一人暮らしを始めてから、すっかり2時間ドラマ好きになってしまいました。
王道の旅情ミステリーにはあまり興味は無いのですが
最近では人気作家の小説やベストセラーの映像化も多いですし
上川隆也やササクラ氏など店主の好きな世代の役者さんが
各局でシリーズを持つようになったというのも理由の一つでもあります。
もともと『相棒』だって土ワイでしたし
推理もの好きとしては、その延長上でというのもありましたが
あまり若い娘の見るものでもないですし
実家では親の眼をはばかっていましたが
その点、一人暮らしだったらね♪

まぁ、そんなわけですが
寺脇さんが出てるってだけで見てしまうなんて
どんだけ“薫ちゃん”が足りてないんだ【苦笑】
というわけで見てました、TBS・月曜ゴールデン
『守護神・ボディーガード進藤輝』
寺脇さん演じる進藤は「物腰が柔らか」というか
誰に対しても敬語なんですよね。
って絶対右京さん意識してるだろ。
その設定を決めたのは制作陣であり脚本家なんでしょうけど
演じる上で寺脇さんが水谷さんを意識しなかったはずがない。
もちろんシーズン5『監禁』のような右京さんモノマネではなく
寺脇さんなりに消化したうえなんだと思うけど……
でも絶対、見てる側とすればかぶりますよね
その辺は確信犯じゃないんでしょうか。

さて、そこまで重なるのならやっぱりキャストも探してしまうもの。
というわけで、同じ劇団&事務所の先輩でもある小倉久寛さんは
シーズン4『桜田門内の変』の驫木警部だし
ボディーガードの後輩の柏原弟はシーズン6の元旦SPで
特命係がカシオペアで北海道まで送り届けた証人
依頼人役の原沙知絵さんは右京さんの“姪”の杉下花
しかも、ボディーガードの一番下っ端の彼
どこかで見たことがあると思ったら、最後のクレジットで気づきました
シーズン1『目撃者』の小学生!! うわぁ、大きくなったなぁ。
でもそれは同時に、あれからずいぶん長い時間が経ったということ
もう10年前だよ……立派な役者さんにもなるわけだ。
ここまでキャストがかぶると、現場や楽屋で
『相棒』トークしててほしいな、というのは
ファンの勝手な願望でしょうか?
寺脇さん以外はみんなゲスト出演ではありますが
芸能界にもファンは多いですし、中には
自分を出してくれと売り込んだ例もあるようですから。

さてさて、そんなわけで『相棒』卒業後の寺脇さんを
追い続けているといっても過言ではない店主ですが
やっぱり“青年刑事”亀山巡査部長からは一皮むけた感じがしますね。
年齢が年齢ですし、今回の役なんて特にそうですが
次第に右京さんサイドに近づきつつあるのかなと。
そういえば水谷さんだって『傷だらけの天使』では
ショーケンの弟分役だったわけですし
だったらそろそろ、寺脇さんが兄貴分というか
右京さんのように、若き熱血刑事の手綱を締めるような
そんな新たなバディもののシリーズが見てみたいですね。
それこそが『相棒』を卒業した意味だと思うので。

コメント

日記内を検索