お仕事についての二考察
2011年3月1日 時事ニュース コメント (2)ハンドル奪いバス横転、学生「自殺したかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000135-yom-soci
いつかこんなニュースが出るとは思っていましたよ。
乗客、乗員、そして加害者とも犠牲者は出なかったのは不幸中の幸いですが
得てして被害の大きさで心の、そして社会の闇を表そうとする風潮の中では
何が彼をそうさせたのかが風化してしまうのではないでしょうか。
前に、心療内科に『婚活外来』なるものが出来たとネットで読みましたが
だったらとっくの昔に『就活外来』があって然るべきではないのか、
それくらい就職活動は心身ともに耗弱させます。
自分という人間の、なけなしのアピールポイントを必死に売り込んでも
今後のご活躍をお祈りされるか、最悪、門前払い。
そのたびに自分の全人格を否定されたかのようにすら思える
理系や専門職のように仕事への適性を見るのならまだしも
漠然とした『人柄』で採るのならなおさら
落ちたら人間失格の烙印を押されたのも同じですから。
まして、この就職世紀末のご時世
就活が原因の鬱、さらには自殺も増えていてもおかしくない。
なら、その負のエネルギーが社会に、さらには何の罪もない人々に
向けられても何ら不思議なことはないのではないでしょうか。
――でも、彼まだ3年生なんだよねぇ……なんて客観的に言ってはいけません。
不幸の度合いは自分尺度でないと絶対に判らない
面接では面接の、エントリーではエントリーの苦しみがありますから。
この直前にESのことで悩んでいた様子をSNSで書き込んでいますし
もしかしたら自分にはESで書くほどのセールスポイントがないと
本気で落ち込んでいたのかもしれません。
もちろん、だからといって彼のしたことを肯定していいわけがありませんが
でも本気で対症療法でなく根本療法を行わないと
第二、第三の事件が起こりかねませんよ。
そのときは犠牲者が出てしまうかもしれませんし。
=====================================
一方で、
「死ぬ気で走った」市民ランナー、陸上界に一石
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000867-yom-spo
この人の「お金をもらって陸上をやるのではなく、基本的には払ってやっている。
好きでなければ出来ない」という言葉に
脛の傷がしくしくと痛みだしてしまいました。
店主が大学を辞めるにあたっての一番のトリガーになったのは
これだったんですよね、
何であたし、お金払ってこんな苦労しないといけないんだろうと。
自分の方向性が見えなくて鬱々としていて
これでお金もらっているんだったら多少の苦労は厭わないものの
お金払ってまで行き詰まる必要はないはず。
仕事ってのは本来苦しいものです、きついものです
楽しいものならこっちからお金を払ってしないといけません。
お給料はいわば、その迷惑料なのだと店主は思います。
だから今のバイトも続けていられるのだと。
確かに薄給です、実質時給換算だと最低賃金に抵触するのでは【泣】
そうでなくても割に合わない感ありありです。
でも、多少なりともそれでお給料がもらえるのであれば
そのために嫌な、しんどい、向いていない仕事だって
自分に鞭打って出勤しますよ。
だってここぐらいしか、店主を「買って」くれないんですから。
さて、そのバイトも今月いっぱいでおさらばです。
新しい仕事は、店主を「猫の手」要員としてでなく
店主というキャラクターを見込んでくれた、と信じています。
だからきっと、今度こそ自分に向いている仕事なのではないかと。
でもやっぱり、また同じようにしんどいことばかりで
同じようなことで何度も怒られなければならないのでしょうか……
拍手レス
21:47~48 muffさま
