看護婦さんになりたかった
2011年1月23日 就職・転職 コメント (3)今更ながら、就活がうまくいかず自分の胸に手を当て続ける日々です。
史上稀に見る買い手市場の上
もともとこんな薹の立った売り物を売りつけるためには
それを補って余りあるメリットを売り込まなければならないのですが
それがちっとも見つからない。
語学力ったって留学経験のある学生と比べたら全然ですし
今まで勉強してきたことは現実世界で役に立つものでもないし。
かといって採用担当者好みの『リーダーシップ』だとか
『コミュニケーション能力』だなんてものは欠片もありませんし。
少なくとも、目の前にあることを集中して努力するという
タイプだというのは自分でも判っているのですが。
それは何も好きなこと、興味のあること限定ってわけじゃなくて
ゼミ発表の原稿&レジュメを飯抜きで作ったこともしょっちゅうですから。
そんな店主が向いている職業は……職人?
――どっかで進路選択間違えたかなぁ。
その代わり、周囲に絶えず気を配って
他人の面倒を積極的に見るという能力には欠けているんですよね。
これこそが採用担当者が絶えず学生に求めていることだというのに。
――店主の母は看護師をしています。
妹もそっち系の大学に通っていました。
その母の娘であり、妹の姉でありながら
自分には絶対無理と思っていました。
仕事とはいえ(「白衣の天使」なんてありゃ嘘です
娘が腹が痛いといっても症状を聞いたら大して心配はしてくれません)
親身になって他人の世話をすることなど
自分には考えられませんでした。
自分の面倒を見るのに精いっぱいで。
世の中の職業を大きく二つに分けるのは暴論でしょうけど
暴論覚悟でいえば、『看護師』と『職人』の
二つに分けてもいいんじゃないでしょうか。
絶えず周囲に目を向けて誰かのために働くのと
ひたすら目の前の仕事に集中して自分の道を突き進むのと。
接客や営業、もっと具体的にいえばキャバ嬢も
店主が今やっている個別指導の塾講も『看護師』タイプでしょうし
文系理系を問わず研究職は『職人』タイプに当てはまるかと。
そして、悔しいことに
『看護師』が向いている人は『職人』もできるけど
『職人』が向いている人は『看護師』はできないんですよねぇ。
確かに職人気質の世界だって人とのコミュニケーションは必要ですから、
ただし「頑固オヤジ」ってのが許容される世界であるだけで。
もしこの雇用難のなか、『看護師』タイプが大挙して
『職人』の世界に押し寄せたら、店主のような
『職人』しかできない人たちはどこへ流れたらいいんでしょうか?
ああ、タイトルに多少難がありますね。
看護師になんてなるつもりはありません、
この看護師不足の中、そうでなくても資格さえあれば
食うに困らないというのは判っていますが
(学費の援助もあるそうですし)。
でも「看護師ができるような人」になりたかった。
でもなれないんです。なれっこないんです。
――別に、偏屈になりたくてなったんじゃないんですよ。
でも見えないんです、周りのことが。
店主は普段「バックセンサーが付いていない」とよく言いますが
まさにそうなんです。
今の自分にそういう人間になれといっても
目の見えない人に絵を描け、耳の聞こえない人に歌えと言っているようなもの。
もちろん、大変な努力を積み重ねてそれを可能にしている人もいますが
店主もそれだけの努力をしないといけないんでしょうか?
史上稀に見る買い手市場の上
もともとこんな薹の立った売り物を売りつけるためには
それを補って余りあるメリットを売り込まなければならないのですが
それがちっとも見つからない。
語学力ったって留学経験のある学生と比べたら全然ですし
今まで勉強してきたことは現実世界で役に立つものでもないし。
かといって採用担当者好みの『リーダーシップ』だとか
『コミュニケーション能力』だなんてものは欠片もありませんし。
少なくとも、目の前にあることを集中して努力するという
タイプだというのは自分でも判っているのですが。
それは何も好きなこと、興味のあること限定ってわけじゃなくて
ゼミ発表の原稿&レジュメを飯抜きで作ったこともしょっちゅうですから。
そんな店主が向いている職業は……職人?
――どっかで進路選択間違えたかなぁ。
その代わり、周囲に絶えず気を配って
他人の面倒を積極的に見るという能力には欠けているんですよね。
これこそが採用担当者が絶えず学生に求めていることだというのに。
――店主の母は看護師をしています。
妹もそっち系の大学に通っていました。
その母の娘であり、妹の姉でありながら
自分には絶対無理と思っていました。
仕事とはいえ(「白衣の天使」なんてありゃ嘘です
娘が腹が痛いといっても症状を聞いたら大して心配はしてくれません)
親身になって他人の世話をすることなど
自分には考えられませんでした。
自分の面倒を見るのに精いっぱいで。
世の中の職業を大きく二つに分けるのは暴論でしょうけど
暴論覚悟でいえば、『看護師』と『職人』の
二つに分けてもいいんじゃないでしょうか。
絶えず周囲に目を向けて誰かのために働くのと
ひたすら目の前の仕事に集中して自分の道を突き進むのと。
接客や営業、もっと具体的にいえばキャバ嬢も
店主が今やっている個別指導の塾講も『看護師』タイプでしょうし
文系理系を問わず研究職は『職人』タイプに当てはまるかと。
そして、悔しいことに
『看護師』が向いている人は『職人』もできるけど
『職人』が向いている人は『看護師』はできないんですよねぇ。
確かに職人気質の世界だって人とのコミュニケーションは必要ですから、
ただし「頑固オヤジ」ってのが許容される世界であるだけで。
もしこの雇用難のなか、『看護師』タイプが大挙して
『職人』の世界に押し寄せたら、店主のような
『職人』しかできない人たちはどこへ流れたらいいんでしょうか?
