4月6日の日記

2017年4月6日
4月になっても相変わらずというかリアクションも無し
ある日突然、拍手の数がなぜか一気に跳ね上がっても
総てコメント無しの『空パチ』(コメ機能壊れてるとかじゃなくて?)
それどころか、ここDiaryNoteのカウンタの踏み数が
以前と比べて格段に落ちているような……
やっぱり、ニーズが無いんですかね?

さて、前回国勢調査を基にした生涯未婚率が発表になったそうで
男性は4人に一人、女性は7人に一人はそうなんだとか。
といってもコレはあくまで「50歳まで結婚経験なし」の数字に過ぎなくて
その年を過ぎればもう一生結婚できないだろうという
今となっては失礼しちゃうような想定での用語なので
(昇太師匠、怒ってもいいところですよ!)
そろそろ言い方自体変えるべきなんじゃないかと思うのですが
……まぁ確実に、あと15年後にはその仲間入りですなw
しかもこれは、現在50歳以上で独身の方の数字なので
奇しくも1965年生まれの我らがカオリンは
その数に含まれるわけですけれど【苦笑】
15年後となるともっとその数は増えているはずですよね。
となると「おひとりさま」ニーズが今以上になるわけだから
その不便さは今以上に解消されていると期待していいはず。

もちろん50を過ぎようが“運命の人”に出逢っちゃったら
そのときはそのときだとは思っていますが
――ねぇな、と35年生きてりゃ何となく察しはつくもの。
そもそも「結婚」そのものが自分にとってピンと来ないというか
会社の上司なんかはほぼ既婚者なんですけど
その人たちが店主と同じような、またはそれ以上に
忙しく働いている中で恋愛して結婚している、ということが
理解不能なんですよね。
世の中には未だに結婚していない人間のことを
「人として欠陥がある」と決めつけるような手合いがいますけれど
そいつらがこっちに向ける眼差しと同じくらい
自分にとって既婚者というのが「別の種類の生き物」に
思えてならないときもあります。

でもそれって、まだ結婚したいと思えるような人に出逢ってないからよ
と「本当に美味しいウニを食べたことが無いだけ」理論を
振りかざしてくるような人もいるかと思いますけれど……
そもそも「結婚したい」、それ以前に「好き」という感情を
自分自身が抱き得るかがはなはだ疑問なのですよ。

とある既婚子持ちの知人が言っていたことには
恋愛感情というのは、その相手に対して
「もっとそばに、ずっとそばに」いたいと思うことなのだとか。

店主だって今まで人を好きになったことが無いわけじゃない、はず
より客観的厳密さのために、具体的に言うなら
その人と一緒にいて楽しい、気が合うと思えるし
そんなわけでこっちが知らず知らずのうちに
「好き好きビーム」を発しすぎて、逆に相手が
ころっと来てしまった、ということも無いわけではない。

でもなぁ……そこまで「好き」な相手であっても
会って、一緒にバカ話ができる間柄でいられるなら
ただの「友達」でも「クラスメイト」でも「同僚」でも一向に構わない
それ以上に親しい関係になりたいという願望は、思ったこともないな。

それに、「四六時中」一緒にいたいわけでもないんだよ
こっちだって一人でやりたいこと行きたい場所もあるんだし
それに相手を付き合わせるのも却って申し訳ない。

それどころか、実際その相手と会えるのは年に一度っていう
シチュエーションもあったけど、だからといって
それを2度、3度、月に一度にしたいとは考えなかった。
逆に、その一度のためにネタをため込んで
会えたときはその貴重な時間を思いきり楽しもうと思ったし
都合が悪くてその年は会えないというときも
それはそれで仕方ないと諦めはついた。

そして、卒業や異動などで自分で機会を作らないかぎり
もう会えないとなったときは、じゃあ何とか自分で会いに行こう
とは思わずに、それもそれで仕方がないなと。
もう死ぬまで会えないとしても、今まで楽しかったことを
心のアルバムに大切にしまっておこうと、むしろそっち。

なので、店主の「好き」は恋愛感情の「好き」じゃないんですよ。
だからお付き合いしたいとも思わないし
その先にあるはずの「結婚」なんてのも、もはや別次元。
きっと、店主にとって「もっとそばに、ずっとそばに」の恋愛が
実感として理解不能なのと同じくらい、普通にそういう恋愛ができる
今までしてきた人には、店主のそういう考え方感じ方が
理解不能なんだろうと思います。

そういうわけで――まーたいつもの結論なのですが
こういう人間が惚れた腫れたの顛末を書いたところで
説得力があるんですかね?
絶対どこかで、普通に恋する男女だったら
絶対こうは考えない思わないっていうポカをやっているはず
自分には絶対気づかないところで。
撩も香も、確かに特殊な人間かもしれないですが
恋愛感情という点では店主以上に普通なはずですから。
きっとそういうことなんだろうなぁ、この過疎っぷりも……

――ついでに、店主の人間関係での距離感に対する
無駄な物分かりの良さって、もしかしたら
一番会いたい相手がもう、泣いても笑ってもどんなにもがいても
二度と会えないってこともあるのかもしれない
(自分は個人的に死後の世界ってのは信じていないので)
一緒にいて楽しかった、ってわけじゃないけど
一番楽だった、気を遣わずに済んだってのはあった。
妹と二度と逢えないことに比べれば、それ以外の別れなんて
本当に大したことの無いものばかりなのだから。

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