ども、お久しぶりでございます。
疫病神からの電話の一件がひと段落(問題の先送りともいう)
したのも束の間、仕事の研修の方がいよいよ
佳境に入ってまいりまして、実際に図面を引いて
見出しや写真の大きさを決めたり
記事を行数に合うように置いたりと
数量感覚がまるでない店主は毎日悪戦苦闘しております。
これでプライヴェートの問題抱えたままだったら
とてもじゃないけど締切に間に合わないんじゃないかと【泣】
ここはやはり、オトコを断って仕事に生きないと。
といっても、一難去ってまた一難
でも、今度の疫病神は自分の弱さなんですけどね……
着付け教室第2回、まーったく家で復習してきませんでした。
というのも、一般に着るのに半畳あればいいと言われていますが
その半畳すら今の店主のワンルームにはございません。
早い話が、畳んでいない洗濯物などで散らかり放題
片づけてもまた数日後には山になっているわけで
それを撤去して着物を広げて、という時間も気力もありませんでした。
なので、まず長襦袢の左右の襟を合わせて開くところでつまづくorz
まぁ、それでもなんとか着物をおはしょりして
伊達締めをしめるところ思い出すことができました。
今日は帯(名古屋帯)の締め方。
教わったのはだいたいの手順で、それを家で復習して
やり方を“手”で覚えてこないことには次回は始まらなさそうです。
しかも袋帯も作っちゃいましたしね。半幅も持ってますし
それらもまたそれでやり方違いますから、全部まとめて覚えないと。
そして――着付け教室が終わった後が魔の時間帯
これを目当てにわざわざきもの屋は店員1人を1.5時間も仕事から外して
無料で着つけ教室なんてやってるわけですよ、
お客さまを店へと足へ運ばせるために。
そして来たからには手ぶらで帰らせないという……
またも買わされてしまいました、店主【泣】
最初に勧められたのは、初めて買った『ドゥーブル・メゾン』の新作
黒のレースというか、透かし編みというのではないのですが
中の白が透けて見えて、でも遠くからはプリント感覚というもの。
そして裾には同じく黒でベロアがあしらわれています。
まぁ、同じ黒でも肌映りのいい黒なのは認めますが
なんか凝りすぎちゃってて嫌なんだよなぁ。
まず裾のベロア要らない。それが舞妓さんの着物の裾の綿入れみたいに
着姿を落ち着かせる効果があるのはわかりますけれども。
それに、透かしってのもなぁ……だったら黒地に白のプリントで充分。
こういうのってオリーブ少女が好きそうなこだわりですけど
地味な店主の場合、着てると頑張りすぎちゃって痛そうに
見えてしまいそうで、というのは自意識過剰でしょうか。
ということで、今回は頑張りました
「イメージじゃない」とぴしゃりと。
妥協しちゃうと、そこが嫌になって着なくなってしまい
タンスの肥やしになったまま、傷まないから捨てようがないという
一番もったいない結果になってしまうというのが経験上判ってますので。
そういう洋服を実家に置いたまま出て行ったんですけどね。
また、「今回これだけでも」と出されたのが真っ赤な襦袢地。
長襦袢といえば赤!というのが店主の勝手なイメージでした
実際売ってるのはピンクとかクリーム色とかのパステルカラーですが。
でも、そういうまるで“お女郎のような”襦袢って
実はめったに入ってこないとのこと。
それがこのたび、まさにそんなイメージの赤が来たとのことですが
柄がね……ベルとハートというファンシーなクリスマス仕様。
ちょーっと可愛すぎやしない?真っ赤な襦袢というからには
昔ながらのザ・和柄なやつがどうせだったら欲しいのに……
と、いったんは一期一会で手が伸びそうになった浪費家な自分を
もう一人の吝嗇家の自分が何とか押しとどめました。
そういう妥協した点が嫌になる可能性もあるし
これから先、自分がまさに欲しかったものが見つかっても
すでに同じような、でも決定的に違うそれが足枷になって
買うに買えないということだってあるかもしれない。
もし見つからなくても、それはそれで仕方のないこと……
でも、どっかで見かけたような気がするんですよねぇ
ネット上だということは確かなのですが。
その可能性に賭けて、こっちもお断りしました。
なのに――何を買ってしまったかというと
前回の『お召』に引き続き、今度は結城紬
はい、栃木(~茨城の県境地帯)が誇る伝統工芸品です。
もちろん高級品。しかもぜんまいの超貴重な繊維が織り込まれていて
それが節っぽい感じにいい味を出しているというなかなか渋いもの。
普段のお出かけ着物を究めたい店主にとっては
「いつかは大島紬」なのですが、それと双璧をなす
結城に手を出してしまったからには
大島に手が届くのは予想以上に早くなってしまいそうな……
もちろん、本物の結城紬にしてはお手頃価格ではありましたが
それも喩えるなら「定価¥10,000の3割引き」みたいなものですけどね。
色は海老茶、というか臙脂色だそうで
それに赤系の更紗の裏地という『裏勝り』仕様。
こういう凝り方は大好きなんですよねw
あからさまなのは痛いだけですが、判る人には判る、というのは。
