劇場だけの特別吹替え版」だなんて聞いて
こっそり萎えてましたorz
だって「特別吹替え版」だなんて聞くと
この間の金ローの『トワイライト』みたいに
顔出しの豪華俳優陣を使って……となってしまいがちなもので【泣】
だが、さすが店主のツボをよくわきまえている日曜洋画劇場
これは吹替えヲタでも納得のキャスティングでしょう。
まず12歳のヒロインライラ役に釘宮理恵
ハガレンのアルといったらアニヲタというわけでなくても判るかと。
最近の若手ではいかにもアニ声で、吹替えはどうか……というのも多いですが
さすが人気声優、しっかり生身の少女を演じています。
二コール・キッドマンには田中『少佐』敦子
この方は他の作品でもニコールを演じており
日曜洋画劇場始め洋画吹替えでも出演多数。
ちなみに劇場吹替え版では店主の大先輩・山口智子だったそうですが
『イノセンス』のときに実は先輩にお鉢が回ってる可能性があったとか。
そう思うと何たる因縁【苦笑】
でも、成海璃子や緒方拳など錚々たる(←皮肉)顔ぶれが並ぶ劇場版は
吹替えヲタとしてはそれだけ見る気が失せますね。
それだけ声優さんの職が奪われてしまうわけですから。
スコーズビー役が小林清志だったのには惹かれますが【笑】
気球の上から超精密射撃を決める様に次元をダブらしてしまいそうで。
これは劇場版からのスライドですが、船上民の棟梁役に内海賢二
あの迫力に「ラ、ラオウだ……」と思ってしまったバカ。
そして、これが一番キャスティング的にハマったと思ったのが
鎧グマ・イオレク役に大塚明夫
シロクマの咆哮と混じっても違和感がまるで無い【爆】
そのライバルであるシロクマ王・ラグナー役が
やはり洋画吹替えの常連大塚芳忠で
その対決シーンは「W大塚?」と呟いてしまったヲタも多いはず。
やっぱり吹替えってこーでないと。
それと同じくらい満足だったのがスチームパンク的な世界観。
ファッションからして1930年代のイメージでしょうか。
中学時代に長野まゆみにハマってからこの手の雰囲気の世界が好きになり
(少年愛にはまーったく興味はありませんでしたが)
かといってそういう作品を積極的に読みあさるわけではないですが
でもやっぱり惹かれるんですよねぇ。ハガレンだってそういう匂いもしますし。
そうそう、スチームパンクといえば飛行船!
ラピュタもそうですが、巨大なそれが空を飛ぶシーンを見るだけで
蒸気好きにとっては心躍るものです。
それと比べると、この時代の飛行機のなんとも味気ないこと。
まさにテクノロジーが別方向に進化を遂げた象徴でもありますしね。
ロンドンの街並みも、30年代のロンドンと比べても高層化しているようですが
現代のコンクリの箱ではなく、日本でいうところの帝冠様式風。
でも、セントポール寺院っぽい建物も見えたんですが……
この世界ではキリスト教とはまた微妙に違った信仰が世界を支配しているようで
そのロンドン支部も、おおよそ教会っぽくない
まさに帝冠様式的な権威主義の塊みたいなビルが登場してました。
だったら英国教会の総本山っぽいあれは何だったんでしょう?
