学会って何だ?
昨日「学会に行くって言ってオフ会に来た」と話したら
感嘆の眼で見られてしまいました。
うーん、でも文学研究とヲタクってやってることは一緒だと常々語ってますが。
原作のセリフの一言一句を勝手に深読みする、
原作で語られていない背景を現実の資料を元に推測する、
これってどっちも店主が二次創作でやってることでもあります【爆】
その二つの区別はというと、早い話が飯が食えるか食えないか。
もちろん大学院生~ポスドクの窮状は『高学歴ワーキングプア』なる言葉で
世間に知れ渡っていることと思いますが
たとえ食えなくてもそれを職業として名刺に書けるかどうか、ですね。
そういう意味ではシャーロキアンなんてのはその境界線上かも。
彼らは「ホームズヲタク」であると同時に「ホームズ学者」ですから。

じゃあ学会はというと、そんな英語・英文学ヲタ研究者が
年に一度全国から集まって、商売敵の発表を聞いて自分のネタを拾うという
・・・つまりはコミケに近いんじゃないでしょうか【爆】
今日の日本英文学会は最大手のビッグサイトのアレ、
沙翁などの個人学会はオンリーイベント、
アメリカ文学会などのもうちょっと幅広く細分化されているのは
大阪などの地方イベント。
実際、学会直前になると地獄の1ヶ月間を味わうのはコミケと同じ。
先生方だって直前の授業は休講になりますもん(わーい♪)

コミケといったら即売会がつきもの、というか=即売会なのですが
学会にもあるんです、即売会。
全国から大学の英語教師が常勤・非常勤を問わず集まってるわけですから
教科書出版社がここぞとばかり見本広げて店出してますし
それ以外にも英文学系の出版社がブースを並べてます【笑】
そんな中に割と一般の方が読んでも面白そうなのがあるんですよ、
サイバーパンク作家・ギブソンのハンドブックがあったり
なぜかスタトレのやおいパロについての一考察があったり【爆】
こういう本はジュンク堂や紀伊国屋でもなかなか並んでませんし
Amazonでなら手に入るかもしれませんが、立ち読みができない【泣】
なので手が届かないにせよ、拾い読みだけでも楽しいですよ。
しかもたまに激安本が手に入ることもありますし。
数年前も半額の洋書を手に入れました。意外と便利な本で
何度か論文などにも使わせていただいてますし。

写真は今回の戦利品。
(1)教科書出版社・センゲージラーニングのバッグ(無料)
これに同人誌を詰め込んでも誰もそうとは気づくまい【爆】
(2)英宝社のファイル
毎回同じルノアールですが、好きですよ店主は。
(3)激安の洋書
これで¥300ですよ!使うかどうか、読むかどうかすら未定ですが
¥300だもん、買って損は無いはず。

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定点観測をupいたしました。
今日は国際禁煙デー。
GREを初めて受けに行ってきました。
アメリカの大学院を受けるときにスコアを要求される、
いわば大学院版センター入試みたいなもんです(違う?)
それを何で今さら受けに行ったかというと、ロータリーで貰った推薦が
イギリスではなくアメリカの大学だったからです。
そりゃそうだ、IELTS受けてないんだもん。
受験の際の身分証明をパスポート以外受け付けないんです【泣】
今まで海外行ったことのない、つまりパスポートのない店主はどうすりゃいいの。

そんなわけで今さらながら白金高輪まで行ってきました。
そういや、初めてTOEFL受けたときも土壇場で急いで受けに行ったんですよ。
しかもそのときは秋田まで【爆】なんかそのときに近いなぁ。
そして当然、何が何だか分からないままの初受験だったもんだから
スコアはボロボロ。はい、今回も【泣】
英語と数学の試験があるんですが、どっちもタイムオーバー。
数学に関してはいちいちちまちま計算するよりも
効率的に答えを出していくテクニックが必要ですね。
多分ひっかけ問題は何度か受けてれば判るようになると思いますし。
英語に関しては・・・【涙】単語テストっぽいのが出されるんですが
出る問題×2が、今まで大学院レベルの文献読んできても
一度も出なかったような超難読単語【号泣】
これは対策単語帳みたいなのを買って覚えるしかなさそうですね。
まぁそんなわけで今回はスコア的に捨てました。

でも、今回安くもない受験料払ってわざわざ受けに行って
それが役に立つのでしょうか?
って実は出願〆切終わっちゃったんですよ【爆】
〆切が5/15、実は合格してたのを知らされたのが4月の末だから
どんなに頑張っても必要書類は揃えっこなかったんです【泣】
・・・普通、そんな重要メールがスパムに混じってると思う?
わざわざ一日100通以上押し寄せてくるスパムメールを
一つひとつチェックしてから削除します?

