サイト８周年＆ＣＨコンテンツ５周年

早いもので本日をもちまして当Hard-Luck Cafeも
８周年を迎えることができました。
そのうち５年間はほぼＣＨ専業ですので
こっちも我ながらずいぶん長いこと
ハマり続けてこれたなというのが素直な感想です。
ただ、CoolOnLineの無料サービス中止に伴いまして
当サイトもsrv7.bizの方に完全移行しました。
なのでトップページのアドレスは
http://hardluckcafe.srv7.biz/　になりました。
相互リンクしてくださっているサイトオーナー様には
すでにメールでお知らせしてありますが
それ以外の皆さまも地デジの準備とブクマの変更はお早めに。
幸い、サービス停止は６月末までなので
それまでにゆっくりご準備くださいますよう
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
それにしても、ＣＨサイトとしては
shinjuku.cool.ne.jpのドメインがもう使えないのはさみしい限りです。

さて、今回のアニバーサリー記念作として
ささやかながら新作『Odd Girl Out』をupさせていただきました。
記念といっても実はストックで
しかも自分が精神的に軽くどん底だった昨年の秋ごろに
誰に見せるともなくある種のセラピーのために書いたものでした。
でも、そんなことをちらりと漏らすと
「読みたい」と言ってくださる声がありましたもので
このたび、お目汚しながら公開させていただくことになりました。

やはり二次創作とはいえ、特に店主の場合は
自分の中にあるものをキャラクターに仮託して
という書き方を今までしてきました。
なので撩も香もある意味で店主の分身であったりします。
だから店主の書く香も、撩たちからしてみれば
充分「普通の女の子」なのかもしれませんが
決して香自身は自分のことを『普通』と思っていなかったのでは、
店主自身が『普通』ではないのと同じように。
なので撩にしてみれば「引きずり込んでしまった」はずの裏の世界が
香にとってすれば、そっちの方が
自分にふさわしい場所と感じていたのかもしれません。

最後の香と槇兄の会話ですが、あれはほぼ実話です。
店主自身、普通の人生を送れないことに不満はありませんが
ごくごく普通の人間である両親からしてみれば
娘の花嫁姿も見たいでしょうし、孫も抱いてみたいでしょう。
そんな普通の幸福を親に与えてやれないことを
心苦しく思ったこともありました。
そして、思い切ってそのことを母に打ち明けたところ
言ってくれたのが槇兄と同じセリフでした。
誰よりも近くで、娘が世の『普通』と格闘し続けてきたのを見守り
いつも「自分のやりたいことをやりなさい」と言ってくれた母でしたから。
嬉しかったです。本気で涙が出ました。

これからも『普通』に生きられない苦悩を撩に託し
持て余し気味の処女の欲望を香＠原作レベルに吐き出させて
おおよそ二次創作にあるまじきＣＨを書いていくだろうと思います。
それでも読みたいと言ってくれる方がいる限り書き続けます。
お付き合いできる方だけお願いします。

それでは、これからも当Hard-Luck Cafeをどうぞご贔屓に。