TUBE×演劇=『結婚の偏差値III 純愛』
2015年9月10日 TUBE8月からずっとバタバタしていました仕事の方も
先日の日曜に天王山というか関ヶ原というか、大坂夏の陣というか
一段落といったわけで、あとは“戦後処理”を残す程度。
その慰労なのかどうなのか、木金&日と休みを貰えたので
かといって特に行きたい旅行先もあるわけでなく
(……行かなくてよかった、この大雨でまず北上はできない;泣)
たまたま仕入れた情報で、前田さんご友人演出で
劇中音楽All TUBEの舞台がちょうどやっているというので
ちょっくら雨が降ったりやんだりの渋谷へ行ってきました。
同じく、TUBEをネタ元にしてストーリーを紡ぐのを
習い性にしている人間としては、それがどう使われているのか
偵察せずにはいられないわけで【笑】
でも舞台だとなかなか映像化されず、されたとしても
一般ルートにあまり流通しないものですから
直接見に行ってしまうのが一番手っ取り早いわけで。
というわけで、誰も知っている役者さんが出ていないのですが
劇団マツモトカズミpresents『結婚の偏差値III 純愛』
ちなみにこのマツモトカズミ(松本和巳)氏、前田氏と同い年ですが
あのマツキヨの孫であり、元衆院議員という異色の経歴の演劇人。
まぁ、そんなわけであんまり劇には期待してませんでしたが……
まずは一言、曲がかかるたびにケータイを取り出しては
ピコピコやってたバカは店主です【泣】
やっぱりセットリストは作っておきたかったもので
そこから見えてくるものもありますしね。
さすが親交があるというだけあって
結構マニアックというか、ベタな定番はむしろ少なかったような。
その辺、ちゃんと曲を聴いて判った上で
使ってくれているなぁと。というか
まずTUBEありきではなくて、ストーリーがちゃんとあって
そこにどの曲だったらハマるのか、という順番なんだろうな。
もちろんノリ重視の選曲も少なからずありましたけど
意外と多かったのが“WINTER LETTER”収録曲
あのアルバムは確かにメロメモか!というくらい
ミディアム以下のテンポばっかりでしたからねぇ。
だからこそ、見せ場にバラード、はズルいくらいです正直
特に、あのシーンで『スコール』とか
あそこで『青い悲しみの向こうに』とか……ドはまり過ぎです【泣】
これは舞台だけでなく映像もそうですけど
言葉を2つのチャンネルで使えるってのは
文字だけで表現しなくてはならない人間としては
羨ましいなと思ってしまいました。
逆にバックの言葉が邪魔になってしまうので
音楽はインストか洋楽しか使わないってこともありますが
(洋楽でも、判る人には判るという楽屋芸もアリ)
例えば無言のシーンだとか、登場人物が
敢えて心にもないことを口にする場面だとかで
バックの歌詞でその本心を、よりドラマティックに
伝えるっていうやり方ができるわけですよ。
もちろん一人称だけではなく、舞台ではこれが難しい
『神の目線』も、音楽だったら差し挟むことができますし。
また、歌ネタ書きとして「ああ、やっぱりw」と共感したのは
歌詞そのもののストーリーどおりではないシークエンスでどーんと曲をかけて
前田さん本人が全く意図していなかった意味を
その歌詞に持たせるというやり方。
……あそこで「それが僕のプロポーズ」
(『プロポーズ』2004)と歌わせますか【涙】
まぁ、その辺はネタバレになってしまうので
詳しくは言えませんけれども、そのシーンとも絡みで。
――あそこであんな真実の吐露をしておいて
その事態を収拾するために選んだのが
ある意味最も安易な結末ってのは、なんだかなぁ……
安っぽいメロドラマじゃあるまいし。
店主の場合、それだけはゼーッタイにやらないように
プロットを考えているし、もしそれでしか締められないとしたら
その分岐点はもうそこで諦めますがね。
それはただ単に「いのちをだいじに」という
店主の個人的スタンス、というか趣味なだけですが。
それに……それってバッドエンドなんですかね?
