マドリストの密かな楽しみ

店主がカオリストだということはあちこちでさんざん言っていますが
実はもう一つ、『マドリスト』という顔があるのです【笑】
思い起こせば今の家を新築する際、
母がせっせと間取りを描き起こしているのを
見よう見まねで習いおぼえて早20年、
今では普通の３ＬＤＫのマンションなら空で描けるほどに。
時間があれば方眼用紙で間取り図を描くのが何よりも楽しみで、
それが高じてＰＣに無料の間取りソフトをＤＬしてしまいました。
そんな店主が当然トライせずにはいられないもの、
それはもちろんサエバアパート。
完全版及びパーフェクトガイドに北条さん自筆の設定図が載っていますが
伊達に20年、間取りという立体を平面に描き起こしてきたわけじゃない、
マドリスト的にボロがまあいろいろと。
・・・北条さん、大学はデザイン学科だったんですよね？【苦笑】
ということで、ソフトの都合上３階建てまでしか作れないので
５階のアパート部分と６，７階の住居部分を描き起こしてみたんですが・・・

まず台所の幅が１間（畳の幅の長い方）なんてありえない！
奥行き１間なら壁の両側にシステムキッチンと冷蔵庫くらい置けますが・・・
当然、冴羽家名物の白木のテーブル＆ベンチセットはキッチンには置けません。
ということで、リビングが無駄に広いんだからそっちに置いてもらいましょう。
ついでにキッチンとリビングの間の壁も取っ払ってしまえば
リビングで依頼人と二人きりとなった撩が不埒な真似に及んでも
すかさずハンマーを投げつけることができます【笑】
あと収納スペースがほとんど無いのもあり得ない。
女の人が不動産でまず見るのが収納の充実なんですから【未確認】
なので、下の香ちゃんの部屋兼客間にクロゼットをつけて
ついでに悩みの種であったであろう脱衣所もつけてみました。
・・・何だかビフォーアフターみたいになってきたな（実は毎週見てる）
冴羽家の謎のひとつであった７階の空きスペースは
撩の寝室以外に２部屋と納戸とトイレ（上階にもあると便利）
を入れることによってスペースはきれいに埋まりましたが
一番の難題は玄関。
設定では５階と６階の間の踊り場にあることになってましたが
（完全版30巻の海原がアパートに来たときに詳しく載ってます）
そんなスペースは絶対に無いだろうと。
図面では階段を上がるといきなりドアになってましたが、まずそれがありえない。
普通だったらポーチに相当するスペースがあって当然ですし
中にも内開き戸の開きしろに相当するたたきが無いといけない。
それでも無理やり作ってみましたが、たたきは0.5畳あるかないか
ドアは外開きになってしまいましたが、もちろん全開できません。
だったら６階まで上がりきった、冴羽商事のオフィス部分
（いわゆる『お勉強部屋』）に玄関スペースを作ってしまった方が
合理的なんじゃないでしょうか。

ということで、これが少なくともＣＨ’で冴羽家が住んでるアパートの設定図。
下の元・香の部屋兼客間は今は子供部屋になってて
香は撩の部屋か、上の一室に元・自分の部屋の荷物を運びこんで
依頼人が泊まってるときは同じ部屋でそこのソファに寝てる設定。
次は武器庫や射撃場のある地下１階から２階までの３フロアに挑戦してみます。