定点観測up……したんですが、マイぷれすのトラブルか何かで
未だ反映されてません【泣】 まさか、消えてなければいいんだけどorz
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000135-yom-soci
いつかこんなニュースが出るとは思っていましたよ。
乗客、乗員、そして加害者とも犠牲者は出なかったのは不幸中の幸いですが
得てして被害の大きさで心の、そして社会の闇を表そうとする風潮の中では
何が彼をそうさせたのかが風化してしまうのではないでしょうか。
前に、心療内科に『婚活外来』なるものが出来たとネットで読みましたが
だったらとっくの昔に『就活外来』があって然るべきではないのか、
それくらい就職活動は心身ともに耗弱させます。
自分という人間の、なけなしのアピールポイントを必死に売り込んでも
今後のご活躍をお祈りされるか、最悪、門前払い。
そのたびに自分の全人格を否定されたかのようにすら思える
理系や専門職のように仕事への適性を見るのならまだしも
漠然とした『人柄』で採るのならなおさら
落ちたら人間失格の烙印を押されたのも同じですから。
まして、この就職世紀末のご時世
就活が原因の鬱、さらには自殺も増えていてもおかしくない。
なら、その負のエネルギーが社会に、さらには何の罪もない人々に
向けられても何ら不思議なことはないのではないでしょうか。
――でも、彼まだ3年生なんだよねぇ……なんて客観的に言ってはいけません。
不幸の度合いは自分尺度でないと絶対に判らない
面接では面接の、エントリーではエントリーの苦しみがありますから。
この直前にESのことで悩んでいた様子をSNSで書き込んでいますし
もしかしたら自分にはESで書くほどのセールスポイントがないと
本気で落ち込んでいたのかもしれません。
もちろん、だからといって彼のしたことを肯定していいわけがありませんが
でも本気で対症療法でなく根本療法を行わないと
第二、第三の事件が起こりかねませんよ。
そのときは犠牲者が出てしまうかもしれませんし。
=====================================
一方で、
「死ぬ気で走った」市民ランナー、陸上界に一石
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000867-yom-spo
この人の「お金をもらって陸上をやるのではなく、基本的には払ってやっている。
好きでなければ出来ない」という言葉に
脛の傷がしくしくと痛みだしてしまいました。
店主が大学を辞めるにあたっての一番のトリガーになったのは
これだったんですよね、
何であたし、お金払ってこんな苦労しないといけないんだろうと。
自分の方向性が見えなくて鬱々としていて
これでお金もらっているんだったら多少の苦労は厭わないものの
お金払ってまで行き詰まる必要はないはず。
仕事ってのは本来苦しいものです、きついものです
楽しいものならこっちからお金を払ってしないといけません。
お給料はいわば、その迷惑料なのだと店主は思います。
だから今のバイトも続けていられるのだと。
確かに薄給です、実質時給換算だと最低賃金に抵触するのでは【泣】
そうでなくても割に合わない感ありありです。
でも、多少なりともそれでお給料がもらえるのであれば
そのために嫌な、しんどい、向いていない仕事だって
自分に鞭打って出勤しますよ。
だってここぐらいしか、店主を「買って」くれないんですから。
さて、そのバイトも今月いっぱいでおさらばです。
新しい仕事は、店主を「猫の手」要員としてでなく
店主というキャラクターを見込んでくれた、と信じています。
だからきっと、今度こそ自分に向いている仕事なのではないかと。
でもやっぱり、また同じようにしんどいことばかりで
同じようなことで何度も怒られなければならないのでしょうか……
拍手レス
21:47~48 muffさま
おおっ、ご回答ありがとうございます!
