ひとりデート@キモノ
2013年12月1日 キモノ
金曜深夜、1時間かけて洗濯物畳み→1週間分のチラシ確認・整理
→たまっていた数日分の家計簿つけをやりました。
それやらないと部屋が片づかなかったし
部屋が片づかないと着付け用スペースが取れなかったので。
コーディネートは既に決まっていたのですが
肝心の現物を用意するため、天袋から衣装ケースをとりだし
中身をすべて引っ張り出して確認したり、
ブツを取り出せたものの、今度は小物が見つからないと
同じく中身全部をひっくり返したり、いやはや。
でも、そのあたふたも全部ひっくるめて楽しいんですよね
キモノでお出かけしようと決めた日の前日。
わくわくしてなかなか寝つけなかったり
しすぎて鼻血吹いたり【爆】 風邪ひいてて粘膜弱ってたんだけどね
これって……店主には身に覚えがないのですけど
いわゆるデートの前日って感じ?
自分の経験の中で一番近いのは敢えて言うならライヴ前日ですが
最近は前日まで普通に仕事だし、てか8月の金曜は
社会人だったら普通に働いてますから【泣】
お目当ては虎屋文庫@赤坂本店での企画展
『和菓子の贈りもの』展、ってちょうど最終日だったんだよねぇ。
別に洋服で見に行ってもよかったんですが
企画的にもぴったりだったし、それにこういうときにでも
キモノを着ていかないと、着る機会が無くなってしまいますので。
お昼は実は最寄駅の永田町駅(赤坂見附と実は同じ)の
エチカフィットで食べるとして、そのオープン見越して
11:00現地着で用意していたはずが、その20分後出発に【汗】
原因は……やはり着付け。特に、本で見ただけで
結び慣れていない、ゆえに構造を理解していない帯結びだと
それだけで1時間近くかかってしまうので、前日練習も必要かと。
これじゃあデート本番で着物も当分無理そうだわ、相手もいないけどw
そのコーディネートはというと、ドゥーブルメゾンの
店主をキモノ地獄に引きずり込んだ【苦笑】チェックのアンサンブルに
ピーコックグリーンというかエメラルドブルーというかの地に
アールデコっぽいバラの模様の入った半幅帯。
普通の帯と違って帯揚げ・帯締めが要らないので
色数・本数を持っていない初心者はそっちの方がいいかも。
羽織を着てれば見える面積は少ないし、しかも帯の結び目も見えない♪
合わせてみるまでは一抹の不安はあったのですが
オーソドックスな感じの着物のいいアクセントになりました。
その上に、写真で紹介したポンチョというかケープというか
キモノに合わせるのに前々から狙ってたんですよね、こういうの
普通に呉服屋でそれ用の買うとけっこう高くついてしまうので。
でも、秋冬物のカタログが届き始めると、今年はどこも
大手だとケープが載っていない、ということはオワコン!?
辛うじて、大判ストールに文字どおり毛(ファー)の付いたようなものなら
扱ってるのですが、それならすでに持っているので
楽天に出してる中小業者を頼るしかありませんでした。
まぁ、意外とたくさん出てたんですけどね、メルトンのケープ
でもディテールでキモノ向けてはないのも交じっていたり。
例えば、ケープ状ではなくて袖が超ベルスリーブなだけなもの
これではキモノの袖は入りません。また、ちゃんとケープなんだけど
袖穴がついてるやつだと、やはりそこから手を出せないのでNG。
それがこのケープは、袖がスリット状になっているところに一目惚れ。
予算よりちょっと出てしまいましたが、バカにならない送料を
ポイントで落とせたのは大きかったです。
本来女性のキモノの場合、上にはおるのは羽織かコートかどちらかなのですが
コートといっても定番の道行のではありませんし、男性の場合は
羽織にインバネス(ホームズさんのコートね)というのはアリなので
ケープならストールの延長上ってことで、まぁOKでしょうw
ただ今回は実験的に、防寒はケープだけでお出かけしてみることに。
一応、着物用のババシャツとモモヒキ買ったんですけどね。
……結論、胴体はキモノスリップだけでも充分でしたが
隙間から入ってくる冷気は厳しいものが、特に日が落ちると【泣】
襟元はフェイクファーのスヌード狙ってるので、それにして
足元も実は五本足ストッキングなんてのを持っているので
それを一枚下に履くだけでも違ってくるだろうと。
でも、袖口からは……アームウォーマー的なのがあればいいんでしょうか。
キモノの場合、8分袖くらいでは見えてしまうのが難点なのですが
はみ出ないギリギリのところまでしてるだけでも違うのかも。
100均でも売ってるだろうし、器用な人なら自分でも編めそうな
見つからなかったら最悪、レッグウォーマーで試してみても……
さて展覧会の方ですが、なかなか面白かったです。
昔の、現代には伝わっていない和菓子とかなども再現されていて
過去の時代のリアルな生活に思いを馳せられる話は大好きです。
せっかく天下の虎屋まで来たので、そこで甘味を
頂いて帰ろうと思ったのですが、ランチを食べたばかりだったうえ
お店の商品を眺めているだけでお腹いっぱい感が募ってしまったので
あえなく断念【泣】
その後、街歩きしようにも寄り道できるようなお店も見つからず
