11月、世が文化の日含む3連休が明けた後【笑】
店主も3連休が取れてしまいました。
まとまった休みなどという慣れていないものが取れてしまうと
どう消化していいものかあたふたしてしまうものですが
今年は秋の京都御所一般公開が5日まで!
いつぞやの春のリベンジに行かないわけがない。
ということで3日のうち2日間で行ってくることにしました。

前回は着いて早々、公開時間終了という“敗因”を鑑みて
行きは高速夜行バス
始発の新幹線に飛び乗って、というのは
前回にもまして夜型生活の店主にとって至難の業ですが
休み初日にゆっくり起きて、家のことをしてから荷造りして
それから出発しても悠々間に合うわけで。
しかも始発で行くより早くから、長い時間動けますしね。
あんまり早すぎて時間もつぶせない……ということも
さすがに観光都市・京都、その辺も抜かりなし。
進々堂の京都駅前店では
6:30から美味しいパンで朝ご飯ができますし
http://www.shinshindo.jp/jr.html
有名なところで京都タワーの大浴場
で7:00から旅の垢を流して洛中洛外巡りに臨めます。
http://www.kyoto-tower.co.jp/kyototower/floor/spa.html
それだったら仕事終わってから直で高速バスに乗って行けば
連休最終日をまるまる休養に回すこともできるのですが、
先日の配置転換でより遅いシフトに回ったので
やろうと思えばできますが、少々リスキーかと。

さて、当然ながら京都御所だけで旅が終わるわけがなく
まずは前回のやはりリベンジである
晴明神社西陣織会館
後者ではとりあえず機織りの実演を覗いてこようかなぁと。
できれば体験コーナーにも挑戦してみたかったのですが
時間も先立つものも、ちょっと……
そして、人形の寺として知られる門跡寺院・宝鏡寺
この時期に公開しているというので、そっちもお邪魔しようと。
江戸時代に仏門に入られた皇女さまが過ごされたお寺なので
そんな雅にも触れられたらな、と思っています。
また、今も残る京町家の一つが
毎週水曜に見学会を開いているので、今回はそれに合わせて
スケジュールを組んでみましたが、そこまで辿り着けるかどうか……

ここまでで、京都御苑~西陣にかけての一帯で行きたいところを
なるべくコンパクトにまとめてみたつもりではありますが
これでも泣く泣く今回は諦めたところもちらほらと。
まずは今も残る江戸期の公家屋敷・冷泉邸
御所の公開とほぼ同時期にこちらもオープンにしているのですが
それが4日までということで断念【涙】
仕事終わってからバスに飛び乗れば見られたのでしょうけど
そのバスに乗れなかったら、宿から帰りの新幹線やら
総て吹っ飛んでしまいますので、計画は余裕を持って。
また、その界隈は和菓子の資料館樂美術館
茶道総合博物館など日本の伝統にまつわる博物館が
観光客ホイホイとばかりに待ち構えているのですけれど
それにいちいち引っかかっていたら、文字通り日が暮れてしまうのでパス。
しかも和菓子の資料館は入場無料と、和菓子だけに
「美味しい」ことこの上ないのですが、水曜閉館……orz

と、ここまでつらつらと考えてよぎるのは、予算。
夏に草津~軽井沢に行ったばっかりに
ボーナス赤字を出してしまった馬鹿は、このゆーめいです【泣】
……まぁ、NHKの受信料とかTUBEの出費とか
お芝居行きまくったりというのはないので
その辺はまぁ大丈夫だとは思うのですが、
今回のテーマはそれゆえ「倹約第一」
夜行バスも時間もともかく、なるべく安いとこにしましたし
帰りは前回も使ったぷらっとこだま
4時間はかかりますが【笑】片道¥10,000ちょっとでのんびり。
そして何やかやでかかってしまうのが宿代
なので今回はゲストハウスを利用してみることに。
海外からのバックパッカーなども泊まる安宿で
飯なし風呂なし(一般家庭のようなのはあるらしい)相部屋あり。
その辺はかえって面白そうだなぁとw
ご飯も早々とクーポンサイトで確保済み。
といっても、お土産等で散財してくるのはもはや既定路線【苦笑】
だからこそ、削れるところは削っておかないと。

2日目は初日の消化次第ですが、できれば清水の方
五龍閣に行ってみたいなぁと。
以前『美の壺』で取り上げられていた洋館です。
ついでにあの辺のお土産屋さんもじっくり回ってこられたら
と思っているのですが、肝心の清水寺は……
修学旅行で2回も行ったから、今さら特に興味なし【爆】

それ以外にも、やっぱりいろいろ行ってみたいところはまだまだあります。
南禅寺近くの別荘の中でも、山形有朋の旧別邸
無鄰菴は一般公開しているそうですし
その近辺にもやはり古い洋館が残っているのですが
不運にも今回は公開日に当たらなかったので、またの機会に。
また洋館つながりでは長楽館は一度見てみたい
でもさすがに¥4,000のアフタヌーンティーはなぁ……
河原町近辺のレトロ喫茶店も興味があったり、と
行こうと思うたびに、また前回の積み残しからさらに
行きたいところが増えてしまう、そんなところでもあります。
結局今回も洛中コースはすべて消化できなさそうですし
でもそれも、次回以降のお楽しみということで。

そうそう、京都に行くっていったら同僚が
「今の時期は紅葉とかきれいですよねぇ」と言ってたが
まーったくそういうのは念頭にありませんでした【笑】
お目当てはもっぱら建物メイン
まぁ、紅葉なんて自分の頭上だって充分きれいですから。
写真に挙げた新しいガイドブック『タビッテ』
「クルマを使わない旅」というのがキャッチコピーだそう。
店主も免許は持っているものの1年以上ペーパーなので
旅先でレンタカーとか借りる勇気もないです。
そもそも、借り物のクセもよく判らない車
ハンドル握って無傷で返せる自信もないですし。

さて、今年はお盆以外に夏休みが取れたので(要は4日ずつ分散)
盆は実家に帰るとして(お接待戦力としてカウント済み)
もう片方はどうしよう、ということで
これだけまとまった休みが、しかも前々から判る形で
取れることなんてこの仕事じゃ滅多にないので
念願だった久々の旅に行くことにしました。
また京都に行きたいのだけど、この季節盆地はパス【泣】
むしろ涼しいところに行きたいな、ということで……

夜行・寝台列車に乗りたい!とはずいぶん前に書いた気が。
夜汽車、というロマンもさることながら
店主のような宵っ張りの朝寝坊にとっては
早起きして出発しなくても済むというのが大きなメリット。
会社帰りにでも駅に直行して、朝目が覚めたら現地着
そこで午前中から有効に観光できるというもの。
臨時運行になってしまった路線も数多いですが
この季節はちょうどその臨時便が出ているので
狙いをつけたのが『ムーンライト信州
寝台ではなくただの夜行なのですけれども
だからこそ、カラダの無理がまだきくうちに乗っておきたい!
と思って事前予約を入れておいたのですが……見事落選orz
さすがは人気列車なだけある、というかだったら本数増やせよ【涙】

しかたなく昼の電車で行ける範囲で、軽井沢に。
目的はほぼ、旧軽井沢ぶらぶら歩き
前にも何度か行ったことがありますが、親連れだったりツアーだったり
その両方だったりで、気になるお店にかたっぱしから
アタックかけることができなかったんですが
個人旅行だったら気ままに街歩きを楽しめるというもの。
こういう古くて、おしゃれなお店がいろいろある街を
ぶらぶらするのが好きなんですよ、横浜元町とか。
それを思う存分やっちゃおと。

でも、ただ軽井沢ぶらぶらするだけじゃ2泊ももたない
山に行ったらやっぱり温泉でしょう、ということで
その近辺だったら草津かなぁと【苦笑】
あの辺だったら手頃な旅館も多いですしね。
ただ、草津の街中には観光名所っぽいところがあまりないような……
湯畑はじめ、温泉街情緒そのものが売りという点もあるかもですが
その辺はまた、行ってみてぶらぶらと。

そして、ムーンライト信州には乗れませんが
鉄的要素も入れておきました。それが吾妻線
前に車の窓から線路を目にしたことがあったのですが
ずいぶんと切り立った崖っぽいところを走ってる路線だなぁと。
だったら眺める景色も素晴らしいに違いない!
夜行列車は切符とれた人だけの特権ですが
これはその路線に乗った人全員が享受できるものですから
自由席でもグリーン席でも。

ついでに、ちょうど軽井沢と草津の間にある鬼押し出し近くの
浅間記念館にも行ってみたかったのですよ。
そこは「第1回全日本オートバイ耐久レース」を記念しての
バイクの博物館。まぁ店主乗らないのですけれど
だからこそ、知識だけはあらゆる手段を使って
手に入れておきたいのですよ。
一応、バスでも行けるのですが、便と便の間が3時間【爆】
鬼押し出し園と浅間火山博物館ぐるっと回れば
それくらいはかかるのかもしれませんが
そこでそれだけの時間を費やしてる余裕はありませんし
第一その両方ともすでに行きました【泣】
……やっぱりここは、バイク乗りしか行けないのでしょうか?

