前々から行きたいと思ってたんですよ、新宿区歴史博物館。
江戸時代の内藤新宿のジオラマが展示されているということで
CH時代劇パラレルを書くにあたっては一度見に行きたかったんですが
ひょんなことから実際に書き始めようということになり
だったら見に行かねばなるまいと。
そして、どうせ新宿(区、博物館自体は四谷)に行くんだったら
CHファン同士で『聖地巡礼』した方がいいに決まってる!と
勝手に参加者を募って、手を挙げてくれたのが
ちょろり。さまmichさま
ここに店主を含めた3人での変則新宿ツアーとなったのですが……

まず最初からプチ波乱。
michさまのTシャツの背中に正体不明の染みが!というわけで
急ぎ集合場所近くのAtre四谷で着替え購入。
(けっこういい感じのお店が入ってますよ)
無事に着替えも完了していざ出発、となったものの
この日は久々の真夏日で、しかもどんよりと曇り空
駅まで徒歩10分の道のりは企画者として申し訳なかったです【泣】
新宿通りの角を曲がって、周囲は住宅街に。
児童公園などもある生活感ありまくりの雰囲気に
サエバアパートの周囲もこんな感じなのかなぁと思いつつ
まず第一の目的地、新宿区歴史博物館に到着。
いやぁ、館内の空調の涼しかったこと【笑】
では早速展示品に……ということにはなりませんでした。
ロビーに今までの企画展の冊子が置いてあるんですが
その一つ、明治期から昭和の終わりまでの新宿の様子を収めた写真集に
3人の眼は思わず釘づけになっておりました。
――新宿だったら何でもいいのは店主だけではなかったようで。
昭和30年代以降となると思わず槇兄や香の年齢で換算してしまいました
この光景をあの兄妹たちもきっと見ていたに違いないと。
そうそう、昭和63年の西新宿のビル群もありましたよw
で、そんなこんなで1時間消費【爆】
ようやく館内の展示へ。

歴史博物館とくれば当然、旧石器時代や縄文時代の発掘品から始まるのが
どこの館でもセオリーなわけですが、新宿でも掘ったら出てくるんですねぇ。
もちろん店主のお目当ては内藤新宿のジオラマなのですが
これがまたでかっ
ミニチュアでさえこの大きさなんだから
実際の大きさとして自分の想像していた以上のものだったかと。
しかもそのジオラマも、宿場の一部×3に過ぎないんですから……
この中に撩と香の住む元・剣術道場や
美樹さん夫婦の切り盛りする『猫の目茶屋』があってもおかしくはないかと。
おまけに、館内には商家の実物大の復元などもありまして
こういうお店があの街道沿いに並んでいたんだなぁと思うと
ますますリアルなイメージが湧いてきました。
ちなみに、内藤新宿は当初10年足らずで廃止に追い込まれてしまうのですが
その理由が「風俗の乱れ」だったそうです。
宿場町には飯盛女=隠れ女郎が付きものでしたからねぇ。
つまりは昔も今も新宿の街は変わらないってことか【爆】
だからこそ時代劇パラレルなんて書こうと思ったわけですが。
そして、現在は百人町と呼ばれる界隈は
かつて伊賀組百人鉄砲隊の屋敷町があったところ。
設定では槇村家も代々その一員として幕府に仕えていた、
ということにしてるんですが、やっぱり新宿は昔も今も
「ドンパチともっこり」なのですか……orz

もちろん館内ではそれ以降の時代の展示品も充実。
明治以降は数多くの文豪が住み(漱石は牛込の名主の家だもんね)
その後、東京の西側の開発につれて新宿はターミナルとして発展。
今にも残る紀伊国屋や新宿高野、中村屋といった名店も当時からありましたが
一方でムーランルージュ新宿座やカフェーなど
現在も続く歓楽街・新宿の基礎もこの辺から始まっていたかと。
戦前の市電の実物大模型や落合近辺の文化住宅の復元など
実際に体感できる展示品もあって、なかなか楽しかったですよ。
新宿という街がより好きになれると思いますw

