これは毎回見てしまう
2011年12月10日 アニメ・マンガ
普通、映画なんて一回見てしまえばいいだろうと
ビデオに録って見たらどんどん重ね撮り
HDDだと満杯になったらどんどん消していく店主ですが
これだけはテレビでやるたびに毎回見てしまいます、
まるでそれを自分に課しているかのように。
今年なんて忘年会の二次会サボってラピュタでした【爆】
それだけ店主にとって一番好きなアニメ
否、一番好きな映画なのかもしれません。
もうとにかくいいっ!
シーンの段取りがすべて頭に入っていても見てしまう
むしろすべてのシーンが名場面といっていいくらい。
あとは初期宮崎な冒険活劇ですよね。
最近はすっかり巨匠になっちまって
作る映画もそれなりにお上品になっちまいましたが
漫画的なオーバーアクションだったり
ドーラ一家vs親方の力比べのようなコミカルなシーンだったり
あと、モブシーン!!
名探偵ホームズの犬のおまわりさんだったり
(潜水艦の回のモブは特に秀逸!)
カリ城の人間のおまわりさんだったり
店主の中で手塚治虫に並ぶモブの巨匠認定です【笑】
ラピュタ好きにとっては、またこういう映画を作ってほしいというのは
今でも抱き続けている願いではありますが、
『カリオストロの城』を見てしまうと
ラピュタの方が「カリ城っぽい映画」だということに
気づかされてしまったというか
おそらく上海亭のオヤジ【笑】がカリ城でできなかったことを
ぶつけたのがこの『天空の城ラピュタ』だったのでは。
財宝の鍵を握る少女、その財宝をある意味で彼女ごと狙う悪漢
少女を救おうとするヒーロー、という構図はどっちも同じ。
でもカリ城はあくまでルパン三世の劇場版
いくらクラリスが監督のお気に入りだろうとも
ゲストの枠からはみ出してはいけないし
そもそもルパフジが大前提としてあるわけで、
せいぜいできることといったら不二子に
「恋人だったこともあったかしら」と言わせることや
ルパンにクラリスの心を盗ませることぐらい。
だったら、オリジだったら二人をくっつけられるだろうと。
……判ります、判りますそれ
やはり二次とオリジナル両方やってる人間としては。
二次やってるとときどき、原作の設定がうざったくなるんですよねぇ。
あと、先日声優ネタの番組を見たせいか
はたまた金ローのジブリ特集の宣伝が主役の声フィーチャーのせいか
パズーの声に思わず注目ならぬ“注耳”して見てしまいました。
田中真弓の当たり役はクリリンでもなければルフィでもない
やっぱりパズーだろ【轟爆】
とあるインタビューで七色ならぬ「二色の声」と
ご自分でも仰っていましたが
確かにクリリンもきり丸もパズーも同じ声っちゃ同じ声
あとははに丸みたいに少し高いか
(教育テレビネタだと若い子は知らないか。
というか、年上の人も判らないかもしれない
自分もにこぷんの後釜はよく知らないし)
でもパズーはクリリンやルフィとは全く違う
後者二人は少年マンガだからはちゃめちゃなんだけど
パズーは等身大の少年ですよね。
そんな彼が大好きなシータを守るために少しずつ大人になっていく
そのプロセスに今回なぜかしみじみきてしまいました。
こういう上から目線は自分が大人になってしまったせいか【泣笑】
あとはやっぱりラヴ要素ですよねw
といっても月9みたいに恋愛そのものをうだうだと、というストーリーは
興味のない人間にとって退屈でたまらないのですが
『恋と冒険』というかどストレートな「好きっ!」は
見ていて思わず応援したくなります、
たとえファンタジーにすぎなくても、いや、ファンタジーだからこそ。
でもなぁ……あの頃の上海亭のオヤジは良かった【泣】
声優が出てる頃のジブリの方が名作だったと思いません?
来週のアリエッティは見る気がしませんもの。
『ジブリ』『宮崎駿』が一つのブランドになっちゃったというか
小さくまとまっちゃったというか。
あと、スタジオといいながらも結局は上海亭のオヤジの
個人商店に過ぎないところも、なんだかなぁ。
自身はプロデューサーとして若手を起用することもありますが
逆にそれで潰されている感もないようなあるような……
『スマイリー』こと近藤喜文氏だったら
いつか宮崎監督とは違った世界を描いてくれるんじゃないかと
期待していたのですが、47歳の若さで帰らぬ人に。
それで結局は息子しかポスト宮崎がいないなんて
潰れかけの中小企業かといいたいところですが
それもそうだ、だって『上海亭』だもん【激爆】
なので個人的には高畑勲監督の次回作が早く見たいところ。
ラピュタのセリフに、人は地を離れては生きていけない
というのがありましたが、宮崎監督はむしろ離れっぱなし【笑】
ひたすら空を飛ぶことにこだわってますからねぇ。
一方で「地に足のついた」という形容詞が似合うのは
高畑氏の方なんじゃないでしょうか。
知名度では上海亭のオヤジには敵わないものの
そのオヤジがアニメーターとして尊敬する人物なんですから。
でも『ホーホケキョ となりの山田くん』好きでしたけどねぇ。
この人の『おもひでぽろぽろ』がその後のジブリの
俳優期用のきっかけになったともいえますが
それだって、あのリアルな世界観だからこそ
声優よりも顔出しの俳優の方が合っていたわけですし
(ギバちゃんなんかまんまおんなじ顔でしたし)
宮崎監督の方はむしろそういった世界観から
かけ離れてると思うんですけどね。
いやはや、今後のジブリに期待できないようなので
ラピュタのもう一つの源流ともいえる『未来少年コナン』
今度見てみようかしら。
でもテレビシリーズだから長いんだよなぁ
NHKアーカイブスで見れるだろうか。
ビデオに録って見たらどんどん重ね撮り
HDDだと満杯になったらどんどん消していく店主ですが
これだけはテレビでやるたびに毎回見てしまいます、
まるでそれを自分に課しているかのように。
今年なんて忘年会の二次会サボってラピュタでした【爆】
それだけ店主にとって一番好きなアニメ
否、一番好きな映画なのかもしれません。
もうとにかくいいっ!
