あれ、これって社会通念だったと思ったんですけどねぇ。

軍隊=国家の暴力装置

ちなみに警察は社会の暴力装置。
オヤジの拳骨は家庭の暴力装置。
自衛隊は軍隊じゃないから暴力装置じゃないとでも思ってるのでしょうか。

CHなんてやってるとホッブズの
「万人による万人に対する闘争状態」なんて性悪説が
まんざら妄想でもないと思ってしまいますが、
それでは社会が成り立たないので主権をお上に委託して
法を守って仲良く暮らそうというのが、現在の国家、だったはず。
ただし、中には法もお上の権威も無視する輩がいるので
そういう奴に対しては暴力という名の実力行使でしか
法を守らせることができない。
そういうときこそ警察権力の出番。
だって、もちろん令状さえあればですが
他人の家のドアを蹴破って上がり込むことも
容疑者に手錠をかけて留置場にぶちこむこともできるんですから。
それを一般市民がやってしまうと不法侵入、逮捕監禁という立派な犯罪です。
それ以外にも、厳格な服務規定等を守った上でですが
犯人追跡中に信号無視をしてもいいわけだし
凶悪犯に向かっては銃口を向けることだってできる。
アメリカなんかじゃそれで死んだって構わないくらいだし。
それをヴァイオレンス、暴力と言わずして何が暴力だ。
少なくともそれは法と社会によって許された暴力ではありますが
その側面を無視して「みんなのおまわりさん」面ばかり
アピールするのもどうしたものか。

警察マニアなもので、そっちにばかり焦点を当ててしまいましたが
自衛隊だってそう。
祖国に攻め込んできた敵兵に向かって銃爪を引く、
しかも警察以上に明確な敵意、あるいは殺意を持って。
それもまた立派な暴力ではないのでしょうか。
忘れていたとしたら、なんたる平和ボケ。
自衛隊の敵は自然災害やゴジラだけではないんですよ。

もし警察が公明正大な正義の味方としての側面しか持ち得なかったら
店主はここまでこの組織に惹かれなかったと思います。
現実社会で限りなく『正義の味方』に近い一方
行政の一組織にしかすぎなく、またそういった暗い側面も持つ
そんな多面性に魅せられたのかもしれません。
もちろん、裏金とかそういう不必要なダークネスは一掃してもらいたいですが。
CH’で生還した槇村を警察に引きずり戻したのも
彼自身にそういった闇を体現させたかったのかも。
警察を評して『国営ヤクザ』などと言った方もいましたが
ある意味『国営スイーパー』でもあるのですから。

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定点観測up済みです。
どうも長文グセが身についてしまったようで。

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