http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100130-00000839-yom-int

DiaryNoteのレヴュー機能でこの記事が出てこないのは何でなんだろう。
それはまあさておき。

ハリウッド映画が反米だったのは今に始まったことじゃないような気がしますが。
ベトナムやその他の米軍絡みの戦争の真実を告発するような映画は
今までにも何本もありましたし。
反米というより『アメリカの正義』には忠実ですよね。
ただし、たとえ自国の軍隊といえどもその正義にもとれば容赦はしないと。

それよりも店主が読んでて気になったのは、その後のこと。
自然の中に神が宿るという、キリスト教などの一神教とは相いれない信仰をナヴィが持っている点にも批判が出ている。
 保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘。カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている。

あれ?神様ってのは自然の中に宿っているものではないのだろうか?
だったらアメリカ人の、そしてキリスト教徒の信じる神っていうのは
いったいどこにいるのだろうか?
・・・天国?
そうか、だからアメリカ人は天国の存在をまともに信じているのか。

少なくとも、日本人にとっては「神は自然に宿る」というのは
「汎神論」なんていう仰々しい名前をつけられる以前に
デフォルトの考え方だったんじゃないでしょうか。
もともと山や木を御神体としてあがめていたという教義的なものよりも
大自然の中で思わず神々しさに似た何かを感じたことはあるはず。
もしかして、キリスト教徒はそういうことを感じたことはないのだろうか?
セドナだって「そういうこと」を感じに行く場所のはず。
だとしたら、物事の考え方、感じ方の根本が日本人と異なってるんじゃないか。
そういうことをスルーして上辺だけ理解したとしても
本当に判り合うことはできないんじゃないか、とも思ってしまいますが。

店主は無邪気に神様ってのを信じてます。
じゃなきゃノーアウト満塁の大ピンチに祈りを捧げたりしませんって。

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