今年の映画　今年のうちに

昨日はどのチャンネルも大して面白くなさそうだったので
ＨＤＤに録りためてた映画を消化することに。

フランス映画で（リュック・ベッソン組以外で）アクション？
というと意外な感じもしますが、日本映画だって小津安二郎だけじゃないですし
ちゃちな国産アクション映画も大好きですけどね、店主。
ということで、おそらくフランス空軍全面協力なんでしょうけど
ハリウッドでやったらもっと映像的にド派手だったんだろうな
という印象は否めない。ただ、南仏からアルプスにかけての
自然美を戦闘機でクルージングする風景は真似できまい。
それに、たとえ空自全面協力であっても
日本映画じゃもっとチープな出来になったであろうことは言うまでもないはず。

ストーリー的にも、特殊任務航空隊パイロットの謎の撃墜
中東某国の制式採用をかけた戦闘機キャノンボールレースといった要素が
どう絡まってるのか、注意深く見ててもいまいち判りづらかった。
最後にはちゃんと革命記念日のパリでの航空テロ計画への収束していくんですが
映画的にもうちょっとシンプルでもよかったような。
そして無事テロを阻止し・・・たまではよかったものの
黒幕が終盤になってバタバタと殺され、黒幕の黒幕はまんまと逃げ失せ
でもパイロットたちは“勝利”に浮かれ騒いでる、
その後味の決して良くなさが欧州クォリティというか
アメリカ的なシンプルな勧善懲悪じゃないんですよね。
その辺に不満をお持ちの方はハリウッドに毒されてしまってるのかもしれません。
でも、黒幕が逃げおおせたってことは、続編もありうるってことか？
・・・やるのか？【苦笑】

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定点観測upしました。
年末年始、現実逃避ぎみです【爆】