Lover<Buddy?

2012年3月3日 City Hunter
CHカテゴリーが続きますが
今回のはもう半年近く暖めて、というかタイミングを逃し続けてきたネタ。
半年前といいますと、ちょうどルパン三世展を見に行ったあたり
世間じゃタイバニ真っ盛り【笑】
『ススキノ探偵』の映画が封切になったのもその頃ですね
あれがもうDVD化されてしまいましたが。

これらのものに共通するのがmale bond=男の友情ってやつですな。
そんじょそこらの女には割って入れない
もちろん女同士の友情など敵いっこない
店主、女で女の子が活躍する話が大好きですが
一方で男同士の絆というものに嫉妬めいた憧れも抱いていました。
それを自分の中で充足させる方法の一つが
男と女の相棒関係」という図式でした。
これにCHほどぴったりハマる元ネタはない【爆】
でも……それを最後までちゃんと描き切れてるかというと
微妙なんですよねぇ、結局いつのまにか
二人の恋愛関係にすり替えられてしまっているような。
確かに撩と香のパートナーとしての関係と恋愛感情は
ストーリーとして連動してはいるのですが
最後に決着がついたのは「恋人」として、ですよね?
なので、相棒としての二人に決着をつけさせたい店主は
その後『Count Down to Denounment』『closer by closer』と
長々と長編を書く羽目に。でもまだ自分の中で
ゴールには辿り着いていないんですよ【泣】

香だってそりゃ女の子だから
撩に女扱いされて嬉しくないはずがない。
でもいつかどこかで気づいてしまうはず
自分が本当に求めているのはこんなものじゃないと。
だからあの最終回は彼女にとってのスタート、というか
再スタートだったのかもしれない
撩にとってはゴールでも【苦笑】
もし仮に、撩の相棒か恋人かどちらかを選ぶしかないとしたら
店主の中の香は間違いなく相棒を選ぶでしょうね。
少なくとも、ウチの二人の関係は基本的に『パートナー』であり
『恋人同士』というのはその中に内包されている一側面であり
二人の一部に過ぎないという感じかと。
まぁ、それは大いに店主自身の願望なんでしょうけどね
そういう性別を超えた対等な関係が理想だという。

香にとってのライバルは、麗香やかすみちゃん、冴子姐さんではなく
実はミックや槇兄、そしてラスボスは海原なのかもしれません。
彼女が求めているのは「女性として一番身近な存在」ではなく
「男をひっくるめて全世界で一番撩に近い存在」なんですから。

====================================

定点観測upしました。

コメント

日記内を検索