あそこまで『教会』を悪者に書いてよく突っ込まれなかったなと思ったら
突っ込まれてたようですね、アメリカのカトリック教会に。
確かに、世界規模で組織を持っている教会といったら
まず思いつくのはバチカンですから。
そういう点では、イギリスであのような物語を出版するのは
われわれ日本人が想像する以上の覚悟があったのかもしれませんが
地元の英国教会では静観しているとのこと。
むしろ教条主義や教会の権威主義への批判と受け取っているようで
その辺は大人ですよね。イギリス人はアメリカ人ほど
敬虔なキリスト教徒というわけでなく
云わば日本人と同じ『葬式クリスチャン』だとも言われているそうですから。
ちなみに、映画が尻切れトンボで終わっているのも
一つには北米カトリック連盟が噛みついたせいだとか。
まだライラはアズリエル卿のところに辿りついていないですし
教会の陰謀も、この世界の秘密も、子供のダイモンが変化する理由も
ライラの出生すら明らかになっていませんから。
……これは原作を読めということですか。
冒頭から「日曜洋画劇場だけの特別吹替え版」だなんて聞いて
こっそり萎えてましたorz
だって「特別吹替え版」だなんて聞くと
この間の金ローの『トワイライト』みたいに
顔出しの豪華俳優陣を使って……となってしまいがちなもので【泣】
だが、さすが店主のツボをよくわきまえている日曜洋画劇場
これは吹替えヲタでも納得のキャスティングでしょう。
まず12歳のヒロインライラ役に釘宮理恵
ハガレンのアルといったらアニヲタというわけでなくても判るかと。
最近の若手ではいかにもアニ声で、吹替えはどうか……というのも多いですが
さすが人気声優、しっかり生身の少女を演じています。
二コール・キッドマンには田中『少佐』敦子
この方は他の作品でもニコールを演じており
日曜洋画劇場始め洋画吹替えでも出演多数。
ちなみに劇場吹替え版では店主の大先輩・山口智子だったそうですが
『イノセンス』のときに実は先輩にお鉢が回ってる可能性があったとか。
そう思うと何たる因縁【苦笑】
でも、成海璃子や緒方拳など錚々たる(←皮肉)顔ぶれが並ぶ劇場版は
吹替えヲタとしてはそれだけ見る気が失せますね。
それだけ声優さんの職が奪われてしまうわけですから。
スコーズビー役が小林清志だったのには惹かれますが【笑】
気球の上から超精密射撃を決める様に次元をダブらしてしまいそうで。
これは劇場版からのスライドですが、船上民の棟梁役に内海賢二
あの迫力に「ラ、ラオウだ……」と思ってしまったバカ。
そして、これが一番キャスティング的にハマったと思ったのが
鎧グマ・イオレク役に大塚明夫
シロクマの咆哮と混じっても違和感がまるで無い【爆】
そのライバルであるシロクマ王・ラグナー役が
やはり洋画吹替えの常連大塚芳忠で
その対決シーンは「W大塚?」と呟いてしまったヲタも多いはず。
やっぱり吹替えってこーでないと。
それと同じくらい満足だったのがスチームパンク的な世界観。
ファッションからして1930年代のイメージでしょうか。
中学時代に長野まゆみにハマってからこの手の雰囲気の世界が好きになり
(少年愛にはまーったく興味はありませんでしたが)
かといってそういう作品を積極的に読みあさるわけではないですが
でもやっぱり惹かれるんですよねぇ。ハガレンだってそういう匂いもしますし。
そうそう、スチームパンクといえば飛行船!
ラピュタもそうですが、巨大なそれが空を飛ぶシーンを見るだけで
蒸気好きにとっては心躍るものです。
それと比べると、この時代の飛行機のなんとも味気ないこと。
まさにテクノロジーが別方向に進化を遂げた象徴でもありますしね。
ロンドンの街並みも、30年代のロンドンと比べても高層化しているようですが
現代のコンクリの箱ではなく、日本でいうところの帝冠様式風。
でも、セントポール寺院っぽい建物も見えたんですが……
この世界ではキリスト教とはまた微妙に違った信仰が世界を支配しているようで
そのロンドン支部も、おおよそ教会っぽくない
まさに帝冠様式的な権威主義の塊みたいなビルが登場してました。
だったら英国教会の総本山っぽいあれは何だったんでしょう?
