NHKハイビジョンでやってる『名曲探偵アマデウス』
http://www.nhk.or.jp/amadeus/
夏休み中はよく朝っぱらの再放送を見てましたが
土曜にもハイビジョンでやってるんですね。
クラシックを多少勉強したいなとは思うんですが
聞いたことはあっても題名を知らないという曲ばかりなんで
この番組でまずはせっせと聞いて覚えてます。
ドビュッシー聞きながら『Asphalt Moon』に似てるとか【爆】
今日の(再)放送で取り上げられたのはショパンの『練習曲集』作品10.
これを聞きながらふと、アルベルトの十八番はショパンかもしれない
などと久々に彼のことを思い出してしまいました。

ピアニスト、アルベルト・ハインリヒのイメージはキラキラした技巧と繊細さ。
(すいません、ピアノ習ったことすらないです;苦笑)
生粋のベルリナーでありながら、ドイツロマン派や後の国民楽派のような
重厚さはちょっと似合わない。かといってフランスの
例えばドビュッシーのような軽やかさもちょっと物足りない。
となるとショパンやリストが一番イメージでしょうか。
番組を見ながら、音楽学校以来のショパンの練習曲で
機械の指を懸命に、かつてと同じ動きができるようになるまで
引き続けるアルベルトの姿が浮かんでなりませんでした。
(ピアノはもちろんベヒシュタイン)
そんなアルベルトに最もぴったりなのは、やっぱり『革命』でしょう。
ショパンも彼も祖国の自由と平和を求めていたんですから。
そんな激情と無力感をピアノにぶつけていたんじゃないでしょうか。
だとしたら『別れの曲』は不自由でも幸福だったヒルダさんとの日々を
思い出しながら奏でているのでしょうか・・・
ウチは生存パラレル志向ですが。

そもそもピアノという楽器自体、アルベルトに相応しいのかもしれません。
鍵盤を押すだけで音が出る、という構造は機械的といえば機械的。
その機械的な楽器をいかにして歌わしめるか、というのが
ピアニストのいわば永遠のテーマなんですから。

そういやF1雑誌もバレエの本もずいぶんご無沙汰です。
ルグリの番組もHDDに録っておいたのに・・・そろそろ見ないと。

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