そんなこんなですっかりお昼も過ぎてしまい
ランチのためにいざ新宿へ。再び今度は四谷三丁目駅まで
日の照ってきた中を歩かなければなりませんでしたが、
申し訳ないことに、新宿からまた更に歩くんですよ……お店まで。
というのも、せっかく人数が(3人ながら)いるんだから
一人じゃ行きづらいところへ、というわけで
そのお店、歌舞伎町の中にあるんですよ【泣笑】
さすがに女子一人じゃお散歩できませんからねぇ。
とりあえず、歌舞伎町入口の果物店・百果園のカットフルーツ
(きっと香ちゃんも伝言板の行き帰りに食べてるに違いない)
でしばしの水分&糖分補給をしながらいざ出発。
新宿コマの跡地を抜けると、周囲はよりディープに。
『龍が如く』シリーズは全編プレイしてるという
ちょろりさまとmichさまはそれでもけっこう楽しそう。
(店主は全くゲームやらないもので……)
入った通りは何と、撩ちゃん大好きホテル街【轟爆】
いやぁ、さすがにここは一人じゃ来れなかったわ。
かといって女二人でも微妙なとこ。
店主の格好はいつものとおりの、一歩間違えればタチのお姉さん
それが普通の女の子と一緒にこんなとこ歩いてれば、誤解されますわな【汗】
ラブホというより昔ながらの「連れ込み宿」らしき前を抜け
出勤途中のホストと思しきお兄さんとすれ違うという貴重な経験をしながら
何とか職安通り(もう職安は西新宿に移っちゃったんだけどね)へ。
そこはもはや、通りを隔てた新大久保コリアンタウンに浸食されつつあり
もはや「韓流通り」と呼んでもいいんじゃないかというほど。
恐るべし、コリアンパワー……
もうちょっと東側に入れば撩たちの住む(んじゃないかという)
新宿六丁目なんですが、最近は住みにくくてしゃあなんじゃないかと
余計な心配をしつつ、お目当てのお店『SQUALL』へ。

南国バリをイメージしたお店はまだオープンしたばかりで
店内はがっつり系のグリルとまったり系のカフェに分かれていて
そういう点では幹事さんにはありがたいお店w
腹ペコ&暑い中歩いてきてぐったりな店主たちはカフェコーナーへ。
フードメニューを頼むとランチタイム(17時まで!)なら
土日でもセット無料&スイーツ半額ということで
ずいぶんお財布は楽させていただきました♪
(お店の回し者ではありません)
そこでmichさまとちょろりさまが3月に行った
中央公園&都庁オフ会で写真が撮れなかったということで
たまたまカメラに残っていた昨年の11月の写真の上映会に。
あのときは西新宿の超高層ビルの展望フロアを制覇するという
我ながら無茶苦茶な所業を思わず熱を入れて解説、
おかげで頼んだパスタが固まってしまったほど【苦笑】
その後もmichさまの職場の「魔性のドジっ娘」な後輩や
14日の吉祥寺オフへの一抹の不安など
(これ以上書くにはお二人の許可がいるので)
大笑いしながら話に花を咲かせる一方で、
同じくCHスピ仲であるヤギさまが新宿におられるということで
急遽こっちにも来ていただくことに。
ラスト1時間ほどでわざわざ歌舞伎町まで来られましたが
以前muffさまが「ゆーめいさんに似てる」と仰ってた
ヤギさまに生で逢えるということで期待をしておりましたが
――似てる、雰囲気が【爆】
おそらくあちらもそう思っていたかもしれません。

ちょろりさまもmichさまもいろいろお忙しいということで
名残惜しいものの会もお開きに。
再び新宿駅まで、キャバクラとホストクラブの並ぶ通りを
思わずきょろきょろとしながら帰還となりました。
でも店主、今月これだけじゃないのよ【爆】
来週は毎年恒例のTUBE@横スタがありますし
ルパン三世展@松屋銀座のタダ券も応募中ですし
(こっちはおかんと行くかもしれませんが)
22日までの科学技術館@北の丸での『科学捜査展』も行きたいし
月末は院の後輩のグチ会に誘われてしまいましたし……
ルパン&科学捜査展はご一緒したい方募集中です
(下手すりゃ銀座~九段ハシゴになりますが;汗)

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定点観測up済みです。
オフ会関係ありませんが。

コメント

nophoto
muff
2011年8月10日7:57

昨日、新宿区歴史博物館近くまで行ってきました。って、昨日まで気が付いてなかった私です(^_^;)私のテリトリー、四谷~四谷三丁目手前までだったのでした。
そーいや、四谷って新宿区?だなぁって歩いてたら、看板発見!
あいにく時間がなくていけなかったのですが、今度行ってみようと一人心に誓いました。

蛟 游茗
2011年8月10日23:02

おお、近所まで行かれましたかw
たぶんそこから住宅街の路地を延々と歩かないといけませんが
新宿の街が今以上に好きになることは間違いないですよ。

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