言葉のナイフ

2020年11月15日 野球
腕時計が壊れました【泣】
正しい時間を示さないとかいうのではなくて
ベルトが外れてしまっただけなんですけど
青い文字盤の同じシリーズのがいくつかあった中で
黄色の秒針に目が留まって選んだものだけに……
推しのバッティング用手袋と同じ配色なんですよ
なのでご本人に何かなければいいんだけど
と思ってた矢先のアレですわ……

カントク――いくら日頃から
「ケガは職務放棄と同じ!」と言ってはいても
リハビリ中の小林に「選手じゃない、元選手」
と言い切ってしまうのは如何なものかと思いますが。

ケガっていっても調整不足でなるような
防げるものではなくて、死球と暴投ですよ
防ぎようがないし、交通事故でいえば
9:1で向こうに過失責任があっていいようなもの
(なので特に阪神の守屋許すまじ)
そしてあの暴言は、労災でケガして
休職中に社長が
「出社して仕事してくれない以上
あいつはうちの社員じゃない」と
笑ながら来客に言うようなものかと【怒】
いくら当の本人はいないとはいえ
その場に居合わせた社員はドン引きでしょうね
――それくらい一般社会でいえばパワハラですよ。

「それも期待の裏返し」と言ってるファン
(主に箱推し)も多いんですけど――
それが一番嫌いなんだよなぁ
好意は裏返さず表にして伝えろよと
店主のようなコミュ障にはなおさら。
「空気が読めない」からこそよけいに
読もうとして色々深読みして裏読みして
さらに裏の裏は表になって……
結局、その意図が読みきれないので
もうこうなったら字面を馬鹿正直に
解釈するしかないよな、というのが
いつものパターン【泣】
字面どおりの意味なら、はっきり
そう言ったと言質も取れますから。

まぁ、推しがちゃんとその真意を読み取って
発奮材料にしてくれれば
それはそれでかまわないんですけど
だからといってそういう言葉を
第三者の面前で、しかも日本中に
広まる形で言っていいものか……ってダメでしょ。
その言葉は当然ファンの耳にも入るわけで
それを叱咤激励と取るか「パワ原許せん!」
と受け取るかは千差万別、十人十色
それこそ本人の性格次第だし
その裏には過去のトラウマもあったりして――
結果、米大統領選を笑えないほどの
分断になるのは火を見るよりも明らか【涙】

原監督の就任時に、選手のSNS利用について
厳しい意見を言ってましたけど
わきまえるべきはSNSという道具の使い方ではなく
SNSがある時代においての言葉の使い方なんですよ
そしてそれを一番判ってないのはカントクという……
もちろんSNSがなくても言葉ってのは平気で
その意図を飛び越えますからね
だからといって解釈というものの生まれる余地があって
それで飯を食える人も出てくるという【笑】
でも、SNS全盛の時代、こういう180°正反対に
取られかねない言葉が一番危うい。
そしてその解釈を広く伝えられるのは
マスコミや評論家といった一握りの人たちだけで
一般人も一家言があったとしても
それを伝えられるのは顔見知りの範囲内だけ。
でも今は云うなれば一億総評論家の社会
有名無名の人たちの解釈が
どれもさほど変わらない重みをもって飛び交い
その解釈が更なる解釈を生んで……となると
「期待の裏返し」派と「パワ原」派の間には
気がつけば相互理解ができないほどの
溝があったとしてもおかしくは無いはず。
ましてツイッターは前後の文脈を無視して
140字だけを切り取って拡散しかねない。
それで「文脈を読め」と求めるのも
この時代、もはや筋違いでしょうね
むしろ140字で言い切る技術と
そこだけ切り取られても意図を誤解されない
文章術こそが求められているのでは
(だからやりたかねぇんだわ;泣笑)

なのでカントク、モチベーターとして
評価はされていたけど、それは前時代のこと
今はこうして火の粉をまき散らしかねないし
そのことが球団に利があるとは思えない。
そういうことを直接本人にではなく
マスコミに言って選手を奮起させる
時代はもう終わったんだよ。
おかげでこっちも決心がついた
それまでは他球団移籍も“覚悟の上”だったけど
今はむしろ積極的に「ここから出してあげたい」と思うほど
――思い出すのは、最初の会社を首になったとき
相当あくどいやり口だったから、出るとこ出れば
その会社に居座ることもできたのかもしれない
でもそうしなかったのは、私のことを「必要ない」と
思っている人と一緒に働きたくはなかったから。
誠司さん、こんな奴のために文字どおり骨を折って
野球することなんかないよ
今の自分にとって移籍のデメリットなんて
今まで集めた球団グッズが
邪魔になること以外ないんですから。

コメント

日記内を検索