あそこまで『教会』を悪者に書いてよく突っ込まれなかったなと思ったら
突っ込まれてたようですね、アメリカのカトリック教会に。
確かに、世界規模で組織を持っている教会といったら
まず思いつくのはバチカンですから。
そういう点では、イギリスであのような物語を出版するのは
われわれ日本人が想像する以上の覚悟があったのかもしれませんが
地元の英国教会では静観しているとのこと。
むしろ教条主義や教会の権威主義への批判と受け取っているようで
その辺は大人ですよね。イギリス人はアメリカ人ほど
敬虔なキリスト教徒というわけでなく
云わば日本人と同じ『葬式クリスチャン』だとも言われているそうですから。
ちなみに、映画が尻切れトンボで終わっているのも
一つには北米カトリック連盟が噛みついたせいだとか。
まだライラはアズリエル卿のところに辿りついていないですし
教会の陰謀も、この世界の秘密も、子供のダイモンが変化する理由も
ライラの出生すら明らかになっていませんから。
……これは原作を読めということですか。
ようやくの月末休みでございました。
やっとジーノが帰ってきたので、心おきなく好きなところへ行けます。
といってもかーなーり限られた行動範囲内ですが。
今日は午前中に髪を切りに行って(ついでにATMで
車の修理代をバイトの給料から下ろし;泣)
午後は『アラン・ドロンのゾロ』をテレビで見てました。
仕事が休みの日に限って面白そうな映画をやってくれる喜び♪
普段だったら午前中はひたすらごろごろして
午後に美容院の予約を入れるところですが、
これ見たさに朝からせっせと動いた店主、エライ【笑】
はてさて、二枚目半フェチとしては外せないでしょう、『怪傑ゾロ』。
いつもは三枚目なのに決めるときゃ決めるという
CHとも共通する萌え要素プラス、ゾロの場合は
「~というのは世をはばかる仮の姿、しかしてその実態は……」
という萌えもあるんです。つまり、正体を知られないために
わざと三枚目を演じているというか。
CHでもありましたね、カメラマンの葉子さんの回。
(AHでもあったって?しらなーい、そんなのー)
実は中学生の頃、BSアニメ劇場の『怪傑ゾロ』でかなり萌え萌えしてました。
ちなみに主役のディエゴを演じてたのは関俊彦さん。
この人もけっこう裏表ができますよね。
で、アラン・ドロンのゾロ。
一応原作も読んだので、プロットしてはけっこう違うなぁと。
(ちなみに今度、V6の坂本主演のもかなり違うっぽい)
仮面のヒーロー・ゾロが新大陸を舞台に圧政に立ち向かうという
パターンさえ押さえておけば『ゾロ』を名乗れるようですが、
この場合、ゾロの世をはばかる仮の姿ってのが植民地のヘタレ総督。
大抵のパターンでは悪玉の大ボスのポジションに自ら収まってますか。
でも、そのへたれっぷりが可愛かったぞアラン・ドロン。
って、美男の代名詞の彼に対していうセリフじゃないでしょうけど
ただの二枚目俳優かと思いきや、こういうキャラもできるのかと。
逆に、あのヘタレっぷりも甘いマスクがあるからサマになるのかも。
そして、アラン・ドロンといえば故・野沢那智氏。
今回も「野沢氏追悼企画」と銘打たれての放送でした【泣】
でも……あのキャラだったからかもしれませんが
神谷さんの声に聞こえた人手ぇ挙げて?(^^)/
店主の中の那智さんのイメージは、B.ウィリスのような
わりとエキセントリックなキャラか、C.イーストウッドや
それこそ最近のA.ドロンのようなカッコいい不良ジジイ。
なのでフェルゼンや宗方コーチのような正統派二枚目キャラな那智さんのお声を
聞いたことはあまりありませんでした。
神谷さんもそういう女性受けするキャラはあまり無いんですけどね。
『叫びの神谷』から入っただけあって、どちらかといえば
男受けするヒーローキャラがメインのような。
でも、冴羽撩は充分女性受けするキャラでもありますからね。
こういう役も今からでもお受けしてほしいような。
なんか、そんなわけで見ているうちに
CHキャラで『怪傑ゾロ』パラレルをやってみたくなってしまいました【爆】
どっちも中米とは深い関係がある話ですしね。
植民地の大地主の御曹司・リョウは街で噂の女好き。
だがその正体は、圧政をひく兵士たちを次々と打ちのめす
仮面のヒーロー、その名も……えーと、スペイン語の辞書で調べてこよう。
正義漢と鼻っ柱の強いお嬢さんのカオリ、その兄でリョウの親友のヒデユキ
もちろんノガミ姉妹やミック、はたまたカイバラのおとーさままで
けっこうなオールスターキャストになりそうな勢いです。
=====================================
定点観測upしました。
ゾロを見てたらGREEのCHのCMやったよ!
