今回は個人的感情全開でお送りします。

母が福島出身なので、親類が多数そっちに住んでいます。
ただ、津波などの被害が大きかった沿岸部にはいないので
みんなの無事が数日以内に確認できましたが
その後降って湧いたような福島第一原発の非常事態。
そこから約50kmのところが母の実家なので
避難および屋内退避区域が広がりはしないかと
毎日原発関係のニュースに注意せずにはいられません。
もしそうなったら、我が家に祖母一家を避難させるということになったようです。

放射能が広く福島県内に撒き散らされるようになったら
人々の健康被害も大きいですが
そこで採れる食品も出荷停止になってしまいます。
母の実家からはいつもいろいろなものを送ってもらっていました。
かぼちゃはなぜかうちの近所では作っていないので
いつもそっちから送ってもらったのを美味しく食べていました。
また、店主は食べられないのですが
村の特産の山芋も一緒によく送ってよこしてもらっていました。
毎年夏になると特産の桃が来ましたが
スーパーで売っている桃は当たり外れがありましたが
送ってもらったものはどれも甘くて美味しいものでした。
あ、母の実家は桃農家というわけではなくて
地元の生協のものを送ってもらっているだけなんですけどね。
そして、帰省のお土産には欠かせない
福島銘菓・薄皮饅頭、ままどうる、エキソンパイ、くるみゆべし……
これらもみな食べられなくなってしまうのでしょうか?
なんて、食い意地ばかり張った話かもしれませんが
(すいません、基本的に食いしん坊なもので)
もしそうなってしまったら、フルーツ王国・福島の経済自体も
大打撃を受けてしまいかねません。

でも、原発の現場職員及び関連企業の皆さん
自衛隊をはじめ各機関の方々のおかげで
想定できる最悪の事態は免れられそうですが
(そうできると固く信じています)
早くも風評被害のようなものも出てしまっているようで。
屋内退避区域外のいわき市にも、放射能被害を恐れて物資が入らないと。
これでは原発事故が一段落しても、福島県産の食品は
それだけで市場や消費者から排除されてしまうのかと心配でなりません。
皆さま、イチゴは栃木、桃は福島です!
今はそれどころではないでしょうけど
これから夏、また美味しい桃が我が家をはじめ
全国に届くことを祈っております。

コメント

nophoto
ぱーる
2011年3月17日23:25

ご無事で何よりです。
私も実家が仙台市内、父方岩手母方仙台と、全くもって他人事ではありません。
実家は今日上水道が復旧し、ライフラインが戻りましたがまたいつ止まるや知れず。
残るは水漏れ断水の被害の残る茨城の末っ子です。
あまり報道されてない地域に、結構被害が出てたりします、今回の震災は。
原発の件、ひどいですよね。
福島全てが既に汚染されてて、まるで県に入るだけで被爆するような表現。
救援物資を運ぶトラックが、汚染地域の件を聞いてそのまま引き返したというではありませんか!
もう少し正確に、状況を把握して活動にあたってほしいものです。
我が宮城県にも仙台いちごというブランドがあって、主な品種はとちおとめとさちのかだそうです。
先月所用あり福島に行ったのですが、期間限定のままどおるチョコ味を買いました、福島エスパルで(笑)
三万石は昔は実家の近所にもあったのですが、今じゃ仙台駅まで行かないと、ですね。
もう2度と食べられないかもなどとは考えたくありません。
必ず復興しますとも。
宮城県沖地震からも立ち直った宮城県ですから。
サンドウィッチマンの活動に賛同しているひとりです。ふるさとのために。

蛟 游茗
2011年3月17日23:54

こっちは地震そのものでは被害らしい被害はありませんでした。
でも、ガソリン等物流のストップには辟易しております【泣】
ぱーるさまもご実家の皆さまがご無事で何よりです。

福島はまだ大丈夫ですよ~っ!!
と声を大にして言いたいくらいです【号泣】
やたらと印象だけが勝手に独り歩きしているようですが
危険なのは原発のすぐ目の前だけで、他のところは
レントゲン撮る以下の放射線量だということを
もうちょっとニュースで強調してもらえないでしょうか?

店主は白餡がダメなのでままどおるは好きではないのですが
「ミルクたっぷりママの味~♪」というCMを見ると
福島に来たな~という気分になります。
薄皮饅頭の方は東京の方でもたまに売っていますね。
福島だって、幼い頃の手の火傷を乗り越えて
偉大な医学者となった野口英世を生んだ地です。
きっとこの困難も乗り越えてくれると信じています。

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