ああ、タイトルに多少難がありますね。
看護師になんてなるつもりはありません、
この看護師不足の中、そうでなくても資格さえあれば
食うに困らないというのは判っていますが
(学費の援助もあるそうですし)。
でも「看護師ができるような人」になりたかった。
でもなれないんです。なれっこないんです。
――別に、偏屈になりたくてなったんじゃないんですよ。
でも見えないんです、周りのことが。
店主は普段「バックセンサーが付いていない」とよく言いますが
まさにそうなんです。
今の自分にそういう人間になれといっても
目の見えない人に絵を描け、耳の聞こえない人に歌えと言っているようなもの。
もちろん、大変な努力を積み重ねてそれを可能にしている人もいますが
店主もそれだけの努力をしないといけないんでしょうか?
コメント
人に教えるる事も苦手ではないのですが、それはあくまで職人として何かを伝授するというか、研究した事を共有してもらうために説明するって感じですかね。
こう見えて、対人的な押しは弱いので・・・否定されるのは構わないんですが、嫌ならいいのよ別にと思っちゃうので、それでも!って出来ないんです。
なので、営業系は駄目。
でも、事務職には断然職人が有利だと思いますけど、どうなんでしょうか。根っからの看護師では、職人になれない人もいますよ。気が付く、気になるポイントが違うんですもん。それは、優劣ということではなく、個別に持って生れた気質ですので、両方居なきゃ困ります。
例えバックセンサーが付いていても、自分の感覚が大事ってもんです。その警告を、敢えて無視する事も時には必要ですから。
それに、目の見えない人や耳の聞こえない人にしか、見えなかったり聞こえない物ってのがありますって。それが見落とされがちだとしても、必要とされる事もあると信じてます。
世の中の除け者で捻くれて育ってきたので・・・見える物ってのが時々あります。
私の知人のある派遣社員さんなんて、まさに職人でした。
何度か正社員に誘っても・・・私は、この生き方でないと嫌なのでとその都度断られました。職人として、非常に優秀だったんですけど・・・看護師の役割は1%だって期待されたくないし、それが出来ないからって。
正社員の足がかりとして派遣社員という立場に居る人も多いいなか、その自分のスタイルを貫く姿は、カッコよかったです。
語学力だけでいうと、留学経験程度は何の足しにもならないっていうか・・・気にしなくていいですよー。留学の程度にもよりますけど、日本の企業でも会社内でTOEICの点数だのが必要になるやら、社内公用語が英語なんていう日系企業がありますが・・・意味ねーって感じです。
それと、仕事で使う英語とは別物ですから、一つの参考にあったらあったでといった項目ですから。
>目の前にあることを集中して努力するというタイプ
いいじゃないですか!
ありきたりかもしれないけど、大事なことです。レジュメや原稿も必要に応じて、きちんと期日を考えながら制作するなど、一つ一つコツコツやってたって事ですよね?そういう事が求められるケースだってありますよー。きっと。
次ですよー、次!
教えるというか、口でその場で的確にかつ手短に説明するというのが
苦手だということは痛いほどよく判りました。
言葉に出すことで練っていくというか
チャットでも、後からこう言えばよかったと思うことが
しょっちゅうありますからねぇ。
つくづく自分は書き言葉向きの人間なんだなと。
あと、知らない人間といきなり口がきけないので
営業・販売はやっぱりダメです。
現実問題、職人気質タイプも世の中に必要なんでしょうけど
採用担当者はそんなこと一っ言もいいません。
どこでも「求める人材」に書いてあるのは
「リーダーシップ」と「コミュニケーション能力」。
そんな金太郎飴みたいな人材ばっか集めても仕事になるんですかね?
語学に関しては、こればっかりは自分が7年も回り道して
手に入れた唯一の武器なので、これしか売りようがないのです。
商社とか、海外に拠点のあるメーカーだとか
語学力がマストな業種もあるでしょうし、あっちとしても
それを見越してわざわざ留学経験者向けの説明会なんてやってるわけですし
そういうのを期待されたらケツまくって逃げるしかないです。
TOEFLでもリスニングとスピーキングの点数を
ライティングとリーディングで何とかカバーしていたものですから。
ともかく、サークルのリーダーと体育会系が未だにちやほやされる世界です。
店主のようにサークルひとりだと、なかなかよさを理解してもらいづらいです【泣】