コナン史上最大のアウェー？

高校生離れした推理力はもちろん、“ハワイの別荘”仕込みの
射撃の腕やヘリの操縦技術を持つ高校生探偵・工藤新一にも
唯一と言っていい弱点がある。
それは、音痴。
尊敬するシャーロック・ホームズはストラディバリウスを弾きこなす
バイオリニストであるにもかかわらず、である。
ただ、彼の音痴はいわば楽器としての声帯のチューニングが
とっぱずれているだけであって、楽器などを演奏する分には
問題は無さそうなはずだが、音楽の授業で縦笛を吹いているときに
先生に怒られていたようなので、その辺は謎である。

だから今回はコナン＝新一にとって最大の敵だったのではないだろうか
連続音楽家殺しの犯人以上に、『音楽』が。
でもさすがにコナン君である、まさかその方面にも意外な才能を秘めているとは。
「耳がいい」とは言っているが、その音感は準・絶対レベル。
バイオリンを弾けるというのは、あのお屋敷住まいのお坊ちゃんだから
驚くことでもないが（おそらくホームズに憧れて、だろう）

・・・いつの間に音痴を克服したんですか？

電話のプッシュ回線を利用して、数字キーに相当する声を受話器に聞かせて
助けを呼ぶというシーンがあるのですが、
〈http://ja.wikipedia.org/wiki/DTMF〉
その音というのが音階どころか周波数レベルで決まってるんですよ、
しかも二つの音のハーモニーで　そういや単音ではなかったような。
なので今回のゲストヒロインのソプラノ歌手と、もう一人
コナンが二人で正確な音を出さなきゃならないんですが・・・
出たじゃん。なんで!?
うーん、いわゆる火事場のクソ力（(c)キン肉スグル）的なものなのか。

あと、意外だったのが蘭ちゃんがピアノを弾けるということ。
習わせたのはおっちゃんなのか英理ママなのかは判りませんが
新一のバイオリンと一緒に二重奏ができますね、『愛の挨拶』とかｖ

犯人については・・・途中で薄々判ってしまいました。
絶対音感の持ち主を次々と狙ったという点で
もしかしたら某刑事ドラマと同じなんじゃないだろうかと・・・
ええ、『相棒』です【爆】
動機は全く別でしたけどね。でも同じような挿話が挟まれてましたが。
まさかとは思いますが、アイデアはそこから拾ったんじゃないでしょうね？
そのエピソード以外にも、クラシック好きの右京さんですから
音楽絡みの話は他にもありますし。
青山先生は『相棒』ブレイクのだいぶ前にコミックス巻末に
右京さんを取り上げるほどこのドラマを評価してくださってますが、ねぇ。

おっちゃんは、今回もおっちゃんでした【笑】
そりゃあ『水平線上の陰謀』みたいなことはそうそうありませんよ。
あれは神谷さんにとってのご褒美、おっちゃんにとっては奇跡みたいなもんですから。
でもその奇跡見たさに、それでもついつい見てしまうんですよねぇ、コナン。

拍手レス
5/28　23:23・朱貴さま

６周年記念の新作にコメントありがとうございますm(_ _)m
お祝い事にはやっぱりおめでたいネタということで、初夜ネタです【笑】
香にとってはもちろん初めてのことですが
撩にとっても全く初めてと言っていい経験だったことでしょう。
香の感想は・・・いつかのフルヴァージョンまでお待ちください。

いつも更新のたびに熱心に感想を下さる朱貴さまに
直接お会いできるのを楽しみにしております♪