相棒ファン緊急招集！

『相棒』新シリーズをもって寺脇康文が水谷豊とのコンビを“卒業”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000034-oric-ent
夏休み恒例の『相棒』再放送を毎日楽しみにしてますが、来週からは涙なくして見られないかもしれません。シーズン4の『監禁』で脚本の古沢さんが言わせてくれたように「二人で特命係」なのに・・・【泣】
杉下右京というキャラクターを高く評価していますが、好みの上では薫ちゃんファンの店主。マジで悔しいです。どのくらい悔しいかというと・・・仁志の横浜へのトレードが決まった時ぐらい。野球と違って今後敵対することはないでしょうけど・・・。

劇場版公開前に再放送されていた初期のシリーズでは薫ちゃんが右京さんの変人っぷりに翻弄されていたのに、最近ではすっかりコンビネーションが板に合って右京さんの意図を先読みできるくらいに成長してきたのに・・・だからこその降板なのでしょうか？思えば寺脇さんももう45歳、いつまでも後輩キャラな年齢じゃないですもんね【嘆】

「リアリティを追求」してと記事にあるように警察機構、事件のシチュエーションなど今までの刑事ドラマ以上に現実らしさを追い求めていた『相棒』でしたが、だからってそれは無いでしょうよ！
『相棒』にだって叩けばホコリの出る個所は結構あるんだから。例えば伊丹だって8年間捜査一課から移動が無いし、刑事部長もいつまでたっても部長のままという設定は『裏相棒』でまことしやかにその理由が挙げられてましたが　そもそも新聞記者の彼女持ちが一課に置いてもらえ続けるのは不自然。だからこそ特命係に追いやられることになったのかもしれませんが・・・
なのにこんな時ばっかりリアリティを葵の御紋のように持ち出しやがって！

ってまぁ一ファンが既定事実をいつまでもゴネていても仕方がありません。だったら今後のより良い、というか少しはマシな【爆】『相棒』のために意見を出さなければ。
降板のシチュエーションとして「殉職か？」なんて意見も挙がってますが、それはまずないだろ。今まで「アンチ・刑事ドラマの定番」を掲げてきた『相棒』がいきなり定番中のド定番に回帰するなんて・・・まぁ、それはそれで意外性があるかもしれませんが、九分九厘無いでしょう。残りの一厘は言葉の綾ってやつで【笑】
リアリティを掲げている以上、おそらくは異動。じゃあ異動先は？というとまず考えられるのが念願かなっての古巣の捜査一課か、もしかしたら劇場版でちょろっと出ていた警備部？だとしたらSPだよ、ドラマ違うよ【爆】
おそらくスタッフとしては第8シリーズ以降も考えていると思うので、だとしたら新しい相棒が必要になるはず。なんかいい響きだなぁ、「新しい相棒が必要」【笑】
とりあえず寺脇さんよりも一回り年下でしょう。視聴者受けを狙うのであれば女性という可能性もありますが　もちろんカップリング志向ではなく、どちらかといえば「父娘萌え」的な　少なくともこのドラマに限ってそういう大衆迎合的なところはないでしょう。もちろん『相棒』レギュラーの濃い面々に負けないだけの演技力と存在感のある若手を抜擢しなくちゃなりません。これは至難の業かも。

ただ、ファンとして一番怖いのはシーズン8で打ち切りくさく終わってしまうこと。
新相棒が薫ちゃん以上の存在感を発揮しなければその可能性は大。ファンとしてはそんな尻切れトンボな結末で人気シリーズの晩節を汚してほしくありません。
ですが「薫ちゃん以上の存在感」といっても、いつでもどこでもフライトジャケットの体力派熱血人情刑事という右京さんに負けず劣らず際立ったキャラクターを越えられることができるのでしょうか、亜流に陥ることなく。

ともかく、こればかりはシーズン7を見てみないとどうとも言えません。
もしかしたら新相棒が出てくるかもしれませんし、もしかしたらシーズン6ラストの官房長のセリフの意味深な伏線がシリーズ中ずっと引っ張ってくるのかも。

でも、薫ちゃんが『卒業』ということは美和子ちゃんも同時に卒業でしょうね。
あのちょいツンデレバカップル夫婦がとっても大好きだったのに・・・
TVに映らないところで、いつまでもお幸せに【泣】

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『相棒』でサヨナラといえば、びっくりしましたよ。
深浦加奈子さん、シーズン3『誘拐狂騒曲』の社長夫人、そして薫ちゃんの母ちゃんの声【笑】あのエピソードはまるで舞台劇のようで、異色といえば異色でしたがとても好きなエピソードの一つでした。
そして深浦さんも、渋好みの店主の好きな女優さんの一人でした。
もっともっとドラマで脇をしっかり固めるそのお姿を拝見したかったのに・・・
48歳、あまりにも早すぎます。謹んでご冥福をお祈りします。