母は「泣き落とせ」と言いますが、そもそも英語で泣き落とすには
TOEFLで100点/120点満点とっても足りないと思う。
Writing sampleも必要らしいですが、論文が書けない×2と泣いてる店主が
今から30P英文で書けっていってもどれだけかかるか・・・。
とりあえず辞退しちゃうという手もあるんですが。

――暗くなってしまったのでちょっとだけ明るい話題。
その白金高輪行く途中に乗ったんですよ、京急の歌う電車
正式名称は2100系、よく羽田空港を利用する方はご存知かもしれませんが
赤に白のラインのちょっと古めかしいデザインの、あの電車です。
あれって発車するときのモーター音(?)が ドレミファソラシド♪って聞こえるんですよ。
なので別名『ドレミファインバーター』などとも呼ばれている
知ってる人は知ってるけれど知らない人は全然知らない名物電車だそうです。
楽譜読めない、聴音できない、音楽といったらカラオケで
ヘタクソな歌をがなりたてるだけの店主ですが、聞こえましたドレミファ。
絶対音感がある人だったら「これがドレミかぁ?」と思ってしまうかもしれませんが
消すに消えないノイズを、だったら音階にしてしまおうという遊び心
可愛いじゃないですか。好きです、店主【笑】
ちなみにドイツ・シーメンス社製。さすがメイド・イン・ジャーマニー。
↑第二外国語でドイツ語とって以来のゲルマンびいき。
でもそれも、車両の老朽化等であと数年でお役御免だそうです。
本当は下りるはずの駅で傘を忘れそうになって、やむなく取った迂回ルートでしたが
その前にこんな貴重な体験ができた偶然に感謝です。

歌う電車
http://www.youtube.com/watch?v=9PTpwjXKFbo

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拍手レス
5/23 13:05・輝海さま
お祝いコメントありがとうございますm(__)m
更新といっても半分は在庫なんですけどね【苦笑】
香との初めての一夜は撩にとって恋愛観はおろか
眼に映る世界が総てがらって変わってしまうような、
そんな経験だったんじゃないかと思います。
それはまさに「生まれ変わった」と言ってもいいんじゃないでしょうか。
拝領品の背景も気に入っていただけて幸いです。
これからも何とぞよろしくお願いいたします。
21:59のお客様
またしてもお祝いコメントありがとうございますm(_ _)m
土壇場で筆をおいた揚句にどさくさの間に10年以上経っていた【爆】
という可哀そうな撩にもようやく春がやってきました♪
この続きは・・・うーん、まだ決めてないんですよ【苦笑】
ノーカット版公開までに考えときます。

その他にもご感想を頂きまして、この場をお借りして御礼申し上げますm(_ _)m
・・・できればお返事したいので、連絡先を教えていただければ。
ポシャったはずのロータリー奨学金がここに来て急転直下。
まさか受かってました。
なのに通知メールをたぶんスパムと一緒に捨ててましたorz
書類に不備があったよーな気がしたしTOEFLのスコアも不充分だったし
送ったのが締め切りギリギリだったし、と落ちてもおかしくない状態でしたが
まさかまさか、あれで通ってたとは・・・。
ですが、受かった場合メールでの通知とともに
今後の手続きに必要な書類が郵送で送られてくるんですが
それも全く音沙汰なし。
だったら落ちたもんだと勝手に勘ぐるのも当然かと。

そもそも、天下のロータリーからのメールをスパムに分類するなんて
どぉなのよ、Yahoo!メール。
あちらからなるべくウェブメールのアドレスで、と指定があったから
ヤフメのアドレス書いて送ったのに・・・意味ないじゃん【爆】
確かにスパムとはいえ、フォルダを開いて確認しなかった
店主に落ち度があるかもしれませんが、
通知メールが届くか届かないかの頃だったらともかく
あれからもう何ヶ月も過ぎてる以上、わざわざ毎日確認しませんって。
それに一日50通以上届いてるんですから・・・
普通、その数字を見るだけでうんざりして「空にする」押しちゃうでしょ?
これはもう、半分以上Yahooが悪いと思いますが、どうでしょうか?
これがもし結局ダメになって、その結果店主の人生が台無しになったら
訴えられても当然じゃないでしょうか。
『行列ができる法律相談所』にでも送ってみるか【爆】
一昨日、担当教授におごってもらう機会があった。
最近は出来のいい新入生が入ってきてそっちの方ばかり肩入れしてるのを拗ねてたり(そりゃそうだよ、店主の場合は相談なしに結構好き勝手にやってるから)せっかく紹介状書いてもらったロータリーの奨学金に落っこちたりと顔を合わせずらい感じでしたが、その席で「君の売りは読みの鋭さなんだから」と言ってもらえました。
もちろん顔では謙遜しましたが、内心は「こちとらパト&CHの深読みで鍛えとるんじゃい!」とまんざらでもありませんでした。

