最近やたらと増えてきていると聞いてはいましたが
まさか生まれてくる第一子の4人に1人ですか。
かくいう店主もその当事者だったりするので。
もちろん自分は独身子無しでそもそもキムスメですけど
誕生日が7月で、両親の結婚記念日がその年の3月という
ええ、そういうわけで。
この手の論評で、この『第三の当事者』の側の立場というのは
あまり聞かないので、ちょっと一席ぶってみようかなぁと。

矛盾に気がついたのは、ちょうど多感な思春期の頃。
少なからずショックでした。
いや、不潔とかそういうのではなくて
もしかしたら自分がこの世にいなかったかもしれないという事実に
まるで地面が足元から崩れ落ちていくような感覚でした。
自分の存在が告げられたときに感じたことは
喜びではなく戸惑いだったのかもしれない。
もっとはっきり言ってしまえば
自分は祝福されない子だったのかもしれない。
日の目を見る前に切り刻まれていたのかもしれない。
でも、その辺のことはさすがに親に訊くわけにもいかず
訊いたとしても、事実は本人には言えないくらい残酷かもしれませんしね。
ぶっちゃけ、疑心暗鬼ですよ。

正直なところ、そんな思いをする子供は増えてほしくないですね。
総ての「おめでた」が素直におめでたく受け入れられてほしい。
だから避妊はしておけ。お前らのお愉しみは『子作り』以外の何ものでもないんだぞ。
まぁ、うちの両親はそれ以来29年間夫婦を続けていますが
一番立つ瀬がないのはデキ婚→離婚の第一子でしょうね。
自分が出来てしまったばっかりに
そうでもなければ結婚しなかったであろう二人が
結婚する羽目になってしまったわけですから。
なので、デキ婚のご両親の皆さま
子供の「もし僕/わたしがいなかったら結婚しなかった?」という疑問に
冗談でもYesと答えないでください【泣】
これやられると相当凹みますよ、首括りたくなるくらい。

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