そんなわけで電車とバスの時間に追われるたびになりそうです。
何だかんだいってバスに乗ってる時間だけでも
観光の時間とほぼ同じになってしまいそうですし。
それでも、まだ公共交通機関だけで遊べるだけ良しとしましょうか
車じゃなきゃ行けないところって、意外とまだまだ多いですから……
昨日今日と親父が地域の旅行で留守です。
その間、おかんが「女同士でどっか行こう」というのが
今回の長逗留の本当の目的だったりするわけで。
ちょうど、昨日まで2年に一度の栃木の秋祭りだったので
一応地元ですが見に行ったこともなかったので
せっかくなので行ってきました。

栃木市の秋祭りといえば、中心部の各町の豪華な山車が
『蔵の街』と呼ばれる街の大通りを練り歩く
プチ祇園祭的なものを想像していただければよいかと。
ただ、『蔵の街』といっても確かに古い建物は残っていますが
川越や倉敷などのように観光地として賑わっているかというと
……うーん。でも、そんなうらぶれた街が
最も華やぐのがこの秋祭りだといっても過言ではないかと。
昨日も、寒々しいどんよりとした曇り空だというのに
普段はだだっ広いだけで閑散とした大通りが
そこそこ大人数で埋め尽くされていました。
店主のお目当ては同時開催の、最近流行りのB級グルメフェアだったのですが
そこで昼食を調達しなくても充分なだけの屋台も出ていましたし
商工会ブースでは滝●ハムはじめ市内の業者がずらりと出店していました。

山車にはそれぞれ、静御前や劉備玄徳などの人形が乗っていて
(ちなみに関羽、張飛もあって桃園の三兄弟揃い踏みw
これで孔明もあればコンプリートなんだけどなぁ)
母は携帯のカメラで豪華な山車ばかり撮っていましたが
店主の光画部魂がそそられたのは、むしろ山車の先導をする
手古舞姿の女の子たち。(判らなかったらググってみよう)
小学校に上がる前くらいの小さな女の子も
薄化粧でそれぞれの着物に黄八丈のたっつけ袴を身にまとい
錫杖をつきながら山車の前を歩く様子に
普段、他人様にはカメラを向けない主義の店主が
ばしばし撮りまくってしまいました【笑】
だってあれは断りなしに撮っても支障はないでしょうから。
それが中学生くらいになると、銀杏髷のかつらをかぶったり
地毛でアップにしたりと本格的な手古舞姿。
地元の子はいいよなぁとちょっとだけ羨ましくなってしまいました。
また、お囃子は店主の地元のお祭りで聞くのと比べて
けっこうなアップテンポだったのが意外でした。
それはつまり早吹き、早叩きができる技術があるということ。
でも実は、市外(といっても合併で市内になったけど)の
お囃子連を云わば『傭兵部隊』として呼んでいるところもあったのが
驚きでした。いったいどういう繋がりで呼んでいるんでしょうか?

繰り返しになりますが、あれで天気も秋晴れだったら
もっとぱーっと華やいだ雰囲気になったんだろうなぁ。
自分が高校の3年間を過ごした街を悪く言うのも何なんですが
賑わいとしては寂れていく一方の中心部でした。
でも、通りを歩いているとふっと立ち寄りたくなるお店も
たくさんありましたし(連れがいるのでできませんでしたが)
むしろ観光地としては穴場的な感じでいいかもしれませんよ。
(いや、市としては観光で売り出したいんですけどね
でもそういう他力本願なところが地元としてはどうなのか)
最近では映画やドラマのロケ招致にも力を入れていますし
東京からも遠くはないので、お暇なら一度来てみてください♪
次のお祭りは再来年の2014年ですよ~
いやぁ、志賀高原って長野県だったんですね。

本日、実家から帰ってきました。
うち昨日まで群馬の万座温泉などなどに行ってきました。
失業生活3ヶ月、二進も三進も行かなくなりつつある今日この頃
温泉でゆっくり骨休め……できたんですかねぇ。

一昨日の初日はあいにくの雨
しかも高原での悪天候なので、寒い【泣】
さすがにこの日は高原散策は無理そうなので旧軽井沢に
……ここにあたしを連れてくんじゃねぇよ(ToT)
旧軽・銀座通りといえば土産物屋だけでなく
おしゃれなお店が並ぶショッピング・ストリート。
横浜・元町もですけど、こういうとこ好きなんですよねぇ
(自由が丘とかは興味がないんですが)
なので、気になったお店には片っ端から行ってみたいんですが
親が一緒にいる以上、自分から入ることはできませんでした。
ちきしょー、次は一人で行ってやるぅ。

次に行ったのは鬼押出し園。
18世紀の浅間山大爆発の際に流れ出した溶岩の跡ですが
ここ、前に行ったことがあるんですよねぇ。
だから面白くないかと思ったら
カメラ持っていったら楽しいのなんの【笑】
何でもない風景でも、奇岩があると画になるんですよ
ススキでも、遠くに見える観覧車でも。
ひとり光画部員としてばしゃばしゃ撮りまくりました。
そのうちサイトの方にも載せるかもしれません。

さて、その日の宿は万座温泉でしたが
ホテルの売りが「星空を見上げる露天風呂」
って、この天気じゃ星なんて見えないじゃないですか。
温泉に来たら湯あたりするまで入るのがマイルール【苦笑】
雨が上がった後また母と入りに行ったんですが
そのときは星がきれいに見えた、らしい。
というのも店主、眼鏡を外すと星なんて見えませんでした【泣】
でも夕方、最初に入ったときはぬるかったんですが
その後入ったらちゃんと芯まであったまれました。よかったw

翌日、ようやく志賀高原まで行ってきたんですが
その中の木戸池から田の原湿原まで歩くことに。
ただ、昨日は雨だったので地面がぬかるんでて
その前の台風なのかどうなのか、階段が流出【涙】
ルート確保すらままならない中
ぬかるみに足を取られて、思いっきりすっ転びました【号泣】
いや、しりもちをついただけで済んだんですけどね
ここまで派手に転んだのは何年振りだろう
大学受験直前に家の階段から滑り落ちた以来でしょうか(>_
先日の京都一人旅に味を占め、また訪ねてみたいのですが
(宇治や洛北にも行きたいし、御所もリベンジせねば)
それ以外に、近い現実として今年の秋ぐらいにどこに行こうかなぁと
たかぎなおこさんの『ひとりたび2年生』を立ち読みしながら
ぼんやりと考えてみました。
ちょうど、先週いっぱいかかりきりだった仕事が手を離れたので
昨日今日は会社でダラダラできましたし【爆】

いわゆる観光名所にはあまり興味は無く
それよりは建物萌え、それかロケハンという感じの店主旅ですが
(京都行きの目的はまさにその二つ)
もう一つ、店主の旅の楽しみは乗り物萌え
もともとやや乗り鉄ですし(毎日乗ってるのでほぼ薄れ気味?)
それ以外に船など珍しい乗り物に乗ってみたいという願望もあります。
そういう意味ではクルマは向いていないのかも【苦笑】
嫌いじゃないんですけどね、運転も
実家のジーノも何とかしてあげたいですし。

そういえば、地元・埼玉では秩父鉄道でSLが走ってるんですよね
しかも目的地が三峰口駅
三峰山といったら狼信仰で有名な三峰神社
ってのはマンガで知ったのですが、そういうのも実は好物な店主としては
これはSLに乗って行くしかないと思ったのですが、
まず、ここから出発駅の熊谷までがけっこう遠い……
一日1往復の汽車に乗るためには、普段より早く家を出ないと
(朝食は現地調達なら何とかなるか?)
しかも帰りも9時ごろ、となるとかなり気合を入れていかないと。
汽車の席も予約した方が良さそうですし。

SLとならんで乗り鉄の憧れはやはり寝台列車
北斗星で函館美味い海産物ツアーってのも心惹かれますが
(決してカシオペアではない、ましてトワイライトエクスプレスではない)
もう一つ残ったブルートレインというのが『あけぼの
こちらは高崎線から日本海側に出て青森へ向かうというルートなのですが
シャワーも食堂車も車内販売もありません。
さらに、B寝台-寝具、浴衣の『ゴロンとシート』なんてのまであり
北斗星、カシオペアが「走るホテル」だとしたら
あけぼのは「走るテント」か、はたまた「走る寝袋」か【爆】
でも、そのチープ感がかえって心惹かれるんですよねぇ。
お弁当は持ち込めばいい、お風呂は出る前に入ってくるか
到着駅で朝一に銭湯か立ち寄り温泉に飛び込めばいいですし
(なので事前の確認も必要かと)
もっとも、これは身体に無理が利く期間限定ですよね【苦笑】

さて、あけぼのが東北の日本海側を通るというのであれば
これに乗って秋田・大曲の花火大会に行けないかと。
宿もなかなかとれなさそうなら、花火が終わった後
あけぼので一泊して帰ればいいんじゃないかと思ったのですが
それだと途中で抜け出さないと間に合わない【泣】
しょうがない、あけぼのはあけぼの、花火は花火で行くとしますか。
同じ秋田なら、角館の武家屋敷&桜も見に行ってみたいですし
ちょうどGWごろが向こうの見頃ですよね。
今年みたいに3連休以上が2回取れれば行きやすいんですが
そうでなくても、桜は逃げても武家屋敷は逃げませんし。

大曲の花火はムリでも、やっぱり花火好きとしては
大きい規模の大会を見に行ってみたい。
他に『全国三大花火大会』として、長岡土浦があるようですが
長岡の花火は平日なのでパス、土浦は……実は知りませんでした
実家の(わりと)近くで大規模な競技花火大会がやっているなんて。
今の家からも充分日帰りで行けそうな距離ですし
(実家⇔横浜スタジアムより距離的には近い)
10月の大会なので日が暮れるのが夏より早い分
早く始まって早く終わるので帰りの電車も間に合いそう。
これはちょっと今年行ってみたいです。

そして、一度は行ってみたい船の旅
といっても豪華客船でなくフェリーというのが関の山でしょうね。
東京からは北九州までフェリーが出ているそうで
北九州といえば北条さんの出身地、というのはほっぽって
わたせせいぞう氏による壁画を見に行けたらと思ったのですが、
片道2日かかるのでさすがにこれはムリ。
同じく東京から出ているものとして、伊豆七島行きの夜行の便が。
ちょっとこれは行くしかないでしょう、島には温泉もありますし
夏だとちょっと面倒なことになりそうなので
冬の寒い時期、暖かな南の島でのんびりってのもいいかも。
ただ、船酔い耐性があるかどうかはまだ判らないので
一度、東京湾フェリーなどの近距離路線でテストした方がいいかも。

