8/20(土)
前に新聞の催事広告でちらっと見つけて
それ以来ずっと気になっていたんですよねぇ、『科学捜査展』
前だったら「気になる」だけでお終いだったんですが
東京までふらっと行ける距離まで引っ越してきて
じゃあ行ってみようと思いつつ、いろいろお盆もあったりして
ようやく時間が開いたのが終了間際の土曜日、
しかも当日その後に院の後輩との飲み会で
翌日はこれまた終了間近の『ルパン三世展』の過密日程。
それでも行ってきました、北の丸公園・科学技術館。

ですが……何なんだ、このテンションの低さは?
乗換えなしで行くんだったら靖国神社の前を通るんですが
なんかそれも嫌だなと思って九段下にしたんですが
あの辺がもうダメなんですよ、生理的に。
北の丸公園周辺には今も第一機動隊やら皇宮警察などもあって
パトやってた頃だったら多少は萌えられたのかもしれませんが……
いや、たぶん無理だったな。
撩に至っては逆パワースポットかもしれないと思いつつ
昭和館や九段会館(旧・軍人会館)の前をとぼとぼと歩いていきました。
だからだったのか、内堀通りの道筋がやたらと長く感じられましたわ
帰りは歩きたくなくて、一番近い竹橋の駅にしましたから。

そんな中になぜかあるのが科学技術館。
英語名だとScience Museumですが
上野やお台場にあるのと同じようなものとは思っちゃいけない。
むしろメインはScience=科学よりもTechnology、つまり技術
産業技術、特に日本のモノづくりがどれだけ素晴らしいかというのを
各産業団体が工夫を凝らして展示しているという感じ、少なくとも2階は。
というのも自動車関係の展示にものの見事に捕まってしまいましたから。
日本の名車を大画面で見られるというコーナーを思いっきり占領して
最初から最後まで見てしまいました【爆】
だっていきなり初っ端からセリカっすよ!
もちろんランクルとジムニーは過去モデルのギャラリーまで
しっかりチェックしてしまいました(これくらいなんですよね、国産て)
でも一番好きなのは90年代の流線型的曲線フォルムですねぇ。
あれを見て、その一部に乗って育ちましたから
NSXなんて出てきたときには思わず声を上げてしまいました。
それ以外にもいろいろ展示がありましたが
ドライブシミュレータなんて実物乗り回せますし
バイクのシミュレータもありましたが
スロットルしか動かせないようだったので、なんだかなぁ
できれば車体を傾けられるようにしてほしかったのですが
小さい子供が乗るものにはちょっと難しいですか。
安全教育の一環として、衝突時のシミュレータもありましたが
一度実際にやらかしたことがあるので、当然乗る気になれませんでした。

さて、本日のメインイベントですが
いきなり入口で『CSI』のDVD。
安易っちゃ安易ですが、これからの展示への期待にわくわく。
画像分析では監視カメラの映像の中の
金属ポールに映り込んだ歪んだ鏡像から
犯人の顔を解析する、なんてのがありましたが
あれって市販の画像処理ソフトのいいやつでも充分できるんじゃ。
その代わり、実際にはドラマみたいにはっきりとは判りませんけどね。
指名手配ポスターに出てくる監視カメラの静止画を見れば
お判りとは思いますが。
また、筆跡鑑定ではおなじみの書き癖のほかに
赤外線カメラなどで科学的にインキの違いを見分けるそうですが
そんなの全く同じペンを使えば見分けられないじゃん【苦笑】
そのため、顕微鏡で拡大してあとから書き足した線を見分けるんですが
店主、メガネかけてるんでそういうの見るのが大の苦手。
それでも自分の目でどっちの線が上、つまり後から書いたものか
判ったときにはけっこう嬉しかったです。

さて、それがすぐさまネタとして生きるかというと……
うーん、基礎知識として役に立つ程度でしょうか。
取り上げられた捜査手法が指紋や音声など6つだけでしたので
もう少しいろいろ勉強する足掛かりにはなったかなという感じです。
まぁそんなわけで軽やかな気持ちで会場を出たんですが、
階段の踊り場によく貼ってありますよね、他の博物館のポスター
その中に『戦失明者の戦中戦後』なんて企画展を見つけたときには
ここがどこにあるのかを思い出してまたちょっとげんなりしてしまいました
(海ちゃん関係と思えば多少は燃えも補給できるんでしょうが)
でもその後は新宿、店主にとって一番のパワースポット!!
ということで、気を取り直して北の丸公園を後にしました。
――その後、新宿駅内で20分も迷ったのはご内密に【泣】
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