店主の物欲が萎えた理由

【訃報】店主のダンガリーシャツが天に召されました
享年２２歳【爆】　店主がまだ小６のときに
初めて買ってもらった大人の服です。
その後、洗濯→天日干しを重ね色褪せてしまいましたが
インナーや、家で羽織る分には全く申し分なく
もちろんながら店主のタンスの最年長
いわば山本昌並みのレジェンドとして長い付き合いを続けてきましたが
襟元の汚れに洗濯ブラシをかけたところ破損、それでも
洋服としては充分に天寿を全うしたと思います。

ということで今日は服のお話、特に買い物について。
ただ今、世間ではバーゲン第２弾の真っ最中かと。
店主も以前は各店のバーゲン最終日を手帳に記して
それと休日を見比べては、いつどこに行こうかと
真剣にスケジューリングしていましたが、今ではさっぱり。
電車の中吊りで広告を見かけても
その日程をメモしようとも思わなくなりました。

具体的にいえば買う気が無くなったんですが
――自分の好きにできる面積の大小が
これほどまでに物欲に影響するとは思いませんでした。
もちろんその面積の家賃を自分の収入から
出しているというのもありますが、広さが限られている分
そこにおける物の数も自ずと制約を受けるわけで
「欲しい」から買うのではなく「必要」だから買う、というように変わりました。

服なら、具体的に「来週着る服どうしよう」になってから【爆】
さすがに「明日」困るまで手をこまねいたりはしませんが
私服勤務の内勤ワーク（なのである程度ラフな格好も可だが
性格的にあくまでビジネスカジュアル路線）であるからには
そこまで誰も気にしちゃいないかもしれませんけど
着たきり雀になるのは何としても避けたいところ。
そのためには、できれば２週間ほどの余裕をもって
コーディネートを回していきたいところ。そして現在のところ
今までは暖冬傾向で初冬仕様で回せたというのもあるかもですが
手持ちの服だけで充分事足りるので、あえて買う必要もないかなと。

もちろん欲しい服はあります。こういうのがタンスに加われば
あれやこれやと組み合わせて……というアイテムを
通販カタログなどからリストアップして、ネットも使えれば
カートに入れて、あとは支払うだけとスタンバイもしています。
が、買うのはあくまで手持ちの服だけでは回らないという
非常事態に陥ったときのこと。それまではずっと待機のまま。

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そして、上記の理由とも関係してくるのですけれども
もう一つ、店主が服を買おうと思わない理由は
服が捨てられないからです。

そもそも、服ってそんなに簡単にダメになったりします？
冒頭のレジェンドなシャツは別格としても
店主のタンスの中には、高校や大学の学部時代に
買ったものが未だに幅を利かせています【苦笑】

ファッショニスタの中には、流行りの服はファストファッションで買って
シーズン中着倒して、終わったら捨てるという方もいるようですが
いくらファストファッションでも、そんなにすぐボロになりますかね？
店主の着る服は、最近ますますロープライス路線【笑】で
もっぱら￥1,980以下、￥2,980ならそれだけ出しても欲しいか考え
￥3,980ならあと1000円安くなるのを待ってから、というシミッタレ【泣】
でも、これが意外とそんなにすぐにはダメになったりしないもの
もしかしたら実はヨレてきているんだけど、店主自身が
それを気にしていないだけ、なのかもしれませんが【苦笑】

そんなわけで、流行の寿命がすぐに終わってしまっても
服そのものの寿命というのはそれ以上に長く長く続くわけで
買うとしたらその辺も気にしないといけません。
流行りものなら、まずは１年待ってそのトレンドが
定番として定着するかを見極めてからｗ
それでも、特に通販などでは失敗してしまうこともありますが
返品不可、または間に合わなかったほぼ新品の服を
ゴミとして始末するしかないというのは忍びないところ。
かといって、リサイクルできる場が店主の周りには少ないのも悩み。
フリマはコミュ障に向いてないですし【泣】
リサイクル店に出すにも、買ってもらえるほど良い服ではないということは
先述の理由でお判りのとおりかと。近所にはありませんし
――売って収入にならなくていいんだよ
せめて良心の痛まない『服専用のゴミ箱』さえあれば……

片づけ本などでは「服を一着買ったら、一着捨てる」
と書いてあったりしますが、まだ（物理的に）着られる服を
捨てられない人間なので、ならば「買わなきゃいいんじゃない」と【爆】
捨てなければ、服の欠員も出ないですし
欠員が出なければ、今のところ順調に回っている
着回しのサイクルが止まってしまうこともない
着回しに困らなければ敢えて服を買う必要もないわけで
――まぁ、これもエコですよね。消費しなきゃエコノミーは回らないですが
それに躍らされて財布の中身ばかり搾取されるのも癪ですし
（どーせ減った分の中身は補充しちゃくれないんでしょうよ）

ただ、これでデニムっぽいシャツは欠員が出てしまったので
それは今度補充しないといけませんが、生まれて初めて【爆】

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定点観測upです。
って昨日も更新してたんですけどね
こっちはデヴィッド・ボウイ追悼ネタ、
そして今日はシャツ追悼ネタ【轟爆】

Ｄ．ボウイの方ですが、カオリンの好みのタイプは
「長身で細身の中性的な美男子」、そして世代的には
洋楽が今以上に身近だったことだろうと思うので
デュラン・デュラン辺りはばっちりストライクゾーンだったのではｗ
その辺のニューロマンティック（80’s洋楽版ヴィジュアル系？）も
Ｄ．ボウイ無くしてありえなかったはず
――もう、本当に格好よかったんだから【泣】
オヤジフェチの店主としては、むしろ今回の訃報に際して
さまざまなメディアに載った、2000年以降のボウイの写真に
「ジギー・スターダストがこんな素敵なオヤジになったのか」と
改めて、今まで以上に惚れてしまいました。
もはや「ジジー・スターダスト」ですよね【爆】　いや、絶賛の言葉ですって

定点のラストに、数ある『Changes』の動画の中から
一つ選んで貼らせていただきましたが、アレにして正解でした♪
特に80年代以降と思しきボウイ氏の写真てんこ盛りで
まさに店主の秘孔を突きまくりでしたので。
そして、作中のリアルタイムな撩と香も
彼のように、「らしさ」を失うことなく
それでいて年齢を重ねることで渋みを増していった
そんな格好いいオヤジと熟女であってほしいなという思いも込めて。
なんだか昨年末から、次元を問わず店主が愛情を注ぐ対象の
年齢や衰え【泣】といったものを意識することが多くなってしまいましたが
奇しくも『死』というその究極なものからですが
ボウイ氏にはそれに打ち勝つ希望みたいなものを貰ったような気がします。
あなたは最期までスターでした。Please Rest In Peace.

――さて、忘れちゃいけないのが日本のジジー・スターダスト【笑】
今まで語るタイミングを逃し続けてしまいましたが
もちろん見に行きますよ、『さらばあぶない刑事』!!
あぶ刑事とルパンとＣＨに店主は
ハードボイルドというものを教えてもらったんですから
……え、どっか間違えてますか？