やっとジーノが帰ってきたので、心おきなく好きなところへ行けます。
といってもかーなーり限られた行動範囲内ですが。
今日は午前中に髪を切りに行って(ついでにATMで
車の修理代をバイトの給料から下ろし;泣)
午後は『アラン・ドロンのゾロ』をテレビで見てました。
仕事が休みの日に限って面白そうな映画をやってくれる喜び♪
普段だったら午前中はひたすらごろごろして
午後に美容院の予約を入れるところですが、
これ見たさに朝からせっせと動いた店主、エライ【笑】
はてさて、二枚目半フェチとしては外せないでしょう、『怪傑ゾロ』。
いつもは三枚目なのに決めるときゃ決めるという
CHとも共通する萌え要素プラス、ゾロの場合は
「~というのは世をはばかる仮の姿、しかしてその実態は……」
という萌えもあるんです。つまり、正体を知られないために
わざと三枚目を演じているというか。
CHでもありましたね、カメラマンの葉子さんの回。
(AHでもあったって?しらなーい、そんなのー)
実は中学生の頃、BSアニメ劇場の『怪傑ゾロ』でかなり萌え萌えしてました。
ちなみに主役のディエゴを演じてたのは関俊彦さん。
この人もけっこう裏表ができますよね。
で、アラン・ドロンのゾロ。
一応原作も読んだので、プロットしてはけっこう違うなぁと。
(ちなみに今度、V6の坂本主演のもかなり違うっぽい)
仮面のヒーロー・ゾロが新大陸を舞台に圧政に立ち向かうという
パターンさえ押さえておけば『ゾロ』を名乗れるようですが、
この場合、ゾロの世をはばかる仮の姿ってのが植民地のヘタレ総督。
大抵のパターンでは悪玉の大ボスのポジションに自ら収まってますか。
でも、そのへたれっぷりが可愛かったぞアラン・ドロン。
って、美男の代名詞の彼に対していうセリフじゃないでしょうけど
ただの二枚目俳優かと思いきや、こういうキャラもできるのかと。
逆に、あのヘタレっぷりも甘いマスクがあるからサマになるのかも。
そして、アラン・ドロンといえば故・野沢那智氏。
今回も「野沢氏追悼企画」と銘打たれての放送でした【泣】
でも……あのキャラだったからかもしれませんが
神谷さんの声に聞こえた人手ぇ挙げて?(^^)/
店主の中の那智さんのイメージは、B.ウィリスのような
わりとエキセントリックなキャラか、C.イーストウッドや
それこそ最近のA.ドロンのようなカッコいい不良ジジイ。
なのでフェルゼンや宗方コーチのような正統派二枚目キャラな那智さんのお声を
聞いたことはあまりありませんでした。
神谷さんもそういう女性受けするキャラはあまり無いんですけどね。
『叫びの神谷』から入っただけあって、どちらかといえば
男受けするヒーローキャラがメインのような。
でも、冴羽撩は充分女性受けするキャラでもありますからね。
こういう役も今からでもお受けしてほしいような。
なんか、そんなわけで見ているうちに
CHキャラで『怪傑ゾロ』パラレルをやってみたくなってしまいました【爆】
どっちも中米とは深い関係がある話ですしね。
植民地の大地主の御曹司・リョウは街で噂の女好き。
だがその正体は、圧政をひく兵士たちを次々と打ちのめす
仮面のヒーロー、その名も……えーと、スペイン語の辞書で調べてこよう。
正義漢と鼻っ柱の強いお嬢さんのカオリ、その兄でリョウの親友のヒデユキ
もちろんノガミ姉妹やミック、はたまたカイバラのおとーさままで
けっこうなオールスターキャストになりそうな勢いです。
=====================================
定点観測upしました。
ゾロを見てたらGREEのCHのCMやったよ!
