昨日今日と親父が地域の旅行で留守です。
その間、おかんが「女同士でどっか行こう」というのが
今回の長逗留の本当の目的だったりするわけで。
ちょうど、昨日まで2年に一度の栃木の秋祭りだったので
一応地元ですが見に行ったこともなかったので
せっかくなので行ってきました。

栃木市の秋祭りといえば、中心部の各町の豪華な山車が
『蔵の街』と呼ばれる街の大通りを練り歩く
プチ祇園祭的なものを想像していただければよいかと。
ただ、『蔵の街』といっても確かに古い建物は残っていますが
川越や倉敷などのように観光地として賑わっているかというと
……うーん。でも、そんなうらぶれた街が
最も華やぐのがこの秋祭りだといっても過言ではないかと。
昨日も、寒々しいどんよりとした曇り空だというのに
普段はだだっ広いだけで閑散とした大通りが
そこそこ大人数で埋め尽くされていました。
店主のお目当ては同時開催の、最近流行りのB級グルメフェアだったのですが
そこで昼食を調達しなくても充分なだけの屋台も出ていましたし
商工会ブースでは滝●ハムはじめ市内の業者がずらりと出店していました。

山車にはそれぞれ、静御前や劉備玄徳などの人形が乗っていて
(ちなみに関羽、張飛もあって桃園の三兄弟揃い踏みw
これで孔明もあればコンプリートなんだけどなぁ)
母は携帯のカメラで豪華な山車ばかり撮っていましたが
店主の光画部魂がそそられたのは、むしろ山車の先導をする
手古舞姿の女の子たち。(判らなかったらググってみよう)
小学校に上がる前くらいの小さな女の子も
薄化粧でそれぞれの着物に黄八丈のたっつけ袴を身にまとい
錫杖をつきながら山車の前を歩く様子に
普段、他人様にはカメラを向けない主義の店主が
ばしばし撮りまくってしまいました【笑】
だってあれは断りなしに撮っても支障はないでしょうから。
それが中学生くらいになると、銀杏髷のかつらをかぶったり
地毛でアップにしたりと本格的な手古舞姿。
地元の子はいいよなぁとちょっとだけ羨ましくなってしまいました。
また、お囃子は店主の地元のお祭りで聞くのと比べて
けっこうなアップテンポだったのが意外でした。
それはつまり早吹き、早叩きができる技術があるということ。
でも実は、市外(といっても合併で市内になったけど)の
お囃子連を云わば『傭兵部隊』として呼んでいるところもあったのが
驚きでした。いったいどういう繋がりで呼んでいるんでしょうか?

繰り返しになりますが、あれで天気も秋晴れだったら
もっとぱーっと華やいだ雰囲気になったんだろうなぁ。
自分が高校の3年間を過ごした街を悪く言うのも何なんですが
賑わいとしては寂れていく一方の中心部でした。
でも、通りを歩いているとふっと立ち寄りたくなるお店も
たくさんありましたし(連れがいるのでできませんでしたが)
むしろ観光地としては穴場的な感じでいいかもしれませんよ。
(いや、市としては観光で売り出したいんですけどね
でもそういう他力本願なところが地元としてはどうなのか)
最近では映画やドラマのロケ招致にも力を入れていますし
東京からも遠くはないので、お暇なら一度来てみてください♪
次のお祭りは再来年の2014年ですよ~
スポット情報

コメント

loving-c.
loving-c.
2012年11月12日14:42

栃木文化会館での谷山さんのコンサートに行ったことがあります。
また、栃木刑務所(女子刑務所です)を参観したこともあります。

蛟 游茗
2012年11月12日23:32

栃木の文化会館のステージには実は店主も立ったことがあります!
といっても店主は小ホール、もちろん谷川さんは大ホールですけどね。
地元高校で演劇をやっていたので、何度かお世話になりました。
栃木刑務所も、女子刑務所は全国でも数が少ないので
ドキュメンタリーなどでたびたび取り上げられているようです。
それらからちょっと足を延ばせば『蔵の街』ですので
次に来られる機会があればぜひ見るだけでも見てやってください。
巴波川には鯉もいますよw

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