といっても、行ってきたのは金曜なんですけどね。
先述の日記のとおり。
ということでレヴュー。まぁ、なるべくネタバレ排除していきますが。

第一印象が「織田裕二・・・老けた?」【泣】
同世代が年相応のキャラクターにヴァージョンアップしていく中
この人は変わらないですからねぇ。父親役もやってないですし、たぶん。
だからこそ、それが劣化というように取られてしまうというか【泣】
シネコンのスクリーンでもアップが少々きつそうでしたもん。
もちろん、あの『変わらなさ』というのは青島くんの持ち味でもありますが
それを三次元の役者で追及するのはやっぱり難しいよなぁ。
そうそう、変わらなさといったら・・・アオスミ。
この7年間何やってたんだ!【爆】
雪乃さんだって真下と結婚して、OD3で二児の母だぞ!
まぁ、公式サイドでは『同僚以上・恋人未満』を維持しないと
萌えが成り立たないというのはよく判ります。
でもなぁ・・・7年だぞ?

その一方で彼らの周囲には当然、年数相応の変化があるわけで。
まず青島くんが警部補に昇進。
湾岸署がお引っ越し。
そして強行犯係も新たな顔ぶれが。
ある意味『女青島』篠原夏美あたりは
オールスターキャストといった意味合いが強いんでしょうが
でもやっぱり、この個性あふれるメンバーの活躍をもう少し見てみたいような。
OD4というよりは、TVシリーズ『新・踊る大捜査線』で【笑】
それくらいいいキャラしてると思うんですけどねぇ。
上司・青島俊作という一面も面白いと思いますし。
でもスリアミもいなくなっちゃうんだよなぁ。
あのCMでしか見られないのかと思うと・・・
  ところでなんであの3人を起用したんだ?ア○ラック。

OD3という映画単品の出来については賛否両論あると思います。
店主は単純に楽しめましたけどね。いろいろ笑かしてもらえましたし。
ただ『踊る大捜査線』シリーズというのはテレビドラマ史上で
決して否定しえない金字塔だとは思います。
日本の刑事ドラマは『OD以前』『OD以後』にきっちり分けられるかと。
従来の『太陽にほえろ』『西部警察』的な“刑事ドラマ”ではない
ある意味エド・マクベイン的な“警察ドラマ”像を作り上げたのが
この『踊る大捜査線』なんですから。
それが現在の『相棒』をはじめとする作品に繋がっていったのは言わずもがな。
だからこそ、今『新OD』が受け入れられる余地があるのかというと・・・
微妙なところなんですよね。
テレ朝水9枠や『ハンチョウ』のような本格警察ドラマで目の肥えた層にとっては
コメディタッチのODで物足りるかどうか。
あの当時、それまで例のなかった『警察ドラマ』というジャンルを打ち建てるに当たり
コミカルさのオブラートが果たした役割は大きかったんでしょうけど。

そうそう、OD3のテーマは本広監督が言うように『生きる』となってますが
やっぱり和久さんの不在は大きかったよなぁ・・・
そして、皮肉にも公開直前に急死してしまった警察監修の飯田裕久氏の名前を
スタッフロールで目にした途端、胸にぐっとこみあげるものがありました。
和久さん=いかりやさん同様、あなたの遺志はこれからも
警察ドラマを愛する人々の胸で生き続けます。合掌。

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定点観測up済みです。

コメント

nophoto
浅葱 誠
2010年7月25日23:05

私も今日映画見に行きました!個人的には笑わせてもらいましたよ。ただ、やっぱり和久さん不在と、アオスミ恋の進展なし…。ということろが物足りなかったかなぁと…。今回のストーリーは勘違いの、勘違いによる、勘違いのための踊る大捜査線だったと私は感じております。この映画をみたあと、無性に映画2が見たくなりましたよ(笑)映画の中では2が一番面白かった気がします。

蛟 游茗
2010年7月26日0:24

おお、笑わせてもらってきましたか♪
きちんとファンのツボは抑えてましたよねぇ。
和久さんとアオスミは・・・仕方ないんでしょうけど【泣】
店主は無性にTVシリーズが見たくなりましたw
やっぱりあれが総ての始まりでしたから。
あのドラマをリアルタイムで見れた自分に感謝です。

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