夏期講習は今日でおしまい

まだしばらく講習と称しての特別授業はありますが
今日をもって12時から23時までというむちゃくちゃな勤務時間はおしまいです。
それでも大学が始まるまであと１ヶ月あるので
その間にキリリクや長編のとっかかりなどを書いていけたらなと思ってます。
あと、そろそろ就職活動も【泣】

夏期講習の間は物覚えの悪い中学生に理科以外の４教科を教えていましたが
意外と社会もいけることに自分でもびっくり。
まぁ、店主の専門分野は文学と歴史の境界領域ですからね、厳密に言えば。
説明だって結構詳しいことまで言える自信はありますし。
もちろん戦国時代の主要合戦の対戦相手と勝敗なんていう
歴女の基本は言うに及ばず【爆】
たとえば大政奉還から戊辰戦争に至る経緯など
重要語句の丸暗記だけではない歴史の流れなんかも
理解してほしいし、そうすることによって
記憶も深まるんじゃないかとも思うんですけどね、先生は。
でも、簡潔に説明できないのはこの日記を読んでいれば判ること【苦笑】
それよりは英語だったらもう少し要点よく教えられるんですけどね。
やっぱり、歴史は『趣味』で英語は『道具』なんですよね、店主にとって。

そして、一番の専門分野のはずなのに教えるのが一番難しいのが国語。
古文や文法、そして詩歌だったら説明しなければならない箇所も多いので
その辺は先生の出番なんですが、読解、特に小説ともなるとお手上げ。
何でそんなところが判らないの？
自慢じゃないですが店主、国語の「読み」の問題は
大学入試まで勉強したことがないです。
それでもそれなりに点数は取れていましたし、
受験するのに説明文は何かやっといた方がいいだろと本を一冊買いましたが
　　これがけっこう大当たりで、その本から学んだことは
　　その後文献の読み飛ばし方などに利用させていただきました。
　　ありがとう、出□先生。
小説などはまったく何もやりませんでした。

書く側になって気がついたことですが、小説というのは
「好き」を「好き」と、「かっこいい」を「かっこいい」と
「嬉しい」を「嬉しい」と直接書いてはいけない世界なんですよね。
「好き」「かっこいい」「嬉しい」を書いてしまったら負けというか。
そして読解というのは、その書き手が頭を絞りに絞って書いた描写から
「好き」「かっこいい」「嬉しい」を解読する作業なんだと。
でもそれすらできない生徒がいます、けっこう【泣】
書き手としては、こう書いたら「好き」とか「かっこいい」とか
「嬉しい」とか判ってくれるだろうなという暗黙の了解のうえで書いているのに。
そういうやつらは将来、ちゃんと本を読んでくれるんだろうか。
学は無いけど本は好き、という人はいますけどね。うちの母もそうですし。
でもこうやって小説離れ、本離れというのは進んでいくのかと思うと
書き手の端くれ、そして読み手の一人として大いに心配でもあります。

ああ、そういえばときどき素っ頓狂な文章を書く二次作家さまがいますけど
こういう人はおそらく国語の成績があまり良くなかったのかもしれませんね。

明日は始業式の小学校前でビラ撒きです。
いくら時給が１時間分つくとはいえ、熱いさなかウンザリですが
新宿駅前の香ちゃん気分と思えば、なんかやる気も出そうな気がします【笑】

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定点観測upしました。
とうとう熱帯夜が歴代一位の1994年に並ぶタイ記録だとか。
ちなみに先日ネタにした1995年は猛暑日の方の最多記録。
94年の猛暑は記憶に残ってますよぉ、
間違って風呂の栓を抜いて母にきつく怒られました【苦笑】
その年、TUBEは10年目のアニバーサリーイヤーで
全国10ヶ所(！)での野外ライヴを行いましたが
特に渇水のひどかった瀬戸大橋記念公園では
水柱に海水を使った、なんてことを聞いたことがあります。