そういう意味じゃ、ヲタクと文学研究というのは実はやってることが同じなのかもしれない。

与えられたテクストを一般の読者/視聴者以上に深読みして、他の作品やリアル社会の文脈を重ね合わせながら、そこに隠された意味を紐解いていく。
ただその材料がアニメや漫画であればヲタクであり、映画や娯楽文学であれば批評家であり、『名作』と言われる作品であれば学者と呼ばれることになる。
文学研究の世界では『《誰々》学会』という作家個人の名前が冠せられた学会がありますが、それって『《誰々》ファンクラブ』の別名だし【爆】
いくらヲタクがその作品を愛してても、その妄想に鋭い深読みがなければ他の誰かの心を動かせないし、いくら研究対象に対して客観的であるべきであっても、それを対象として選んだのはやっぱり作品なり作家に対する『愛』であるはずだ。

今日は先輩の学会発表のリハーサルだったのですが、それに引き続いての質疑応答で、その先輩が作品に対してかなり思い入れたっぷりに擁護していたのが印象的でした。

拍手レス
22:40〜58 朱貴さま
まとめてご感想ありがとうございますm(_ _)m
>007
たとえ声に違和感があっても手元に置いておきたいような・・・。
だって、CHファンは『砂漠のサボテン』ですから【苦笑】
>SYNCHRONICITY
やっぱり撩にとってもっこり対象外、というのもあったんじゃないでしょうか。
もちろんアニキの鉄壁のガードが功を奏したともいえますが。
確かにそれから2年後の同じ日に再会した、というのは運命ですが
それだと304話(完全版・JC32巻表紙)扉絵みたいな絡みは
実際はありえなかった、ということですよね。
撩・香・槇村の3ショットは心惹かれるのに、残念です。
だから槇兄生存パラレルなんかやってるんですが。
>暑いと髪が・・・
自分としてはかなり我慢している方です、香ちゃんカット。
でもこれって意外と長いので、今は後ろで束ねちゃってます。
そういう髪形のカオリンも見てみたいですね、後れ毛がセクシー♪
ちなみに、髪質は黒くて硬くて多くて真っ直ぐ、のはずでしたが
伸ばしてみて始めて自分がくせっ毛なことに気づきました。
撩と同じですね♪♪ちなみに元が真っ黒なので
染めると赤みが強く出て香ちゃんっぽくなります。
>私には・・・
やっぱりこの手の質問はある意味地雷ですよね。
ただ香も、ある意味撩も同じ境遇だと思うと
ちょっと救われる思いがします。
あ、たぶん撩の好みって実は「惚れてしまえばその子(=香)が
好みのタイプ」なのに一票。

でも最近、定点観測のストーリーが似たような感じになってて自己嫌悪orz
香、自分の実力の無さや魅力の無さ(と思いこんでるのは本人だけ)に悩む
→撩の何気ない一言で救われる、というパターンが固定化。
これって他の短編でもしょっちゅう使ってる形なんですよね【泣】
定点観測はある意味即興で、練り上げるのもせいぜい半日程度なので
しょうがないといえばまぁしょうがないのかもしえませんが。
ロータリーのこと、この場でいろいろとこぼしてましたからご報告しなければなりませんよね、はい。
落ちました。
語学のスコアがギリギリだったというのもあるかと思いますが
それでいいのか英文科!でもまさか語学試験でディクテーションが出るとは思わなかった。
書きとりっすよ!?日本語の授業だって先生の話全部ノートに取らないでしょ。
リスニングのテストだったら、普通は要点だけ答えさせるもんでしょ。
なので抗議の意味も込めて白紙で出しました。そりゃ落ちるわな【爆】

