拾う神あ……るのか?
2011年2月4日 就職・転職 コメント (2)えーと、ちょっと今回は平静な気持ちで更新できるのか不安です。
もしかしてきっともしかするんじゃないか!?と期待半分
といいつつやっぱりもしかしたらもしかしないんじゃないのか……と諦め半分
すぴでも言いましたが、これでもし本当にダメだったら
店主、浮上できそうにありません。
ここの日記は平気で一週間ほどすっぽかしますが
すぴばるでも2,3日つぶやかなかったら
本気で身の上を心配していただいた方がいいのかと……
念のため、店主のすぴばるページ http://spibal.webclap.com/?id=yoomay
今回は本郷にある学術書専門の中小の出版社。
本郷三丁目はですねぇ……庭ですよ、一応。
国立大学同士では紹介状が無くても図書館に入れるので
何度もふらっと東大まで文献コピーに来ました。
云わば第二のホーム、ハムファンにとっての鎌ヶ谷みたいなもの
駅から東大まではけっこう歩くんですが、迷うようなことはありません
……のはずでしたが、東大の正門と赤門って違うの~~っ!?
赤門の方が駅に近いので、普段はずっとそっちの方を使っていたバカ【泣】
なので、正門前という道案内にしばしパニック。
ま、無事に赤門のさらに先の正門の前までたどり着けましたけど。
でも、会社の周りの環境をチェックしておくことは
自分の将来を妄想もといイメージするには必要なこと。
その点、本郷はいいですよぉ。
学生街だから物価が安い、昼飯も安い。
本屋も多いし雰囲気のいい感じのお店も多い。
しかも半蔵門線直通使えば、家から乗換え2回で行けるとは知らんかった。
これで一人暮らしのエリアも大体絞れたようなもの。
ようやく見つかった会社の1階は……まるで倉庫。
人気のないそこのドアを恐るおそる開けると、本の山に埋もれた事務所が。
そこにいるのは定年間近そうなのと、店主と齢のあまり変らなさそうな
でも地味なお姉さんの二人だけ。
――何、このそこはかとなく漂う窓際な雰囲気は。
でもこのうらぶれ加減が店主に火をつけたのも事実。
だって、こう言っちゃなんですが学生があまり入りたがらなそうな【苦笑】
だからこそ競争率が低そうでラッキー♪なんですが。
とりあえずそこで面接に来たことを伝えると
上と連絡を取って、会議室まで案内してもらいましたが――
そこも会議用の大きなテーブルはあるものの
その上を占領しているのは本未満の紙の山。
――落ち着くんですよ、こういう身も蓋も無さが。
面接はというと、中小にありがちな社長の四方山話【笑】
いわゆるマニュアルにありがちな型どおりの面接というのは
公務員試験以外は無かったような気がします。
中小企業ばかり受けてきたので、いきなり一次で社長が出てきたり
最近は4月に向けての即決採用がほとんどなので
履歴書(ESなし)と面接一回だけで合否が決まったり。
志望動機とか、自己アピールとかは全然訊かれませんでした。
だって、いきなり通学の話ですよ!?
まぁ、店主の場合2時間以上かけて通ってきていたという
特異性があったからなんでしょうけど。
ですが、今回初めて店主の経歴をきちんと評価していただけたと思います。
履歴書のほかに履修証明書が必要とのことだったので
大学の成績証明書を送ったのですが、
当時、興味があれば片っ端から空きコマを埋めていた
雑多な授業の単位の一つひとつにちゃんと目を通していただけたようで、
ともすればバイトやサークルなど学業以外の事柄が重視される就活で
勉強に明け暮れていた学生生活も決して無駄ではなかったと。
もうこうなったら店主の売りは「勉強大好き」しかありませんものね。
しかも、まさか「辞書を最初から最後まで読みとおした」ってのが
アピールポイントになるとは思わなかった【爆】
社長、ゆくゆくは辞書を作りたいらしく
店主愛用のリーダースの長所を長々と語ってしまいましたし
その節はぜひお手伝いさせてくださいと、しっかり売り込んできました。
就活生の皆さん、面接前に綿密な台本を作るのもけっこうですが
とっさにセールスポイントを引っ張りだせるだけの臨機応変さも必要ですよ。
そんなこんなで、半分以上は社長の話に相槌を打っているだけで
あっという間に1時間が経ってしまいました。
って、面接で1時間って長すぎだろ!