(とお伝えくださいませ)
やっぱりこっちの方が英語としてこなれていますね。
今回は時間が無かったので単語はほぼ直訳でしたが
頼まれ仕事の英訳のときは、字面をそのまま英語にするのではなく
日本語以前のシチュエーションに戻してから
それを英語の文章に直すようにしています。
厳密に文法的な呼応関係がないといけないというのではなく
意味さえ同じであればいいんですから。
未だ反映されてません【泣】 まさか、消えてなければいいんだけどorz
コメント
新人研修なる物もなく、ほれ明日から即戦力ってな世界で、最初はお昼食べる余裕もない程やる事てんこ盛りで。。。下働きもしながら、一人前にこなさないと付いていけなかったので、社内を走り回ってました。
毎日覚える事だからけだし、せっかく作った手順ノート(マニュアルともいう?)なんて、日々書き直さないとってくらい、社内のシステムも業界のルールも変化していくような時期もありました。
でも、なんだかんだ責任も多いし大変だぁ!と言っても、スポンジが水分を吸収するかのごとく、仕事の知識や経験を積むのは楽しかったです。
自分の労働力に対して、正当な対価を得るというのは当然のことですし、そこに楽しみがあっていいんだと思います。
多少なりとも好きって気持ちをもてなきゃ、やってられなくなります。
この市民ランナーさんと似たような状況に、今自分が居る部分があります
。
私のリアルの趣味の世界は、まさにこれ。基本、ボランティアな面もありつつ成り立っているというかも。そう、好きだから(楽しいから)自ら出資しても、その世界に参加したいし、してる自分が居ます。とあるメーカーやサイトの繁盛の為に、自分の費用(材料)とアイデアを用いて作品を提出し、その業界を盛り上げていくっていう感じです。
でも、それは世界に何千人?万は居ないかな?な、その愛好家たちに向けて自分というブランドを発表出来る機会があるというのは、これまた何にも替え難いものでもあるので、大事にしたいと思う気持ちがあります。誰もがそう出来る訳ではないので・・
その中でプロとして、お金を得られている人は・・・世界のごくごく数名という所ですかねぇ。
でもね、これは私の中では仕事ではないんですよね。好きだから、楽しいから仕事ではないんでなく、対価を得るための労働をしてないからなんですねぇ。趣味というか愉しみというか、無我の境地にたってエクスタシーを感じるための作業なのです。といっても、行き詰る事もあれば、スランプに陥る事もあります。なーんで、自分でお金払ってこんな事してるんだろうって。材料買い込んで、これどーするのじゃ・・・って具合です。
もちろん、仕事でも行き詰る事もありましたが、それなりに答えがある訳なんです。取りあえずでも、答えを出していかないと、日々刻々と過ぎていくので立ち止まっていられないってのもありますし。
でも、この趣味の世界だと、そうはいきません。答えが無いんです。どれもが正解でもあるので・・・自分だけの答えを見つけないといけないので、不正解が無い分何を正解とするか自分で決めないと行けなくて・・・でも、やっぱり他人からも評価されたけりゃー褒めてもらいたいという自分も居るので、一度認められてしまうと次も!次も!と思う気持ちもあったりすると、ただ楽しくやってるだけにも行かなくてねぇ。。。
まぁ、いくつになっても何かにおいて、あーじゃないこーじゃないと思い悩むのが人間ってヤツですよ。
向いていないのを承知で接客業ばかりやっていたからでしょうか
どの仕事でも出勤時間が近づくとどんよりとした気分になったものです。
今の塾講師だって、広い意味でのサービス業ですからね。
結局は重い尻を叩くのは万札しかないのですよ【泣爆】
実際、二度クビになっています。
一度は妹の入院で休みがちになったのが直接の原因でしたが
もう一つは入って一月未満でクビを言い渡されました。
円満退職したのだって、あまりにも忙しすぎて慢性人手不足の職場で
要は『猫の手』要因でしかありませんでしたし。
唯一、それほど不快感を覚えなかったのは助手室のバイトでした。
というのも、高校までの学校教育で
生徒が学校の仕事を無給で手伝うのは当然という
メンタリティが備わっていたせいか、
あまりお給料を貰っているという自覚なしで働いていました。
おそらく図書委員の延長のような気持ちで【笑】
今まで向いていない仕事ばかりしてきたというのもあるかもしれませんが
それ以前に店主自身が『仕事』というものに向いていないのかもしれません。
一つのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうし
ただでさえ処理容量が他人より小さいので
当たり前にできるようなことでさえいっぱいいっぱいになってしまいますし
3つ以上のことを言われると必ず1つは忘れるので
確実にやらせたいのならリマインドが欠かせなかったり
……何度も同じことを言われては一向に改善しないので
これはもはや障害か、それに準じるくらい自分には無理なものなのかと。
いくら好きで選んだ仕事とはいえ、また同じことの繰り返しかもしれないと思うと
不安で不安でなりません。どれくらい不安かというと
ただ本に携われるというだけでは挫けてしまうのではと思うほどに。
そこでやっぱり店主を立ち直らせるのは、頬っぺたを張り倒す
手取り20万未満のお給料なのかもしれません。