やっぱり計画性の無さが敗因になったかな。でも、店主にそんなものを求めないでほしい。今の店主は目の前にあるものを一つひとつこなしていくのに精一杯なんだから。

昔、中学生だったかな高校生だったかな、家庭科の授業で「人生設計を描け」なんてのがあって、周りの女子やらは「25歳までに結婚して子供は二人で」なんてきゃあきゃあ言ってましたが、店主はそんなのをクールに横目で見てました。
だって、結婚しようにもいい男に巡り合わなきゃできないし
(そもそも「いい年だからこの辺で手を打とうか」という選択肢は無し)
子供なんて天からの授かりもの、そう言ってて実は不妊でしたなんていったら洒落にならない。
つまり、店主がその当時立てた人生設計は「行き当たりばったり
しかもその通りに人生歩んでるんだから馬鹿にできない。
今こうやって大学院生してるのは、ひょんなことから学費が一人分浮いたからだし、卒論のテーマも修論も先生から勧められたもの。
勧められたままにワークショップに出てみたり論文投稿してみたり、かなり流されてるなというのは自覚しています。
でも、今までそれでどうにかなってきた。
その積み重ねが良しにせよ悪しきにせよ現在の店主@研究者の端くれを形作ってるのである。はっきり言って今の店主には先のことを考えている余裕なんてありません。
沙翁やっててCHラヴで巨人ファンでTUBEが無くちゃ生きていけない、そんな店主のそれぞれ日々変化していく濃淡の積み重ねが店主の今まででありこれからではないのでしょうか。

ということで、勧められるがままに今度は海外での学位取得プログラムに手を挙げてみました。博士号取るからには3年ぐらい帰ってこれませんが、こりゃ完全版売るなり人に預けるなりして、イギリスには文庫版買って持っていかねば、
なんてこんなところだけヤケに計画的【笑】
とCH語録で語ってしまう店主もどうかとは思いますが。
ここ数日、発表の準備で死にかけてました。一昨日も3時寝、
昨日、というか今朝なんて4時でしたから。
それでもレジュメどころか発表原稿も完成せず、今日は3時まで助手室勤務なのでそこのPC使わせてもらってこっそり仕上げようかと思ってましたが、眠ぃ!
今まで徹夜は数え切れないほどしてきましたが、今日はヤバかった。
目を閉じただけでしばらく開けられませんでしたから。
店主、駅までクルマなんですが、本気で居眠り運転するかと思いましたから。
しかも皆様ご存知の通り、今日は全国的に強風の一日。電車各線も軒並みダイヤの遅れ。できれば車内で寝ていきたいところですが、それどころか前代未聞の満員電車に揺られることも覚悟せねば。
ダイヤがちょうど通常の間隔でずれているのか、ほぼ定時に電車が到着。
神様ありがとう、車内は前代未聞のガラ空き。
普段この時間帯、空席はないか、あっても席取りゲームになってしまうので今日ばかりはぐっすり寝ていきました。でも続く埼京線は最強に鬼混みでしたが【泣】

そんなわけでなんとか学校に到着、さあこれから5時間で原稿&レジュメを仕上げるぞ!と意気込むのもつかの間、他の助手の方が来て
「T先生の3・4時限目の授業は休講です」
となるとたいていの場合はその日の授業もすべて休講。
一気に力が抜けました。
しかもこのゼミは2週間に1度の変則開講なので、次回は3週間後。
店主、救われました。
といっても地獄が2週間先に延びただけともいいますが、それだけ時間があるんだから今度こそはばっちり読み込んでいきたいと思ってます。
そして、その余力を少しでもCHに裂ければ・・・
発表してきました。
今日のたった10分のために3ヶ月近く山積みになった本を読みまくり、CHで占領された頭であれこれ考えて、それでも現実逃避しちゃって【爆】何とか本番を迎えることができました。
出来ですか?一言でいえば昨日の豊田。炎上でした。
それもそのはずで結構な爆弾発言しちゃったわけで。
でもその程度の爆弾発言、ウチの大学では当たり前というか。
この業界、ミギからヒダリまで色分けするなら沙翁業界はかなりミギよりということに今回気がつきました。未だに一昔前のclose readingがまかり通ってるし。そんなのウチの大学の雰囲気では「だからどうしたの?」となってしまいます。文学理論をいかに現実の社会にコミットしていくかがジェンダー系のポリシーですから。
だからといってこれから沙翁業界の一員としてやっていくわけですが、ジェンダー系の看板を下ろすわけにはいきません。自分のスタンスというか、もはやアイデンティティに近いものがありますから。
CH二次創作にも常に頭の中にはそういう意識ありますし。