乗り物マニアとして、一度は行ってみたいのが黒部立山アルペンルート
トロリーバスやロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いで
黒部の山々を越えていく、そのルート自体が云わばテーマパーク状態
これで宇奈月温泉のトロッコも加われば言うことなし。
前に家族で黒部ダムまでは行ったので
その向こうの日本海側までぜひとも突き抜けてみたいものです。

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さて、そんな遠い?先のこともいいのですが
とりあえず近々のGW前半、せっかく3連休あるので
1日は買い物、1日は家で大掃除
残り1日はプチ観光してみたいなぁと思ってました。
都電荒川線ツアーとか、新宿・戸山団地ロケハン【笑】でも
いいかなと思ってたのですが、たまたま京橋のLIXILミュージアムで
長崎の教会についての展覧会をやっているというので
建物萌えとしては恰好の機会。
京橋だったら、近所に刑事好きの聖地・警察博物館がありますし
調べたら明治製菓本社ビルに、直営のチョコレート尽くしカフェがあるとか!
おかげでプランは固まったのですが、あまりにプランが出来過ぎてるので
一人で回るのは少々味気ないような【苦笑】
ということで28~30日のいずれか、お付き合いくださる方大募集ですw
CHファンでなくてもOK、刑事マニア大歓迎です。

帰ってきました

2012年4月8日 旅行
2日間歩きすぎて、なぜかすねの辺りが痛いです。

さて、今回の京都行きにあたって
自分自身に課した『おつかい』がありました。

・『ご飯のおとも』(漬物、つくだ煮等)
・あぶらとり紙のケース(のみ)

そんなの地元で帰っていうものばかりですが
せっかく京都に行くんだから、ねぇ。

今日のミッションは上賀茂で社家の旧宅を見てくること。
そもそも何で京都に行こうと思ったかというと
実はオリジナルネタのロケハンなんですよね。
前々から江戸時代のお公家さんにちょっと興味がありまして
江戸期の京都を書くならやっぱり幕末が一番書きやすいだろうし
それを公家の視点で捉えたら面白いんじゃないだろうか、
しかも陰陽道や密教などのいわゆる『スピリチュアル系』だったら
個人的に資料が揃っているので書けなくもない、ということで
ときどき思い出したように調べものをしていましたが、
考えてみれば京都にはその舞台となった場所が残ってたりするんですよね
公家町=京都御苑のように全く無くなってしまったところもありますが。
ということで、時空を超えてロケハンの旅に出ることに【笑】

で、社家というのは上賀茂神社に仕える神職の家。
この神職さんたちは娘を宮廷の女官に送り込むなど
一面では公家社会の一員でもあったわけです。
物語のもっとも主要な舞台である公家屋敷の遺構は
冷泉邸(普段は非公開)を除いては現存していないので
資料だけに頼って書かざるをえないのかと思っていましたが
それに限りなく近い社家の屋敷が残っている
しかもネタ中の家は公家は公家でも陰陽師の家柄であるので
神道と陰陽道の違いはあれど何かしら参考になるはずと
実は、御所以上に見に行きたいと思っていた所でした。

上賀茂に行くのだから、まずは神社の方にお参りはしておかなければと
キャスター付きのバッグを白砂にじゃりじゃり言わせながら参詣。
賀茂といったら葵祭、葵祭といえば源氏物語、とは限りませんが
平安絵巻を伝える祭りだけあって、神社も王朝時代の雰囲気。
たまたま中で朝の神事があったらしく、本殿の方から出てきた
正装の巫女さんの姿を目にすることができました。
それが、白の着物に緋袴という普段の格好の上に
審問である葵が描かれた『ちはや』に
頭の冠にも葵の蔓があしらわれており
後ろに束ねた髪にはまるでのし袋のような飾りが。
偶然にもいい取材をさせていただくことができましたw

で、お賽銭をあげようと財布を開いたところ、小銭は1円玉のみ……
しかたなく500円のおみくじを引いて
お釣りの500円を景気よくお賽銭箱に落としました
境内にある摂社・末社の分もまとめ払いとして【爆】
この上賀茂神社、正式名称を『賀茂別雷神社』といいまして
ご利益は主に厄除け、というわけで
祈ったのは「上司の雷が落ちてきませんように」

そして、あちこちカメラを向けるのと
バッグをじゃりじゃりいわせて騒がしいお詫びにと
そこらじゅうの小さな神社に片っ端から手を合わせてまいりました。
そうやってぐるぐる回っていると、奥の一段高くなっているところに続く階段が。
興味本位で登っていきましたよ、バッグ引きずって。
そこから京都市街の眺めはなかなかのものでした。
そして、奥にそこから降りる別の参道があったので迷わず行ってみたら
神社の外の住宅地に。
京都の中心地では道が碁盤の目なので迷ってもすぐ出られるのですが
洛外だとそうはいかず、それでもうろうろしていたらまた神社の方に。
そこから外に出ると、お目当ての明神川沿いの社家の街並みが広がってました。

どの家も川に小さな橋を渡してそこを門にしているのが特徴
川の水は庭に引き入れて、みそぎ用に使っているというのがさすがに神職の家。
でも昔のままの門のところには表札がかかっていて
しかも呼び鈴がついているんですよ。
つまりは今もそこには人が住んでいるということ。
そんな中、西村家別邸だけが一般公開されていて
店主のお目当ても当然そこ。
でもそこは残っているのは実は社家の『庭』だけであって
建物は後に他人が手に入れて数寄屋造りの別荘として建てたものでした。
ということは神職さんの住んでいた家ではないのか……残念。
何かの本に当時のまま残っている建物の写真が載っていたのですが
それは別の家ということになりますね。
もしかしたら普段は非公開でも臨時に公開されるかもしれないので
そのときはぜひともいってこの眼でロケハンしてきたいと思います。
ちなみに、西村家別邸はの土地はもともと社家の錦部家のものでしたが
その『錦部』の表札のかかったお宅がとおりにありました。
今も神職さんをしてはるのやろか……

さて、同じように社家の屋敷の造りをそのまま生かした建物として
『香袋 いせき』というお店があるのですが、そこがどこにあるのか判らない【汗】
しょうがなくGoogleさんに訊いてみることに。
その地図を頼りに賀茂川沿いを目指しててくてくと。
当然、途中でのどが渇くわけで、ふらりと甘味処に飛び込んでみました。
京都の甘味処で一服というのも実は大事なミッション。
しかも、上賀茂神社のお土産として『焼きもち』が名物なのですが
うろうろしている間に買いそびれてしまいまして
だったらここで何か代わりに甘いものでもと
一番手頃な【笑】白玉を注文。
白玉団子って実は実家で盆やお彼岸のたびに作らされるので
正直食べ飽きてはいたのですが、やっぱりお店で食べるのは違います。
きな粉をつなぎに黒蜜をたっぷりまぶして頂きました。

さて、そこでしばし疲労回復して再び賀茂川沿いをてくてくと。
でも行けども行けども肝心のお店は見つからず
だってそのはず、遊歩道沿いに建物は並んでませんから。
しかたなく検索かけると、やっぱりお店は上賀茂神社の傍に。
迷いましたね、そのときは。
また来た距離を歩いて戻るのは嫌でしたが
上賀茂方面にはたぶんしばらく行くことはないだろうから
この機を逃せば当分『いせき』の建物も見られない……
こういうときのためのバス一日乗車券ですよ
昨日2日分買っておいてよかった。
バス停までキャリーバッグ引きずって
ついでに焼きもちも買いに再び神社へ。
そこで焼きもち屋さんでしっかりお店の場所も聞いて
兼好法師も言ってました、道案内は必要だと。
どうやらさっきはまっすぐ行くべきところを曲がってしまっていたようで
道の先に『香袋 いせき』の看板を見つけたときには
思わず小走りで駆け寄ってしまいました。
ただ、お店として公開しているのは
さっきの西村家(旧錦部家)と比べて広い敷地のほんの一部
社家の邸宅としての造りは塀の外から垣間見えるだけでした。

帰りはわざわざ「コロプラのお土産Getするため」
少々離れたバス停までバッグを転がしていって乗り込んでいきました。
あとは京都駅でお昼と、残る『おつかい』ミッションが。
ご飯のおともは上賀茂の、同じく旧家を利用した漬物屋さんで
実家へのお土産と一緒にクリアできたのですが
あぶらとり紙ケースは未だ見つからず。
昨日、西陣で見繕ってくるつもりでしたが
到着が遅くなってそれもできないまま。
さて、新しくなった京都駅には元の駅ビル以外にも
ショッピングエリアがいくつもあり、どこも決まってお土産コーナーが。
でも……ケース“付き”あぶらとり紙はいくつかあったものの
ケースだけってのはなかなか見つからず、あっても鏡付きの上等なもの。
実は昔々、妹の修学旅行のお土産でもらったあぶらとり紙の
紙のケースがボロボロになってしまい、それを何とかしたかったのですよ。
普段メイクしないんで、汗やてかりはハンカチで押さえてしまえるもので。
でも、ここでひらめいたのが……「自分でも作れるんちゃうか?」
行きつけの手芸用品店で縮緬の切れを売ってたので
それで自分で寸法を合わせて縫ってしまえば出来るのでは。
ということで後はお昼を食べに……行きませんでした【爆】
出先ではとかく財布の紐が緩みがちになるもの
何故なら物との出逢いもまさに「一期一会」ですから。
というわけで、先日恩師のお別れの会にのし袋を裸で持っていった反省から
袱紗代わりに使える小さい風呂敷を購入。
紺色の地に小さく模様が刺しゅうされているので
それを隠せば不幸の席に、出せばおめでたい席でも使えそうな感じ。
で、お財布を開いたところ、今度はお札もない……orz
慌ててカード払いにして、携帯でATMの在り処を調べましたよ。
さらに、ちゃんと駅の案内のお姉さんにも確認して。
ちょうど駅の横の建物にあると聞いたので
そこにありましたよ、メルパルク京都が。
古株のTUBEファンなら聞き覚えのある場所かもしれませんが
郵便貯金会館はかつてライヴもさせていただいておりました。
当然そこにあるATMは店主も使っている郵貯のものしかないわけですが
横の建物のはずが、駅の出口からは遠かった……
それくらい大きいんですよ、新しい京都駅【泣】

