考証マニアの活字中毒
2015年3月6日 読書
先日のコメントではすっかり自分ばっかり
教えてちゃんになってしまい、反省しきりです。
ということで、最近なんクリ読もうかなぁとか思っています。
『なんとなく、クリスタル』言わずと知れた元・長野県知事のデビュー作
当時の女子大生のマテリアル・ライフを膨大な注釈つきで描写した
一種の風俗小説なんでしょうけれども、1980年発表なので
まだバブルといわれる時代の前夜、CH的にいうと
むしろ冴子姐さん世代のお話でしょうか。
そういや最近、ヒロインの今を描いた続編が出版されて
遡ってこっちの方も話題になっているとかいないとか。
できればそっちも合わせて押さえておきたいところ。
といっても店主、めったに小説の類は読まないんですよねぇ【苦笑】
本好き通り越して『活字中毒』自称してるわりには
先日図書館で借りた本のラインナップを見てみても
・モッズ(音楽&カルチャー)の本
・アウトドアでのロープの結び方の本
・狩猟&登山についての本
・イギリスのティールームの本
・アーツ&クラフトについての本
という具合に、文芸書の類は一冊も無し!
この品揃えは現在、CH’とは別に
まだ下調べ段階ですが取りかかっているアイディアの
取材に関わるものだったりしますが、そうでなくても
ほぼ実用書、ときどき学術書という感じです。
もちろん小説は読むのも好きですが……
何で手が出ないかというと
余りの膨大さにしり込みしてしまうというか、
図書館だって「9」の棚が最大勢力ですもんねぇ。
しかも、商業レベルで採算に乗っているわけですから
どの本もそれなりに面白い。
でも及第点レベルから一歩進んで
自分好みの作家・本に出逢おうとすると
いったいどこから手を付けていいのやら、
まるで地図も無しに道なきジャングルを突進していくようなもの。
まぁ、自分で選ばなくて済むのなら喜んで手に取りますが。
実家にいたときは母の借りてきた本を勝手に読んでましたし。
それに、小説だと読み終わったときに
「あ~面白かった」だけしか残らないのがもったいないというか
その点、実用・学術書の場合は読んだだけその内容が
(さすがに残るのは一握りですがw)身についたという
確かな実感と充実感が残ります
また一つお利口になったな~、というか
また新たな世界が開けたな~、というか。
……何なんだろうなぁ、やっぱり
知識を身につけることが自分にとって
一番の楽しみなのかもしれません。
その身につけた知識はほぼ実用には還元されませんが【苦笑】
ただ、実用書で身につけた知識というのは単なる「情報」にすぎず
店主のように取材目的だと、その「情報」の周囲に漂う
「雰囲気」というのも合わせて掴んでおかないといけないわけで
こういうときに必要なのが、まさに小説なのですよ。
例えば時代小説を書こうと思ったら
当然江戸時代の歴史的な資料も必要ですが
同時に藤沢周平なり池波正太郎なり(他でもいいですが)
読んで、そういう空気感も描けるようにならないと。
まさに最近読んだ小説が
ヴィタ・サックヴィル=ウェストの『エドワーディアンズ』
20世紀初頭の英国貴族の内幕ものという
ネタ拾い根性透け透けのチョイス【苦笑】
また、ドラマですけど『ダウントン・アビー』を
(日曜出勤も少なくないので)
毎回録画してまで見ているのも同じ魂胆。
こういう「面白くて、ためになる」お話は
一石二鳥、一挙両得で見るのが楽しみです。
ブクオフでも最近はもっぱら「お仕事もの」のマンガばかり
立ち読みしては執筆の参考にならないかと思ったり、
って最近行ってないなぁ、行きたいなぁ【泣笑】
なので、同じ「本の虫」だからといっても
世の読書好きの方と店主とでは
果たして話が合うのかなぁと思うこともしばしばです。
いわゆるベストセラー小説はおろか
『車輪の下』や『人間失格』というような
読書家にとっての「はしか」みたいな本すら
読んだことはありませんからねぇ【爆】
教えてちゃんになってしまい、反省しきりです。
ということで、最近なんクリ読もうかなぁとか思っています。
『なんとなく、クリスタル』言わずと知れた元・長野県知事のデビュー作
当時の女子大生のマテリアル・ライフを膨大な注釈つきで描写した
一種の風俗小説なんでしょうけれども、1980年発表なので
まだバブルといわれる時代の前夜、CH的にいうと
むしろ冴子姐さん世代のお話でしょうか。
そういや最近、ヒロインの今を描いた続編が出版されて
遡ってこっちの方も話題になっているとかいないとか。
できればそっちも合わせて押さえておきたいところ。
といっても店主、めったに小説の類は読まないんですよねぇ【苦笑】
本好き通り越して『活字中毒』自称してるわりには
先日図書館で借りた本のラインナップを見てみても
・モッズ(音楽&カルチャー)の本
・アウトドアでのロープの結び方の本
・狩猟&登山についての本
・イギリスのティールームの本
・アーツ&クラフトについての本
という具合に、文芸書の類は一冊も無し!