そもそも店主が修士論文以来考えてきているテーマが「貞操とは何ぞや?
コレって大事に守ったり人にあげたりするものらしいですが、ヤるヤラないのベクトルで見てみればこの二つって全くベツモノではないでしょうか?そしてヤるというからにはR18の文脈で考えるべきでは?というのがぶっちゃけた店主の論旨です。
そういうことを沙翁のロマンス研究という形でやり続けてるんですが
その一方でいろいろ考えてることもあって、たとえば
不倫ばかりがなぜ燃える?」とか「狂おしいほどの両想い」とか
もっとはっきり言ってしまえば家庭にエロを!って何言ってるんだ私は
そんな事を言えるのは店主がまだ独身で結婚生活の何たるかを知らないだけかもしれませんが、不倫はダメ、BLは妄想の引き出しにありえないというものすごく穏当な価値観しか持ちえない店主としては追求できるのはものすごく穏当な、それゆえに何も燃え上がるものの無さそうな関係性しか残ってないんですよ。
その点CHの二人の関係っていうのは他では得難いというか
指輪とか結婚式とか子供とか、形としてはありえないわけではないけれど、二人の関係を半永久的に社会的に束縛する制度とは無縁なわけだから結局はお互いの愛情だけが頼りだったり、
そもそも明日の保証が全く無い、生きてるかどうかすら判らないような身の上だからマンネリになってる暇なんて無いわけだし
そんな剥き出しな関係を、あのモッコリvsハンマーな夫婦漫才な日常の中に秘めている、そんな原作以上な二人を描くことができればと思っております。
結局最後は何考えてもCHになってしまいますが【笑】

naruさま、応援コメントありがとうございました。
レス不要とのことでしたが、この場をお借りして御礼申し上げますm(_ _)m
リクエストの方は帰りの電車でちょっと思いつきましたので、早いうちに形にできればなと考えております。
一夜明けてのゆーめいです、ども。

惨敗でした。穴があったら入りたい orz
原稿は完璧に作ってきたつもりなんです。
しかし、そこで「ばんじゃーい!」となってしまったゆーめいの慢心でした。
発表者は脚本家であり演出家であり役者であるべし。
役者が脚本上がって稽古しないでどうする。
「原稿さえ読めばいい」とつけあがり、結局字面しか見てませんでした。
発表の間は読んでいる一行しか目に入っていないというか。
全体の構想なんて頭の中からすっ飛んでったし
もともと滑舌悪いわ、制限時間20分なのがだいぶ押してるわ、
とりあえず最後のページまで行き着こうと、それだけしか考えてなかったような気がします。
ま、これがデビュー戦ですし、学内のイベントなだけ良かったんじゃないかと。
でも、外部のお客様も大勢来てましたがね。事前登録で全70名そこそこ。
この反省を活かして4月のワークショップには万全の体制で臨もうと思っております。今回の20分と比べて今度は5〜6分、A4で2〜3枚でしょうか。
でもこれで気を抜いているわけにはいかない。ワークショップのメールの返事が溜まってるんですよ【泣】しかも全然予想もしてない変化球の質問も飛んできてるんで、ちゃんとお調べしたうえでお答えしなくては・・・。

その前に、水曜には読書会主催のT先生との面談が・・・
1on1だから苦情も言えるよな【合掌】
明日は(って言うか日付上は今日)いよいよ第一関門の読書会(仮)です。
ようやくその発表原稿が出来上がりました。
後は当日ちょこちょこっと直しを入れて読むだけ。
下手すりゃ今夜はカンテツか?と思いきや、普通の夜更かし程度の時間となりました。だってすでに昨夜の事典で原稿は半分、いや200%出来てましたから。
しかし発表時間は20分、しかし原稿はA4で13枚。
これを昨夜、朝刊が届くまで(!)書いてました。
これを半分に縮めなくてはならないのですが、これが意外と難しい。
どこを切ってもいいような気がするし、逆にどこを切っても話が繋がらなくなりそうな気がしてくる。ましてまったく訳の判らなかったところはほとんどそのまま訳してあるのでダラ長い。
そこを上手く全体を見ながら切っていく作業はなかなか大変でした。
でも、それでも8枚、9000字前後。
しかも「A41枚」のはずのレジュメは8pt&裏表という力技で仕上げた代物。
当日もむっちゃカットしなくちゃならないかも。

しかしそれでお終いじゃない。先は長いが4月20日にはワークショップが控えてる。その前にWSで溜め込んだメールのお返事をば・・・かなり横から後ろから突っついてくるような質問なので、答えを出すにはあと数日は必要かと。
その前に、神経取ったはずの歯が痛いです【泣】
北越谷行ってきました
また今月もTOEFLです。今度は近場が空いてたので良かったですが受験料が$170。恐ろしいからきちんと計算したくないんだけど、1$=130円として・・・およそ2万円【泣】類似品のTOEICの3倍はします。今度は再来月にしようかな。

