ＣＨ「で」書くということ

……リア充の祝日も終わり、非リア充のまま新年を迎えることほぼ確定。
向いてない仕事に決まらない就職にとリアルは満たされず
かといってネットの世界すら現実逃避たりえない日々【泣】
全っ然書けません、ネタが。
定点観測は相変わらず量産できていますが
それも、あくまで日記の延長上ゆえ
自分の中にあるもやもやをキャラに語らせているだけですから、浮かぶ浮かぶ。
そういうことは、本来は二次創作としてはやってはいけないことかもしれません。
キャラクターはキャラクターで自分とは別物、
なぜならオリジナルと違って、己の分身ではないのですから。
正しい二次創作とは、作者（ＣＨの場合は執筆当時の、がつきますが；泣）を
自分に乗り移らせ、原作の世界を再現すること。
云わばＣＨ「を」書くこと、なんでしょうが
店主の場合はむしろ、ＣＨ「で」書いている、ということになるでしょうね。

それは、もともと自分がオリジナル書きだったから
というのもあるのかもしれません。
何で二次に手を出したかというと、
書きたかったキャラや設定が原作とどうしてもかぶってしまい
だったら最初からそれを借りた方が早いだろう、となったから。
なので、自分の作り出した世界を、自分の考えていることや本音を
そこに表現したいという姿勢は本質的には変わっていないのかも。
撩も香も、口の悪い言い方をすればそのための人形であり道具。
読者の方から「ＣＨへの愛情が感じられた」なんてコメントを頂くと
思い切り壁に投げつけたくなります、そんなのあるのかどうか。
ここしばらく原作もアニメも見ていませんし
まぁ、見れば素直に萌えられるんでしょうけど
受け手と発し手としては立場は別でしょう。

もう、大好きなTUBEすら聴くのが辛くなっています。
ＣＨだって現実を忘れさせてはくれません。
純然たる幸福な妄想は全くといっていいほど浮かびません。
でも、定点観測の誰もが萌えられるとは思えない彼らの姿は
店主にとって逃避の手段ではない、現実と切り結ぶための武器なのです。
これでようやく前を向いていられるんですから。