ということで、まだまだ残り話数も山積のDVD
今年もせっせと見ないことには、セイラまで
いつになったら辿りつけるやら……

  #70 香ちゃん大活躍! 思い出のワインで乾杯
タイトルどおりカオリン大活躍の回。
というのも依頼人&ガード対象がご老人で撩ちゃんパス
→「これも一人立ちのいい機会」と香を焚きつける
→言いくるめられて香ちゃん頑張る、という鉄板展開【笑】
もちろんやる気の無いように見えて、撩が陰ながら
香を守ったりサポートに回ったり、というのももはやド鉄板ww

そして、今回のガード対象のおじいちゃんというのが
撩の数十年後か、はたまたまだ見ぬ係累か?
というもっこりジジイ。となると原作では
神宮寺の爺さんが思い浮かびますが
こっちはそれ以上にロコツ【苦笑】
ファミレスでもウェイトレスさんのヒップに手が伸びたり
テーブルの下で香の太腿を足裏で撫で撫でしてたり……
ってセクハラ対象に彼女が含まれてるってのは
やっぱり充分セクシーで魅力的なんですよね、カオリン。
でもうまいこと自宅に連れ込んで、ワインをご馳走して
酔いつぶれた香に毛布を掛けてあげたり、というところは
実は意外と紳士?と思ったり。それに
狙われる原因になった『幻のワイン』も
金婚式に夫婦で飲もうと、奥さんが亡くなってしまった後も
大事に隠し持っていたという愛妻家の一面も。
――これでますます良ノ介爺さんと撩が
かぶっちゃったじゃないですか【泣】
爺さん曰く、香の「元気のいいところ」も
奥さんの若い頃にそっくりなんだとか。
きっと昔は、リョウと香のように仲良く
追いかけっこをしていたんだろうなぁ……

ところで放送は88年8月だったのですが、この当時に
ワインをこの手のマクガフィン(説明省略、詳しくはwebで)として
扱ったということに先見の明を感じずにはいられません。
ボジョレーヌーボーの一大ブームが巻き起こったのが
Wikipediaによればこの年の秋なので、何たる慧眼。
しかもまだ当時のワインブームって、一部の好事家を除けば
それ以上の広がりを見せなかったような記憶があるので、
今の感覚からすれば「幻のワイン」ともなれば
その持ち主を痛い目に遭わせてでも……という感覚は
当然理解できますが(『相棒』でもそんな話ありましたしね)
あの頃だったら少々大袈裟な設定に思えたのかもしれません。
でもフィロキセラの話を持ち出したりと案外本格的
だからこそ今見ても、いや今だからこそ楽しめる回といえるのかも。

  #71 香が記憶喪失!! さらば愛しきパートナー
続いてカプ萌え必見エピソードキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まぁ、タイトルを読んで字の如しですw
確かに通して見ると、記憶喪失という小道具が
いかにラヴ展開において効果的かというのがよく判ります。
リセットできるんですよね、今までの関係を
だからツンデレをこじらせて相手に面と向かって言えないことも
今までよりは素直に口にできたりするわけで、例えば撩が
香に自分の気持ちを伝えられないのも、それでもさらに
回りくどい言い方をしてますが「照れてるだけさ」なんて言ったりw
――でも当店では、このド定番のギミックを「小道具」ではなく
全編を貫く「大道具」として使ってしまってる以上
使いづらいところがあるので、その代わりといっては何ですが
『都会のシンデレラ』的変装ネタを多用している感もありますが【苦笑】
「撩じゃない撩」「香じゃない香」という点では同様の効果はあるかと。

そして、麗香の立ち位置は原作以上に明確に描かれていますね。
銀狐のときもかずえさんの代わりに登場していましたけど
アニメだともう、香の恋のライバルというよりも
二人の煮え切らない関係を歯痒く思いながら
(主に撩の)背中を蹴り飛ばしてでもまとめようとする
お節介なキューピッド、という役どころかと。
撩が新しいパートナーを探すといって、麗香に声を掛けたときも
一も二もなく思いきり平手打ちでしたからね。
もちろん、さっさと二人がくっついてくれないと
自分の踏ん切りがつかないという理由もあると思いますが
「あ、そういうスタンスで書いていけばいいんだ」と
こっちの踏ん切りもつきましたねw アニメは(AHもですが;泣)
原作だけでは判らない設定の『副読本』だと思っていますので。

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定点観測up済みです。
今のところいい感じで神様降りてきてますw
といってもすぐまたふっと、どこか行ってしまうんですけどね【涙】

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