チャットでアニソントークになったとき、ふと思い出した曲。
今でもたぶん口ずさめるのに、曲名はおろか
何のアニメの主題歌すら忘れていたんですが
だいたい見当をつけてなんとか判明。

『不思議色ハピネス』
http://www.youtube.com/watch?v=gT6Ev0mxBWM

『魔法のスター マジカルエミ』のOPです。
カラオケに行って強制的に入れられたら歌えますね、きっと。
いやぁ、スタジオぴえろの魔法少女シリーズには
だいぶお世話になりました、と言ったら齢がバレますが。
おもちゃメーカーの餌食にもなりましたし【笑】
第1作目の『魔法の天使 クリィミーマミ』のOPも歌えますが
http://www.youtube.com/watch?v=8YGLaAW_nHQ
これはどっちかというとほわほわした
いかにもアイドルっぽい曲ですが(だってアイドルの話だから)
『不思議色ハピネス』はそれよりは大人っぽい80’sポップスの香りのする感じ。
3作でぐっと成長したものだ。
  2作目の『魔法の妖精ペルシャ』も覚えてるどころか
  強烈に印象に残ってたりもするんですが、
  こっちはOPは覚えてませんねぇ【苦笑】 きゃーのきゃーの♪


でも、ぴえろ魔法少女シリーズ
ただの女の子向けアニメと侮ることなかれ。
考えてみれば、こっちのほうがむしろ男の子向けアニメなんかより
女児の自立に役立ってるのかもしれませんから。

なぜなら、魔法少女はヒロインというよりもヒーローなんです。

確かに彼女たちは魔法の力を使って
ご近所のお困りごとを解決するのが関の山ですが、
ちゃんと自分の夢があって、それに向かって頑張ってる。
そういう意味では魔法少女も戦うヒロインなんです。
男の子向けアニメや少年マンガに出てくるヒロインと比べてみれば判りますが
例えば『タッチ』の南ちゃん。
「目指せタッちゃん 甲子園」「南を甲子園に連れてって」
結局、女の子の夢は男の子の夢であり
女の子はそれを叶えるために応援するのがポジション。
でも、魔法少女には自分自身の叶えたい夢があって
ボーイフレンドもいたりしますが
彼の夢は彼の夢、わたしの夢はわたしの夢。
自分の夢も同じくらい、いやそれ以上に大切なんです。
そして、決して男の子の添え物になったりしない
――って、泉野明じゃないですか【笑】
一部の少女マンガと、それ以上に一握りの少年マンガにしか登場しなかった
『女の子ヒーロー』が、魔法少女なんです。
いやぁ、初めてパトのコミックスを開いたときには
野明のキャラクター造形に驚いたものでしたけどねぇ、
こんな身近にプロトタイプがあったとは。

店主も男の子向けのアニメを同時進行で見てましたが
男の子向けは「共学校の世界」で
女の子向けは「女子校の世界」といえば判りやすいかも。
女子校はお嬢様、世間知らず、良妻賢母などと見られがちですが
女の子でも生徒会長になれる。当たり前といっちゃ当たり前。
でも共学ではなかなか難しいところはあるんじゃないですか?
店主は中学校までしか経験はないですが、これが実社会になるとなおさら。
女の子向け、という枠の中だからこそ
女の子が男の子の力を借りずに主役になれる、
これは将来にわたるロールモデルの原型になりうるのかも。
でも、そういう点では少女マンガは「共学校の世界」なんですよねぇ、
女の子は恋愛という形で男の子を通じてしか成長できないんだったら。

さて、ひるがえってCH【笑】
そういうわけだから店主はカオリストになったのかもしれないし
少なくとも、そういう眼でCHを見ているのは事実。
だからCHは店主にとって「香の物語」でもあるんですよねぇ。
でもその物語は原作では終わってないし
AHではあんな形で打ち切られてしまった【泣】
だからこそ、二次創作という形でその続きを書いているのかもしれません。

・・・って、横スタ前日に書くネタじゃねぇだろ。

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