そういえば実は今まで見たことがなかったんだっけ。
大作アレルギーというか、変なところで天の邪鬼が出てしまい
食わず嫌いならぬ『見ず嫌い』になってました、反省。
しかも『スペースカウボーイ』や『ザ・コア』など
派生(と書いてパクリと読む)映画はしっかりと見てるくせに。

でもやっぱり斜に構えながら見てました。
そこから見えてきたものは、シンプルなアメリカ礼賛主義。
そもそも小惑星の衝突という地球規模の災害パニックに対して
なんでアメリカ一国だけが行動に出るのだろうか?
フランスや日本なども協力してたと台詞にありましたが
顔が見えない【爆】どうせカネだけ出してたんだろ。
そして、一番ひどいのはロシアの宇宙開発の描かれ方。
宇宙ステーションの乗組員・レヴ・アンドロポフは
さほど悪い人物には描かれてませんでしたが
(それ自体、冷戦期に比べると大きな前進)
何せその宇宙ステーションというのがかなりボロ。
確かにミールの老朽化ということは前から言われてましたが
さすがに給油ホースから燃料が漏れだすほどのボロじゃないでしょう!
しかも宇宙ステーションに常駐してるのが彼一人なんてのはあり得ない。
その他にも、ところどころ世界各国の風景がインサートされてましたが
それらがいわゆる『マダム・バタフライ』でない確証が・・・無い【苦笑】
つまりは現実を無視したアメリカ人の一方的なイメージ。
だけどその世界中が「小惑星を破壊してくれてアメリカありがとう」なんだよな。
それが現実になると・・・ブッシュの一国主義になるわけで。

リヴ・タイラー綺麗だったなぁ。眼力が強烈でした。
決して登場シーンが多いわけではなかったんですが
存在感だけは男どもに引けを取ってませんでしたね。
あと、スティーヴ・ブシェミのブラックなキャラが何とも・・・【笑】

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