でも表地はあくまで渋く、齢をとっても着られそうな。
洋服感覚のきものでは元を取ろうと思うと
そうとう着倒さなければなりませんが、これだったら
前回のお召もそうですが、コスパとしてはお得かも。
その代わり、帯が一生は使えないものばかりになりそうですけどね。
それで……組んでしまいました24回ローン、ご奉仕価格の帯とセットで。
すでに風通の帯やら正絹の長襦袢やら、お召の着物やら
やはり24回払いで組んでしまっているのですが
その上に、なんとか追加分は1万以内に抑えましたが
これで前職時代に積み立てに回していた分は
全部着物の支払いに消えます。
月収天引き前でも1割以上はローンの支払い……
これでやっていけるんでしょうか、31歳契約社員【泣】
2年はへたすりゃ貯蓄は無理ということ
もちろん、それだってその間はクビにならないというのが
最大の前提条件ですよね。そんなこと普通気にしないとは思いますが
1年そこそこでクビになった店主としては、やはり引っかかってしまうもの。
なのになぁ……何で買っちゃうんだよ、分割払いで。
――着つけ教室は次回、来月でお終い
買っちゃうんでしょうねぇ、またもや【涙】
残っているのは、ボーナス2回払いの残り5万×2程度
その上限を使い切るつもりで行くしかないですね。
母から「勧められても買うんじゃないよ」と釘を刺されたというのに。
さて、赤の襦袢の続きですが
ネットをあさっていたらありました、上記写真のブツ。
ただしポリエステルの洗えるもの、道理でお店に入ってこないわけだわ。
検索かけても出てくる柄は同じようなもので
流通しているのはそれだけなんでしょうねぇ。
中には「四十八手」(相撲じゃない方;爆)の柄なんてのもあったり
ここまで裏勝りだとファンキーですらありますね。
そんなわけで最初の趣旨とは違ってしまいましたが
細かい市松柄はここしかなかったので、サイズを指定して
現在、店主のカートに保存してあります。
買うか買わないかはまた後で決めればいいだけですし
普段のよそいき用だったらポリでもまぁ大丈夫でしょう。
ただ、サイズがセミオーダーでLサイズとしか指定しようがないので
手持ちのきものと合うか合わないかは届いてみてからのお楽しみですが
プレタのLも一枚持ってますし、もし合わなかったら
今度はその店でそれに合わせた着物を作ってもらえばいいだけのこと。
……なんだか、きもののために働いているような気が。
でも、恋のドレイになるよりかはよっぽどマシかと。
疫病神からの電話の一件がひと段落(問題の先送りともいう)
したのも束の間、仕事の研修の方がいよいよ
佳境に入ってまいりまして、実際に図面を引いて
見出しや写真の大きさを決めたり
記事を行数に合うように置いたりと
数量感覚がまるでない店主は毎日悪戦苦闘しております。
これでプライヴェートの問題抱えたままだったら
とてもじゃないけど締切に間に合わないんじゃないかと【泣】
ここはやはり、オトコを断って仕事に生きないと。
といっても、一難去ってまた一難
でも、今度の疫病神は自分の弱さなんですけどね……
着付け教室第2回、まーったく家で復習してきませんでした。
というのも、一般に着るのに半畳あればいいと言われていますが
その半畳すら今の店主のワンルームにはございません。
早い話が、畳んでいない洗濯物などで散らかり放題
片づけてもまた数日後には山になっているわけで
それを撤去して着物を広げて、という時間も気力もありませんでした。
なので、まず長襦袢の左右の襟を合わせて開くところでつまづくorz
まぁ、それでもなんとか着物をおはしょりして
伊達締めをしめるところ思い出すことができました。
今日は帯(名古屋帯)の締め方。
教わったのはだいたいの手順で、それを家で復習して
やり方を“手”で覚えてこないことには次回は始まらなさそうです。
しかも袋帯も作っちゃいましたしね。半幅も持ってますし
それらもまたそれでやり方違いますから、全部まとめて覚えないと。
そして――着付け教室が終わった後が魔の時間帯
これを目当てにわざわざきもの屋は店員1人を1.5時間も仕事から外して
無料で着つけ教室なんてやってるわけですよ、
お客さまを店へと足へ運ばせるために。
そして来たからには手ぶらで帰らせないという……
またも買わされてしまいました、店主【泣】
最初に勧められたのは、初めて買った『ドゥーブル・メゾン』の新作
黒のレースというか、透かし編みというのではないのですが
中の白が透けて見えて、でも遠くからはプリント感覚というもの。
そして裾には同じく黒でベロアがあしらわれています。
まぁ、同じ黒でも肌映りのいい黒なのは認めますが
なんか凝りすぎちゃってて嫌なんだよなぁ。
まず裾のベロア要らない。それが舞妓さんの着物の裾の綿入れみたいに
着姿を落ち着かせる効果があるのはわかりますけれども。
それに、透かしってのもなぁ……だったら黒地に白のプリントで充分。
こういうのってオリーブ少女が好きそうなこだわりですけど
地味な店主の場合、着てると頑張りすぎちゃって痛そうに
見えてしまいそうで、というのは自意識過剰でしょうか。
