『相棒』と昨年の大河『風林火山』ってどこか似てるなと感じてました。
特にキャスティング。どちらも地味に濃い演技派揃いという点とか。
実際、かなりの面々がかぶってたんじゃないでしょうか。飯富どの薫ちゃんの所轄時代の先輩だったり、伝兵衛やんがまさかシーズン1『下着泥棒と生きていた死体』の下着泥棒だったとは【笑】
まさか視聴率調査で『相棒』視聴者が『風林火山』を見ていたという調査結果が出て、それでこのドラマが企画されたんじゃないかと思ってしまいました、『ゴンゾウ』は。

そもそも出演者のほとんどが『相棒』OB【笑】なんじゃないでしょうか。
準主役の本仮屋ユイカはまだ記憶に新しい劇場版ゲストですし、大塚寧々は『バベルの塔』、その他矢島健一や菅原大吉など地味なところもやはり経験者ですし、それ以外でもシーズン7以降に出てくるんじゃないかというキャスティング。
そして脚本は、今や『相棒』シナリオ陣の一翼を担う、『監禁』や『ついてない女』シリーズを手がけた古沢良太。プロデューサーは松本基弘、そしてさらにカメラマンに会田正裕、音楽に池頼広とくればもう『相棒』チームがまさに集結したと言えるんじゃないでしょうか。
特に音楽の池さん、この人は店主にとってまだ川井憲次並みに聞けば即判るというコンポーザーじゃありませんが、初回再放送を見て、かなりBGMが『相棒』っぽいなと感じました。相当意識してるはず。
そして初回のゲストの石橋蓮司、ありゃどっからどう見ても『殺人講義』の教授だろ!口髭に蝶ネクタイだし、愛人殺してるし。古沢さんって結構こういう遊びが好きな人っぽいので絶対そうに違いない。あと犬探しに来てたおばちゃんが被害者のマンションの管理人【笑】まさかと思って名前確認してみましたが、やっぱりね。

んでもって主役が内野聖陽。それだけでも見ちゃいますって。
この人の三の線って好きだぁ。『風林火山』でも前半は結構見られましたが。
飄々と煙に巻く感じがいいです。その煙に巻き方のどっかわざとらしいところも、
むしろそう演じている、能ある鷹は爪を隠すっぽくって。
まさに店主のツボですね。
それで、ビシッと決めるところは決めるのかと思いきや
あまりそういうシーンの少ない方が斬新なのかな。
初回ではマジ顔なシーンは最後の最後だけでしたし、
今日も大塚寧々を壁際に追いつめたシーンぐらいじゃないでしょうか。
これから徐々にマジ顔比率が上がっていくんでしょうか。楽しみです。

その内野さんと高橋一生の絡みがやっぱり勘助駒井に見えてしまいました。
でもその前に『相棒』に出てるんですよね、高橋一生。すごいぞ『相棒』。
そういえば被害者役の前田亜季もリツだし、それ終わってすぐ『相棒』の店主個人として忘れがたい作品『この胸の高鳴りを』に出てたんですよね。
大塚寧々は・・・あ、旦那が出てたな、小山田どの【苦】
あと石橋蓮司も『風林火山』出てたし。

今シーズンは同じ刑事ネタで『シバトラ』見てますが、
cxと比べ物にならないくらいの地味さ加減がむしろ心地よいです【爆】
来年の大河のキャスティングに軽い失望を味わったばかりですが
NHKに爪の赤煎じて飲ませたいです。やればできるんだし。
謙信さまが阿部ちゃんか・・・西岡徳馬が出てきたら拍手してやるのだが。

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