北越谷、結構いいとこでした。写真は受験会場の大学手前の元荒川。駅から伸びる通りにはちまちまとスーパーとか学習塾とかあって、通りから一歩奥に入ると静かな住宅街で小川なんかもちょろちょろ流れてる。
店主は小さいころはもうちょっと街中に住んでいたんですが、そのころを思い出させるような古き良き郊外の町でした。
各駅しか止まらないけど東武で都心まで行けちゃうし、
でも日比谷線は築地を通るのがダメ、というか痛い。あそこがんセンターあるから、店主にとっての『あの交差点』@AHなんですよ。たとえその先に横浜スタジアムが待っていると判ってても通過するたびに辛いですから。
それに学校まで行くには乗り換えが面倒くさい。
でも、この辺の大学に就職するのも悪くないかもしれない。店主がもうちょっと偉くなったら、の話ですが。

しかし、受験会場としては秋田のほうがマシでした。二度と行くつもりはないですが。
テストはiBTといって全部コンピュータ相手にやるんですが、一人分のスペースが狭い【泣】リスニング用のメモをマウスパッド代わりにしなきゃならないくらい。
しかも周りの音が丸聞こえなので、スピーキングのテストのときはやかましいし
それ以上にライティングのときはタイピングの音だらけで集中できない【爆】
点数?前回70点台/120点満点なんてひどい点数叩きだしましたが、こんどはまぁ80点くらいは行くでしょう。ロータリーの基準点は90点なんですが【激爆】

その後、テストは終わったがいいが両親が「デェト」(実はオヤジの車の定期点検)なので駅まで迎えに来れないので、現地の本屋でヒマつぶし。
そこの本屋は新刊コミックスはカバー掛けてなかったので、久々にマンガ立ち読みで息抜きしてきました。 最近CHすら読んでないのよ
が、ケータイからヤフメ確認してみると、シェイクスピア・ワークショップから連絡が。一気に現実に引き戻されてしまいました。
しかも来週土曜日には文献討論会で発表なのよねん。
ロータリーの出願もあるし、ワークショップ本番の4月20日まで死にそうです【昇天】
しかもその間に怒涛のCHイベントラッシュもあるし もちろん参加するつもりですが
ということで、明日は歯医者に神経抜きに行ってきます。
今日はロータリーの支部の方との面接。
どうやら定例の昼食会らしく、店主もアゴ付きでしたが出されたのは・・・豚肉のしょうが焼き。昨夜、今朝と豚焼肉でした。
そんなこんなのうちに支部会が始まったのですが、会の前に流れる音楽。
実はロータリークラブにはロータリーの歌なるものがあって行事の前には必ず歌うことになっているらしい。恐るべし秘密結社(違うって)ロータリークラブ。

拍手レス
22:51のお客様
ブログ等で宣伝してませんでしたが
夢路さまのところに一編投稿させていただきました。
それをわざわざお読みくださり、感想まで頂いて光栄です。
寒い雪の朝ですが、腕の中には香ちゃん。
その温もりで撩にとっては身も心もほっこり、でしょう♪
それにしても今年はまだ雪が降りませんよね。どうなんでしょうか。

CHの方はまたいろいろ思いつくようになってきました。
こないだCHのバブルの関係についてちょっと考えてみましたが、その延長上でハゲタカファンドに狙われた温泉旅館からのXYZとか、
といっても実はただ単に美人女将ってのは原作にもなかったよな、というだけなのですが
田舎から出てきた本職のハンター、マタギの爺さんの話とか。これは鉄腕DASHでマタギ鍋が出てきたから思いついたネタ。
一見くだらないような話ですが、こういう日常のどうでもないことがCHにすぐ結びつくってのは妄想の神様が降りてきてる証拠。
この調子でイベントラッシュの末尾を飾る香の誕生日ネタも・・・【祈】
ロータリーの推薦状を書いてもらうのに、評価項目の実例を自分で挙げるように先生に言われてしまった。その評価項目というのが
 リーダーシップ
 率先力
 目的に対する真剣さ
 熱意
 適応能力
 成熟度
 情緒安定性
 人前で話す能力
 地域社会奉仕
どれも当てはまんねぇ。

ロータリーの奨学金というのは人柄重視だからこういうのが評価されるわけで。
でも店主といえば地味で人見知りで引きこもり気味で、ここにおいでの方ならご存知でしょうがヲタクなわけで、社会の害悪を与えていない代わりに何の貢献もしていない、まさに「沈香も焚かず屁もこかず」の典型。
そもそも英文学が世の中のなんの役に立つというのだ。

