毎年ルパン三世のTVスペシャルといえば
夏休みの恒例行事でしたね。
さすがに大っぴらにアニメを見るのが憚られる齢になっても
ルパスペだけはつけても何も言われないというか
諦めてたのかもしれませんね、両親ともども【苦笑】

さて、今年は夏の新作SPはありませんでしたが
先月のルパン三世展に引き続いての『ルパンvs複製人間』
見に来た人の9割はこっちも見たことでしょう。
店主なんか、この数週間それだけを楽しみに生きてきましたから【爆】

記念すべきルパン三世劇場版第一作なんですが
映画ルパンといえば有名なのがかの上海亭のオヤジ、もとい
宮崎駿監督の『カリオストロの城』ですが
店主は圧倒的にこっちの方が好きです。
というかカリ城が好きじゃないだけなんですが。
あれはルパンの皮をかぶったジブリでしょう【泣】
まぁ、こっちもそれほど良いかというと……うーん。
『ルパン三世』的な魅力という点では圧倒的にこっちですね。
一つの「お宝」から始まるスケール感のあるストーリー、
大迫力かつキレのあるアクション、
そしてスラップスティックなお遊びも。
アクションシーンにいたっては、30年前のセルアニメでも
これほどの迫力なら、今のデジタルでリメイクしたら
いったいどれほどのものができるのかとすら思ってしまいました。
ま、きっと期待はずれなのが関の山でしょうが。
個人的には赤のオースチン・クーパー(黒屋根!)が
巨大トレーラーを向こうに回して演じるカーチェイスが
たまりませんでした。

でも――残念なのは、作画。
ごめんなさい、店主の好みじゃないんです。
今のテレスぺに至るまで難しい問題なんですよね、
ストーリーとして面白い作品はキャラデザがタイプじゃない、
キャラデザがきれいな話に限ってストーリーががったがた【涙】
青木悠三氏が作画監督に名を連ねてるんですねぇ。
確かCHでも「港野洋介」氏作監の回は
やけに縦のラインが強調されていたような。
やっぱり第2シリーズ(いわゆる「新ル」)の画がデフォなのよ
(キャラデザはCHでもおなじみの北原健雄氏!)
それに比べて不二子ちゃんは美人とはいえないし
五右衛門が……三白眼orz
最近ようやく気づいたのだが、ルパンファミリーの中で
一番好きなのはやっぱ五右衛門なんだわ。
だから「新ル」風味の二枚目でいてくれないと……【泣】
キャラの全体的な細さといい、次元のデフォルメ具合といい
おそらく最も原作に近い画風なのかもしれないのですが。

苦情ばっかり言っても仕方がないので良かったところは
やっぱり大野雄二氏の音楽!
メインテーマももちろん良いのですが
それ以外の劇判でも、再放送育ち世代的には
「ああ、これこれ!」と思う一方で
その格好よさを再認識させていただきました。
そして、今となっては涙なしには聞けない山田ルパン【号泣】

ところで、4月に同じく劇場版の『DEAD OR ALIVE』やってくれましたが
もしかしてもともとそっちで『ルパン対複製人間』やるはずだったのでは?
劇中マモーが地震を起こすシーンがありましたが
あれはさすがに半年が経とうとしている今でもちょっと……
しかもそれが「地下原発」の爆発によるものというのが。・゚・(ノД`)・゚・。

まぁ、何はともあれ新作テレスぺが楽しみです。
それが一度見ればいいや、となってしまうものなのか
それとも何度もリピートして見たくなるものになるのか。
できればレギュラーメンバーの声の心配をしないで見たいものですが。
それよりも今は過去のテレスぺがもう一度見たいです。
ネットレンタルで借りるか……

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