今週のCH(R)
2015年11月16日 City Hunterシティーハンターと言いつつ
今回のオリジナル2作品は奇しくも
撩の猟場である『都会』と、その対極にあるものとの
関係が浮き彫りになった感じの話揃い。
まぁ、「田舎」があるからこそ「都会」は「都会」なんですから。
#58 南の島からの依頼 ココナツ娘と愛の楽園
新宿を遠く離れ、今回の舞台は南海の孤島・沖の光島
っていきなりセスナだし【爆】 北条さん頭抱えてそうだなぁ……
しかも見るからにボロだし、そして落ちるし。
やっぱりこっちの撩も飛行機に乗るといいことない。
香を背負って島まで泳ぎ着く撩に萌えw
そういや香ちゃんの水着も立派なハイレグでしたわ。
でもこの島、いったいどの辺なんでしょう?
植生や鳥などの種類から、亜熱帯のようであり
近くの島までの定期便が船しかないとしたら小笠原っぽいような。
といいつつ、あの手のおサルがいるとしたら屋久島が思いつくし
その辺はフィクションだから本当はあまり突っ込まない方が
いいんだろうけれど、どうしても気になってしまうんですよね。
ていうかそもそも日本列島に無い動植物が描き込まれている恐れも。
どっちにせよ今では自然保護地区どころか立派な世界遺産。
そもそも「自然保護地域」の作中のシステム自体
たぶん実際のとは違うんだろうなぁと、そのあたりのことは
本職のK様にどこかで語っていただけないかしら【苦笑】
そんな自然豊かな島ですが、「シティーハンター」の撩ちゃんはすっかり退屈。
ヒマ過ぎて夕飯の、島の海の幸がてんこ盛りのシーフードカレーで
「味っ子」ごっこを始める始末【爆】
↑あれは「美味しんぼ」というよりそっちでしょ、同じサンライズだし
何でそこまで(夜の)都会に対して禁断症状出ちゃうかな、というのは
まったくのどアウェーだから、というわけではないというのは
店主の穿ち過ぎでしょうか。原作とアニメでは設定が違う点もありますが
(そもそも飛行機恐怖症でないという時点で大きな差が)
過去の撩にとって熱帯のジャングルというのはむしろ「どホーム」
でもその頃は今の彼にとっては黒歴史以外の何物でもないわけで……
だからこそ、ヤツは「都会」に惹かれ、そこにしがみついているのかもしれません
あのジャングルから最も遠く離れた場所として。
後から援軍にやって来た海坊主が、ジャングルの自然を駆使して
地上げ屋連中にトラップを仕掛けておりましたけど
それはかつて彼らが中米でやり合ってたことでもあるはず。
(実際、ベトナム戦争ではベトコンがあの手のトラップを仕掛けまくってたとか)
その上、島には水晶の鉱脈が……となると、むしろ同じアニメの
SP『ザ・シークレットサービス』でははっきりと描かれていますけど
やっぱりその手の“紛争ジュエル”的なものは撩の部隊でもあったのかも
(中米は古くから翡翠の産地として有名)
となるとますます嫌な記憶が蘇る半面、だからこそ
島を守ろうという男気も湧いてきたんじゃないかなと妄想w
ちなみに今回のヒロインのちひろちゃん
長年島で自然を相手に生活していただけに
「地上げ屋」という言葉すら知らない世間知らず。
まぁ「地上げ」という言葉自体、あの当時に広まった
いわば新語なので、彼女が知らなくても当然でしょうね。
そういう意味ではこの言葉、生き延びた数少ない例かも。
#59 気がつけば危ない刑事(デカ) 東京だよお父っつあん
撩が引き受けてしまった依頼は、とある美人の恋人のふり
フリーだなんて、田舎から出てきた父親に知られたら
連れ帰られてしまいかねない、とのこと。
美女の頼みは拒めない撩は話を合わせるものの、
思わぬ拍子でショルダーホルスターの銃がチラ見え。
……って、そんなに簡単に見えちゃまずいでしょ【泣】
だったら普段からそういうことは起こりえたということだし
何で今回に限ってそうなっちゃうかなと、話の都合とはいえ。
とっさに刑事と嘘をついたものの、じゃあ職場を見せてくれと言われ
冴子に頼み込んで警視庁に潜入、ってをい。
しかもその父親の案内は姐さんに任せちゃうし。
そういえば店主も子供の頃、警視庁の見学に行きました
通信指令センターもお約束のコース
姐さんもまるで広報担当のようにすらすらと説明してましたが
もしかしたら描くにあたってスタッフ、庁内見学に参加したのかもw
後ろにはしっかりピーポ君のポスターまで!!