で、結局今回の旅行でどれくらい使ったかというと
事前予約の新幹線代も含めてざっと¥50,000ほど。
でも日頃使わな過ぎて申し訳ないくらいだったので
たまにはこうして吐き出してやるのも悪くはないはず。
で、今度はどこに行こう?
また京都でもいいんですが、せっかくだからいろいろ行ってみたいですし
コロプラのスタンプ&お土産もあちこち集めないと【笑】
ですが、他に泊まりで行きたいところって温泉くらいしか思いつかない
それだと女お一人様としてすっごくハードル高いでしょ【涙】
なので、ビジネスホテルで充分な『都市型リゾート』でないと。
都内や横浜、鎌倉だったら日帰りでも行けてしまいますし……。
あとは、店主、ほのかに乗り鉄なのでそっち関係かなぁ
夜行電車でどこか行くとか、カラダに無理が利くうちに。
とりあえず今年のシルバーウィークに間に合うまで、何か思いつかないと。

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定点観測upしました。
というわけで、ただいまホテルの部屋です。
ちょっと薄暗いです。
こういう日に限って特に面白い番組をやっているわけでもないので、ヒマです【爆】
でも、WiMAX持ってきてると快適ですね。回し者ではないですが
こうして家にいるときと同じネット環境で接続できるわけですから。
マウス持ってこなかったのでタッチパッドでの操作は少々めんどくさいですが。
早く実家でもつながらないかなぁ……

今朝は少々慌てました。というのも今日が洗濯の日だったので
家を出る時間ぎりぎりまでちまちまと洗濯バサミに干してました。
全部干し終わって急いでキャスターバッグ引きずって
さぁ電車が間に合うか!?と思ったら、10分勘違いしてました【汗】
それでも途中の乗換駅(一番深い地下鉄から、一番浅い路線に)
でエスカレーターを駆け上がれなかったり、東京駅でまごついたり
結果としてそれほど余裕があったわけではないのですけどね。

さて、正直前日まで自分でもそれほど行く気のなかった店主ですが
そんな店主が己に課したニンジンは……コロプラの位置登録
最近はSNS的な側面がとかくフィーチャーされがちですが、一人でも
登録したエリアの『スタンプ』を集めたり、そこにちなんだお土産を
ゲーム内通貨で買ったり、という楽しみ方もできるので
(むしろこっちが本来の遊び方)
普段行かないようなところに遠出するときなんかは
スタンプ&お土産の稼ぎどきなんですよね。
ちなみに新宿駅ではCHファンおなじみの『伝言板』がGetできますw
お土産については事前にポイントをリサーチしておかないと
Getは難しいのですが、スタンプはほぼエリア=郡市なので
行きはひたすらそっち目当てにポチポチ一登録していました。
タイミングは山と川、これが天然の市町村境をなしている割合が高いので
大きな川を渡った後や、長かったり連続していたりするトンネルを越えた後を
狙ってぽちっとな。
でも新幹線って電波がよくないんですよね【泣】
高速すぎるせいなのか、騒音などを避けて山間を走っているせいなのか。
おかげで、地理は中学の授業レベルの店主でもだいぶ稼げました♪
でもまだ新幹線の路線図のようにずらっと一列にはなっていないんですよね
愛知などの人口密集地は一つひとつのエリアが小さいので
こまめに一登録しないとあっという間に抜けてしまったりするので。
静岡なんて新幹線走ってるだけで県Getできるのに……
しかも、そんなにポチポチやっているものだから
昨夜フル充電したはずが、滋賀県内で携帯の電池が力尽きてしまいました【涙】
『安土城の置物』をGetしたところで終わってしまったところが
信長の長男かはたまた光秀か【爆】
おかげでそこから京都まではまるっきり空白。
帰りの新幹線で、今日Getし損ねたスタンプ&お土産と一緒に
再チャレンジすることにします。
ちなみに、京都駅で初めて買ったものが実は
携帯の充電用バッテリーだったりします……

ついでながら、失敗その2
店主が今回利用したのは、東海道新幹線の『ぷらっとこだまエコノミープラン』
http://www.jrtours.co.jp/kodama/
予約したのがぎりぎり過ぎて喫煙席しか取れなかったのも
失敗といえば失敗なのですが、それもあくまで取材と思えばよし
(煙草嫌いなくせになぜか喫煙キャラを書く羽目に:汗)
このプランだとドリンクが一つついているんですが
これ、車内販売じゃないんですよね。
それをてっきり勘違いしていた店主、途中の駅で慌てて
ホームのキオスクでチケットと交換してもらいましたよ。
通過待ちの駅で停車時間が長くてよかったです。

そんなわけで失敗続きの京都旅行
取ったホテルが五条河原町なんですけど
わざわざ一駅なのに地下鉄に乗るわ(しかも五条烏丸なので歩く。
だったらバスで直接五条河原町に行った方が○)
そこで荷物を置いたついでに身なりを整えようと(だって急いで出てきたんだもん)
ヘアワックスを取り出したら空っぽで、近くのドラッグストアで買うわ
(でもいかにもご近所の薬局で地元民プライスで良かった)
最大の失敗は、そんなこんな京都御苑に着いたのが
4時少し前になってしまっていたこと。
ただ今、京都御所は春の一般公開中なんですが
門が開いてるのが3:30までなんですよねぇ……
じゃあ、6時起きで出ていくしかないのかorz
「早起きは三文の得」という言葉を身に沁みて実感したゆーめいでした。

でも、御苑の中には当然入れるのでそこをぶらぶらと。
どっちかといえばロケハンの目当てとしては
御所の中よりその周辺=江戸時代の公家町だったので。
それでも、とにかくだだっ広い。
それもそのはず、一つのお屋敷だった新宿御苑や浜離宮とは違い
京都御苑は江戸時代、数は少ないとはいえある階級の
そのほとんどのメンバーがそこに住んでいた、一つの街の跡地。
いわば公園全体がゴーストタウンなんです
あまりにも完全に破壊し尽くされて、そこが街だった面影を完全に失った。
そこで『和宮生誕の地』=旧橋本家跡の碑を見つけましたが
それも松林の中でしたから。

今日は御所の鬼門となる北東部分だけをぶらっと回って終了
その後、今出川通りをてくてく歩いて西陣織会館と
西陣独特の『織屋造り』を活かしたギャラリーを見に行くはずが
そっちももう閉館時間になること間違いなしということで
あてもなくカメラ片手にとおりから路地に入ってぶらぶらしていました。
実は古い建物が大好きな店主、京都行きの目的も
御所から町家に至るまでの古い建物を見て回ることだったのですが
西陣一帯の路地には普通に町家造りの建物が残っていました。
しかも、街中の最近流行りの『町家リフォーム』などではなく
ごくごく当たり前に、人の住み働く場として。
当然今の人が生活しているわけなので
窓がアルミサッシになっていたり、壁がモルタルになっていたりするんですが
扉や窓の配置から、元は町家だと何となく判ったりする。
いわゆる『古民家再生』的にはそういうのは邪道なんでしょうけど
店主としてはあざとすぎる『再生』よりはそっちの方が好きです。
どうせ『再生』したところで中は
おしゃれなバーやレストランだったりするんですから。

そんなわけでひたすら路地をくねくねと
ぱちぱち写真を撮りまくっていました。
そこであの『一条戻橋』にぶち当たった店主
そこがどんな場所か、判る方ならもうお判りですよね。
かの晴明神社は実は西陣のど真ん中
だったらちょっとミーハーだけど、ついでにお参りしてこよう
こっちは営業時間は無いんだしと堀川通りをぶらぶらしてたら
行きすぎてしまいました、神社への参道を【泣】

結局、行くつもりの場所にはほとんど行けませんでした。
じゃあ今回は何だったのかというと……壮大な下見?【爆】
でもまぁ、今日とはこれから何度も行こうと思っています
御所や西陣以外にも、当時のまま保存してある町家とか
桂はムリでも修学院離宮とか、だったらついでに赤山禅院にも行けるし
三千院などの門跡寺院も見てみたいし
だったら『人形の寺』宝鏡寺などの尼門跡も……と
「江戸時代の公家の名残」というテーマで絞ってみても
これだけ行きたいところがあるんですし
1泊2泊の日程だと、どうしても近場で絞らないと。
その他にも、つづれ織りの工房とか風俗博物館とか
(あやしい想像禁止!服装の歴史についての博物館です)
京都は修学旅行生もお得意さんだけに、平日しかやってないところもありますが
そういうところはまた、夏休みが効率よく取れるときに……

さて、ミッションは総て不成功のまま
本日最後のミッションは「おばんざい屋でおいしい夕飯」
そのためには今回は時間をたっぷりとりましたよ
1時間はお店探しにぶらぶらできるように。
ただ……寒かった【泣】
ここ最近の暖かさは何処へ、今日は花冷えの一日
店主はというと、上着はスプリングコートのみ
その上にストールでも羽織っておけば何とかなったのかもしれませんが
ばたばたと出かけていってすっかり忘れてしまいました【涙】
そんな寒い中、目指すはガイドブックでもお店の集中していた四条周辺
繁華街から一本入った細い通りを、あえて本やネットに頼らずに
己の嗅覚のみで「これは!」と思った路地を曲がっていっては
良さげなお店を探そうというのが今回のミッションだったのですが、
まず入って行った路地の奥に、まるで『おばんざい横丁』と言わんばかりに
その手の割烹・居酒屋が並んでいる一角があったので
とりあえずそこをキープして次の路地に。
でも、少々安っぽい居酒屋風だったり、いちげんさんお断り風だったり
そもそも和食のお店じゃなかったりとどこも一長一短。
結局、ふらふらとさっきの『おばんざい横丁』に。
その中でもお客の影がまばらなお店に少々不安ながら心惹かれて
(行っても待たされるのは嫌じゃない)思い切って中に。