OD3見に行ってきました
2010年7月19日 映画 コメント (2)
といっても、行ってきたのは金曜なんですけどね。
先述の日記のとおり。
ということでレヴュー。まぁ、なるべくネタバレ排除していきますが。
第一印象が「織田裕二・・・老けた?」【泣】
同世代が年相応のキャラクターにヴァージョンアップしていく中
この人は変わらないですからねぇ。父親役もやってないですし、たぶん。
だからこそ、それが劣化というように取られてしまうというか【泣】
シネコンのスクリーンでもアップが少々きつそうでしたもん。
もちろん、あの『変わらなさ』というのは青島くんの持ち味でもありますが
それを三次元の役者で追及するのはやっぱり難しいよなぁ。
そうそう、変わらなさといったら・・・アオスミ。
この7年間何やってたんだ!【爆】
雪乃さんだって真下と結婚して、OD3で二児の母だぞ!
まぁ、公式サイドでは『同僚以上・恋人未満』を維持しないと
萌えが成り立たないというのはよく判ります。
でもなぁ・・・7年だぞ?
その一方で彼らの周囲には当然、年数相応の変化があるわけで。
まず青島くんが警部補に昇進。
湾岸署がお引っ越し。
そして強行犯係も新たな顔ぶれが。
ある意味『女青島』篠原夏美あたりは
オールスターキャストといった意味合いが強いんでしょうが
でもやっぱり、この個性あふれるメンバーの活躍をもう少し見てみたいような。
OD4というよりは、TVシリーズ『新・踊る大捜査線』で【笑】
それくらいいいキャラしてると思うんですけどねぇ。
上司・青島俊作という一面も面白いと思いますし。
でもスリアミもいなくなっちゃうんだよなぁ。
あのCMでしか見られないのかと思うと・・・
ところでなんであの3人を起用したんだ?ア○ラック。
OD3という映画単品の出来については賛否両論あると思います。
店主は単純に楽しめましたけどね。いろいろ笑かしてもらえましたし。
ただ『踊る大捜査線』シリーズというのはテレビドラマ史上で
決して否定しえない金字塔だとは思います。
日本の刑事ドラマは『OD以前』『OD以後』にきっちり分けられるかと。
従来の『太陽にほえろ』『西部警察』的な“刑事ドラマ”ではない
ある意味エド・マクベイン的な“警察ドラマ”像を作り上げたのが
この『踊る大捜査線』なんですから。
それが現在の『相棒』をはじめとする作品に繋がっていったのは言わずもがな。
だからこそ、今『新OD』が受け入れられる余地があるのかというと・・・
微妙なところなんですよね。
テレ朝水9枠や『ハンチョウ』のような本格警察ドラマで目の肥えた層にとっては
コメディタッチのODで物足りるかどうか。
あの当時、それまで例のなかった『警察ドラマ』というジャンルを打ち建てるに当たり
コミカルさのオブラートが果たした役割は大きかったんでしょうけど。
そうそう、OD3のテーマは本広監督が言うように『生きる』となってますが
やっぱり和久さんの不在は大きかったよなぁ・・・
そして、皮肉にも公開直前に急死してしまった警察監修の飯田裕久氏の名前を
スタッフロールで目にした途端、胸にぐっとこみあげるものがありました。
和久さん=いかりやさん同様、あなたの遺志はこれからも
警察ドラマを愛する人々の胸で生き続けます。合掌。
=====================================
定点観測up済みです。
先述の日記のとおり。
ということでレヴュー。まぁ、なるべくネタバレ排除していきますが。
第一印象が「織田裕二・・・老けた?」【泣】
同世代が年相応のキャラクターにヴァージョンアップしていく中
この人は変わらないですからねぇ。父親役もやってないですし、たぶん。
だからこそ、それが劣化というように取られてしまうというか【泣】
シネコンのスクリーンでもアップが少々きつそうでしたもん。
もちろん、あの『変わらなさ』というのは青島くんの持ち味でもありますが
それを三次元の役者で追及するのはやっぱり難しいよなぁ。
そうそう、変わらなさといったら・・・アオスミ。
この7年間何やってたんだ!【爆】
雪乃さんだって真下と結婚して、OD3で二児の母だぞ!
