ベルリンの壁崩壊から今日でちょうど20年ということで
まるみえですらその特集をやってました。
ゼロナイ熱が冷めやらぬ頃なら
大々的に何かやってたでしょうけどねぇ、店主。
ベルリンの壁といったらやっぱりアルベルト兄さんですから。

当時、まだ小学校低学年でようやく地図が読めるようになって
世界には東ドイツと西ドイツがあるのに
どうしてただのドイツが無いんだろうと疑問に思ってました。
それが、頭の「東」も「西」も無くなって
ようやくただの「ドイツ」になったんですから。
でもそれは、小さな子供にとって永久不変と思われてた国境が
消えて無くなったという衝撃の瞬間でもありました。
しかもその衝撃がそれから数年にわたって続きましたし。
おかげで小学校の地図帳は毎年のように買い直しでした【苦笑】
しかも、その前年のクリスマスだかその年の誕生日だかに
地球儀を買ってもらってたんですよね。
そこには東西ドイツはもちろん、ソ連もユーゴスラビアもばっちり残ってます【爆】

でも、それで世の中平和になったかというと
決してそうじゃないということは今の自分たちが一番よく判ってるはず。
今日のニュースだって、どこも「壁崩壊後も残る東西格差」を
テーマにしてましたから。
余談ですが、TUBEのアルバム“N・A・T・S・U”がいまいち好きになれないのも
アルバム全体に漂うハッピーさが2009年現在の自分にとって
空虚なものに思えてしまうからなのかもしれません。『90’S DOOR』なんか特に。
その後世界がどう動いていったのかは『Smile and Peace』を聞けば
なんとなく判ると思いますが。

そういう意味では、今日のNHK『世界遺産への招待状』が
コソボの中世建築群を取り上げてたのはタイムリーというか皮肉というか。
コソボ紛争はもちろん、バルカン半島の民族紛争も
東西冷戦の終結が無ければもしかしたら起らなかったのかもしれませんから。

今回取り上げた本は、反則ブックレヴューではありますが
買おうかどうか内心考え中です。
004スキーにとってはかなりおいしい本でしたから。

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