どうやらそこは本日宴会のようで、奥に靴がずらっと。
中には「祝9周年」なんて書かれた紙が貼ってあったりして
どうやら外れというわけではなさそうな。
そもそもこういう小料理屋的なお店に入ったことはなく
メニューは¥2,500の『おばんざいコース』に
そしてお酒は、メニューの中にイチゴのお酒が
しかも栃木県産のとちおとめですよ!京都で!!
そんなお店がハズレなはずがない!!
独りで飲むのはちょっといろいろあって避けていたのですが
思いがけない独り酒デビューとなってしまいました、
本当は飲まないつもりで、でもこういうお店じゃ
頼まないといけないよねと少々葛藤はありましたが。
そこの大将の自慢が自家製ごま豆腐
確かに濃厚かつクリーミィで、余所のとはまた違いましたが
店主お勧めなのはだし巻き卵。上品な甘さだけではなく
口に入れると中でとろける滑らかさ。
この世で一番おいしい厚焼き玉子は地元・太平山のだと固く信じていましたが
どうやらその考えを改めなければならないかもしれません。
それを確かめるためにも、また太平山に行ってこないと。
それで¥4,440と少々お値段は張ってしまいましたが
それなりのいい経験はさせてもらったつもりです。
次に京都に来たときも是非寄ってみたいです
そもそも冒険するのがあまり好きではないですので【苦笑】

これでようやく1つはミッション・コンプリートできたようです。
明日は上賀茂に行って社家(神官)の旧宅を見に行ってきますが
無事に目的を果たせるのでしょうか……
長くなってしまいましたが、アルコールが入っているのでこの辺で。
黒部に行ってきました
前々から行きたかったんですよね、黒部ダム。
黒部といえば『黒部の太陽』でなくて
黒部立山アルペンルート
日本唯一のトロリーバスをはじめ
ケーブルカーやロープウェイといった様々な乗り物を乗り継いで
長野・大町から立山に抜ける、いわば『乗り物王国』
乗り物好きにとって聖地の一つでしょう(やや乗り鉄;笑)
今回は日帰りツアーということで長野の扇沢と黒部ダムの間を
トロリーで往復するだけでしたが
今度こそ日本海側に抜けてやる!との決意を新たにいたしました。

さて、扇沢~黒部ダム間のトロリーバスが走るのは
かの『黒部の太陽』で有名な関電トンネル。
・・・すいません、店主ドラマでしか見てません。
だってあれ、再上映もDVD化もされてないっていますから。
なかなかオヤジドラマ好きの店主にとって見応えのある重厚なドラマでしたが
主役が香取慎吾ってのがなぁ・・・CXの限界なんでしょうか【泣】

ドラマのセットじゃめちゃくちゃでかいトンネルに見えましたが
実際はバスが二台すれ違うのに片方が止まらなければいけないような
狭いトンネルでした。でもそれを掘るのすら難工事だったんでしょうが。
そして、関電トンネル最大の難所といえば『破砕帯』。
そのたった80メートルのために一時は完成不可能といわれ
結果的に突破に数ヶ月を費やした、ドラマ中でも最大の山場でしたが
バスで通り過ぎるのはほんのあっという間でした。
そうそう、その破砕帯の湧水を汲めるんですよ【笑】
ウチの親もペットボトルに入れて持ち帰ってました。

黒部ダムの展望台でお弁当の昼食でしたが
そのお弁当がしょぼ【泣】
ツアーの料金込み込み、途中の佐久平PAで積み込まれたもので
どんな季節のお弁当、その地の名物が入ってるのかと思ったら
のり弁に毛の生えたようなどこにでもある「日替わり弁当」
それだったら途中の扇沢駅で鱒ずし調達した方がよっぽどでした。
店主一家がひいきにしているもう一つの代理店さんは
別料金取られますが毎回いいお弁当を出してくれるのに・・・orz

昼食の後は、いよいよお楽しみの黒部湖遊覧船。
ですが、船着き場に降りるまでの階段が長いこと長いこと。
その前にトロリーバスの降車場からダムのレストハウスまで
130段もある階段を上ってきましたが・・・これは修行か?
足腰が弱くなったら黒部ダムはもう無理です。
ちなみに、60枚も写真撮りまくってデジカメの電池空にしたバカは店主です【爆】
いやぁ、久々に元写真部の血が騒いだ。
とりあえずきれいだと思ったらシャッター押してましたから。

その後、わさび農場でお土産を買って帰路についたんですが・・・
渋滞に巻き込まれました。
避けようとして高速を降りても、一般道でまた渋滞。
おかげで7時に集合場所に戻るはずが、着いたのが9時。
バスの中でまるまる『ALWAYS・三丁目の夕日』見終わっちゃいましたしね。
・・・ETC土日休日1000円のばっかやろー【泣】
明日一日休みだからよかったものの・・・筋肉痛だな、こりゃ。
昨日は雨の中、東京都庭園美術館に行ってきました。現代演劇ゼミの皆さんと『舞台芸術の世界〜ディアギレフのロシア・バレエと舞台デザイン』展を見るために。
庭園美術館(旧・朝香宮邸)にはお屋敷好きとして一度見に行きたかったんですよ、日本に残るアールデコ建築のですから。
そんなわけで近代デザインにも興味はあるし、演劇は言わずもがな、というわけで今回の展覧会も楽しみだったんですが・・・。
なんか、不完全燃焼。
その理由は、たぶんアレだ。展示に集中できなかったこと。
バレエの衣装やニジンスキーの版画が展示してある部屋の天井にはラリックのシャンデリア、展示室と展示室の間になぜかバスルームがあったりするし【笑】

こんな感覚、前にもあったなと思いました。

そうそう、『ルパン三世・カリオストロの城!』
言わずと知れた上海亭のオヤジ【爆】もとい宮崎駿初期の傑作ですが、店主は面白いと思えませんでした。とはいえ店主はラピュタのTV放映を毎回見てしまうジブリ好きですし、毎年SPを楽しみにしているルパンファンでもあります。
だからこそ、どっちのスタンスで楽しんでいいのかが判らない。
こういう「一粒で二度楽しめる」という企画はときに中途半端になってしまうということ。この最悪の例が映画版『シティーハンター』【激爆】CHファンにとってもジャッキーファンにとってもこれは黒歴史でしょう。

そんなわけで図版買っちゃいました【笑】
とりあえず建築・内装の方はこっちで楽しめばいいわけで
あとはニジンスキーの絵はがきがあれば絶対買ったのになぁ(筋肉フェチ)

ルパンネタが出たついでに、
別冊宝島のルパン本に歴代(シリーズ・映画・SP)キャラデザによる設定画が載っていましたが、須藤昌朋(『名探偵コナン』初代キャラデザ)版の不二子が有希子ママに見えました【爆】まぁ彼女のモデルは不二子ちゃんですし。
連休の取れなかったM嬢を駅まで送って、さて何をしよう?とのことで、一昨日の予告通り『ロケハン』と称してみなとみらい21をさまよってました【笑】
え、CH二次創作するなら山下公園だろ?実はちょっととあるネタで使おうと思ってたんですよ。それに氷川丸乗れないし山下公園まで戻るのめんどくさいし【爆】

まずは氷川丸がダメなら、ということで日本丸を見学することに【激爆】ちょうど折よく今日は月に一度、すべての帆を広げる総帆展帆の日。なので10:30から一時間、暑いテラスでボランティアの皆様が人力で帆を広げる様子を見学してました。
そして最近久々にスペオペ&海洋冒険小説ブームが来てるので、船内見学はもう燃え燃えでした【爆】しかし、哀しいかな、しばらくデジカメ使ってなかったので電池が切れてた【泣】しかたなくケータイでばしゃばしゃ資料写真と称して撮りまくってました。

日本丸のチケットで見られるということで、暑さしのぎに横浜マリタイムミュージアムへ。結構この手の博物館では映像仕立てで説明するコーナーもありますが、そのナレーションすら気になってしまうのが声ヲタのサガ【笑】そういや以前、氷川丸の案内ビデオに神谷さんが声の出演をしてらした(!)というのを聞いたことがありますが、マリタイムミュージアムでも聞き覚えのある声が結構ありました。

そして、ネタで使おうと思っていた大観覧車コスモクロックに、一人で【爆】乗ってきました。でも観覧車って日本丸から結構あるんですよね。途中『甘夏フラッペ』なんて食べながら汗だくになりながら歩っていきました。
観覧車の上からは横浜の景色がよく見える♪山下公園や氷川丸、そして昨夜大騒ぎした横浜スタジアムも見えました。でも東京の方は・・・タワーすらよく判らない【汗】ロケハンとしてはそれだけでも収穫でした。

お昼が桜木町のベックスっていうのがちょっと情けなかったんですが、おひとり様なんてこんなもんでしょう。できればクィーンズコートなりワールドポーターズなりでお土産ついでにお買い物もしたかったんですが、時間が無いのでそれまで。
そんなわけでご帰宅なのですが、家着いてほっとした途端、肩が筋肉痛。頬杖つくのも辛いです【号泣】バ○テリン塗りたくったら熱いんだか冷たいんだか判りません。明日はもっと辛いかも・・・。
・・・思えばあのコートを買った時点で運命が決まっていたのかもしれない。
あれから母に「暖かいコート買っといてよかったね」と言われ続けていたのだから。
何が哀しくて真冬の秋田に、それもきりたんぽも温泉もスキーも抜きで行かにゃあならんかったのか【泣】
というわけでここまできたら悲壮感もなく、もう半分以上はネタのつもりで【爆】行って参りました。