まぁ、公式サイドでは『同僚以上・恋人未満』を維持しないと
萌えが成り立たないというのはよく判ります。
でもなぁ・・・7年だぞ?
その一方で彼らの周囲には当然、年数相応の変化があるわけで。
まず青島くんが警部補に昇進。
湾岸署がお引っ越し。
そして強行犯係も新たな顔ぶれが。
ある意味『女青島』篠原夏美あたりは
オールスターキャストといった意味合いが強いんでしょうが
でもやっぱり、この個性あふれるメンバーの活躍をもう少し見てみたいような。
OD4というよりは、TVシリーズ『新・踊る大捜査線』で【笑】
それくらいいいキャラしてると思うんですけどねぇ。
上司・青島俊作という一面も面白いと思いますし。
でもスリアミもいなくなっちゃうんだよなぁ。
あのCMでしか見られないのかと思うと・・・
ところでなんであの3人を起用したんだ?ア○ラック。
OD3という映画単品の出来については賛否両論あると思います。
店主は単純に楽しめましたけどね。いろいろ笑かしてもらえましたし。
ただ『踊る大捜査線』シリーズというのはテレビドラマ史上で
決して否定しえない金字塔だとは思います。
日本の刑事ドラマは『OD以前』『OD以後』にきっちり分けられるかと。
従来の『太陽にほえろ』『西部警察』的な“刑事ドラマ”ではない
ある意味エド・マクベイン的な“警察ドラマ”像を作り上げたのが
この『踊る大捜査線』なんですから。
それが現在の『相棒』をはじめとする作品に繋がっていったのは言わずもがな。
だからこそ、今『新OD』が受け入れられる余地があるのかというと・・・
微妙なところなんですよね。
テレ朝水9枠や『ハンチョウ』のような本格警察ドラマで目の肥えた層にとっては
コメディタッチのODで物足りるかどうか。
あの当時、それまで例のなかった『警察ドラマ』というジャンルを打ち建てるに当たり
コミカルさのオブラートが果たした役割は大きかったんでしょうけど。
そうそう、OD3のテーマは本広監督が言うように『生きる』となってますが
やっぱり和久さんの不在は大きかったよなぁ・・・
そして、皮肉にも公開直前に急死してしまった警察監修の飯田裕久氏の名前を
スタッフロールで目にした途端、胸にぐっとこみあげるものがありました。
和久さん=いかりやさん同様、あなたの遺志はこれからも
警察ドラマを愛する人々の胸で生き続けます。合掌。
=====================================
定点観測up済みです。
まだやるらしいですよ・・・
2010年4月11日 映画
4週連続『パイレーツ・オブ・カリビアン』祭ということで
日曜洋画劇場でやってましたが、1と2はすでに見てたので
3の前後編(あざとい)だけ見たんですが・・・
正直、前作までの粗筋をすっかり忘れてました。
最近は続編ものの場合、観客が前作を見たのを大前提にしてますからねぇ。
LOTRは仕方ないとしても、SWはともかく
インディなんかは全然単独でも楽しめるのに。
なので、見ながら思い出していくという体たらく【苦笑】
プロットよりはディテール重視というわけで。
相変わらず炸裂してましたねぇ、Cap.ジャック・スパロウ。
ここまでヒーローらしからぬヒーローというのも珍しいくらい。
ヘタレだし、卑怯だし、意気地なしだし
J.デップじゃなかったらカッコいいと思えなかったくらい。
これも時代の要請なんですかねぇ、あんまりタイプじゃないですが。
ですが、そんなジャック以上に印象が強かったのが
出ました本家、キース・リチャーズ。
J.デップがキャラ作りの際にイメージソースにしたのが彼でしたから
まさかまさか出てくるとは思っていませんでした。役者でもないですし。
しかもジャックの父親役ですか。納得【笑】
海賊たちが喧々諤々やってる間、一人静かにギターなんか弾いてるし。
でも、店主がそれ以上に驚いたのが
そのお声は次元小林清志氏っすか?
