マイノリティの味方です【泣】

どうも店主の人生、知らず知らずのうちに
狭い方へ狭い方へと進んでいってしまう傾向があるようで
大学に進学するときも、地元でもなく一人暮らしでもなく
東京の学校に自宅から通学（片道２時間半）
卒業後は院に進学、博士課程まで進むも中退して就職、と
よくもまぁ人の選ばない道ばかり選んできたなと。
趣味や嗜好も気がつけばマイナー 一直線
辛うじてメジャーと言えるのは巨人ファンなことぐらい【笑】
って、女子で野球ファンってのは最近こそ増えてきたものの
裏返せば今まで少なかったってことですよね……

さて、そんなマイナーの悲哀を味わいつくした店主だから言える
マイノリティの何が一番困るかというと
自分らの存在が社会のシステム上
いないこととしてみなされてるのがしばしばなこと【泣】
前に、ＧＷを各地域でずらせないかなんて
バカげた政策が検討されたことがありましたが
そんなことになれば、当時の話でも
北関東から東京の大学に通っていた店主は
地元勤めの両親と休みが合わなくなる事態に陥ることに。
今だって、これまた昼ごろ起きて出社して終電帰りという
「夜のお仕事」【笑】生活ですが、帰るころには
飲み屋くらいしか店が開いてなくて、当然買い物もできません【涙】
世の中、昼型生活に合わせてあるから仕方がないんですけどねぇ。
もちろん自分が少数派に属していることはよく判ってますから
多数派に対して「こっちに合わせろ！」とは言いません言えません。
たとえ昼間、外がうるさくてもじっと耐え忍びますよ
店主にとっての睡眠時間ではありますが
（まぁ、どうせ多少騒がしくても寝ちゃえば平気だしｗ）

――でも、今回のことは正直堪忍袋の緒が
残り繊維数本になっている感じです。
つまりはここまでは長めの前振り【苦笑】

ふと、某通販大手のサイトを覗いてみたときのこと。
火狐に替えてから初めて行ったのかな。
店主、通販サイトは「値段の安い順」にソートしなおすタイプｗ
ほとんどはそれがデフォルトではないんですけどね。
でも、そこはいったん「値段の安い順」にソートしても
「次のページ」に飛ぶ際に、デフォルトの並び順に戻ってしまって
つまりは永久に「２番目に値段の安い」ページが見られないことに【泣】
勢いで問い合わせセンターに苦情のメールを入れたところ
反応だけは早かった、しかし
「ＩＥかSafariにしか対応してません」ってをい。

公の機関ならともかく、営利企業が
効率重視のためにマイノリティを切り捨てるのは
致し方ないことなのかもしれません。
そこだって大手サイト、たとえ全世界の火狐ユーザーが
そこを利用しなくなったとしても痛くも痒くもないんでしょうね。
まぁ、こっちだって通販サイトはそこだけじゃないし
（よそではちゃんと「２番目に安いページ」に飛べた）
別にもうそこを利用できなくたってそれほど困らなくはないんですよ、
余所よりはお値段高めだし、かといって品揃えもいまいちだし
……会社の福利厚生使うと10％引きになるから
高額商品買うときは有難かったんだけど。

ＩＥだってまだ使えなくはないんですけどね。
でも、そこのサイト見るときだけ起動させるってのも馬鹿げてるし……
そういう「馬鹿げた」ことをすでにやらされてるんですよ【泣】
ＭＰ３プレーヤーが曲情報をネットから読み込んでくれないので
カスタマーサービスに言われたとおりいろいろやってみたけど全然ダメで
最後の手段でＰＣ上の別アカウントでやってみたらできたんだけど
カスタマーサービス曰くi>「それでできるんだったら問題ないじゃないですか」
って、そのためだけに他に使わない別アカ立ててるんだぞ！
ＣＤから曲取り込んだらいったん別アカにログインしてから
曲情報取り込まなきゃならないんだぞ！
それがどれだけ馬鹿げているか……【涙】

――まぁ、一事が万事というわけではありませんが
この日本社会、どれだけマイノリティが
その存在自体を無視されているか、また改めて思い知らされました。
それでも渋谷区が同性愛者のパートナーシップ制度に
取り組みはじめたり、いろいろ風向きは変わっているのかな
　　　余談ですけど、ＬＧＢＴって言葉も好きじゃないんですよね
　　　「性的少数者」はレズビアンとゲイとバイセクシャルと
　　　トランスジェンダーしかいないような響きというか
　　　もっとさまざまな、興味のない人には理解してもらえないような
　　　「マイノリティの中のマイノリティ」もいるんだぞ、ってことで
二重三重どころか五重六重、それ以上に
マイナー街道を突っ走っている店主にとって
総てのマイノリティは仲間だと思っていますし
彼ら彼女らの権利、というか存在そのものを認めてもらえれば
店主だってそのおこぼれに少なからず与れることもあるかと。
なので、頑張ろうマイノリティ
もっともっとうちらが生きやすい世の中になるといいね。