BS日テレで昼からやってたもんですから見てしまいました。
いやー、懐かしい♪
といってもリアルタイムでハマってたわけではないのですが。
この映画の宣伝のための夏休み集中再放送で
モノの見事にのめり込んでしまいました、あぶ刑事に。
なんだかんだいって80年代についつい惹かれてしまうんですかねぇ
CHといいTUBEといい(こっちはまだまだ現役ですよ!)

もー、ファンのツボを刺激しまくりでした!
「女と犯罪者は気まぐれ」などなど
いちいちメモを取っておきたいようなイカしたセリフに
相変わらずの恭サマ走り【笑】←実はユージファン
トオルくんも昨今の活躍ぶりはどこへやら
二人の前では「一生ついてきます!」の舎弟っぷり。
そうそう、これこそあぶ刑事よねっ、と
思わせられっぱなしの2時間でした。

でも、一方であの当時にしてはかなり先端のギミック使ってますよね。
PCが今どきジャンクヤードに置かれているような
ブラウン管ディスプレイなのはご愛嬌として
すでにインターネットが登場したり
携帯電話あり(ポケベルと併用ってのが96年ですが)
HMDでのヴァーチャルリアリティあり
このぐらいの頃のこともCH’で書く機会が多いもので
その辺の考証資料としても興味深く見てしまいました。

あと、やっぱり気になってしまうのは銃器関係【苦笑】
タカはおなじみのガバメント
ユージは……キングコブラですか、美樹さんと同じ。
それにショットガンあり、サブマシンガン(どうやらウージーらしい)あり
あれ、この銃ってもしかしてアナコンダ?などなど
細かいところに目が行きがちに。
どういうときにどういう武器を使うのかっていうのは
性能的なリアリティとは別におさえておきたいですし。
だって、ユージなんてリボルバーのくせに
いったい何連発かましてんのよ【爆】
銃を使うシチュエーションでも、何で車のタイヤ狙わないんだよ!とか
クレーンにロープで海の上に吊り下げられていたら
あのロープ狙えば一発で助け出せるだろう(落ちるけど)などなど
要求が某No.1スイーパー並みに【轟爆】
そりゃいくらタカでも無理ってもんでしょう。

まぁ、そんなこんなで痛快アクション好きとしては
存分に楽しませてもらいましたが
この映画こそ『刑事ドラマ』最後のひと華だったのかもしれません。
かの『踊る大捜査線』がこの翌年でしたからねぇ。
踊る~以後のいわゆる刑事ドラマは
エド・マクベイン的警察小説のドラマ版
云わば『警察ドラマ』として、
それ以前の刑事ドラマとは別ジャンルだと考えています。
刑事が銃撃戦やったりしない、取調室にカツ丼が出ない【笑】
その代わり描かれるのは、本庁をはじめとする上との確執といった
「警察も公務員なんだよ」的な人間ドラマ。
そのひとつの極致として『相棒』があるわけなんですけどね。
店主自身、踊る~好き、そしてパトファンとして
好きですけどね、こういう世界。
だからCH’で槇村を描いてきているわけで。
その一方でハチャメチャなアクションも好きですから
その辺は撩と香たちに、という役割分担はしているつもりです。
スイーパーにリアリティ求める方が間違ってますから【核爆】

コメント

nophoto
muff
2011年2月7日16:48

はい。リアル世代でございますよー。
旦那に連れられて、映画も見たような・・・私は洋画専門、旦那は邦画(極妻、刑事物、法廷物)専門なので、時折付き合いました。

もうこの時は、ローマンじゃなかったかぁ・・・最初はローマンだったんだよなぁ。ユージの銃。と思い出しました。

蛟 游茗
2011年2月8日1:25

洋画はねぇ……字幕を目で追ってしまって画面が見られないのがダメです。
耳は耳でへっぽこ英文科の哀しきサガで、とぎれとぎれにセリフを追って
通して聞き取れないので余計いらいらしたり【泣】
だったら吹替えで目は画に集中させた方がよっぽど楽です。
というか、ただ単に吹替え声優マニアなだけですが。
なので、ときどきBSで字幕の映画を見ると疲れます。
でもBSでしかやってくれない古いのとかありますしねぇ。
近所に映画館が無かったから、もっぱらTVの洋画劇場です。
見に行くのは邦画の、よっぽど好きなシリーズ(パンフ目当て)か
TV放映が見込めないようなマイナー作品(マニア向けアニメ)です。
あぶ刑事はまさに前者で、リターンズとまだまだ~は見に行きました。

>ローマン
使ってたのは無印の頃ですね。
もっと~だとパイソン(♪)の2.5inchでした。
ローマンはその名のとおり、日本の刑事ドラマでも数多く使われているようです。
あ、そうそう。まだまだ~で刑事課長に出世した町田くんがパイソン持ってましたよ。
お前には100年早ぇ!

nophoto
muff
2011年2月8日11:13

吹き替え・・・本職の人がやってくれるといいんですがねぇ。
タレントさんとか出ちゃうと・・・見る気が失せます。

夫は英語科の人で字幕と訳の違いが気になるタイプで、私はもっぱら耳から会話中心の人で字幕は見えてても見てない人です。生の声が好きなのです。
耳に入ってきて意味を知らない単語は、てきとーに流せるいい加減なので大丈夫なのかも。
なので、途中それ変だろうー!って字幕には、夫婦で突っ込みいれてたりします(笑)

TVだと、途中切れちゃうのが。。。でもって副音声にしたりして、BGM代わりに付けてたりします。本はすっごく気に入りると、日本語訳のと原文のと両方読んだりするんですが、映画はそこまでしないです。ゆるーく楽しみます。

原作→映画の順にあるものは、原作が先派の私です。

昨日から、野沢那智さんの吹き替えで昔のナッシュブリッジス再放送が始まりました。11時半からのお楽しみです。主婦でよかった。
ドン・ジョンソンも懐かしいけど、やっぱり那智さんいいですねぇ。

蛟 游茗
2011年2月9日0:21

同じく、顔出し俳優による吹替えには断固反対です。
キャスティングにはこだわりますよぉ、なんてったってマニアですから【苦笑】
というか、店主が育った時代を彩った声優さんたちが
大挙して吹替えに押し寄せてますからねぇ。
玄田さん然り、田中秀幸さん然り。
最近のアイドル声優はさーっぱり判らないので。
なので、配役を間違えるとブーイングの嵐です【爆】
さすがにシュワちゃんを玄田さん以外で、ってことは最近は無いですけどね。
TVの吹替え映画で育った人間として、やっぱりこの辺は譲れません。

那智さん……惜しい人を亡くしました。
先日昼間にやってた『アランドロンのゾロ』は
野沢那智追悼企画と銘打ってやっていました。テレ東グッジョブ【泣】
テレビ局が昼間の枠とはいえ、一声優の追悼企画をやるんですから
それだけ偉大な方だったってことがうかがえます。
でも、これからC.イーストウッドは誰がやるんでしょう?
まだご本人が全然元気ですからねぇ……

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