この品揃えは現在、CH’とは別に
まだ下調べ段階ですが取りかかっているアイディアの
取材に関わるものだったりしますが、そうでなくても
ほぼ実用書、ときどき学術書という感じです。
もちろん小説は読むのも好きですが……
何で手が出ないかというと
余りの膨大さにしり込みしてしまうというか、
図書館だって「9」の棚が最大勢力ですもんねぇ。
しかも、商業レベルで採算に乗っているわけですから
どの本もそれなりに面白い。
でも及第点レベルから一歩進んで
自分好みの作家・本に出逢おうとすると
いったいどこから手を付けていいのやら、
まるで地図も無しに道なきジャングルを突進していくようなもの。
まぁ、自分で選ばなくて済むのなら喜んで手に取りますが。
実家にいたときは母の借りてきた本を勝手に読んでましたし。
それに、小説だと読み終わったときに
「あ~面白かった」だけしか残らないのがもったいないというか
その点、実用・学術書の場合は読んだだけその内容が
(さすがに残るのは一握りですがw)身についたという
確かな実感と充実感が残ります
また一つお利口になったな~、というか
また新たな世界が開けたな~、というか。
……何なんだろうなぁ、やっぱり
知識を身につけることが自分にとって
一番の楽しみなのかもしれません。
その身につけた知識はほぼ実用には還元されませんが【苦笑】
ただ、実用書で身につけた知識というのは単なる「情報」にすぎず
店主のように取材目的だと、その「情報」の周囲に漂う
「雰囲気」というのも合わせて掴んでおかないといけないわけで
こういうときに必要なのが、まさに小説なのですよ。
例えば時代小説を書こうと思ったら
当然江戸時代の歴史的な資料も必要ですが
同時に藤沢周平なり池波正太郎なり(他でもいいですが)
読んで、そういう空気感も描けるようにならないと。
まさに最近読んだ小説が
ヴィタ・サックヴィル=ウェストの『エドワーディアンズ』
20世紀初頭の英国貴族の内幕ものという
ネタ拾い根性透け透けのチョイス【苦笑】
また、ドラマですけど『ダウントン・アビー』を
(日曜出勤も少なくないので)
毎回録画してまで見ているのも同じ魂胆。
こういう「面白くて、ためになる」お話は
一石二鳥、一挙両得で見るのが楽しみです。
ブクオフでも最近はもっぱら「お仕事もの」のマンガばかり
立ち読みしては執筆の参考にならないかと思ったり、
って最近行ってないなぁ、行きたいなぁ【泣笑】
なので、同じ「本の虫」だからといっても
世の読書好きの方と店主とでは
果たして話が合うのかなぁと思うこともしばしばです。
いわゆるベストセラー小説はおろか
『車輪の下』や『人間失格』というような
読書家にとっての「はしか」みたいな本すら
読んだことはありませんからねぇ【爆】
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