思うに、世の中ロータリーが求めるような人間ばかりのわけがない。
ちょっと「漫画の書き方」的な喩えになるが、主役がいて脇役がいて敵キャラがいて、それで世界(観)が成り立っているんだ。戦隊ヒーローだって五人五色だからこそ、レッドばかりじゃチームにならない。
店主はこれからもグリーンかブラックあたりで生きていこうと思います。
今週からすでに春休みですが、今日は久々に出稼ぎ。
修士論文の発表会があるので、昨年店主も通った道ということで出席することに。今年は文学系では2人でしたが、その二人とも時代としては19世紀を、それも文化史的考察を含めて論じているということでかなり『蛟 游茗』的に大収穫でした。

まず店主とは同い年のOさんのテーマはラドクリフ・ホール。
イギリスの今世紀はじめの女性作家でレズビアン文学やってる人なら知らない人はいない、という大物。
(ちなみに店主の大学はそっち系の研究でも有名)
彼女が取り上げた小説の舞台は19世紀の末なのですが、そこにガヴァネス(住み込みの女性家庭教師)が出てくるということで1章を裂いてガヴァネスについて論じてました。ガヴァネスですよガヴァネス!同じ時代ですが店主はメイドさんよりもこっちの方が萌えです【爆】以前「さすらいの魔女っ子ガヴァネス」なんてネタ考えついたこともあるほど。イメージほどおちゃらけたネタではありませんが。
ちなみにヴィクトリア調の社会風俗を調べたくてグーグル等で『ヴィクトリア朝』と入れてみたら
一番系統だってたサイトがメイド考察サイト。やっぱりその手の「萌え〜」なマニアは多いのかしら。

といってもかいつまんだ発表ではガヴァネスというのは働かざるを得なくなった中産階級の独身女性にとって唯一、品位を保ったままできる職業などとちょっと調べれば判るようなこと中心でしたが、せめて参考文献リストを見せていただきたい・・・。

もう一人の後輩Hさんはメルヴィルの短編『Bertleby, the Scribner』
これは1850年代のニューヨークが舞台なんですが、やはりその当時の時代背景(時計の普及と時給労働の進展、当時の移民事情など)を丁寧に論じてました。
こういうテーマでは今まではどちらかといえば精神分析だクィア批評だと新しい批評ツールを用いて分析するのが一般的でしたが
こういう風に時代背景を丁寧に論じてその中でテキストを位置付けしていくという一見古臭いニュー・ヒストリシズムがやっぱり力をつけているのでしょうか。
かくいう店主も今度の沙翁祭ワークショップでは『ペリクリーズ』を17世紀の結婚と売春を論じながら分析する、という風にやるつもりなのでこれからせっせとお勉強しなければ。

しかし、論文書きの勉強とネタ書きの勉強と、どっちが進むかというとそりゃ後者の方で。買ってきた本は当然ゆーめい的ツンデレホームズ『My Dearホームズ』参考文献。
ちなみにこのタイトルはシャーロック・ホームズといえばコレ!という名ゼリフ「初歩的なことだよ、ワトソン君」から。英語だと‘Elementary, my dear Watson.’なんですよね。ここからお判りのとおり、‘my dear’には字面ほど親密な意味はありませんが、あえて日本人的イメージ重視ということでこんなタイトルにしてみました。
この手の本の宝庫といえば大学図書館なんですが、そこはもう宝の山!でした。
店主が今一番知りたい「ヴィクトリア調の女優の『なるには』&日常生活」及び「当時のロンドンの独身者住宅事情(特に女性)」について解決してくれる史料は見つかってませんが、総て抜き書きたいほど資料の充実している文献もありますし、中には一冊まるまるコピーしたい!というほど図版が揃っている本も。
せめて在学中に何らかのスタートを切らねば。
こういう風に調べてて楽しいうちが花なんですがね【笑】
店主の頭を悩ませていた第一の難関、シェイクスピア祭の発表要旨も何とか書き上げ、本日付けの消印で略歴もろとも送りつけてきました。って4月末の発表に向けてこれから勉強しなければなりませんが。

というわけで、今週一週間はTOEFLに集中せねば、と言いつつ息抜き中の店主【冷汗】毎日学校の行き帰りはリスニングのMD作って苦手の克服を目指しているんですが、果たして半分寝ながら聞いていて効果があるのだろうか。
むしろ貴重な楽しみが奪われた痛手のほうが大きいかも。
今の楽しみは家と駅との往復の間、車中で歌う“Soul Surfin’ Crew”と暇つぶし用のスペンサー・シリーズなのですが、後者についてはわざわざ言語に近づけてカタカナ化した訳が鼻につく。『カネイディアン・クラブ』じゃなくて普通に『カナディアン・クラブ』と言えばいいものを。
翻訳ものだと日本語のリズムに合わないので、読んでいてどこか疲れてしまう。だから最近村上春樹の新訳なんか話題になっているのかも。ムラカミの文体が好きかどうかがまず問題だけど。

