Happy Birthday to Me

というわけで今年もやってきましたこの日が【笑】
近況報告といえば、ようやく仕事もひと山越えて
今日行けば夏休み第１弾（４日だけ）
明後日には綺麗で涼しい山の空気と温泉が待ってます♪

……あんまり湿っぽいことはこっちでは言わないようにしていますが。
結婚式というものに最近では呼んでくれる人もほとんどいませんが
いたとしてもあまり行かないようにしています。
何が行きたくないかって、ご祝儀。
３万円も一気に取られたら、それだけで赤字転落
それくらい毎月トントンの生活をしています【苦笑】
それに、せっかく払ってもそのご祝儀を回収できそうにない。
回収する機会があるとするならば、普通は自分の結婚式。
今まで自分がせっせとご祝儀を払ってやった 自分を呼んでくれた
友達を一気に招待すれば、当然元は取れるかと。
ですが、店主のようにおそらくずっと独身であろう人間は
いつまでたっても払うだけで、払ってもらう側に
回ることは多分一生無いのではないでしょうか【泣】

まぁ、そこまで文字どおり現金な話ではなくても
ご祝儀というのはいわば、お金の形をした「おめでとう」の気持ち。
その「おめでとう」すら頂けそうにないのですよ。
これが、結婚→子供という世間一般でいうところの
「幸福」のレールに乗っかってしまえば
これから先「おめでとう」を定期的に頂ける
サイクルにはまり込むことができるんですよね。
結婚して「おめでとう」
子供が生まれて「おめでとう」
その子供が入学して「おめでとう」
そして進学、就職、その子が結婚
孫が生まれて、その子も入学、進学……と
まるで永久機関のように、この先ずーっと
「おめでとう」と言ってもらえるのですよ。
もちろん結婚したからといって子宝に恵まれるとは限りませんし
その子宝も、店主のような孫の顔も見せない穀潰しになる
可能性も無きにしも非ずですが【爆】

もちろん、結婚や子供というのが必ずしも
幸福の必須条件ではなく、個人の自由であって
一生独りの幸福だってある、という考えも
おそらくかなり普及してるとは思うのですが、
幸せか不幸せかを決めるのは本人の心のありようだとしても
人に「おめでとう」と言ってもらうことによって
ああ、自分は今ちゃんと幸福なんだと
再確認できるという面もあるかと思います。
でも、いい齢して独りの人生は
本人はちゃんと幸福であるにしても
それを周りの人が祝福してくれるタイミングというのが
見当たらないんですよねぇ。だからやさぐれがちになってしまうのですが。
たぶん、店主がこれから先言ってもらえる「おめでとう」って
このご時世、何年先になるか判りませんが
定年退職の「おめでとう」しか思いつかない……orz
そんなの、結婚した人だって言ってもらえるじゃないの【泣】

けれども、年に一度だけ
どんな人でも必ず
おめでとう、と言ってもらえる日がある。

結婚していても、いなくても
子供がいても、いなくても。

何かを成し遂げたわけではなくても
ただ、その日を迎えられただけで。

お誕生日、おめでとう