ドラマやアニメの作中での登場って、もしかしたらこれが最古かも。
今回のヒロインの真知子は、ファッションデザインの仕事に就くため
遠く青森は津軽から上京してきた女性。
店主がCH二次を書く上で、原作にはそうは書かれていないけれど
意識していることの一つに、東京というのは実は
「田舎者の街」だということ。
東京に憧れて地方からやって来た若者や元若者が
そうとは気づかれぬよう「都会人」を装いながら
ひしめき合う街、それが東京なんじゃないでしょうか。
そう考えるのは店主の両親がまさにそうだったし
奇しくも自分自身そうなってしまいましたが、この街では
香や冴子のような東京育ちの方がむしろ少数派なのかもしれません。
おそらくは少なからぬ人たちが真知子のように
田舎を引きずって、でもそれを振り切ろうとして
都会で生きているんでしょうけど、なぜか原作では
そういうヒロインが出てこなかったことに店主自身
少々フラストレーションでした。
でもそういうニッチをきれいに埋めてくれるのも
オリジナルエピソードならでは、でしょうか。
なので最後、真知子がそれまで一切出してこなかった
お国言葉で父親に呼びかけるシーンにはぐっと来ちゃいました。
ところであのおとっつぁんの津軽弁
正真正銘のやつならもはや字幕が必要ですよねぇ【苦笑】
よくダーツの旅であまりにも地方のお年寄りだと
記号でしか表記されないってのがありますが。
でもこの父親役の青森伸さん
その名のとおり(芸名ですが)青森出身で
俳優・声優として以外にも、出演作で方言指導もしてらっしゃるそう。
もちろんリアリティを追及して台詞として通用しないというのは
本末転倒ですけど、こうして実際に青森出身の方が
全国の視聴者に判りやすくアレンジしてくださったものなら
安心して聞くことができるというわけで。
お国訛りはコンプレックスかもしれませんが、一方で郷土の誇り
余所の人間に面白がって弄られちゃたまったもんじゃないですから、
一田舎者としては。
今回のオリジナル2作品は奇しくも
撩の猟場である『都会』と、その対極にあるものとの
関係が浮き彫りになった感じの話揃い。
まぁ、「田舎」があるからこそ「都会」は「都会」なんですから。
#58 南の島からの依頼 ココナツ娘と愛の楽園
新宿を遠く離れ、今回の舞台は南海の孤島・沖の光島
っていきなりセスナだし【爆】 北条さん頭抱えてそうだなぁ……
しかも見るからにボロだし、そして落ちるし。
やっぱりこっちの撩も飛行機に乗るといいことない。
香を背負って島まで泳ぎ着く撩に萌えw
そういや香ちゃんの水着も立派なハイレグでしたわ。
でもこの島、いったいどの辺なんでしょう?
植生や鳥などの種類から、亜熱帯のようであり
近くの島までの定期便が船しかないとしたら小笠原っぽいような。
といいつつ、あの手のおサルがいるとしたら屋久島が思いつくし
その辺はフィクションだから本当はあまり突っ込まない方が
いいんだろうけれど、どうしても気になってしまうんですよね。
ていうかそもそも日本列島に無い動植物が描き込まれている恐れも。
どっちにせよ今では自然保護地区どころか立派な世界遺産。
そもそも「自然保護地域」の作中のシステム自体
たぶん実際のとは違うんだろうなぁと、そのあたりのことは
本職のK様にどこかで語っていただけないかしら【苦笑】
そんな自然豊かな島ですが、「シティーハンター」の撩ちゃんはすっかり退屈。
ヒマ過ぎて夕飯の、島の海の幸がてんこ盛りのシーフードカレーで
「味っ子」ごっこを始める始末【爆】
↑あれは「美味しんぼ」というよりそっちでしょ、同じサンライズだし
何でそこまで(夜の)都会に対して禁断症状出ちゃうかな、というのは
まったくのどアウェーだから、というわけではないというのは
店主の穿ち過ぎでしょうか。原作とアニメでは設定が違う点もありますが
(そもそも飛行機恐怖症でないという時点で大きな差が)
過去の撩にとって熱帯のジャングルというのはむしろ「どホーム」
でもその頃は今の彼にとっては黒歴史以外の何物でもないわけで……
だからこそ、ヤツは「都会」に惹かれ、そこにしがみついているのかもしれません
あのジャングルから最も遠く離れた場所として。
