ゆく元号　くる元号

ようやく野球以外のネタです【苦笑】
半年ぶりくらいかなｗ

こうしてこの記事をカタカタやっている間
まさに平成が終わろうとしているわけですが
――ふーん、それで？というのが素直な感想だったりします
テレビとかじゃさんざん盛り上がってる（上げてる）のに。
実際、年末年始も何かが切り替わる感ってほとんど無くて
ただ昨日があって今日があってたぶん明日がある、という感覚。
まぁ、昭和もギリギリ知っている世代ではありますが
そのときも何かが大きく変わったのかな
最近流行りの言い方をすれば店主は「昭和最後の新１年生」で
妹は「平成最初の新１年生」だったわけですが
その間に大きな境界線があったようには思えない
同じもの見て、同じもの食べて大きくなったわけだし
たまたま片方が少しだけ長生きしているというだけで。
そういう意味では「また一つあいつの知らないものが増えたなぁ」
という感慨くらいのものでしょうか。

ただ、特に平成生まれにとってみれば
「平成が終わる」というのは、自分が生まれたときから
当たり前にあったものが無くなって
未知の何かが始まるという新鮮な感覚なのでしょうか。
でもギリ昭和世代にしてみれば
そんなもの当たり前に終わるんだよと。
それだけでなくて、あのときは本当に一斉に
いろんなものが終わったり無くなったりしましたからね
ベルリンの壁とかソビエトとか冷戦とか
平成が終わったことよりそっちの方がよっぽど驚いたわ。
それに昭和の終わりは店主だけでなくその親の世代も
初めてのお代替わりでしたから
それくらい昭和というのが「終わらない日常」だったんだなと。

けど、震災絡みの話でも思うことですが
（被災者ではないけど）それが自分にとって大きな節目だったと
思える人って、きっと平穏で幸福な人生を送ってこられたんだろうな。
店主にとって自分の人生を分断しうる最大の出来事って
超個人的ですが、妹が死んだことですもん
その時点でという短いスパンでも
今にして思えばという長期的なスパンでも。
自分も含め今生きている人間が１年後も生きているとは限らないと
震災９年前にすでに思い知らされましたし
その虚無感から今も立ち直れずにいるところはある
それに、妹の学費が浮いたから大学院に進学できたし
結果的に人生いろいろ踏み外した（しかし後悔は無い）
そして現実逃避が過ぎてヲタクになったのもそれが原因ですから。

さて、お正月はまだ１日は休めるんですけど
令和初日は平成最後と同じく仕事です【泣】
なので店主にとっては平成31年５月１日であり
下手すりゃ平成31年4月31日なのかもしれないｗ
――暦って、結局何なんでしょ？