ということで、今回は頑張りました
「イメージじゃない」とぴしゃりと。
妥協しちゃうと、そこが嫌になって着なくなってしまい
タンスの肥やしになったまま、傷まないから捨てようがないという
一番もったいない結果になってしまうというのが経験上判ってますので。
そういう洋服を実家に置いたまま出て行ったんですけどね。
また、「今回これだけでも」と出されたのが真っ赤な襦袢地。
長襦袢といえば赤!というのが店主の勝手なイメージでした
実際売ってるのはピンクとかクリーム色とかのパステルカラーですが。
でも、そういうまるで“お女郎のような”襦袢って
実はめったに入ってこないとのこと。
それがこのたび、まさにそんなイメージの赤が来たとのことですが
柄がね……ベルとハートというファンシーなクリスマス仕様。
ちょーっと可愛すぎやしない?真っ赤な襦袢というからには
昔ながらのザ・和柄なやつがどうせだったら欲しいのに……
と、いったんは一期一会で手が伸びそうになった浪費家な自分を
もう一人の吝嗇家の自分が何とか押しとどめました。
そういう妥協した点が嫌になる可能性もあるし
これから先、自分がまさに欲しかったものが見つかっても
すでに同じような、でも決定的に違うそれが足枷になって
買うに買えないということだってあるかもしれない。
もし見つからなくても、それはそれで仕方のないこと……
でも、どっかで見かけたような気がするんですよねぇ
ネット上だということは確かなのですが。
その可能性に賭けて、こっちもお断りしました。
なのに――何を買ってしまったかというと
前回の『お召』に引き続き、今度は結城紬
はい、栃木(~茨城の県境地帯)が誇る伝統工芸品です。
もちろん高級品。しかもぜんまいの超貴重な繊維が織り込まれていて
それが節っぽい感じにいい味を出しているというなかなか渋いもの。
普段のお出かけ着物を究めたい店主にとっては
「いつかは大島紬」なのですが、それと双璧をなす
結城に手を出してしまったからには
大島に手が届くのは予想以上に早くなってしまいそうな……
もちろん、本物の結城紬にしてはお手頃価格ではありましたが
それも喩えるなら「定価¥10,000の3割引き」みたいなものですけどね。
色は海老茶、というか臙脂色だそうで
それに赤系の更紗の裏地という『裏勝り』仕様。
こういう凝り方は大好きなんですよねw
あからさまなのは痛いだけですが、判る人には判る、というのは。
でも表地はあくまで渋く、齢をとっても着られそうな。
洋服感覚のきものでは元を取ろうと思うと
そうとう着倒さなければなりませんが、これだったら
前回のお召もそうですが、コスパとしてはお得かも。
その代わり、帯が一生は使えないものばかりになりそうですけどね。
それで……組んでしまいました24回ローン、ご奉仕価格の帯とセットで。
すでに風通の帯やら正絹の長襦袢やら、お召の着物やら
やはり24回払いで組んでしまっているのですが
その上に、なんとか追加分は1万以内に抑えましたが
これで前職時代に積み立てに回していた分は
全部着物の支払いに消えます。
月収天引き前でも1割以上はローンの支払い……
これでやっていけるんでしょうか、31歳契約社員【泣】
2年はへたすりゃ貯蓄は無理ということ
もちろん、それだってその間はクビにならないというのが
最大の前提条件ですよね。そんなこと普通気にしないとは思いますが
1年そこそこでクビになった店主としては、やはり引っかかってしまうもの。
なのになぁ……何で買っちゃうんだよ、分割払いで。
――着つけ教室は次回、来月でお終い
買っちゃうんでしょうねぇ、またもや【涙】
残っているのは、ボーナス2回払いの残り5万×2程度
その上限を使い切るつもりで行くしかないですね。
母から「勧められても買うんじゃないよ」と釘を刺されたというのに。
さて、赤の襦袢の続きですが
ネットをあさっていたらありました、上記写真のブツ。
ただしポリエステルの洗えるもの、道理でお店に入ってこないわけだわ。
検索かけても出てくる柄は同じようなもので
流通しているのはそれだけなんでしょうねぇ。
中には「四十八手」(相撲じゃない方;爆)の柄なんてのもあったり
ここまで裏勝りだとファンキーですらありますね。
そんなわけで最初の趣旨とは違ってしまいましたが
細かい市松柄はここしかなかったので、サイズを指定して
現在、店主のカートに保存してあります。
買うか買わないかはまた後で決めればいいだけですし
普段のよそいき用だったらポリでもまぁ大丈夫でしょう。
ただ、サイズがセミオーダーでLサイズとしか指定しようがないので
手持ちのきものと合うか合わないかは届いてみてからのお楽しみですが
プレタのLも一枚持ってますし、もし合わなかったら
今度はその店でそれに合わせた着物を作ってもらえばいいだけのこと。
……なんだか、きもののために働いているような気が。
でも、恋のドレイになるよりかはよっぽどマシかと。
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