なんで今期のドラマは同じようなネタが多いんだろう? その1
2011年9月15日 TV
同一クールで同じジャンルのドラマは
見ないことに決めているんですが、
結局この2つは最後まで見ることになるかと
『アリアドネの弾丸』と『ブルドクター』。
後者は昨日、一足先に最終回を迎えましたが
ドラマ全体の出来となるとやっぱりあっちですかねぇ。
どちらも『死因不明社会』という問題意識が出発点ですが
『ブルドクター』の方はそれに対する解決策が
何でもいいから提示されていない、
あるのは一人の医師の非現実的な活躍だけ。
もちろんAi(死亡時画像診断)というシステムが
実効性があるのかは判りませんが。
しかも『アリアドネの弾丸』、実は原作の方は未読なんですが
こっちは北山参事官の事件までの話ですよね。
一応『松崎事件』というのはバックグラウンドとして出てくるんですが
――何このどこかで聞いたような話。
って店主の地元ですよ。まるっきり地元というわけではないのですが
被害にあった子たちはほぼ同世代でした。
しかも実は事件は1つだけではなかった、というのも
こっそり事実を意識していませんか?
足利事件でもその前後十数年にわたって
足利・太田両市で幼い女の子が殺害、または行方不明になっています。
こっちが連続事件とされなかったのは、両市が隣町ながら
県境をまたいでいるという管轄の違いによるものですが
そういう点でも結末が気になります。
だいたい、プロットの中心が松崎事件に移った途端
甲本雅裕だったり升毅だったり、微妙に豪華な
途中参加にはちょっと贅沢なようなキャストが加わってるのが気になります。
というか、普通のドラマだとわりと胡散くさい役メインですよね【苦笑】
これがただのオトリとは思えないのですが……
はてさて、死因究明制度としてのAiはどれだけ優秀なのか。
ドラマの中でも「実際に切ってみないと判らない」ということは
何度も描かれているように、決して万能ではないでしょうけど
少なくとも今までは見逃されていた不審死を
掘り起こす役割は果たし得るんじゃないでしょうか。
怪しい遺体があれば司法解剖に回せばいいわけですし
警察の検視官がみな倉石@『臨場』ばりの凄腕ならば苦労は無いんですがね。
原作者の海堂氏の出身大学である千葉大をはじめ
今では各地の大学病院でも広がっているようですが
確か、『ブルドクター』の法医学監修も千葉大の先生だったような。
頑張っていますね、千葉大医学部法医学教室。
もしかしたら同じ東京に隣接していながら
監察医制度を持つ神奈川・横浜への対抗意識だったりして。
そして、店主が一番受けたネタは
初回だけ出てきた藤原看護師がハマっている法医学ドラマ
『法医学教室のアリアドネ』【爆】
……そうだよ、この人で法医学といったらねぇ
「旦那さんは刑事」だし。
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定点観測upしました。
見ないことに決めているんですが、
結局この2つは最後まで見ることになるかと
『アリアドネの弾丸』と『ブルドクター』。
後者は昨日、一足先に最終回を迎えましたが
ドラマ全体の出来となるとやっぱりあっちですかねぇ。
どちらも『死因不明社会』という問題意識が出発点ですが
『ブルドクター』の方はそれに対する解決策が
何でもいいから提示されていない、
あるのは一人の医師の非現実的な活躍だけ。
もちろんAi(死亡時画像診断)というシステムが
実効性があるのかは判りませんが。
しかも『アリアドネの弾丸』、実は原作の方は未読なんですが
こっちは北山参事官の事件までの話ですよね。
一応『松崎事件』というのはバックグラウンドとして出てくるんですが
――何このどこかで聞いたような話。
って店主の地元ですよ。まるっきり地元というわけではないのですが
被害にあった子たちはほぼ同世代でした。
しかも実は事件は1つだけではなかった、というのも
こっそり事実を意識していませんか?
足利事件でもその前後十数年にわたって
足利・太田両市で幼い女の子が殺害、または行方不明になっています。
こっちが連続事件とされなかったのは、両市が隣町ながら
県境をまたいでいるという管轄の違いによるものですが
そういう点でも結末が気になります。
だいたい、プロットの中心が松崎事件に移った途端
甲本雅裕だったり升毅だったり、微妙に豪華な
途中参加にはちょっと贅沢なようなキャストが加わってるのが気になります。
というか、普通のドラマだとわりと胡散くさい役メインですよね【苦笑】
これがただのオトリとは思えないのですが……
はてさて、死因究明制度としてのAiはどれだけ優秀なのか。
ドラマの中でも「実際に切ってみないと判らない」ということは
何度も描かれているように、決して万能ではないでしょうけど
少なくとも今までは見逃されていた不審死を
掘り起こす役割は果たし得るんじゃないでしょうか。
怪しい遺体があれば司法解剖に回せばいいわけですし
警察の検視官がみな倉石@『臨場』ばりの凄腕ならば苦労は無いんですがね。
原作者の海堂氏の出身大学である千葉大をはじめ
今では各地の大学病院でも広がっているようですが
確か、『ブルドクター』の法医学監修も千葉大の先生だったような。
頑張っていますね、千葉大医学部法医学教室。
もしかしたら同じ東京に隣接していながら
監察医制度を持つ神奈川・横浜への対抗意識だったりして。
そして、店主が一番受けたネタは
初回だけ出てきた藤原看護師がハマっている法医学ドラマ
『法医学教室のアリアドネ』【爆】
……そうだよ、この人で法医学といったらねぇ
「旦那さんは刑事」だし。
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定点観測upしました。
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