実は2日当日、6時起きでした。修士課程の入試の案内役、といっても全体控え室から英文の控え室に案内してくるだけですが。
しかし、今年からどうやらシステムが変わって、受験生は各自それぞれの控え室に集合、ってわけで。じゃあ店主早起きする必要なかったじゃん。
ということで2時まで仕事して(ほとんどヒマで私用PCしてました)
14:56発『こまち』に乗り込み、着いたのは19:01【疲】
幸いなことに今年は暖冬で、車窓から見える景色もほとんど雪は無く、あっても関東の雪の日の朝程度に薄っすらと。
しかしそれが秋田新幹線区間に入るとどんどんぼってりとなってきて
秋田で降りたらそこではちらちらと雪が・・・。
今年は暖冬のはずが、当日に限ってそんな天気なんて日頃の行いがいいのか悪いのか。ああ、何だか頭痛くなってきた・・・なのに何でロキソ持ってくるの忘れたんだ?
偏頭痛家系なので普段持ち歩いているはずなんですが、肝心なときに限って忘れてしまう哀しさ。そんな微妙に風邪っぽい体を引きずり、雪の秋田をとぼとぼと。しかもティッシュ切らしてるし【涙】
駅前なんだからコンビニぐらいあるかなと思ったが意外と無かったりするもので。なので駅の構内のコンビニにいったん戻って、夕飯と翌日の朝食調達してきましたよ。豚丼弁当とおにぎり2つ、交通費と受験料でごっそり取られましたから、その辺から節約せねば・・・。
フロントに着くなり試験会場までの所要時間をチェック。やっぱり不動産屋と同じで、HPの時間はサバ読んでましたよ。で、翌朝のタクシーも予約しておきましたが
あとからフロントから電話、大学は郊外で雪も深いので、早めに出た方がいいとのこと。って9時着なのに7時半出ですか?また明日も6時起きだ・・・。
実は店主、ビジネスホテルは初めて。シングルルームはものの見事にベッドが部屋の半分以上を占領してました。その上で食事して勉強して、って感じ。
でも、頭痛のせいか予習に身が入らない。
息抜きに本読みふけったり、漫然と音楽聴きながら参考書広げたりしつつ
これまた集中できそうにないユニットバスにつかりながら「あたし、何しに来たんだろう」と思わず自問自答。しかし、翌朝は早いので報道ステーションを見終わるとさっさと寝てしまいました。
もちろんモーニングコールとアラームと携帯電話、めざましは三段重ね。

翌朝、まだ暗いうちに起床。ズームインサタデー見ぃ見ぃ身支度を整え、朝食のおにぎり。悪くなってなくてよかった。
そして7時半にはチェックアウト。予約していたタクシーに乗り込むと秋田市内とはいえ遠かった。それもそのはず、最近の合併でやっと秋田市になったというのだから。¥5000近く取られて着いたのは8時前。早起きする必要なかったやん。
雪が積もる極寒の中、キャンパス内を徘徊し『TOEFL会場』の張り紙を発見。早く着いた分。早くテストを始めることが出来てラッキー。もし時間通り開始だとバスが捕まえられない可能性大でしたから。

・・・で、テストの結果?ま、実力どおりです。
半分取れてればいい方。
だって一発でそんないい点数取れるわけないし、リスニングとスピーキングで苦労するのは目に見えてたから。
しかも肝心のリーディングも何だかわけわかんない問題だったし
ライティングもとりあえず結論まで書いたものの、かなり支離滅裂。
いくら基準点に満たなくてもスコアが無ければ奨学金申請できないわけだし
今回は自分にとってはわざわざ秋田まで来たということに意味があったから
いわば記念受験というわけで、なんて言ったら親に殺されるが
とりあえず雰囲気だけでも感じられたのは収穫だったんじゃないでしょうか。
それにリスニングのメモ取りは1題目と最後の問題ではかなり上達したと思うし。
そうは開き直りながら帰りの新幹線で能天気にTUBE聞きながらまた「わざわざ何しに来たんだろう」とブルーになってしまいましたが
「わざわざ秋田行ってきてボロ負けしてきた」という無駄としか思えない事実にこそ価値があったんじゃないでしょうか。
人生遠回りは若さの特権ですから【爆】

その翌日

2006年8月28日 旅行
アフターライヴはM嬢と旧交を温めあうというのがいつものコース。
昨年まではスーパー銭湯で前夜の疲れをほぐしつつトーク三昧でしたが
今年は日吉の岩盤浴に行ってみることに。
その前に、前夜の疲れもものともせずカラオケに行ってきました。
最初は店主はTUBEメドレー(何歌ったかはセットリストのネタバレになるのでナイショ)だったんですが、いつの間にか共通の趣味(but温度差あり;爆)のCHメドレーに。『愛よ消えないで』なんかは放映サイズしか知らないので2番は結構冒険だったり。
で、結局レパートリーがなくなってきて(GyaOで2も配信希望!)『Get Wild』になっちゃったんですが、それで大興奮!M嬢曰く「一番曲数が多い」ということでUGAを選んだんですが、その映像があのEDからアニメの映像に、それも#32『撩死なないで!! ハードボイルド・マグナム』ですよ!!これがとっさに判ってしまった店主
さすがGet Wild。

さて、岩盤浴ですが早い話が汗かきに行く場所。
日ごろ夏ともなれば汗ダラダラかきながら昼寝してる店主にとって、わざわざお金払って汗かきに行くというのは微妙なところ。
当然汗っかきな店主、横になってすぐ顔から背中から汗がダラダラ。終わってみるとクーラーの聞いた部屋が気持ちいいのなんの。
で、効果はあったのかというと・・・何事も経験ですね【おいっ】

そんなこんなで今年もあっという間でしたが楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
店主の暴走トークにも必ずどこか肯定してくれるM嬢、ご迷惑をおかけしました。
来年はまともなトークができるようアンテナを広げねば【苦笑】
そしてありがとう!また来年も楽しい夏が過ごせますように・・・。
GWということで、我が家も人並みに観光してきました。
オヤジも新車を買ったことですし、
しかもナビつきですよナビつき!
えっ、自慢するほどのこっちゃない?
というわけで、ナビの習熟もかねてのドライブ旅行へ。

しかし本日のみづち家(仮名)、ルート選択運悪すぎ。
まずオヤジ間違えて一つ手前のインターで降りる。
その後ナビの指定したルートは、ぐるっと周り一周して・・・高速逆戻りかよ!
普通間違って高速道路降りたら、まぁ仕方ない、あとは一般道で目的地まで行こうと思うはずじゃない。
これだから機械って融通悪くて嫌い。
「シティーハンター」で検索かけても「City Hunter」や「シティハンター」はハネられてちゃうから・・・ちょっと脱線。
おかげで高速初乗り料金を余計に取られてしまいました。
霧降の滝見て、そのあと大笹牧場に行ってきましたが
オヤジの目的は美味しいソフトクリームやブラウンスイス牛などではなく
今が見ごろ(のはず)のカタクリ群生地。
しかしもらったパンフにはカタクリの在り処などどこにも書いていない。
それでもだらだらと探し回って見ましたが、結局ありませんでした。
これで2連敗。
その後美味しいおそばを食べて、日帰り温泉でも行くか!ということで
やっとナビが活躍してくれましたが、着いたはいいが
営業時間外でした。
んじゃ予定を変更して、田母沢の旧御用邸にでも行ってみるかということで
再びナビにお伺いを立てることに。
お告げのルートどおりに車を走らせますが、如何せんGWの日光
大渋滞に巻き込まれ、あとは自力で別ルートへ。
しかしそこでも大渋滞、どれくらい渋滞してたかというと
持ってった『TUBE』のMD(ミュージシャン名じゃなくタイトル)を
3回くらいノンストップ再生してましたから。
なんとか田母沢に着きましたが、そこはそこで迷いそうなほどの大邸宅。
そりゃそうだ、エンペラーの離宮なんだから。
おそらく新入りの女官なんかは御用邸内で迷子になってしまったに違いない。
で、ドジっ子の新米がばったり行き当たったのは、彼女の身分じゃお目通りも叶わないプリンス、
しかしお忍びで変装中のプリンスを彼女は若い侍従と勘違い。
プリンスの方もそんな彼女を「愛い奴じゃ」などとまんざらでもなく・・・

とおバカな萌え妄想が浮かんでしまいました。お後がよろしいようで。
日ごろ文章を書いていて、やっぱりその場に行ってみないと書けないものもある。
ということで、一昨年のロケハンツアー@大手町合同庁舎で警備員に白い眼で見られようと写真撮ってきましたに続き
今回は神田に行ってまいりました。
神田は『D×B』で相馬&佐野の住所がある場所であるばかりか、土御門キャップの実家のあるところなんですよねぇまだ書いてませんが
神田っ子といえば江戸っ子の代表選手のようなもの。粋でいなせで勇み肌。神田祭は別名『天下祭』というくらいだから、一体どんなディープな下町なんでしょか・・・。

ということで、スタートは東京メトロ・淡路町駅。しかし降りて眼につくのはビル・ビル・ビルばかり・・・
しかし、そんなビルの谷間にもどっこい、昔ながらの看板建築が。これは幸先のいい滑り出し。

外堀通り、靖国通りに囲まれた三角地帯、番地でいうところの須田町・淡路町一帯には古い建物の店が並んでいる。もうそれがたまらんのよ!
『劇的!ビフォーアフター』に出てくる古い日本家屋がピカピカの和洋折衷になっていくのを「もったいねー」と思いながら見てる店主にとってはもうよだれタラタラ。
カメラ片手に裏通りを徘徊してるもんだから、不審者と思われたかもしれません。が、あんなに堂々と写真撮りまくってる空き巣の下見はいませんからっ!