登場シーンがいきなり海賊の一人をズガンと撃ち抜いて、ですから
どうしてもあのクールなガンマンとキャラが被る被る【苦笑】
きっとキャスティングする方も意識したでしょうね、
手垢のついてない役者でもありますし。
でも、まさか・・・幽霊船フライング・ダッチマンの新しい船長が
ジャックではなくウィルになるとは・・・
前編ではジャックでフラグ立ってたんですよねぇ。
あの白兵戦のさなかの唐突なプロポーズ→結婚式(ええ、そうなんですよ)は
典型的な死亡フラグと言ってしまえばそうなんですが。
夫婦最初の共同作業がケーキ、ではなく敵兵にご入刀ですか。
10年働いて1日だけ会えるという織姫・彦星以上に厳しい条件を課せられてしまった
ウィルとエリザベスですが、あれ、待てよ。
ウィルはもう死んじまったから齢はとらないとして
エリザベスは10年きっちり齢はとるんですよねぇ?
子供(いつの間に?)もちゃんと大きくなってますし。
カリプソだったら人間じゃないですからそこのところはOKですが・・・
って、またやるんですか第4作。
こういうのは第3作まででやめておくのが華なのに。
=====================================
定点観測upしました。
日曜洋画劇場でやってましたが、1と2はすでに見てたので
3の前後編(あざとい)だけ見たんですが・・・
正直、前作までの粗筋をすっかり忘れてました。
最近は続編ものの場合、観客が前作を見たのを大前提にしてますからねぇ。
LOTRは仕方ないとしても、SWはともかく
インディなんかは全然単独でも楽しめるのに。
なので、見ながら思い出していくという体たらく【苦笑】
プロットよりはディテール重視というわけで。
相変わらず炸裂してましたねぇ、Cap.ジャック・スパロウ。
ここまでヒーローらしからぬヒーローというのも珍しいくらい。
ヘタレだし、卑怯だし、意気地なしだし
J.デップじゃなかったらカッコいいと思えなかったくらい。
これも時代の要請なんですかねぇ、あんまりタイプじゃないですが。
ですが、そんなジャック以上に印象が強かったのが
出ました本家、キース・リチャーズ。
J.デップがキャラ作りの際にイメージソースにしたのが彼でしたから
まさかまさか出てくるとは思っていませんでした。役者でもないですし。
しかもジャックの父親役ですか。納得【笑】
海賊たちが喧々諤々やってる間、一人静かにギターなんか弾いてるし。
でも、店主がそれ以上に驚いたのが
そのお声は
登場シーンがいきなり海賊の一人をズガンと撃ち抜いて、ですから
どうしてもあのクールなガンマンとキャラが被る被る【苦笑】
きっとキャスティングする方も意識したでしょうね、
手垢のついてない役者でもありますし。
でも、まさか・・・幽霊船フライング・ダッチマンの新しい船長が
ジャックではなくウィルになるとは・・・
前編ではジャックでフラグ立ってたんですよねぇ。
あの白兵戦のさなかの唐突なプロポーズ→結婚式(ええ、そうなんですよ)は
典型的な死亡フラグと言ってしまえばそうなんですが。
夫婦最初の共同作業がケーキ、ではなく敵兵にご入刀ですか。
10年働いて1日だけ会えるという織姫・彦星以上に厳しい条件を課せられてしまった
ウィルとエリザベスですが、あれ、待てよ。
ウィルはもう死んじまったから齢はとらないとして
エリザベスは10年きっちり齢はとるんですよねぇ?
子供(いつの間に?)もちゃんと大きくなってますし。
カリプソだったら人間じゃないですからそこのところはOKですが・・・
って、またやるんですか第4作。
こういうのは第3作まででやめておくのが華なのに。
=====================================
定点観測upしました。