後から援軍にやって来た海坊主が、ジャングルの自然を駆使して
地上げ屋連中にトラップを仕掛けておりましたけど
それはかつて彼らが中米でやり合ってたことでもあるはず。
(実際、ベトナム戦争ではベトコンがあの手のトラップを仕掛けまくってたとか)
その上、島には水晶の鉱脈が……となると、むしろ同じアニメの
SP『ザ・シークレットサービス』でははっきりと描かれていますけど
やっぱりその手の“紛争ジュエル”的なものは撩の部隊でもあったのかも
(中米は古くから翡翠の産地として有名)
となるとますます嫌な記憶が蘇る半面、だからこそ
島を守ろうという男気も湧いてきたんじゃないかなと妄想w
ちなみに今回のヒロインのちひろちゃん
長年島で自然を相手に生活していただけに
「地上げ屋」という言葉すら知らない世間知らず。
まぁ「地上げ」という言葉自体、あの当時に広まった
いわば新語なので、彼女が知らなくても当然でしょうね。
そういう意味ではこの言葉、生き延びた数少ない例かも。
#59 気がつけば危ない刑事(デカ) 東京だよお父っつあん
撩が引き受けてしまった依頼は、とある美人の恋人のふり
フリーだなんて、田舎から出てきた父親に知られたら
連れ帰られてしまいかねない、とのこと。
美女の頼みは拒めない撩は話を合わせるものの、
思わぬ拍子でショルダーホルスターの銃がチラ見え。
……って、そんなに簡単に見えちゃまずいでしょ【泣】
だったら普段からそういうことは起こりえたということだし
何で今回に限ってそうなっちゃうかなと、話の都合とはいえ。
とっさに刑事と嘘をついたものの、じゃあ職場を見せてくれと言われ
冴子に頼み込んで警視庁に潜入、ってをい。
しかもその父親の案内は姐さんに任せちゃうし。
そういえば店主も子供の頃、警視庁の見学に行きました
通信指令センターもお約束のコース
姐さんもまるで広報担当のようにすらすらと説明してましたが
もしかしたら描くにあたってスタッフ、庁内見学に参加したのかもw
後ろにはしっかりピーポ君のポスターまで!!
ドラマやアニメの作中での登場って、もしかしたらこれが最古かも。
今回のヒロインの真知子は、ファッションデザインの仕事に就くため
遠く青森は津軽から上京してきた女性。
店主がCH二次を書く上で、原作にはそうは書かれていないけれど
意識していることの一つに、東京というのは実は
「田舎者の街」だということ。
東京に憧れて地方からやって来た若者や元若者が
そうとは気づかれぬよう「都会人」を装いながら
ひしめき合う街、それが東京なんじゃないでしょうか。
そう考えるのは店主の両親がまさにそうだったし
奇しくも自分自身そうなってしまいましたが、この街では
香や冴子のような東京育ちの方がむしろ少数派なのかもしれません。
おそらくは少なからぬ人たちが真知子のように
田舎を引きずって、でもそれを振り切ろうとして
都会で生きているんでしょうけど、なぜか原作では
そういうヒロインが出てこなかったことに店主自身
少々フラストレーションでした。
でもそういうニッチをきれいに埋めてくれるのも
オリジナルエピソードならでは、でしょうか。
なので最後、真知子がそれまで一切出してこなかった
お国言葉で父親に呼びかけるシーンにはぐっと来ちゃいました。
ところであのおとっつぁんの津軽弁
正真正銘のやつならもはや字幕が必要ですよねぇ【苦笑】
よくダーツの旅であまりにも地方のお年寄りだと
記号でしか表記されないってのがありますが。
でもこの父親役の青森伸さん
その名のとおり(芸名ですが)青森出身で
俳優・声優として以外にも、出演作で方言指導もしてらっしゃるそう。
もちろんリアリティを追及して台詞として通用しないというのは
本末転倒ですけど、こうして実際に青森出身の方が
全国の視聴者に判りやすくアレンジしてくださったものなら
安心して聞くことができるというわけで。
お国訛りはコンプレックスかもしれませんが、一方で郷土の誇り
余所の人間に面白がって弄られちゃたまったもんじゃないですから、
一田舎者としては。
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