まぁ確かに『結婚』という形では結ばれないですが
でも「家族になる」ということであれば家族になれますし
っていうかもう家族だし【苦笑】 そういう眼で見れば
あの二人のやりとりもそうとしか見えませんでしたよ。
タイトルが『結婚の偏差値』である以上
それはテーマの範囲外なのは仕方ないのかもしれませんけど
そうはなれないけれど、『家族』にはなれるという
狭義のLOVEじゃないハッピーエンドのあり方ってのを
なんで模索してくれないんですかね、って
それこそが自分が耕すべきフィールドなのかもしれませんが。
って、肝心カナメのところを伏せまくったので
いまいち判りづらいところもあると思いますが……
なので、千秋楽過ぎたら書き直すかも。
――いいじゃない、マシュウとマリラで共白髪でも。
↑すっげぇ大ヒントw
先日の日曜に天王山というか関ヶ原というか、大坂夏の陣というか
一段落といったわけで、あとは“戦後処理”を残す程度。
その慰労なのかどうなのか、木金&日と休みを貰えたので
かといって特に行きたい旅行先もあるわけでなく
(……行かなくてよかった、この大雨でまず北上はできない;泣)
たまたま仕入れた情報で、前田さんご友人演出で
劇中音楽All TUBEの舞台がちょうどやっているというので
ちょっくら雨が降ったりやんだりの渋谷へ行ってきました。
同じく、TUBEをネタ元にしてストーリーを紡ぐのを
習い性にしている人間としては、それがどう使われているのか
偵察せずにはいられないわけで【笑】
でも舞台だとなかなか映像化されず、されたとしても
一般ルートにあまり流通しないものですから
直接見に行ってしまうのが一番手っ取り早いわけで。
というわけで、誰も知っている役者さんが出ていないのですが
劇団マツモトカズミpresents『結婚の偏差値III 純愛』
ちなみにこのマツモトカズミ(松本和巳)氏、前田氏と同い年ですが
あのマツキヨの孫であり、元衆院議員という異色の経歴の演劇人。
まぁ、そんなわけであんまり劇には期待してませんでしたが……
まずは一言、曲がかかるたびにケータイを取り出しては
ピコピコやってたバカは店主です【泣】
やっぱりセットリストは作っておきたかったもので
そこから見えてくるものもありますしね。
さすが親交があるというだけあって
結構マニアックというか、ベタな定番はむしろ少なかったような。
その辺、ちゃんと曲を聴いて判った上で
使ってくれているなぁと。というか
まずTUBEありきではなくて、ストーリーがちゃんとあって
そこにどの曲だったらハマるのか、という順番なんだろうな。
もちろんノリ重視の選曲も少なからずありましたけど
意外と多かったのが“WINTER LETTER”収録曲
あのアルバムは確かにメロメモか!というくらい
ミディアム以下のテンポばっかりでしたからねぇ。
だからこそ、見せ場にバラード、はズルいくらいです正直
特に、あのシーンで『スコール』とか
あそこで『青い悲しみの向こうに』とか……ドはまり過ぎです【泣】
これは舞台だけでなく映像もそうですけど
言葉を2つのチャンネルで使えるってのは
文字だけで表現しなくてはならない人間としては
羨ましいなと思ってしまいました。
逆にバックの言葉が邪魔になってしまうので
音楽はインストか洋楽しか使わないってこともありますが
(洋楽でも、判る人には判るという楽屋芸もアリ)
例えば無言のシーンだとか、登場人物が
敢えて心にもないことを口にする場面だとかで
バックの歌詞でその本心を、よりドラマティックに
伝えるっていうやり方ができるわけですよ。
もちろん一人称だけではなく、舞台ではこれが難しい
『神の目線』も、音楽だったら差し挟むことができますし。
また、歌ネタ書きとして「ああ、やっぱりw」と共感したのは
歌詞そのもののストーリーどおりではないシークエンスでどーんと曲をかけて
前田さん本人が全く意図していなかった意味を
その歌詞に持たせるというやり方。
……あそこで「それが僕のプロポーズ」
(『プロポーズ』2004)と歌わせますか【涙】
まぁ、その辺はネタバレになってしまうので
詳しくは言えませんけれども、そのシーンとも絡みで。
――あそこであんな真実の吐露をしておいて
その事態を収拾するために選んだのが
ある意味最も安易な結末ってのは、なんだかなぁ……
安っぽいメロドラマじゃあるまいし。
店主の場合、それだけはゼーッタイにやらないように
プロットを考えているし、もしそれでしか締められないとしたら
その分岐点はもうそこで諦めますがね。
それはただ単に「いのちをだいじに」という
店主の個人的スタンス、というか趣味なだけですが。
それに……それってバッドエンドなんですかね?
まぁ確かに『結婚』という形では結ばれないですが
でも「家族になる」ということであれば家族になれますし
っていうかもう家族だし【苦笑】 そういう眼で見れば
あの二人のやりとりもそうとしか見えませんでしたよ。
タイトルが『結婚の偏差値』である以上
それはテーマの範囲外なのは仕方ないのかもしれませんけど
そうはなれないけれど、『家族』にはなれるという
狭義のLOVEじゃないハッピーエンドのあり方ってのを
なんで模索してくれないんですかね、って
それこそが自分が耕すべきフィールドなのかもしれませんが。
って、肝心カナメのところを伏せまくったので
いまいち判りづらいところもあると思いますが……
なので、千秋楽過ぎたら書き直すかも。
――いいじゃない、マシュウとマリラで共白髪でも。
↑すっげぇ大ヒントw
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