#61-62 モッコリ殺し!? 美女の高貴なオーラ(前後編)

アニメでもしばしば取り上げられる、いわば定番の定型ともいえる
『ローマの休日』パターンの、元祖ですよねこれが。
というわけで久々の原作ネタなので、あらためて見てみると
「そういえばCHってこんなマンガだったんだっけ」と
気づかされるというか、何となく違和感というか。

前編ではいつも以上に撩のもっこり変態ぶりをフィーチャー【苦笑】
アルマ王女に手を出そうとするわ、報酬のハーレムに目がくらんで
王女に手が出せず板挟みで苦しむわ【笑】その上
触れようとするだけで今度は王女の“オーラ”で手が出せなくなるわ
……まーしつこいw アニメだとこれがもう少しカラッとサラッと、というか
そもそも原作は“もっこり”描写OKの少年誌連載でしたが
アニメとなると当時の店主のようなよい子のみんなも見てたわけですからね
その辺の制約もあったこととは思いますが
(撩と王女が勝手に二人抜けだしたときの罰も原作では「去勢」だったはず)
ときどき、思い出したように原作ネタで、多少オブラートには包んであるけど
少年誌のノリを持ち出されると、アニメで育った店主としては
やっぱり、多少なりともなんだかなぁと。

後編では一変して、王女の誘拐も絡めながらも
あくまで撩×アルマ王女、なんですよねぇ【嘆息】
香は前後編通して傍観者兼お仕置き役……
特にラヴコメ期前半だからそうなんですけど
どうしてもゲストヒロインと撩との恋愛ありきで話が進んでいくことが
カプ萌えとして抵抗感が【泣】 これがアニメオリジナルだと
撩は勝手に夢中になって追いかけるけど
彼女たちは案外さらりと気の無い素振りなんですよね。
それが自分の中でデフォルトになっている節もあるような。
特に今回はあの超高層ビルの夜景あり(どのタイミングで香にも見せよう……)
mouth to mouthのキスあり、撩の格好いい台詞あり【涙】
――ここまで来ると、自分の中にある「CH」が
本当に「シティーハンター」なのか、不安にさえなってきます。
店主の場合、原作以上に二次創作でがっちがちに固められた
イメージが強いから、断固として撩×香が大前提なんですが
それ以外の、同人とかまでは興味の無いファン層としては
むしろこっちのイメージの方が「シティーハンター」なのでしょうか?
ということは、カプ萌えって“邪道”なんですかね、うーん……
ま、それでも今さら二人のラヴ(ときどきエロw)はやめられませんがね。

さて、アルマの高貴なオーラに当てられてしまった撩が
手出しができないのは彼女が実はオカマだからなのではないかと
勝手に邪推してしまうわけなのですけれども
それに一説では根拠を与えているといわれているのが
彼女の声が……オカマっぽいというわけではないのですが
古いタイプの女性の声、とでも言えばいいのでしょうか。
実際に演じてらっしゃる小林由利さんは長いキャリアをお持ちのベテラン
顔出しの仕事も多くやられているようですけど
近年ではラジオドラマにもご出演……と聞けば、なんとなく肯けるような。
ある意味CHって、女性版『銀河声優伝説』ですからね【笑】
なので、当時一線で活躍されていた、今ではベテランと呼ばれる方から
今となっては一線級の、ただし当時はまだ駆け出しだった方まで
ちょうど端境期の幅広い女性声優さんが出演されてますから。
ときどき、その中ですでに亡き人のお声を耳にすることもあるので
そんなときは少々しんみりしてしまいますが。

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