そのうちの一軒、竹むらに入ってみることに。
このセレクトが難しいのよ。まつややぶそばにはうら若き(一応)女性は一人で入りづらいし、鶏鍋のぼたんやあんこう鍋のいせ源なら尚更、というわけで
まぁ、甘味処なら入ってきやすいでしょう。
さすがに中はお店や他のお客さんの迷惑になると思って写真は撮ってきませんでしたが、年季の入った手の込んだ建具や階段なんかがもう何とも言えない風情を醸し出してるのよ!特にすりガラスの建具なんて、最近じゃ古い家にしか見ないもの。
現代じゃ古い=ボロい、という風になってしまいがちですが、そこあったのは「清潔な古さ」でした。
そしてクリームあんみつを注文。店主和菓子よりは洋菓子、ケーキならmore better、チョコレートケーキなんていおうものなら最上級!という肥満街道まっしぐらですが、そのあんみつの美味しかったこと。きっとあの風情の中で頂くからなんでしょうねぇ。

さらに外堀通りを渡って歩く歩く。表通りはビル街なんですが、一歩路地に入ってみると魚屋やら八百屋さんやらがあって、充分人が生活できます。さすがに物価は調べてきませんでしたが
そんなビルの谷間にはエアポケットのような公園があって、キャップが小さい頃ここで遊んでたのかなぁとブランコ乗りながらひとりほくそえんでたり。
そしてその近くにお屋敷発見。これぞまさに店主の捜し求めていたもの・・・土御門氏の実家(のモデル)。さすがにこれはアルバムにはアップしませんでしたが、しっかり写真撮ってきました【ゴメンナサイ】

さーて後は神田明神を目指すのみ!ということで、明神様こと平将門様は江戸の、東京の守り神です。『D×B』で描く以上ご挨拶をせねば、というわけなんですが
その前に、目の前に飛び込むとんがり屋根。そう、ニコライ堂(東京復活大聖堂)です。ネタ違いになりますが、取材ついでに入ってみることに。
しかし看板には「無断で写真を撮影し、商業目的で使用することを禁止する」と・・・でも、商業利用じゃないからいいよね、と(^^;)
ここは300円の“献金”で開放しているので、写真のショバ代を払うつもりで参拝してみることに。中の写真はさすがに撮りませんでしたが、
白のドーム屋根の下掲げられたイコン(教科書で見るような平面的なものじゃなくって、結構西欧風だった)、そしてその前に蝋燭を捧げて・・・
って実はちゃんとした教会はここが初なんですよね。それがギリシャ正教なんてマニアックな。

神田川にかかる聖橋はニコライ堂と湯島聖堂の二つの『聖堂』を結ぶことから名づけられたという。その由来どおり、橋の上からは立派な屋敷塀に囲まれた湯島の聖堂が見える。しかし幕府の建てたお堂なんかに用はないんだよっ」と反骨精神むき出しで向かうのは神田明神、日本史上最大の反逆児の祀られてる神社でござい。
その随身門は桃山建築、ご神灯まで赤と緑と来たもんだから、「日本建築=わびさび」なんて図式はまったく無視。湯島聖堂の(写真で見たところの)静寂さとはまったく正反対、さすが将門様。
参道には和菓子屋やお土産屋などが並んでいるのもまた庶民的。
そして本殿は随身門にも負けずどぉーん、江戸のバロック建築。ちゃんと手水でお清めして、二礼二拍手一礼とはいわないまでも拍手を打って一礼。
「・・・『D×B』が最後まで書けますよーに」
さて、ここまで来たのなら何かお守りでも買っていくべかと思ったが、将門様ゆかりの品がない。とりあえず買ったのが無事かえるお守り。将門様の娘・滝夜叉姫の眷属が大蝦蟇だから・・・というのは苦しい理屈。これさえあれば帰宅難民にもならずにすむでしょう(長距離通学者の切実な問題)
そしておみくじを・・・「将門様、どーかお願いします!」と念じて引いたら、何と大吉!将門様ありがとーごぜぇますだ。地元の人間として一生ついていきます。(隣りの県だけど)

しかし、帰り道で日比谷線の秋葉原駅まで延々と迷ってしまいました。
・・・なのになんでそば食いに行くだけで休日の朝7時起きをしなければならないんだ?

店主は元々出不精なもんで、遠出するってときは大抵親に連れてってもらうばかりです。
しかし親父のドライブとなると、行く先は店主にもおろかは母にも告げないミステリードライブになってしまうことがしばしば。
今日もただ「そば食いに行く」とだけ言って、急な峠道を登って降りてしてたどり着いた先は、お隣群馬県の東村、草木ダムのすぐそばにございます。
標高がここより高いせいか、新緑もまだ萌黄色で
皐月晴れの日の光をきらきらと反射させております。
ここで店主、思わず後悔
「あーデジカメ持ってくりゃよかった」
GW明けたら表紙更新するってこっちに宣言しておきながらこのザマ。
仕方ない、近所でどっか新緑の写真を撮ってくるしかないか。

さて、お目当てのそばは・・・
天盛りそばはノーマル・山菜・舞茸の3種類。
舞茸ってのに心惹かれますが、ふと
「舞茸ばっかりじゃつまらないな」
ということで、おねーさんに普通のてんぷらに舞茸はついてるかと訊くと「はい、付いてます」とのこと。
ついでにおねーさん、「今、たけのこサラダやってますが」
たけのこ?店主の好物の一つです。んじゃそれ一つ。
「山椒マヨネーズとからし酢味噌がありますが」
うーん、じゃあそれ一つずつ。
ということで届いたたけのこサラダ。たけのこ茹でたのにそれぞれ山椒マヨネーズとからし酢味噌がついただけ。
・・・「こんなもんか」しか言いようがない、それだけ。
そして真打ち・天盛りそば。
舞茸が乗ってねぇ
親父の山菜てんぷらから舞茸一つ強奪してきましたが
なんだかな・・・群馬行ったらうどんだろ、やっぱ。それも水沢うどん。

それでもまだ時間はある。ということで急遽温泉に行こうということになって近所の国民宿舎で立ち寄り湯やってるってんで行くことに。そこってちゃんと黒字経営なのかな
ここでまたもや後悔、化粧ポーチ持ってくりゃよかった。
といってもたいしたものは入っておらず、せいぜいあるのが
鏡に櫛にハンドクリームにリップクリームに日焼け止めに制汗スプレーになぜかソックタッチとこんなもん。
それでも温泉自体久々なんで楽しみにしてたら、狭い
それにカルキ臭いじゃん、これ。温泉じゃないだろ。
いろいろジャグジーとかなんだかいろいろあると思ったのに、これだったら近所のスーパー銭湯に行った方がまだ楽しいってもの。
といっても国立ですからね。国公立の学校しか行ったことがないてんしゅなもんですから、国立と私立の『豪華設備』の基準が天と地ほどの開きがあるというのは重々承知。
うちの大学なんてクーラー全部屋についてるわけじゃないから、夏場になると冷房付き教室の争奪戦になるもんね。
ともかく、ゆっくりさっぱりしてきたら
顔洗ったわけじゃないのにお肌突っ張る
二十ン歳、お肌の曲がり角。
やっぱニベア持ってくればよかったぁ。それだけでもずいぶん違うもん。

とりあえず教訓、どこに行くにしても想定外の事態に備えるべし。
つーか行く先言ってくれればこんなことにならなかったんだよぉ。
ということで二日目です、おはようございます。
本日は嵐山自由行動、そして通天橋で有名な(通天閣じゃないよ)東福寺観光ということで、またも朝もはよからご出発。
嵐山は寒かった。気温10度。道理で紅葉が綺麗なはずだ。京都の紅葉はぼんやりと「赤い」ってんじゃなくて
赤っ
てな感じ。もう目にも鮮やかなんですな。
定番の渡月橋を渡って、またも定番の天竜寺へ。ココの目玉はなんといっても庭園、嵐山の山を借景にしててこれがまたキレイ!何枚かバシャバシャとまた撮ってきましたが、広いお庭なもんで移動するたびまた景色が変わる。それをすべて写すためにはフィルム何本あればいいことやら。
次は店主のリクエストで野宮神社へ。源氏物語ファンなら外せないでしょ!でもそういうヤカラは店主以外にも数多くいるらしく、イメージとは違ってひとヒト人。なんか結局じっくりと見てこられなかったな。次また行こ。
そしてオヤジが「こないだテレビで中継してたから」と常寂光寺へ。しかしこれが『常』に『寂』しい『光』の寺か?ひなびた風情のお寺にかかわらず黒山の人だかり、その取り合わせがシュールだったりして。
でもよくよく考えれば、秋の嵯峨野に人はどんなイメージを求めるかといったら、やっぱり詫び寂びの秋の風情だよな。なのにそれを求める人が多すぎて、イメージは常に現実に裏切られていくのよ、嗚呼。
さて、ここらでお腹も空いてきた。京都に来たからにはやっぱり京都ならではのものが食べたい。
店主 「ここらで一服しませんか」
オヤジ「んなヒマはない
それで一本ぶちっといっちゃいました。時間が限られてるからといって、その間にいかに多くのとこを回るかが観光じゃないでしょ?ゆっくりとその土地ならではの風情を味わうのもいいじゃない。だから日本人観光客は海外旅行で笑われるんだと日本観光論まで話が発展、だって腹減ってるんだもん【怒】
なのにオヤジは今度は落柿舎行くぞって、一言。
んなヒマないんでしょ
これが完璧に地雷だった。オヤジさっさと行ってしまう、店主もすでに腹立ってるんですたすた。おかん残され完璧別行動。おかげでお土産も買いそびれた・・・。

