※同名曲とは関係ありません。

SONGSの夏歌SPになんでTUBEが出なかったんだーっ!!
TUBE無しで夏歌を語ろうなんていうのは
チャーシュー抜きでラーメンを語るようなもんだろ【違】
しかもサザン(&桑ソロ)で20曲中3曲だし
その1曲くらい入れたっていいじゃないの
どうせランキングじゃないんだし、街の声の中で
TUBE挙げてる人がいないはずがないだろうし
ここまで来ると何か意固地になっているような……何故?

悔しいんで一昨年のSONGS・TUBEスペシャルその後見ました【笑】
2011年以降、出演番組は録画事故が無いかぎり
全部PC内で保存してるからね、って外部持ち出しどうすんだw
見ながらPCの前で上半身だけ踊ってましたww あー野外楽しみ♪
って、昼間さんざん歌ってきたっていうのに。

そう、やってきましたよ一人バースデイパーティ@カラオケ
見事にTUBEばっかり3時間も【爆】
さすがに疲れましたねw 特にTUBEの高音は馬力が命だから。
そういうしんどい曲を、余力が残っている前半で歌ってしまうか
ある程度喉のウォームアップができてから歌ったほうがいいのか
まだまだ試行錯誤の余地はありますが、一つ言えるのは
カラオケ上達にはやっぱり自家用車だわ【笑】
聴いてるだけじゃダメなんだよね。カラオケよりも
曲を本人の歌に合わせて、それも思いっきり
歌える環境があれば絶対に歌いこなせられる。
最後の最後にとっておいた『この胸のRainbow』(1993“Say Hello”)
途中高音で力尽きるかと思ったけれど、最後までマトモだったもん
このアルバムはカセットに入れてて昔からよく歌ってたんで
ちゃんとペース配分ができているんですよね、意識せずに。
これが最近の曲だとぶっつけ本番、当たって砕けろの手さぐりだから。

って、前振りがえらく長くなってしまったような【苦笑】
ええ、まだ前振りです。ほぼ本題と同じ長さだったりしてw
カラオケで店主が必ず歌うのが『ガラスのメモリーズ』(1992)
https://www.youtube.com/watch?v=KRE4zk_Dp1c
他にもMy定番は多いんですが、これに限って言えば
この曲の正しい楽しみ方は、ライヴで聴くよりも
カラオケで自分で歌うことかと【爆】
   実際、仙台でも演りましたけど聴きながら
   「あーカラオケ行きてー」とおもってしまいましたからw

ただ、前田さんの声とは程遠い自分がこれを歌うと
何だか歌謡曲っぽいような【笑】
おそらく、普段演歌とかたまにテレサ・テンとかの
母が歌っても違和感無さそうだよなぁ。

ちょっと前の話になりますが、『関ジャム完全燃SHOW』
夏歌SPでハルさん出てましたが(もちろん録画&保存)
あそこで語られているラテンのノリなどの夏歌テクって
リッキー・マーティンなどの世界的ラテンブームと
日本語ヒップホップが定着した2000年代以降の話だよなと。
サザンや、古いとこだとオメガドライブ【笑】などの頃の
夏歌文法ってそれとはかなり違うし、TUBEも
ベースにあるのはむしろそっちでしょうから。

それを考えると、ヤケクソ交じりで作ったながら
『あー夏休み』(1990)からラテンを一つのレパートリーとして
作り続けてきたTUBEの先見の明って凄いなと思うけど
それってやっぱり、ぱっとでの夏歌ウェイウェイ系【苦笑】の
ラテンとは違うんだよなぁ。そしてその違いを
最も顕著に示しているのが、ガラメモかと。

90年代以前の日本の音楽シーンの中でのラテンとなると
どうしてもムード歌謡経由で入ってきたのを引きずっているような。
(グループ名でもやたらとスペイン語多いですよね)
ロック少年だったTUBEのメンバーはもちろん世代じゃないけれど
それ以前の子供の頃に聞き覚えた、ラテンを含む歌謡曲テイストってのは
ある種の底流として、またはネタの引出しとして彼らの中にあるはず。
つまり、TUBEのラテンってのは2000年代以降の
「カッコいい」ラテンじゃないんだよ。
今ではもう時代遅れになってしまった
ジャパニーズ歌謡曲ナイズドされた“ラテン歌謡”の
「ベタさ」「ダサさ」を自覚しながら
それを突き抜けることによってカッコよさへと昇華してるんだよ!
――ということで、来年の関ジャム夏歌SPの企画として
「日本の夏歌ヒストリー」みたいなのがあれば有難い
それこそ『恋のバカンス』『真っ赤な太陽』にまで遡るようなw
当然、TUBEにも触れないわけにはいきませんしね。

ついでのついでですが、先日お亡くなりになった
作曲家の平尾昌晃さん、訃報の紙面にあった代表曲のリスト
ロカビリー歌手だったからというのもあるだろうけれど
歌謡曲の中ではけっこうポップな曲ばかりなんだよなぁ。
そもそもあの時代は「歌謡曲」こそ「Jポップ」だったんだけど
それがちょうどTUBEメンバーにとっては子供だった頃。
まさに今年のアルバム“sunny day”の写真の当時の彼らが
そういった「ポップな歌謡曲」を耳にしてきたことで
その後「歌謡曲なJポップ」を生み出せたのかもしれない。
そう考えると自分とは世代の違う話とは言い切れないよなぁ
……誠にありがとうございました、謹んでご冥福をお祈りします。

――って、つくづく我田引水な記事ですが
ツアレポ@仙台はもうすでに書けているので
あとは“sunny day”のライナーノーツ
早くまとめてupしたいところです。

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