普通は15~30分程度ですが、その程度で店主という人間の
いったい何が判るんかい!と思うことは大でした。
でも1時間もあれば話はいろいろ飛びますし
これは語れる!というネタが来たらすかさず飛びついて
自分の体験や考えを披露してみたり
そこに絡めて自己アピールをさりげなくしてみたり、と
早い話がチャットなどのフリートークと大して変わらないじゃねぇか。
これでも面接何度も受けてますのでムダに場馴れしてるというか
緊張感を感じることはだいぶ少なくなりましたが
果たしてそれでいいのだろうか……と思っていたら
あれ、もしかして4月から店主ここで働くこと前提のトークになってる?
――さすがに今までいい返事をもらったことがないので
合格のときはこういうようなものだという雰囲気は判りません。
でも、これはひょっとしたらひょっとして期待してもいいんじゃないか?
と勘繰らせるに充分なもの。
それに――今回は見えたんですよね、はっきりと。
今までも「ここで働けたら面白そうだなぁ」と
おぼろげな妄想もといヴィジョンを描くことができましたが
今回はよりはっきりと思い浮かべることができました。
って、今までの大学生活の延長上みたいなものなんですけどね。
あたり一面に乱雑に積みあがった本
俗世に疎い教授たちの面倒を焼く日々
そして、活字に埋もれて暮らす幸福――
確かに苦労は多いかもしれません、最初は雑用からですし。
でも、憧れの本に携われる仕事というのなら
そんなの苦労の内に入りません。
それまで、英語を活かした仕事に就いた方がいいのかなぁと思ってましたが
やれる仕事よりやりたい仕事の方がずっといいはず。
思えば、十数年以上前になりますが
新聞で校正者の仕事について触れた記事を見て以来
ぼんやりと憧れていた編集という職業。
もしかしたらそれに手が届くかもしれない――
それでダメだったら、本気で立ち直れないかもしれませんよ。
もしかしてきっともしかするんじゃないか!?と期待半分
といいつつやっぱりもしかしたらもしかしないんじゃないのか……と諦め半分
すぴでも言いましたが、これでもし本当にダメだったら
店主、浮上できそうにありません。
ここの日記は平気で一週間ほどすっぽかしますが
すぴばるでも2,3日つぶやかなかったら
本気で身の上を心配していただいた方がいいのかと……
念のため、店主のすぴばるページ http://spibal.webclap.com/?id=yoomay
今回は本郷にある学術書専門の中小の出版社。
本郷三丁目はですねぇ……庭ですよ、一応。
国立大学同士では紹介状が無くても図書館に入れるので
何度もふらっと東大まで文献コピーに来ました。
云わば第二のホーム、ハムファンにとっての鎌ヶ谷みたいなもの
駅から東大まではけっこう歩くんですが、迷うようなことはありません
……のはずでしたが、東大の正門と赤門って違うの~~っ!?
赤門の方が駅に近いので、普段はずっとそっちの方を使っていたバカ【泣】
なので、正門前という道案内にしばしパニック。
ま、無事に赤門のさらに先の正門の前までたどり着けましたけど。
でも、会社の周りの環境をチェックしておくことは
自分の将来を
その点、本郷はいいですよぉ。
学生街だから物価が安い、昼飯も安い。
本屋も多いし雰囲気のいい感じのお店も多い。
しかも半蔵門線直通使えば、家から乗換え2回で行けるとは知らんかった。
これで一人暮らしのエリアも大体絞れたようなもの。
ようやく見つかった会社の1階は……まるで倉庫。
人気のないそこのドアを恐るおそる開けると、本の山に埋もれた事務所が。
そこにいるのは定年間近そうなのと、店主と齢のあまり変らなさそうな
でも地味なお姉さんの二人だけ。
――何、このそこはかとなく漂う窓際な雰囲気は。
でもこのうらぶれ加減が店主に火をつけたのも事実。
だって、こう言っちゃなんですが学生があまり入りたがらなそうな【苦笑】
だからこそ競争率が低そうでラッキー♪なんですが。
とりあえずそこで面接に来たことを伝えると
上と連絡を取って、会議室まで案内してもらいましたが――
そこも会議用の大きなテーブルはあるものの
その上を占領しているのは本未満の紙の山。
――落ち着くんですよ、こういう身も蓋も無さが。
面接はというと、中小にありがちな社長の四方山話【笑】
いわゆるマニュアルにありがちな型どおりの面接というのは
公務員試験以外は無かったような気がします。
中小企業ばかり受けてきたので、いきなり一次で社長が出てきたり
最近は4月に向けての即決採用がほとんどなので
履歴書(ESなし)と面接一回だけで合否が決まったり。
志望動機とか、自己アピールとかは全然訊かれませんでした。
だって、いきなり通学の話ですよ!?