気を取り直して東福寺へ。ココは店主にとって6年前のリベンジ。というのも前に修学旅行で行ったときには紅葉がまだ3分咲き程度。今度こそは意気込んでいったら、期待通りの絶景かな絶景かな。ココの目玉の通天橋からの眺めはまさに一幅の絵、嵯峨ではあれほどジャマくさかった人込みもここではしっかり風景の一部と化していました。
そして通天今日が見える橋からも一枚・・・というところで警備員さんに突っ込まれてしまいました。
「ここは通路です、撮らないでくださーい」
でも撮っちゃったもんね。

そんなこんなで帰路についたわけなんですが、やっぱりお供はMD。高速の夜景見ながら聴くバラードはかなりロマンチック。
そして東名は厚木―座間―町田と、TUBEの出身地を通ってるんですよ!そこで聴く前田さんの歌声はまた格別なもんです。『厚木』って看板が見えたときはなんかドキドキしちゃいましたもん【バカ】
そしてシメは東京の夜景を見ながら『夢見る星屑』そして窓の向こうには見慣れた池袋が・・・そしてさいたま、電車に乗って家に近づくたびに現実に引き戻されるような気がして・・・って今日も11時。お疲れー。

ということででじたる光画部員、かーなーりバチナチ撮ってきました。撮りも撮ったり、その数80枚!そのうち何枚かをアップできれば・・・
行ってきましたよ秋の京都!いや、以前言ってた夜行日帰り強行軍バスツアーじゃなくて、その後ちゃんと一泊ツアーを頼みなおしたんです。まぁ、バスなんだけど。

ということで起床5時前、まだ夜も明けきらぬうちに。というのも集合が埼玉なんですよ。この日のために買っといたキャスケット(帽子)、セーター、ジャケット、そしてブーツに身を包み
このアウトドア仕様のブーツってのがなかなか女性用が売ってなくて、ウラ技でキッズ用買ったのよ。それはまた後で
いざいざ出発。そしてバスに乗り込み、一路外環道→首都高→東名へ。耳元にはMDのイヤホン、そして窓の外には移りゆく景色。移動途中を楽しむのもまた旅の醍醐味ですな。悪名高き第2東名の橋桁なんかみ見えたり・・・。
でも、東名って実は東海道からはずれて山の中走ってるんですよね(常識)国道1号線なら海の景色が見えるのに――
と、静岡に入ったあたり、窓の外は一面の!由比海岸では高速が海のすぐ近くを走ってるんで、こないだの台風のときなんか通行止めになったとか。そしてMDから流れるはTUBEの『Purety』
――もしかして、海見ながらTUBE聴くのって初めて?
まさに「空と海が見分けられない」(いや、はっきり水平線が見えてましたけどね)という歌詞を目で見て実感できました。海なし県のTUBEファンにとっては僥倖。
でも、これだけは言っておきたい。昼飯に食った松茸弁当は旨くなかった。これで先行き一気に不安になりました。

京都に着いたのは確か3時過ぎてたかしら。まず最初の目的の清水寺では、バス大杉。ディズニーランドの帰り道状態でにっちもさっちも動かない。こりゃ歩いた方が早いんでないかいということで全員下車。裏通りの茶碗坂を抜けて清水寺へ。でも実はこれで3度目。修学旅行で行くたびになぜか全員行動で行かされるんだこれが。
清水の舞台もひとヒト人、母曰く「これじゃ飛び降りらんない」。音羽の滝も諦めて五条坂でお土産探し。それでもまだひとヒト人。その人ごみの中をかき分けて八つ橋を全部自宅発送しちゃってから、本日の夕飯。清水順正の湯豆腐うまかった!
普通肉とかおすしとかは、腹いっぱいになっちゃうといくら旨そうに見えても手が動かないけど、お豆腐だったら多少しんどくても食べられちゃう食べられちゃう。これぞ東洋の神秘、ニッポンの知恵。胡麻豆腐がサイコ―においしかった。あと田楽のゆずみそも。これで昼の分の元も一気に取ったぜ。
夕食後は本日の目玉、高台寺の夜間ライトアップ。やっぱり人大杉。デジカメを夜間モードにして、まぁ何とか大丈夫かなと。しかし、一つ問題があった。
フラッシュ焚くと池に映った景色が写らない
そうなのよそれがすんごい綺麗なのに。泣く泣く目に焼き付けておきました。くそー、ココで引っ込んだらでじたる光画部の名がすたる!とばかりにあっちでカシャカシャ、こっちでバシャバシャ。おまけに一眼レフ買ってからそれをやたら持ち歩くオヤジも同じくカシャバシャ。おかげで一人カメラ持ってない母はご機嫌斜め。
「これじゃ写真撮りに来たんだか見に来たんだかわかりゃしない」
いやごもっとも。でもいい絵があると写したくなるのが光画部の常ってもんで。
そんなこんなでタイムアップ、あとはバスに乗って大阪に行くばかり(実は宿泊は大阪なのよ。京都に安ホテルってないもんね、なぜか)だったんですが、折からの観光シーズン、名神入り口は大渋滞。おかげでホテルに着いたのは11時ごろ、そして寝たのが12時過ぎ・・・こう見てみればハードな一日でした、まる。おやすみなさい・・・zzz
土日に母の実家に行ってきました。お盆にはもう行けなくなってしまったので夏に行くのは久しぶり。しかも今回一緒に行った、ここ数年TUBEの野外に同行してるイトコ・マリナちゃんに至っては10年ぶりということで、彼女にとっては行く前から楽しみだった様子。
が、8:25。肝心の彼女が新幹線に乗り遅れる。店主の乗車駅である小山は、実は新幹線の各駅停車駅。目の前でMAXやらはやてやらが通り過ぎる中、店主は新幹線ホームで独り夏祭りを聴いている・・・切ねぇ!
1時間後、やっとイトコを乗せたなすのが到着。たった1時間足らずの新幹線の車内でじゃがりこ食べながら(定番だよね)、やれ近所のコンビニでHot Nightかかって反応しただの(実は織田哲郎ヴァージョン)、新幹線の名前はこだま(音)→ひかり→のぞみと進化してるけど、人の思いより早いものはないよねだのととトークに花が咲き、あっという間に終点の郡山に。
そこから東北本線で3駅なのだが、店主がいつも通学に利用する通称・宇都宮線とは違い短い編成のローカル列車。しかも汽笛の音がいかにも『汽(=水蒸気を使った)笛』って感じでいかにも旅情をそそる音。列車がカーブの多い田舎道を過ぎ、本宮駅に到着。実家のイトコ・リカお姉ちゃんのお迎えで、クルマで30分ぐらいかかるのだが、その道が20年近く年2往復してても一向に覚えられない。しかしマリナちゃんにとっては懐かしい道のり。山と田んぼばっかの道筋をじっと目で追ってました。
実家ではリカちゃんの弟・ミツルくん一家も来てて、一家の関心はおいっ子のトワくん(正しくはいとこの子なんだけど、甥姪は今までもこれからもいないので)に集中。もうすぐ2歳なんだけど、たったかたったか歩くは物は持ちたがるは、すっかり成長。前に会ったのが1年前だからなぁ・・・子供の成長って早い!そして子供が大きくなるにつれて自分の老化を実感【泣】するんだよ、きっと。
そのトワくん、お土産のお菓子の包み紙のいろんな色の巾着を指差すと、お菓子の箱の中から同じ色の巾着(中の餡子によって色が違う)を取り出すからオドロキ。自分が同じくらいのときはどうだったのかなと、ふと物心つく前の自分に思いを馳せてみたり。
そして超久々に来たマリナちゃんは周りを探検。そういや小さいころは田んぼや山を駆け回ってたっけ。しかし、牛を見に行った上の牧場にはすでに牛はなかったり、実家もあちこち増築してたりと10年の歳月はちょっと残酷。そして彼女曰く、「小さいころと比べて家が小さく見えた」それもきっと成長の証なんだね。
夕飯はバーベキュー、こっちに来たときのご馳走でした。すでに福島は風が冷たかったけど、炭火と笑い声であったかい食卓でした。今回は10年前にはいなかった2人も加わって――ミツルくんの奥さんのアスカちゃんは実は店主より年下。だから今まではどう付き合えばいいのか判んなかったところがあったけど、今回はちょっとは距離が埋まったかも。
そして花火大会。小さなトワくんは実は今夜が花火デビューだったとか。おっかなびっくりで初めて花火をつかんで、楽しい夜はあっという間に更けていきましたとさ・・・

2日目はどっか出かけよう、ということで隣町の鬼ばばの里へ。ここは実は店主とリカちゃんは来たことがあるんだけど、マリナちゃんは初めて。でも自分が来たのもずいぶん前だからなぁ・・・と思い出しながらの再訪。そして、マリナちゃん不在の歳月というのを実感してしまうのでした。
お昼はリカちゃんの運転で、雨の中、安達太良山にあるレストランに連れてってもらいました。そこは、東京にあってもおかしくないような小洒落たレストラン。もちろんつい最近出来たそうですが、ふっと現実の時間に引き込まれたような感じがしました。そうだよね、もう10年という時間が過ぎてるんだよね・・・従兄は結婚して、子供ももう歩けるようになって、そしてマリナちゃんはあのころの小学生じゃなくって、お目々ぱっちり、マスカラばっちりの、しかも人妻【!】になってるんだから。
帰りの新幹線、あんなにしゃべりまくった行きとは逆に、まるで余韻に浸るかのように景色(といっても福島県内はほとんどトンネル)を眺めては、ときおり二言三言話すだけでした。行きの新幹線の命名トークじゃありませんが、なすのは3つの駅と10年以上の歳月を越えて走り去っていきました。

今回、夏景色を田舎の縁側で聴くという基本コンセプトは達成できませんでしたが、それ以上に『夏景色』な感じを実感することが出来ました。なんだか
変わらない景色 変わりゆく君よ
という詞が印象的な店主の夏休みでした。

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