シーンの段取りがすべて頭に入っていても見てしまう
むしろすべてのシーンが名場面といっていいくらい。
あとは初期宮崎な冒険活劇ですよね。
最近はすっかり巨匠になっちまって
作る映画もそれなりにお上品になっちまいましたが
漫画的なオーバーアクションだったり
ドーラ一家vs親方の力比べのようなコミカルなシーンだったり
あと、モブシーン!!
名探偵ホームズの犬のおまわりさんだったり
(潜水艦の回のモブは特に秀逸!)
カリ城の人間のおまわりさんだったり
店主の中で手塚治虫に並ぶモブの巨匠認定です【笑】
ラピュタ好きにとっては、またこういう映画を作ってほしいというのは
今でも抱き続けている願いではありますが、
『カリオストロの城』を見てしまうと
ラピュタの方が「カリ城っぽい映画」だということに
気づかされてしまったというか
おそらく上海亭のオヤジ【笑】がカリ城でできなかったことを
ぶつけたのがこの『天空の城ラピュタ』だったのでは。
財宝の鍵を握る少女、その財宝をある意味で彼女ごと狙う悪漢
少女を救おうとするヒーロー、という構図はどっちも同じ。
でもカリ城はあくまでルパン三世の劇場版
いくらクラリスが監督のお気に入りだろうとも
ゲストの枠からはみ出してはいけないし
そもそもルパフジが大前提としてあるわけで、
せいぜいできることといったら不二子に
「恋人だったこともあったかしら」と言わせることや
ルパンにクラリスの心を盗ませることぐらい。
だったら、オリジだったら二人をくっつけられるだろうと。
……判ります、判りますそれ
やはり二次とオリジナル両方やってる人間としては。
二次やってるとときどき、原作の設定がうざったくなるんですよねぇ。
あと、先日声優ネタの番組を見たせいか
はたまた金ローのジブリ特集の宣伝が主役の声フィーチャーのせいか
パズーの声に思わず注目ならぬ“注耳”して見てしまいました。
田中真弓の当たり役はクリリンでもなければルフィでもない
やっぱりパズーだろ【轟爆】
とあるインタビューで七色ならぬ「二色の声」と
ご自分でも仰っていましたが
確かにクリリンもきり丸もパズーも同じ声っちゃ同じ声
あとははに丸みたいに少し高いか
(教育テレビネタだと若い子は知らないか。
というか、年上の人も判らないかもしれない
自分もにこぷんの後釜はよく知らないし)
でもパズーはクリリンやルフィとは全く違う
後者二人は少年マンガだからはちゃめちゃなんだけど
パズーは等身大の少年ですよね。
そんな彼が大好きなシータを守るために少しずつ大人になっていく
そのプロセスに今回なぜかしみじみきてしまいました。
こういう上から目線は自分が大人になってしまったせいか【泣笑】
あとはやっぱりラヴ要素ですよねw
といっても月9みたいに恋愛そのものをうだうだと、というストーリーは
興味のない人間にとって退屈でたまらないのですが
『恋と冒険』というかどストレートな「好きっ!」は
見ていて思わず応援したくなります、
たとえファンタジーにすぎなくても、いや、ファンタジーだからこそ。
でもなぁ……あの頃の上海亭のオヤジは良かった【泣】
声優が出てる頃のジブリの方が名作だったと思いません?
来週のアリエッティは見る気がしませんもの。
『ジブリ』『宮崎駿』が一つのブランドになっちゃったというか
小さくまとまっちゃったというか。
あと、スタジオといいながらも結局は上海亭のオヤジの
個人商店に過ぎないところも、なんだかなぁ。
自身はプロデューサーとして若手を起用することもありますが
逆にそれで潰されている感もないようなあるような……
『スマイリー』こと近藤喜文氏だったら
いつか宮崎監督とは違った世界を描いてくれるんじゃないかと
期待していたのですが、47歳の若さで帰らぬ人に。
それで結局は息子しかポスト宮崎がいないなんて
潰れかけの中小企業かといいたいところですが
それもそうだ、だって『上海亭』だもん【激爆】
なので個人的には高畑勲監督の次回作が早く見たいところ。
ラピュタのセリフに、人は地を離れては生きていけない
というのがありましたが、宮崎監督はむしろ離れっぱなし【笑】
ひたすら空を飛ぶことにこだわってますからねぇ。
一方で「地に足のついた」という形容詞が似合うのは
高畑氏の方なんじゃないでしょうか。
知名度では上海亭のオヤジには敵わないものの
そのオヤジがアニメーターとして尊敬する人物なんですから。
でも『ホーホケキョ となりの山田くん』好きでしたけどねぇ。
この人の『おもひでぽろぽろ』がその後のジブリの
俳優期用のきっかけになったともいえますが
それだって、あのリアルな世界観だからこそ
声優よりも顔出しの俳優の方が合っていたわけですし
(ギバちゃんなんかまんまおんなじ顔でしたし)
宮崎監督の方はむしろそういった世界観から
かけ離れてると思うんですけどね。
いやはや、今後のジブリに期待できないようなので
ラピュタのもう一つの源流ともいえる『未来少年コナン』
今度見てみようかしら。
でもテレビシリーズだから長いんだよなぁ
NHKアーカイブスで見れるだろうか。
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