今日のY新聞『人生案内』から。
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/danjo/20101031-OYT8T00166.htm

同じような悩みをお持ちの方はいるんですねぇ。
しかも男性ですか。よかったら連絡先でも……嘘です。
中高では親に言われるまま部活と勉強に打ち込んだとか。
店主はそこまではっきり言われたことはなかったですが
県下じゃわりと進学校、しかも女子高でしたから
周囲の雰囲気的にそんな感じだったような。
それでもはっちゃけてた子ははっちゃけてましたが。
でも、それに素直に従っていた店主は
いざ高校を卒業したときに戸惑いました。
そこにある価値観は今までと全く正反対でしたから。

化粧して髪染めていい格好して
バイトや恋愛の一つや二つやって一人前。
勉強?そんなの後、後。


この齢になって初めて気がつきました。
大人たちがあれだけ子供たちを厳しく締めつけているのは
そこから湧き上がる反発心を期待しているから。
化粧もバイトもするなと言われるから余計にしたくなるもの。
でも、世の中はそんな元気のいい子供たちばかりではありません。
店主の場合、そういうことにまるっきり興味のない子供でした。
だから化粧も恋愛も
「しちゃいけないの?だったらしなくてもいいのね」
とばかりに、大人が望むような少女時代を送ってきました。
反面、ひそかに心配されていたとはつゆ知らず。
もちろん、そういうことは親も学校も教えてくれません。
子供たちが勝手に大人の世界を垣間見て盗んでいくもの。
そういう点では店主は大人に教わったことしか知りませんでした。
だから今にして思います、話が違うじゃないのと。

この際、いっそ声を大にして言いたい。
大人たちは子供たちに対して
大人になったら何が待ち受けているか
包み隠さず正直に教育する必要があるんじゃないか。
そんな元・子供は店主ばかりではないはず。
素直ないい子ほど馬鹿を見るなんて、そんな世の中やってられませんから。

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定点観測upしました。

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