とりあえず、事前に調べていたご近所のニューオータニ美術館に。
そこで『ロマンティック・バレエ』の企画展がやっているので。
バレエはそれほど興味があるというわけではないのですが
ゼロナイ二次やろうと思ってた際には外せないテーマだったし
ロマンティック・バレエとなればなおさら。
(バレリーナ・フランソワーズを語る上で
『ジゼル』は外せない演目でしょう)
それに、本とは違って企画展は一期一会の巡り会わせなので
ちょっとでも面白そうだと思ったら、行っておかないと。
こっちもなかなかじっくりと見せていただきました。
現在では伝わっていなかったり、残っていても
上演が稀な演目の資料とかも参考になるかもしれませんし。
そろそろようやく小腹も空いてきて、お出かけの際には
ランチだけでなくティータイムも大切な楽しみ。
せっかくなので、高級ホテルでさっき楽しめなかったお汁粉をw
値段はどっちも同じくらいでしたが……餅が小っちぇぇ【泣】
たぶん虎屋も同じでしょうけど、実家の正月餅はこの2~3倍。
その1/2~1/3程度のお上品なお餅がたった2つ
でも餡子はたっぷりなので、ひたすらこれだけすくって食べる羽目に。
だったら家からおにぎりかお餅持ってきて
それと一緒に食べても罰が当たらないんじゃなかろうかと。
まぁ、お餅への渇望は1ヶ月後に持ち越すことにして
さすがに一流ホテル、お茶は美味しかったです【涙】
渋みも程よくて、しかもおかわりまで……それであのお代なら納得でした。
たぶん、洋服で来たならそこでお茶しようとは思わなかったかもしれません。
でもキモノ、しかもサテン地のアンサンブルだったので
高級ホテルでも堂々とその場にいられたような気がします。
もちろん足元は実は足袋ソックスだし、その他いろいろ
人を見るのも仕事のうちのホテルパーソンの方々には
足元見られまくってたかもしれませんけれども
「それがどうした!文句があるか」と言えるくらいの自信を
店主に与えてくれるようなものだと思います、キモノって。
就活やってたときも、よくスーツで堂々と
私服では行けなさそうなところに寄り道してましたが【笑】
キモノを着ていくことで行動範囲が広がるというのであれば
これからも、せめて月に一度くらいは
いろいろ手間暇かかりますがひとりデート、楽しんでいきたいです。
普段着で行くのとやっぱりテンションも違いますし
それもやっぱり“デート”ってことですよね?
次は初詣で、かな。だったら花園神社とかw
→たまっていた数日分の家計簿つけをやりました。
それやらないと部屋が片づかなかったし
部屋が片づかないと着付け用スペースが取れなかったので。
コーディネートは既に決まっていたのですが
肝心の現物を用意するため、天袋から衣装ケースをとりだし
中身をすべて引っ張り出して確認したり、
ブツを取り出せたものの、今度は小物が見つからないと
同じく中身全部をひっくり返したり、いやはや。
でも、そのあたふたも全部ひっくるめて楽しいんですよね
キモノでお出かけしようと決めた日の前日。
わくわくしてなかなか寝つけなかったり
しすぎて鼻血吹いたり【爆】 風邪ひいてて粘膜弱ってたんだけどね
これって……店主には身に覚えがないのですけど
いわゆるデートの前日って感じ?
自分の経験の中で一番近いのは敢えて言うならライヴ前日ですが
最近は前日まで普通に仕事だし、てか8月の金曜は
社会人だったら普通に働いてますから【泣】
お目当ては虎屋文庫@赤坂本店での企画展
『和菓子の贈りもの』展、ってちょうど最終日だったんだよねぇ。
別に洋服で見に行ってもよかったんですが
企画的にもぴったりだったし、それにこういうときにでも
キモノを着ていかないと、着る機会が無くなってしまいますので。
お昼は実は最寄駅の永田町駅(赤坂見附と実は同じ)の
エチカフィットで食べるとして、そのオープン見越して
11:00現地着で用意していたはずが、その20分後出発に【汗】
原因は……やはり着付け。特に、本で見ただけで
結び慣れていない、ゆえに構造を理解していない帯結びだと
それだけで1時間近くかかってしまうので、前日練習も必要かと。
これじゃあデート本番で着物も当分無理そうだわ、相手もいないけどw
そのコーディネートはというと、ドゥーブルメゾンの
店主をキモノ地獄に引きずり込んだ【苦笑】チェックのアンサンブルに
ピーコックグリーンというかエメラルドブルーというかの地に
アールデコっぽいバラの模様の入った半幅帯。
普通の帯と違って帯揚げ・帯締めが要らないので
色数・本数を持っていない初心者はそっちの方がいいかも。
羽織を着てれば見える面積は少ないし、しかも帯の結び目も見えない♪
合わせてみるまでは一抹の不安はあったのですが
オーソドックスな感じの着物のいいアクセントになりました。
その上に、写真で紹介したポンチョというかケープというか
キモノに合わせるのに前々から狙ってたんですよね、こういうの
普通に呉服屋でそれ用の買うとけっこう高くついてしまうので。
でも、秋冬物のカタログが届き始めると、今年はどこも
大手だとケープが載っていない、ということはオワコン!?