まぁ、店主の場合2時間以上かけて通ってきていたという
特異性があったからなんでしょうけど。
ですが、今回初めて店主の経歴をきちんと評価していただけたと思います。
履歴書のほかに履修証明書が必要とのことだったので
大学の成績証明書を送ったのですが、
当時、興味があれば片っ端から空きコマを埋めていた
雑多な授業の単位の一つひとつにちゃんと目を通していただけたようで、
ともすればバイトやサークルなど学業以外の事柄が重視される就活で
勉強に明け暮れていた学生生活も決して無駄ではなかったと。
もうこうなったら店主の売りは「勉強大好き」しかありませんものね。
しかも、まさか「辞書を最初から最後まで読みとおした」ってのが
アピールポイントになるとは思わなかった【爆】
社長、ゆくゆくは辞書を作りたいらしく
店主愛用のリーダースの長所を長々と語ってしまいましたし
その節はぜひお手伝いさせてくださいと、しっかり売り込んできました。
就活生の皆さん、面接前に綿密な台本を作るのもけっこうですが
とっさにセールスポイントを引っ張りだせるだけの臨機応変さも必要ですよ。
そんなこんなで、半分以上は社長の話に相槌を打っているだけで
あっという間に1時間が経ってしまいました。
って、面接で1時間って長すぎだろ!
普通は15~30分程度ですが、その程度で店主という人間の
いったい何が判るんかい!と思うことは大でした。
でも1時間もあれば話はいろいろ飛びますし
これは語れる!というネタが来たらすかさず飛びついて
自分の体験や考えを披露してみたり
そこに絡めて自己アピールをさりげなくしてみたり、と
早い話がチャットなどのフリートークと大して変わらないじゃねぇか。
これでも面接何度も受けてますのでムダに場馴れしてるというか
緊張感を感じることはだいぶ少なくなりましたが
果たしてそれでいいのだろうか……と思っていたら
あれ、もしかして4月から店主ここで働くこと前提のトークになってる?
――さすがに今までいい返事をもらったことがないので
合格のときはこういうようなものだという雰囲気は判りません。
でも、これはひょっとしたらひょっとして期待してもいいんじゃないか?
と勘繰らせるに充分なもの。
それに――今回は見えたんですよね、はっきりと。
今までも「ここで働けたら面白そうだなぁ」と
おぼろげな
今回はよりはっきりと思い浮かべることができました。
って、今までの大学生活の延長上みたいなものなんですけどね。
あたり一面に乱雑に積みあがった本
俗世に疎い教授たちの面倒を焼く日々
そして、活字に埋もれて暮らす幸福――
確かに苦労は多いかもしれません、最初は雑用からですし。
でも、憧れの本に携われる仕事というのなら
そんなの苦労の内に入りません。
それまで、英語を活かした仕事に就いた方がいいのかなぁと思ってましたが
やれる仕事よりやりたい仕事の方がずっといいはず。
思えば、十数年以上前になりますが
新聞で校正者の仕事について触れた記事を見て以来
ぼんやりと憧れていた編集という職業。
もしかしたらそれに手が届くかもしれない――
それでダメだったら、本気で立ち直れないかもしれませんよ。
コメント
扉開けた瞬間の違和感のなさが、読んでいる私にも伝わります。
辞書の話。いいですねぇ。
上等のするめの味が、ちゃんと解る社長って感じですねぇ♪
あまり、期待しすぎも・・・ですが、こういう感触も大事ですから。
4月からそこで働いてる情景が、私にも見えるようです。
あー、私もドキドキしてきた。
muff様からコメをもらって、改めて記事を読み返すと
昨日のハイテンションぶりが甦ってきました。
本当に、期待しすぎるのも後が怖いんですが
今回は本気でそこで働きたいと思っていますし
働けるのではないかと内心夢見っぱなしです。
2,3日中に返事が来るとのことだったので
営業日換算だと遅くとも水曜日ごろまでですか……
正直、楽しみでもあり恐ろしくもあり【泣】