というわけで、前回すでにカップリング曲語りをしてしまったので
表題曲の方も語らねばなりませんね。
って、カテゴリから見当がつくとは思いますが
思いっ切りCH妄想ネタになっていますので、ご注意を。

今年のTUBEは四季を通じての活動というわけで
4枚のシングルのPVで一つの物語を描くという構想でしたが
ラストの『灯台』のプレスリリースを見て
「あれ?」と思ってしまいました。本当に完結できるのかよと。
コンセプトとしては「支えてくれたファンへの30年分の感謝を込めたバラード」
って、ラヴソングじゃないんですか?
――でも、おかげで店主の中ではこれで4部作は完結したというか
なんとか一周回って着地することができました。

PVの向こうを張るわけではないですが
この4曲を元ネタにCHでも一つの物語というか
オムニバス形式で妄想できないかと考えてました。
同様に通年リリースされた2003年の4部作は
店主の中ではひかりと秀弥の、中坊の淡い初恋風味から始まる
紆余曲折・波乱万丈の恋愛軌跡というイメージが浮かびましたが
如何せん、店主がCHにハマったのは2005年
すでに結末まで判った上のストーリー設定だったので
今回はリアルタイムに一曲ごとに想像を膨らませながら
次の展開の出方を窺うという、綱渡り的な妄想展開でした。

それは早くも1曲目の『いまさらサーフサイド』でも不安な予感が。
――いや、全く思いつかなかったというわけではないんです
逆に、すぐにも短編で書けそうなほど
しっかりしたイメージとストーリーが浮かんだのですが
(すいません、まだ本編でそこまで伏線が張りきれてないので……)
その登場人物が……撩と、ひかり。
それでこの歌詞ですよ!→http://www.uta-net.com/song/183454/
もちろん、あくまで「年頃の娘」と「その父親」の
気まずさ程度の話ではありますが……
そこからどう物語を進めていけばいいってんだと
頭を抱えてしまいました。

それは『SUMMER TIME』『TONIGHT』と
リリースを重ねていっても不安は消えませんでした。
後者では今度は撩と香、それも現在の、2015年の二人という
やはりすぐにもテキスト化できるだけのイメージが浮かびましたが
(こちらは自信を持って近日公開予定)
ただ連続性ということを考えると、今年のはあくまで
4曲それぞれ単品として楽しむしかないのかなぁと。
そんな中、満を持して我々の前に差し出されたのが『灯台』でした。

その歌詞はCHフィルターを通すと、撩と香の30年のみならず
二人のそれぞれ幸薄い生い立ちから、出逢い
そこからさらにすれ違いや試練を重ねて、現在に至る
彼らの半生そのものがそこにありました。
そして「振り返れば 家族と歩く航跡(みち)」というフレーズに
この曲の、そして4部作全体のラストシーンが浮かびました。
季節は冬、半年以上前の春に撩とひかりが偶然出くわした海に
今日は家族と、そしてお邪魔虫1匹……って秀弥が可哀そうですね【苦笑】
撩と香の育ち方からすれば彼もまた冴羽家の一員なんですから。
そう考えると、『いまさらサーフサイド』の少々スキャンダラスな
幕開けも、店主の中の冴羽家像を、インパクト強めながらも
一番判りやすく表していたんじゃないかと納得してみたり。
『SUMMER TIME』も逆算と消去法で、秀弥×ひかりでいけそうですしw
(王道に寄れば寄るほどストーリー性が希薄になるというか
シーズン・イン・ザ・サンやサマードリームで書こうと思いませんもん;苦笑)


そんなわけで、一つの明確なストーリーというわけではないですが
オムニバス的にそれぞれの断章を描いた
『2015年の冴羽さん家@TUBE 2015年4部作』も
めでたく完結できました。といってもその成果を
創作という形で還元できるのはあくまで半分程度ですけどね。

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さて、店主の憂慮もなんのその
本家本元のPV4部作も完結にいたり
それをさらに短編映画という形で
来月31日のライヴヴューイングで公開するわけですが……
あの結末に個人的にはなんだか釈然としないものが。
といっても出来不出来の問題ではなく
あくまで店主自身の“地雷”というだけですけど。

自分がこうして存在しているのは、両親が出逢って
恋をして結ばれて、その結果であるわけなのですが
(ってあの二人が本当に恋愛らしい恋愛ってしたのか?;苦笑)
でもその「自分」が今度は「親」になるとは限らないわけで。
けれども、そのような人生のリレーが多くの人にとって
デフォルト的な考えなのかと思うと
アンカー必至な自分の存在は、そんなにマイノリティか?
異常か?変態か?と喧嘩を吹っ掛けたくもなり【泣】

それがあるのでLVは少々躊躇してしまうんですよねぇ
ようやく上映館が発表になりましたが。
あとは、武道館ライヴが「ディレクターカット」と銘打たれてますが
どれだけカットされているか【涙】次第にもよりますね。
まぁ、実際問題として当日休みかどうかですが
――さすがに来年はもう休み申請乱発できませんて。

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