そんなわけでさっきまでスピーキングの教材聞いてて自信失いかけてましたorz
だって無理だよ、たった15分で自分の意見まとめて英語でしゃべれだなんて。
明日一日休みなので、なんとか立ち向かうなり逃げるなりして自信を取り戻したいと思ってます。
もうここまできたらできなくてもともと、むしろ怖いのは新幹線が止まってしまったり当日寝坊したりタクシーが道に迷ったりして今の乏しい実力すら発揮できなくなってしまうこと。
でも、一人で秋田まで行けたら大曲の花火大会も行けなくもないな、と能天気なことを考えてたりしています。
本気でTOEFL受けるためだけに秋田に行きます。
店主、人生初一人旅です。こんな理由で初になるなんて思ってもいませんでしたが【泣】
こうでもしないとスコア提出が間に合わんのです。
2月の東京での試験はタッチの差で満席になってしまいましたorz
スコア提出を待ってもらえないか現在交渉待ちですが
どうせ何度でも受けてベストの点数を提出できるTOEFL、
だったら一度でも多く受けるに越したことはない。3月以降の日程もまだ判らないんだし。ましてイギリスに行くんだから秋田くらいどうってことないだろ!
との勢いで試験申し込みました。ホテルの予約も取っちゃいました。
新幹線も・・・取った方がいいのかな。学校終わったらそのアシで東京駅まで行ってしまうつもりです。
せめて英文の名誉にかけて、一発でいい点数が取れますように。
今月末までにシェイクスピア(沙翁)祭のワークショップの発表要旨を出さなきゃいけないということで、とりあえず修士論文をまとめたヤツを提出したらボツを喰らってしまいました。
沙翁祭のワークショップというのは若手の研究者が持ち時間10分ほどの発表をする場。なので短くてもガツンとパンチのあるネタを出してこなければならないのだとか。
それで担当教官のS助教授の言うには『ペリクリーズにおけるprostitutionの問題』なんてどうだ?とのこと。prostitution、つまり売春ネタです。
この『ペリクリーズ』という芝居、後半のヒロインマリーナは海賊に攫われて売春宿に売られてしまうんですが、そこでは女買いに来た客に説教してまんまと回心させて、それで評判になるんです。そしてとうとう、お忍びで女郎屋に来たその国の王様まで心を入れ替えさせて、そのお妃になってしまうのです。
ちなみにこの王様、ライシマカスというのですが、AH同様薄っぺらいキャラクターばかりの『ペリクリーズ』において例外的にいい人とも悪い人ともとれない、極めて人間的なキャラクターで一番好きです。
AHでいうところのシンホンでしょうか。頑張れノブヒロ!

で、先生言うところ「結婚もまたprostitutionなのでは?」
この先生、生徒に対してとても親切なのはいいのですが(参考文献リストも作ってくれるし)親切にも研究テーマも勝手に考えてくれるんです。卒論も修論も先生の言ったとおりのテーマで書きました、はい。
んなこと勝手に言われても、と言いたいところですがこのテーマに妙に心を動かされたのも事実。それはまるで1年とちょっと前、ロマンス劇(特に『ペリクリーズ』)とAHの共通点を見つけてカオリストとしての義憤に駆られたときのような。

ヘテロの(少なくともストレートとは言いません、男が好きなだけであとはヘンタイかもしれませんから)BLすら食わず嫌いな店主がジェンダー、セクシュアリティを語ろうとするなら『ストレートという名の倒錯、ノーマルという名のヘンタイ』しか語りようがありません。
そんなわけで極めて社会的に真っ当な、それゆえ萌える要素も何も無い『結婚』と
今の法律ではまさしく犯罪であり、だからこそ身を焦がすようなスリルのある最近の風俗嬢、援助交際にそんな風情もへったくれもないだろうが『売春』が実はイコールである、という仮説にはかなりグっときてしまいました。
どんな学術論文もまずは自分の好奇心から。
でもprostitution関係は修論のときにほとんど手をつけてないから、一からお勉強しなければ・・・。

そしてせめて2月頭にはショーウィンドウ形式【笑】でバレンタインネタを載せたい。もう頭の中ではほぼ完成しているんで、あとは書いてページにするだけなんですが。
ホワイトデーもプロットだけなら出来ているので3月になったら載っけて
14日すぎたら今度は二人の誕生日ネタ・・・こっちは全く出来てません。
沙翁祭は5月後半、そのまえに文献討論会の発表【泣】
怒涛のイベントシーズン、なんとか本業と両立させていきたいと思っております。

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