前から悩みの種だったのが、一人で食べに行けるお店が無いこと。
店主だってたまには料理サボって外で食べたいし
1000円くらいまでだったら出せる余裕もないことはない。
でも、そういうお店って一人だと入りづらいところがほとんど
まして近所となると郊外の昔からの住宅街だから
シングルにとって必ずしもフレンドリーじゃなかったりする。

さて、家のベランダから見える位置にあるカフェ
(少なくともCat’s Eyeのような「喫茶店」ではない)
店先に黒板の看板が出てたり、小さいながらもオープン席もあったりと
こんな街にはちょっと不似合いなようなおしゃれな店で、
店主も誰かが遊びに来たら一緒に行こうとは思ってましたが
一人で行こうなんてことは考えてませんでした。
でも何で行ってみようと思ったのかというと
近所に新しいレストランが出来たのがそもそものきっかけ。
そこもやっぱりこの辺には不似合いな感じの店なんですが
店先のメニューを見てみると……ちょっとお高い。
だったらあっちのカフェの方が安かったんじゃないかと。

そんなわけで行ってみました。
さすがにTシャツと短パンでは行きづらかったので着替えていきました。
いかにもカフェな洋楽が流れてたり、本棚になぜか映画のパンフがあったりと
雰囲気はおしゃれなカフェなんですが、
すでにいた先客は近所と思しき人たち。
何しろちょいガテン系なおにーさんたちがジョッキ注文してましたから。
さすがにレストランではないのでフードメニューが
それほど充実しているわけではないのですが、
どうせ月に一回来ればいい方の懐具合ですから。
それに、このお店アルコールも出してまして
ワイン1杯¥500、カクテルだと+もうちょい
これでおつまみを何かつけると夕飯一食分以上軽くしますが
自分としてはそれはそれで意味ある出費じゃないかな。
家で一人で缶チューハイ空けてたって侘しいだけですし
(なのでまだ家飲みってやってないです)

一人で飲みに行ける女性ってかっこいいなと思ってました。
ただ、店主の行動範囲には一人で飲みに行けるお店ってありませんでした。
でもこんな近くにこんな格好のお店があったなんて。
できればお財布が許す範囲で足繁く通えたらなと思っております
お店の人に顔を覚えてもらえるようになれたら。
――いやぁ、あたし結構いいとこ住んでるなぁ。

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