辛うじて、大判ストールに文字どおり毛(ファー)の付いたようなものなら
扱ってるのですが、それならすでに持っているので
楽天に出してる中小業者を頼るしかありませんでした。
まぁ、意外とたくさん出てたんですけどね、メルトンのケープ
でもディテールでキモノ向けてはないのも交じっていたり。
例えば、ケープ状ではなくて袖が超ベルスリーブなだけなもの
これではキモノの袖は入りません。また、ちゃんとケープなんだけど
袖穴がついてるやつだと、やはりそこから手を出せないのでNG。
それがこのケープは、袖がスリット状になっているところに一目惚れ。
予算よりちょっと出てしまいましたが、バカにならない送料を
ポイントで落とせたのは大きかったです。
本来女性のキモノの場合、上にはおるのは羽織かコートかどちらかなのですが
コートといっても定番の道行のではありませんし、男性の場合は
羽織にインバネス(ホームズさんのコートね)というのはアリなので
ケープならストールの延長上ってことで、まぁOKでしょうw
ただ今回は実験的に、防寒はケープだけでお出かけしてみることに。
一応、着物用のババシャツとモモヒキ買ったんですけどね。
……結論、胴体はキモノスリップだけでも充分でしたが
隙間から入ってくる冷気は厳しいものが、特に日が落ちると【泣】
襟元はフェイクファーのスヌード狙ってるので、それにして
足元も実は五本足ストッキングなんてのを持っているので
それを一枚下に履くだけでも違ってくるだろうと。
でも、袖口からは……アームウォーマー的なのがあればいいんでしょうか。
キモノの場合、8分袖くらいでは見えてしまうのが難点なのですが
はみ出ないギリギリのところまでしてるだけでも違うのかも。
100均でも売ってるだろうし、器用な人なら自分でも編めそうな
見つからなかったら最悪、レッグウォーマーで試してみても……
さて展覧会の方ですが、なかなか面白かったです。
昔の、現代には伝わっていない和菓子とかなども再現されていて
過去の時代のリアルな生活に思いを馳せられる話は大好きです。
せっかく天下の虎屋まで来たので、そこで甘味を
頂いて帰ろうと思ったのですが、ランチを食べたばかりだったうえ
お店の商品を眺めているだけでお腹いっぱい感が募ってしまったので
あえなく断念【泣】
その後、街歩きしようにも寄り道できるようなお店も見つからず
とりあえず、事前に調べていたご近所のニューオータニ美術館に。
そこで『ロマンティック・バレエ』の企画展がやっているので。
バレエはそれほど興味があるというわけではないのですが
ゼロナイ二次やろうと思ってた際には外せないテーマだったし
ロマンティック・バレエとなればなおさら。
(バレリーナ・フランソワーズを語る上で
『ジゼル』は外せない演目でしょう)
それに、本とは違って企画展は一期一会の巡り会わせなので
ちょっとでも面白そうだと思ったら、行っておかないと。
こっちもなかなかじっくりと見せていただきました。
現在では伝わっていなかったり、残っていても
上演が稀な演目の資料とかも参考になるかもしれませんし。
そろそろようやく小腹も空いてきて、お出かけの際には
ランチだけでなくティータイムも大切な楽しみ。
せっかくなので、高級ホテルでさっき楽しめなかったお汁粉をw
値段はどっちも同じくらいでしたが……餅が小っちぇぇ【泣】
たぶん虎屋も同じでしょうけど、実家の正月餅はこの2~3倍。
その1/2~1/3程度のお上品なお餅がたった2つ
でも餡子はたっぷりなので、ひたすらこれだけすくって食べる羽目に。
だったら家からおにぎりかお餅持ってきて
それと一緒に食べても罰が当たらないんじゃなかろうかと。
まぁ、お餅への渇望は1ヶ月後に持ち越すことにして
さすがに一流ホテル、お茶は美味しかったです【涙】
渋みも程よくて、しかもおかわりまで……それであのお代なら納得でした。
たぶん、洋服で来たならそこでお茶しようとは思わなかったかもしれません。
でもキモノ、しかもサテン地のアンサンブルだったので
高級ホテルでも堂々とその場にいられたような気がします。
もちろん足元は実は足袋ソックスだし、その他いろいろ
人を見るのも仕事のうちのホテルパーソンの方々には
足元見られまくってたかもしれませんけれども
「それがどうした!文句があるか」と言えるくらいの自信を
店主に与えてくれるようなものだと思います、キモノって。
就活やってたときも、よくスーツで堂々と
私服では行けなさそうなところに寄り道してましたが【笑】
キモノを着ていくことで行動範囲が広がるというのであれば
これからも、せめて月に一度くらいは
いろいろ手間暇かかりますがひとりデート、楽しんでいきたいです。
普段着で行くのとやっぱりテンションも違いますし
それもやっぱり“デート”ってことですよね?
次は初詣で、かな。だったら花園神社とかw
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